ドラマ「恋する母たち」あらすじ ネタバレ キャスト 相関図 最終回







「恋する母たち」とは

不倫全開!木村佳乃・吉田羊・仲里依紗の「恋する母たち」

TBS 金曜劇場 夜10時 2020年10月23日~

原作:柴門ふみ「恋する母たち」
脚本:大石 静

「恋する母たち」キャスト 相関図

「恋する母たち」第1話 秘密と悩みを抱える映しい妻たち

2002年、石渡杏(木村佳乃)、林優子(吉田羊)、蒲原まり(仲里依紗)は,教会で結婚式を挙げた.
2003年、3人は男の子を子供を産む。
2008年、杏の夫・慎吾(渋川清彦)は海外出張で家に絵葉書を出す。
優子の夫・シゲオ(矢作兼)は銀行を辞め小説家に転向する。
まりは2子目を妊娠し弁護士の妻として優雅な生活を送る。
杏の夫は会社で使い込み懲戒免職となる。義母は息子の使い込みを知っていて全額返済していた。しかし夫は失踪し警察に失踪願を出す。斉木巧(小泉孝太郎)が自宅を訪ねてくる。 夫は斉木の妻と駆け落ちをしていた。
杏は気持ちの整理をつけるために斉木を尋ね夫と斉木の妻と交わしたメールを見る。
帰り道、杏は斉木を途中のラブホテルに誘う。
お互いにイケてることを認めあい、 肉体関係を持つ。
杏は不動産屋に就職する。
2019年息子が有名私立高校に合格する。

高校の保護者会。 席順は息子の成績順。マリと出会う。優子の息子・大介は不登校を続けている。
優子は務める広告会社では役員候補。
まりの夫・繁秋(宮世琉也)は急にシンガポールに出張する。まりは夫の携帯を盗み見して夫の愛人との LINE のやり取りを見つける。
杏の息子・研(藤原大祐)の柔道着を買いに行くが定休日で買えない。
優子は顧客の息子を痴漢してるのを捕まえた。上司から訴えの取り下げを求められるが応じなかった。昇進の道は途絶えた。
まりは杏に柔道着を届ける。
まりはパーティーで落語家の丸太郎に会う。

丸太郎は自分の独演会のチケットをチャリティーに出す。自分で120万で落札し、まりに贈る。 マリはやいやながらチケットを受け取る。 丸太郎はまりに電話するが断られる。
優子はリーダーを外される。
まりの夫の愛人・山下のり子(森田童子)が訪ねてくる。夫から言われて顔だけ見て帰る。
優子に変わった新しいリーダーはこれまでのやり方を否定する。

まりは友人と丸太郎の独演会に行く。徐々に話に引き込まれ興味を持つ。 丸太郎から電話でデートに誘われる。まりは杏に夫には愛人がいてセックスレスだと語る。杏はまりに1回ぐらい不倫しても良いと助言する。

2ヶ月後。高校の保護者会に3人が呼ばれる。 息子3人の成績が悪いのでこのままだと自主退学になると警告される。
まりの息子繁秋はラッパーになると言う。
アンの息子・研はこれから頑張ると答える。

まりの夫は協力してくれない。丸太郎のデートを受けることにして、自分の車で箱根までドライブする。
マリは最後まで運転席から動かなかったが、帰り際にキスを受ける。
杏は斉木から夫の居場所について連絡がある。久しぶりに会い慎吾は世論島にいると言われる。
優子は部下と一緒にエレベーターに乗るが突然止まる。

「恋する母たち」第2話 失踪した夫が記憶喪失

石渡杏(木村佳乃)は11年ぶりに斉木巧(小泉孝太郎)と再会。巧は8年前に妻と離婚し、週刊誌の編集部で働く。
杏は巧から、与論島で夫の慎吾(渋川清彦)に会ったと聞く。慎吾は「港洋一」と名乗って観光ガイドをしている。駆け落ち相手の由香(瀧内公美)とはすでに別れていた。
洋一は11年前に与論島に駆け落ちしてきた。崖から落ちて既往喪失となり、由香と分かれたのだった。

