能「乱」浅見重好 青翔会 国立能楽堂

国立能楽堂の養成所・青翔会の研修発表会

青翔会(能楽研修発表会)

2019年10月8日 国立能楽堂

舞囃子 経政(つねまさ)村岡聖美(金春流)

笛 平野史夏 小鼓 幸正昭 大鼓 亀井洋祐

シテ、地謡が女性。

舞囃子 三輪(みわ) 谷友矩(喜多流)

笛 髙村裕 小鼓 曽和伊喜夫 大鼓 柿原孝則 太鼓 澤田晃良

笛、鼓が研究生。

舞囃子 熊野(ゆや) 辰巳和磨(宝生流)

笛 栗林祐輔 小鼓 岡本はる奈 大鼓 亀井洋佑

舞囃子 船弁慶 清水義也(観世流)

笛 栗林祐輔 小鼓 寺澤祐佳里 大鼓 國川純 太鼓 澤田晃良

狂言  仏師(和泉流)野村万之丞 上杉啓太

能 乱(みだれ) (観世流) 浅見重好 矢野昌平

笛 熊本俊太郎 小鼓 田邊恭資 大鼓 柿原弘和 太鼓 姥浦理紗

乱(みだれ)

秋風が肌寒く、熱燗の恋しくなる季節。水中から出現した酒好きの妖精・猩々は、気のおもむくままに舞い戯れる。

作者不詳
場所 中国 潯陽の江のほとり(現在の中華人民共和国 江西省)
季節 晩秋
分類 五番目物 祝言物

猩々乱

本来は「猩々」という曲の小書きの一つ。

「乱」は穏やかなテンポで複雑なリズムを持つ舞。酒に酔って波のように舞い遊ぶ様子を表現している。

公演データ