目次
「リコカツ」とは
「交際ゼロ日婚」した二人が早くも離婚。離婚から始まるラブストーリー。
TBS 金曜ドラマ 22:00 4月16日~
脚本:泉澤陽子
「リコカツ」キャスト
水口 咲 みずぐち さき 北川景子
ファション誌の編集者
緒原 紘一おばら こういち 永山瑛太
航空自衛隊員の長男
青山 貴也あおやま たかや 高橋光臣
咲の元カレ
水無月 連みなづき れん 白洲 迅
咲が担当する小説家
三本木さんぼんぎ なつみ 大野いと
一ノ瀬 純いちのせ じゅん 田辺桃子
城木 里奈しろき りな 中田クルミ
鹿浜 梓しかはま あずさ 夏野琴子
鹿浜 楓しかはま かえで 平岩 紙
緒原 薫おばら かおる 宮崎美子
緒原 正おばら ただし 酒向 芳
水口 美土里みずぐち みどり 三石琴乃
水口 武史みずぐち たけし 佐野史郎/平田 満
「リコカツ」第1話 あらすじ
水口咲(北川景子)は33才、5年付き合っていた相手にフラれて、失恋の痛手を癒すため友人と雪山に行く。不注意から山頂から転落してしまい、航空自衛隊航空救難団の紘一(永山瑛太)が救助する。
初デートで咲は紘一から結婚を申し込まれ、「紘一に賭ける」と決めて、3か月後に結婚した。
盛大な結婚披露宴が行われ。皆の前で2人で幸せな人生を築くと誓う。
初夜は紘一は疲れて先に寝てしまう。
ファッション雑誌の編集者をしている自由奔放な咲と、厳格な自衛官一家に育った生真面目な紘一。
結婚式の翌日、咲は早朝4時に起床ラッパの音で起こされたうえ、紘一から額に飾られた緒原家の「家訓」を正座して唱和させられる。
会社で後輩の三本木なつみ(大野いと)にこぼす咲。なつみからは笑われた挙句、元カレの青山貴也(高橋光臣)の方が良かったと言われる。
休日、紘一の提案で外食することになった。咲は喜ぶが、紘一は馴染の定食屋に連れて行き大盛の飯、から揚げを食べる。ファッションから店選びまで何もかもセンスが違った。
カーテン選びからすべてに自分のセンスを押し付けてくるため、咲の不満が爆発する。紘一も「思っていた結婚生活と違う」と大喧嘩になり、互いに離婚を決意する。
2人は紘一の実家を訪ね、離婚を考えていることを紘一の両親に話そうとする。しかし、母・薫(宮崎美子)と父・正(酒向芳)から先に「自分たちは離婚する」と言われる。紘一が結婚したら、離婚することを決めていた。母は人生をリセットしたいと言う。
咲は会社の内部告発でパワハラ疑惑を受けて、担当していた企画から外される。咲を妬むなつみの仕業だった。
咲の父・武史(佐野史郎)と母・美土里(三石琴乃)の間にも不穏な空気が流れる。広告代理店勤務の武史はゴルフ練習場で若い女に興味を持つ。
武史は雨の日傘を持って咲を出迎えるが、咲は武史を振り切って逃げる。咲は歩道橋から落ちる。武史は下敷きになって助け、抱擁する。
「リコカツ」第2話 あらすじ
交際ゼロ日婚を果たしたが、お互いのあまりの不一致に離婚を決意した咲(北川景子)。しかし、歩道橋で足を滑らせた自分を身を挺して守ってくれた紘一(永山瑛太)の頼もしさと、「まだ君の夫だから」という優しい言葉に心が揺れる。
紘一の母・薫(宮崎美子)が離婚届を残して家を出て行った。2人で緒原家に駆けつけると、父・正(酒向芳)は心配するでもなく、紘一の妻である咲に当たり前のように夕飯の支度を要求。そんな義父の態度にも、それを何とも思わない様子の紘一にも、咲は腹を立てる。