林優子(吉田羊)は部下の赤坂剛(磯村勇斗)と停電中のエレベーターに閉じ込められる。夫のシゲオ(矢作兼)に電話する。赤坂から「息苦しくない?酸欠じゃない?」などと声をかけられ打ち解ける。剛から優子の欠点は結婚していることだと言われる。帰り際にラブホに誘われるが断る。

今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)とのドライブから帰宅した蒲原まり(仲里依紗)は、丸太郎の別れ際の突然のキスを思い返す。丸太郎から温泉旅行に誘われる。

杏は、息子の研(藤原大祐)に「お父さんが見つかったようだ」と伝える。研は「最初から父親はいないと思っている。お母さんが会いたいなら邪魔はしない」と答える。
杏は義母の綾子(夏樹陽子)にも知らせると、「本当に慎吾か確かめて来てほしい」と頼まれる。

まりから相談された杏は、「怒りと恐怖の延長に性欲がある」と言う。

優子はオフィスで剛から壁ドンされる。

杏とまりは、優子の声掛けでファミレスに集まる。優子の息子・大介(奥平大兼)が、数学の試験問題の予想をして、研とまりの息子・繁秋(宮世琉弥)に渡して欲しいと頼まれたためだ。息子たちの話をしながら、ワインで酔いが回ってきた3人は、与論島にいる杏の夫の話題になる。

優子の家族も夏休み与論島に行く計画なので一緒に行くことにする。

まりの夫の愛人・のり子が巧に丸太郎とまりが不倫をしているとたれこむ。まりは丸太郎とデートする。巧は杏に息子が通う高校の名前が出たので報告する。まりにアドバイスするがまりは巧と杏を疑う。

まりは丸太郎にもう会えないと連絡するが、取り合ってもらえない。
杏はシゲオと大介と与論島に行く。
まりは変装した丸太郎とデートする。
優子は剛と出張に行く。
与論島の海岸で慎吾と会うが記憶喪失している。

「恋する母たち」第3話 不倫相手と直接対決

与論島で11年ぶりに夫・慎吾(渋川清彦)と再会した杏(木村佳乃)。雰囲気は変わっているが懐かしい夫の声を聞き涙ぐむ。杏を観光客と思い込む慎吾は、名所を案内した後、「断崖から夕陽を見たい」という杏のリクエストで、転落して記憶を失くした場所へ連れていき佐伯から聞いたことを話しすが、記憶は戻らない。。

まりは丸太郎と動物園でデートをする。丸太郎は今が楽しければいいいと、温泉に誘うがまりは断る。

優子(吉田羊)は新商品の販売イベントで、赤坂(磯村勇斗)と京都に出張する。イベントを開始するとき、停電のアクシデント。優子は常務の柳(小松和重)に嫌みを言われながら、京だしカレーうどんのイベントの中止を決断する。しかし、電源車が手配され決行する。

優子は京都のホテルで予約の手違いから赤坂と一緒にツインルームに泊まる。互いに眠れなくなり部屋でビールを飲む。缶ビール2缶とワインを飲み酔いシャワーを浴びているところにワインをこぼした剛が入る。

優子が浴室から出ると我慢できないで裸で待っている剛と愛し合う。

与論島の観光を終えホテルに戻った杏は、優子の夫・シゲオ(矢作兼)から夕飯に誘われるが、「今夜は一人で考えたい」と断る。
翌朝、杏は迎えに来た慎吾に「夫だったこと。離婚したこと」を打ち明ける。離婚届を見せて署名捺印を頼む。慎吾は謝り署名する。杏は優子に離婚したことを報告する。二人に居酒屋で慰められて吹っ切れる。

まり(仲里依紗)のスマホに夫・繁樹(玉置玲央)の不倫相手・山下のり子(森田望智)から音声ファイルが添付されたメールが届く。密会現場の衝撃的な会話だった。まりは丸太郎(阿部サダヲ)へ夫の不倫の相談を持ちかける。不倫相手と直接会うことにする。
繁樹はのり子に不倫を否定するように頼む。

