ワイヤレスイヤホンの音量が小さい、大きい

ワイヤレスイヤホンの音量の調整

ワイヤレスイヤホンなどのヘッドホンやイヤホンの最大音量は、デバイスによって異なりますが、ヘッドホンは100~120デシベル(㏈)、スマートフォンは100㏈前後と言われています。
イヤホンやヘッドホンを使用する際は、最大音量の60%程度以下を目安にしましょう。WHOによると、80㏈で1週間当たり40時間以上、98㏈で1週間当たり75分以上聞き続けると難聴の危険があるとしています。100㏈以上の大音響では急に難聴が生じることもあります。

ワイヤレスイヤホンの音量が小さい不具合

イヤホンやヘッドホンで音量が小さい場合は、次の方法を試してみましょう。

  • 接続している機器側で音量を大きくする
  • Bluetoothの接続を切断し、再びペアリングする
  • イアフォンをリセットする
  • イアフォンを初期化し、再ペアリングする

Bluetoothイヤホンでは、スマートフォンなどのデバイス内にあるボリューム値とイヤホン側にあるボリューム値がそれぞれ独立しているため、組み合わせによって関連動作が異なる場合があります。

iPhone:音量制限機能

iPhoneでは音量制限機能がオンになっている場合があります。この機能は、イヤホンを装着した際に大音量がいきなり流れるのを防ぐために搭載されています。音量制限機能がオンになっている場合は、オフにしてみましょう。

アンドロイド:絶対音量無効の設定

アンドロイドのスマホの機種によっては効果があることもあります。
ただし、motorola社、huawei社などのスマホでは効果がありません。

設定方法
Bluetoothサウンドでのボリュームは、スマートフォンなどのデバイス内にあるボリューム値とイヤホン側にあるボリューム値があり、それぞれ独立した値を持っているため組み合わせによってその関連動作が異なることがあり、AirPodsなどの一部のBluetoothイヤホンでは接続する前に絶対音量無効の設定が必要な場合があります。
1.「設定」->「デバイス情報」を開き、「ビルド番号」を7回連続でタップして開発者モードを有効にします。
2.「設定」->「システム」->「開発者オプション」へと移り、「絶対音量を無効にする」をオフにします。
3.Bluetoothの接続を解除し、再接続します。

音量が小さい時のQ&A

Q:これまでのイアフォンではスマホの音量は最大の7割くらいで適音でした。
新しいワイヤレスイヤホンは最大音量でやっといい感じなります。

A:スマホの機種で音量レベルは違います。
所有してる 10機種ではスマホでは 70% 位のボリュームで適音になります。機種でボリュームレベルは違うので有線イアフォンで違いを確認できます。

A:Bluetoothイヤホンの場合、スマホとイヤホンのボリュームは連動しているので、イヤホンでボリュームを上げてもプレーヤーのボリュームを最大にしているだけで、最大音量は変化しません。

A:iPhone12について、最大音量が高いと感じるFalcon Proと比較するとiPhoneのボリュームで3ステップ分の差があり、録音の古いCDからリッピングした音源だと最大ボリュームにしても物足りなさを感じます。

A:Sonicはコストパフォーマンスが良く音質も性能も質感も文句無しですが、この最大音量だけが改善して欲しいポイントです。
TaoTronicsのSoundLiberty 97も最大音量はほぼ同等なのでSonicだけが極端に低い訳ではありません。

※端末の音量が勝手に下がらないようにするには、次の手順で確認します。
設定アプリを開く
「音」または「サウンドとバイブレーション」を選択する
「自動音量調整」や「アダプティブサウンド」といったオプションを確認する

ワイヤレスイヤホンの音量が大きい不具合

  • Android端末で絶対音量を無効にする

Android端末で絶対音量を無効にするには、次の手順に従います。
「設定」を開く
「デバイス情報」を開く
「ビルド番号」を数回タップする
必要に応じてPINを入力する
「システム」を開く
「詳細設定」を開く
「開発者向けオプション」を開く
「絶対音量を無効にする」のスイッチをオンにする

  • iPhoneで「大きな音量を低減」機能を使用する

iPhoneでは「設定」>「サウンドと触覚」>「ヘッドフォンの安全性」と選択し、「大きな音量を低減」をオンにしてから、スライダをドラッグすることで、ヘッドフォンのオーディオを分析して設定した音量以上のサウンドを抑えることができます。

  • Bluetooth Volume Managerなどのツールで音量を個別に調整する

Bluetooth Volume Managerなどのツールを使用すると、Bluetooth接続のヘッドフォンやヘッドセット、外部スピーカーなどの再生機器ごとの音量を調整して、記憶しておくことができます。