咲は編集長の大崎(松永天馬)から、ラルフローレンの新連載の企画を聞く。連載を依頼する吉良夫妻を招いてパーティーを開くので、咲にも夫婦で出席してほしいという。成功させれば外されていた企画の担当に復帰するチャンス。パーティーは苦手だと渋る紘一を「離婚後に自活するには、仕事は大事。これもリコカツ」と説得する。パーティーできるスーツを選ぶと紘一は高額なので拒否する。咲は自分が払うと言って購入する。
紘一は隊長の重森(菅原卓磨)から、今年のバーベキュー大会には夫婦で参加するよう念押しされる。しかし、パーティーと同じ日であることに後で気づいて、咲と大喧嘩に。すれ違いばかりで落ち込む咲は、久しぶりに行ったレストランで元カレの貴也(高橋光臣)と偶然再会する。
咲の実家でも母・美土里(三石琴乃)が夫・武史(佐野史郎)の浮気を確信。ボーリング場で浮気相手といる武史と会い撮影する。
バーベキューで一人で参加していた武史は途中でパーティーに駆け付ける。咲は武史とバーベキューに行く。
咲は森に入り迷子になる。夜になり武史が咲を発見して背負って帰る。
「なぜ離婚するのに守ってくれるの?」「まだ夫だから」
咲の母・美土里が2人の新居にやって来て「ここに住む」と言い出す。
「リコカツ」第3話 あらすじ
キャンプの夜、林の中で道に迷った咲(北川景子)を紘一(永山瑛太)が見つけ出し、背負って帰ってくれた。どんな時も自分を護ってくれる紘一に咲は素直に感謝し、紘一も喜ぶ咲を見てうれしく思う。
咲の母・美土里(三石琴乃)が2人の新居にやって来て「ここに住む」と言い出す。原因は夫・武史(佐野史郎)の浮気で、美土里は離婚する気らしい。
離婚届を残して出て行った紘一の母・薫(宮崎美子)が、箱根の温泉旅館で働いていることがわかる。夫の正(酒向芳)はメンツを気にして迎えに行くことを拒否したため、紘一と咲が休暇を取って会いに行くことに。離婚を決めていた2人だったが、初めての旅行はどこか楽しみで、周囲からも「新婚旅行」とひやかされ、まんざらでもない。
そんなある日、同じスポーツジムに通っている紘一と貴也(高橋光臣)はなんとなく気が合い、サウナで互いの身の上話を始める。さらに、箱根行きの前夜、紘一の職場で新婚旅行壮行会が行われ、その帰り際、紘一は部下の純(田辺桃子)から「相談がある」と言われる。
咲は編集長(松永天馬)に、ファッション誌の部署から小説や文学作品を扱う文芸部への異動を告げられる。
紘一の母・薫(宮崎美子)が働いている箱根の温泉旅館に二人で行く。仲居として働く母に戻るように忠告するも無視され、二人は固まる。
咲は薫が生き生きとしていることに共感したことを伝え、紘一を励ます。帰ろうとする紘一を引き留め薫と話をすることを促す。
自分の人生を生きていくと言う薫に、「今の母さんすごくいい顔だ、体に気をつけて」と言う。父に報告するも、母を許さないと怒鳴られると、咲は紘一を援護する。
咲は「まだあなたの妻だから」と言う。
咲は紘一が自分と結婚した理由を薫から聞かされ感激した。紘一は「咲を救ったことが嬉しかった」と薫に話していた。
夫婦仲良く帰宅すると、家にはなぜか咲の元カレである貴也(高橋光臣)がいた。
「リコカツ」第4話 あらすじ
紘一(永山瑛太)は自分を理解してくれている咲(北川景子)のことを愛おしく思う。
紘一の実家の騒動を機に初めて気持ちが通じ合えた2人。
咲の母・美土里(三石琴乃)が、弁護士である貴也(高橋光臣)に自分の離婚を相談した。
貴也はそこが元カノ・咲の新居であり、その夫がスポーツジムで仲良くなった紘一だと知り、うろたえる。
咲は異動になった文芸部に初めて出勤し、小説家・水無月連(白洲迅)の担当を命じられる。連は若者に絶大な人気がある“恋愛のカリスマ”だ。しかし、その言動は身勝手極まりないもので、異動して早々に仕事にも暗雲が立ち込める。