杏は斉木巧(小泉孝太郎)に慎吾が離婚届にサインしてくれたとチャットする。羽田に戻った杏を巧が待っていた。

功は杏を区役所に連れて行き離婚届を見届けて、「付き合ってください」と頼む。杏は混乱してその場を去る。

まりはのり子の自宅に繁樹と行く。のり子はジョークでしたとシラを切る。丸太郎と浮気している指摘される。繁樹は不倫を認め、のり子を解雇する。繁樹は、まりに謝る。

丸太郎がバーで一人で飲んでいる傍らで功がいる。

功が杏の出勤を待ち伏せして交際を迫られ、「好きだ」と答える。

「恋する母たち」第4話 決して許されない恋 

杏は斉木の家に誘われ、11年振りに関係をもつ。

まりの夫は愛人を解雇し、罪滅ぼしに二人で温泉の予約をする。まりは気が進まないことを丸太郎に報告する。

優子は会社で仕事に戻る。

杏は斉木とデートし、家で機嫌が良い。杏は家でも上機嫌で息子が怪しむ。杏は息子に好きな人に会ってほしいと頼まれ、悩んで受ける。

優子は義理の母に援助を断ろうとするが、そのまま孫の学費を援助することになる。

杏は3人で食事するが、斉木と息子は音楽の趣味が一致する。息子が認めてくれたことを喜ぶ。

優子は夫との約束をすっぽかし、剛と関係を続ける。

優子の夫は与論島のフリースクール設立に参加するので、移住したいと申し出る。

息子は与論島に父と行きたいと言う。

杏に斉木の別れた妻が訪ねてくる。慎吾が貯めたお金を持ってきた。金額は192万円だった。斉木とはまだ会っていた。慎吾と別れた理由は与論で別の女ができていたからだった。息子がやり取りを聞いて、斉木との11年交際したと勘違いし非難する。

優子は剛から離婚を求められる。「性欲は持って3年、人生は50年続くのよ」といって断る。

妻3人が店で会う。杏は諦めない方が良いという。
息子3人で店で会う。みな自分の母に恋人がいることを知っている。

杏は斉木と縁を切るように言う。斉木は息子に事実を話したいと言う。

まりは温泉に行く。夫は愛人が自殺をほのめかすLINEを受け、食事の途中で帰る。

優子は会社を辞めると剛に連絡すると、すぐ家に行くという。

まりの夫の愛人の命は無事だった。残されたまりは丸太郎に連絡する。温泉に浸かっていると隣の部屋から落語が聞こえる。隣の部屋には丸太郎が湯に浸かっていて、「ちょいとこっちへおはいりなさいよ」。

剛が優子の家の近くに来て、「結婚しよう」といいディープキスをする。その場を優子の夫が見ている。

「恋する母たち」第5話 隠せないそれぞれの本音

優子(吉田羊)は部下の赤坂(磯村勇斗)との密会を夫のシゲオ(矢作兼)に見られた。優子はシゲオから「限界だ」と言われる。シゲオは故郷の与論島でフリースクールをつくる準備をしていて、息子の大介(奥平大兼)も連れていくと告げる。大介も麻蔵学園高校を退学し、シゲオについて行くという。引っ越しの相談をする2人を前に、優子は居場所がなくなる。

杏(木村佳乃)は夫の繁樹(玉置玲央)の、浮気相手ののり子(森田望智)に謝られ複雑になる。

まり(仲里依紗)は、温泉で丸太郎(阿部サダヲ)と一晩を過ごす。同じ布団に入り抱き合うも、一線を超えることができない。「ホントに好きな人としちゃうと、子ども達のとこに帰れなくなっちゃう」というまりに、「まっいっか。おいしい料理はさ、食べる前が一番、おいしいって言うもんね」と諦める。