紘一は咲との離婚を真剣に考えマンションの売却、離婚届の準備を始めていた。
一方、咲は離婚を思い止まろうとする。
美土里の誕生日パーティーを咲たちの新居で開くことにする。
知り合いに招待状を送る。そのパーティーで再び咲と紘一と貴也が顔を合わせ、そこにさらに紘一に思いを寄せる同僚の隊員・純(田辺桃子)もやって来る。2人とも咲と紘一への未練を隠せない。
美土里は武史(平田満)と手を組み皆の前で離婚を宣言する。
一人ぼっちになる咲に同情して、紘一は離婚を止めると言い、泣いている咲を抱きしめる。
「リコカツ」第5話 あらすじ
咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、離婚はせずにもう一度最初からやり直そうと心を新たにする。
その夜、紘一の母・薫(宮崎美子)が自宅に戻って来たと正(酒向芳)から連絡が入る。二人が駆け付けると、薫は旅館で働いた給与明細を正に見せ、正式に離婚を迫る。
翌朝、咲は薫から、紘一の好きな料理の作り方を教えてもらう。
紘一は咲の母・美土里(三石琴乃)から離婚宣告されて落ち込んでいた武史(平田満)を心配し、咲の実家へと向かう。するとそこには武史の浮気相手と思われる里奈(中田クルミ)の姿が。
美土里から離婚届を託された貴也(高橋光臣)もやって来て、紘一、武史、貴也、里奈の4人はすき焼きを囲む。
貴也は武史に美土里から預かった離婚届に署名するようにと渡す。
貴也は紘一に咲の書いた離婚届をみせると、紘一はやり直すことにしたと答える。
紘一に異動の話が持ち上がる。自宅と基地が離れていることを気にする上層部がいるというのだ。
部下がケガをし、自分が遅刻したせいだと感じる。
咲は担当する小説家の水無月連(白洲迅)から「新境地を開くような小説を書きたい。内容の相談に乗って貰いたい」と言われ夜中まで電話で対応する。
仕事のこと、咲とのことを考えた紘一は、基地に近い実家に引っ越そうと決意し、咲に提案する。
しかし、咲は仕事と両立するため引っ越しを断る。
一ノ瀬純(田辺桃子)が咲のオフィスを尋ね、同僚のケガの話しをして「住む世界が違う」と言い離婚を促す。
紘一は仕事を止めて家庭に専念してくれと頼むが断られる。
咲は別居を提案するが紘一は受けいれない。
再び離婚を決意する。
「リコカツ」第6話 あらすじ
咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は互いを愛しく思いながらもすれ違い、ついに離婚届に判を押す。
咲が心を込めてリノベーションした新居も、新婚夫婦に引き渡すことで話が決まり、二人での生活も残りわずか。咲と紘一は、夫婦としてではなく他人として同居生活を始めることに。
水口家に家族全員が集まる。
美土里(三石琴乃)が武史(平田満)に離婚届を渡したことを知った咲が、夫婦で話し合う時間を設けたのだ。しかし、咲の願いも虚しく、武史は離婚届を最後のプレゼントだと差し出す。
緒原家でも薫と正に別れの時が迫っていた。
咲と紘一がふたりで過ごす最後の夜。
咲は「最後の晩餐」だと料理を用意して紘一を待つが、勤務中にトラブルが発生した紘一とは連絡が取れない。
咲が担当している人気小説家・水無月連(白洲迅)が現れ、勝手に部屋に上がり込む。
しばらくすると紘一が帰宅し、水無月と一触即発となる。
紘一は離婚届を役所に届ける。咲は止めようと追うが間に合わなかった。紘一は別れを告げて去る。
「リコカツ」第7話 あらすじ
咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、互いを思いながらも離婚を選択。別々に生きていくことを決める。
咲は武史(平田満)、美土里(三石琴乃)らを自宅に呼んで、紘一と離婚したことを報告。そこに正(酒向芳)と薫(宮崎美子)が、紘一と共にやって来て、咲たちに三人で頭を下げる。正は、咲と紘一の離婚を止めようとするが、その場にいる三夫婦が離婚したことが明らかになる。
楓(平岩紙)まで離婚する予定だと告白し、両家は愕然とする。
咲から離婚したことを聞いた連(白洲迅)は、「愛なんてこの世に存在しない」と切り捨てながらも紘一には興味がある様子。別れたあとも咲を何かと惑わせる。
紘一の元には純(田辺桃子)がある決意を胸に、手料理を持って訪ねてくる。
咲と貴也(高橋光臣)は美土里から呼び出され、衝撃の事実を聞かされる。詐欺に遭い、2000万円を奪われたというのだ。
仕事に両親の離婚、さらには美土里からの告白に咲の心は飽和状態。するとそこに、紘一から携帯電話にメッセージが届く。
「リコカツ」第8話 あらすじ
咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)の離婚をきっかけに、周囲がにわかにざわつき始めた。
貴也(高橋光臣)は、結婚を前提に付き合うおうと咲に告白し、連(白洲迅)は紘一の実家を訪ね、紘一を挑発する。
咲が働く編集部に連がやって来た。連の新しい作風は、咲が編集担当になってから文芸部でも評価が高く、咲も仕事にやりがいを感じている。咲を外に誘い出した連は、自分の孤独な身の上を打ち明けながら、「咲のために小説を書きたい」と素直な気持ちを伝える。
連から「水口咲は俺がもらう」と宣言された紘一は、咲にふさわしい人は誰なのかと考えていた。咲の幸せを願うあまり、紘一は貴也を知るために尾行を開始。紘一が自分なりの結論を連に伝えるため連の仕事場を訪れると、そこに咲がやって来る。
「リコカツ」第9話 あらすじ
咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、互いの幸せを願うあまり本音を隠して再び別れた。
そして咲は、紘一との思い出が詰まった共有名義のマンションを売ることを決意。貴也(高橋光臣)にマンション売却の一切を委ね、依頼を受けた貴也は水戸の緒原家に紘一を訪ねる。
ある日、武史(平田満)に呼び出された紘一は、武史が美土里(三石琴乃)をだまして大金を奪った立川(中山麻聖)をやり込めようと作戦を練っていることを知る。立川に対面した二人は、美土里が必死に隠していたある事実を知ることに…。
咲が担当するカリスマ恋愛小説家・水無月連(白洲迅)の小説が完成間近に。結末は咲と紘一次第だと言う連は、強がる咲の本心を見抜く。
それぞれが大切な人に伝えたい、本当の想いとは…。
「リコカツ」第10話 (終)あらすじ
互いの気持ちを確かめ合った咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)は、改めて交際をスタートさせた。大切なマンションを売ったことを後悔する2人のため、貴也(高橋光臣)は買い戻しの交渉を試みる。すると、直接事情を聞きたいと買い主自らマンションにやって来る。
咲は3年間のパリ研修の話を受けるかどうか悩んでいた。ようやく手にしたチャンスだが、紘一との新たな生活のことを考えると、なかなか答えを出せない。もし研修を受けるとしたら、連(白洲迅)の新しい小説が完成したあと。時間は迫っていた。
一方、パリ研修の話を連から偶然聞かされていた紘一は、咲のためにと悩んだ末に、ある決意を秘めていた。
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