杏(木村佳乃)の息子の研(藤原大祐)は、斉木(小泉孝太郎)が自分の父親の駆け落ち相手の夫だったことを知り、家出する。祖母から杏と佐伯は長年の付き合いでないと知らされ家に戻る。
杏は斉木にはもう会えないと言う。斉木は杏の好物を玄関先に差し入れ、杏は斉木の優しさに喜ぶ。

繁樹が、テレビの密着取材を自宅で受けることになる。まりは張り切って準備しようとする。繁樹は息子の繁秋(宮世琉弥)の引きこもりが露見するのを畏れて取材中に外出させようとする。繁秋の気持ちを考えず、見栄を張る繁樹に、まりは不信感を募らせる。

優子は夫と息子が与論島へ行き、一人で東京に残る。社長から出世コースの千葉支店の営業部長への異動を伝えられ快諾する。優子は剛に別れを告げる。社内には優子の昇進を阻止しようとする一派がいる。優子に不祥事がないか経費を調べる。赤坂剛の元彼女の有馬(結城モエ)は優子が出張中に剛との同室であることを知る。
有馬は優子を呼び出し、出張中の同室はもみ消す代わりに剛との付き合いをやめて欲しいと願う。しかし優子は剛と付き合っていないと断わる。剛は社内での聞き取りで杏との同室を否定する。

優子は息子を転校させることを決意する。社内で転任のあいさつをして、送別会は断る。

繁樹のテレビ放送が流れる。繁秋はまりに落語家になりたいと言う。

杏と優子とまり3人でいつものように女子会を開く。優子の息子は上司と不倫していた時の子だったことを明かす。まりは夫への不満を漏らす。二人から息子の繁秋が落語家になるのを応援したらと言われる。丸太郎から電話が入る。

まりは繁秋を丸太郎の弟子に入れてもらえないか頼む。丸太郎は本人が頼むべきだと断る。まりは必死に頼むが駄目だった。

杏は斉木と会いたくなりマンションに行くが、ゆかと抱擁している現場を見る。

斉木はゆかは肺がんで借金を抱えてホステスとして働いているという。杏が会いに行くというと「めんどくせーな」と答える。

杏はゆかのクラブへ行く。慎吾が貯めていた金をゆかに戻し斉木との関係を断つように頼む。

バーで斉木と剛、丸太郎が話す。丸太郎は3度の不運な結婚生活を述べ「一度結婚した相手は切り離せない」とつぶやく。剛も横で聞いている。

繁秋は与論に旅立つ前に、優子に嫌いなわけでないという。さらに男が好きだと告白する。優子は動揺しながらもそれを受け入れ励ます。旅立つ繁秋をバス停から見送る。

杏は路上で慎吾に出会う。

「恋する母たち」第6話 父親の出現で揺れる親子

慎吾(渋川清彦)が再び杏(木村佳乃)の前に現れた。
与論島で過去の離婚話が噂になり、妻の耳にも入って家を追い出されたのだ。慎吾は離婚届けにあった杏の住所を頼りに来た。杏は身勝手な慎吾に怒りを覚え、母・綾子(夏樹陽子)の連絡先を教え、突き放す。

階段から足を踏み外し松葉杖生活となった杏。研(藤原大祐)と一緒に綾子のところで世話になる。そこには慎吾も身を寄せていた。
慎吾の実家にいることを斉木(小泉孝太郎)が知り、会いに来る。そこに慎吾が呼びかけ知られてしまう。
斉木は自宅の鍵を渡し、今日から一緒に住んでくれと頼む。

まり(仲里依紗)は夫・繁樹(玉置玲央)の傲慢な態度にうんざりしていた。
繁秋はユーチューブにラップをあげていた。丸太郎(阿部サダヲ)はそれを見てレコード会社を紹介するという。

研(藤原大祐)は母に斉木のところに行っても良いという。杏は息子のため、斉木のところには行かなかった。
まりは杏を見舞い、慎吾を見る。杏んの義理の母がまりに自分の化粧品会社のテレビに出演しないかと誘う。

丸太郎は繁秋にレコード会社を紹介する。父は繁秋を認めず反対する。

バーで丸太郎と剛、斉木が男と女について話す。

与論島で生活を始めたシゲオ(矢作兼)と大介(奥平大兼)父子。大介はシゲオの小説は面白くないという。自分(大介)をテーマにした小説を書いたらと言う。

千葉で一人暮らしをスタートさせた優子(吉田羊)は、千葉の営業部が本社の宣伝部とは雰囲気が違い戸惑っていた。得意先のスーパーでトラブルを起こし、長時間土下座させられる。

驚くことばかりの優子だったが、新規店舗開業の仕事をひたむきにこなす。赤坂剛から営業のワンポイントアドバスの電話を受ける。しかし優子は営業よりも剛を忘れられないことだった。

慎吾は研に数学を教える。義母は皆で寿司を食べようとしたが、杏は斉木のところへ行こうとする。斉木は出張のため3日後来てくれと言う。

繁樹(玉置玲央)が政治資金流用の指南役だったと週刊誌に出たことで弁護士会から懲戒処分を受け、信用も仕事もなくす。元愛人の山下が復讐のためにリークしたのだった。
まりは杏に斉木に、まりの夫の第2弾の週刊誌記事を止めるように頼む。丸太郎は子供たちを連れてうちに来いという。
斉木は第2弾の記事は止められないという。
斉木は「杏の心には、息子、友達がいるが私はいない」と言い、別れようと言う。

「恋する母たち」第7話 君と子どもに一生愛を注ぐ

杏(木村佳乃)が、斉木(小泉孝太郎)から一方的に別れを告げられて1カ月。心配する息子・研(藤原大祐)に、斉木にフラれたと説明する。研は父・慎吾(渋川清彦)と自分のところを行き来して、杏は寂しさを感じていた。

まり(仲里依紗)の一家は、繁樹(玉置玲央)が政治資金流用の指南役だったと週刊誌に出たことで弁護士会から懲戒処分を受け、信用も仕事もなくし、高級タワーマンションも手放した。
優子(吉田羊)は空き家になっていた林家を格安で貸す。
まりは生活費を稼ぐため弁当屋でパートを始める。キャバ嬢のように接客して同僚から顰蹙を買う。

千葉支店で働く優子は、新規開拓の飛び込み営業を続けていた。地元の食品卸の有力者・塚越社長(尾美としのり)のもとに1カ月通い、ようやく認められる。塚越に居酒屋チェーン「房総酒場」を紹介してもらうが、「房総酒場」はライバル会社であるアオシマ食品一本やり。そこに優子たちコジカフーズが食い込むことができたら、塚越もコジカフーズと契約すると言われた優子。必死で「房総酒場」に通い詰める。

まりは家にいて何もしない繁樹にいら立ち口喧嘩する。

優子は久々に東京の本社へ戻る。会議を終えたところを赤坂(磯村勇斗)が待っている。赤坂は優子の営業上の悩みを聞き、適切なアドバイスをする。帰りがけに杏から電話があり、3人で会食する。優子は杏の事情を聴いて、斉木に来るように伝ええるが拒否される。(回想シーン:杏と斉木の交際)。優子はタクシーで赤坂の手を握り返す。

与論島で生活を始めたシゲオ(矢作兼)と大介(奥平大兼)父子。シゲオは構想中の男同士の恋愛の小説を、大介に相談する。

まりは弁当屋を解雇され、繁樹に咎められる。息子の繁秋は母に味方する。ラッパーとして自立すると言う。

まりは繁秋のライブを見に行く。そこに丸太郎が現れる。ライブのあと丸太郎は「結婚しよう」と言う。まりは「弱り切った夫を見捨てることができない、少し待ってください」と言い、丸太郎も納得しキスをする。

慎吾の母は、まりを自社ののテレビキャスターに起用する。

優子はターゲットの居酒屋に自社のメニューのプロポーザルを渡す。結果、大きな契約に結び付く。赤坂は恋人から父母に会うように連絡される。

繁樹は弁護士を諦め、公認会計士を目指すことにする。改心してまりに詫びを入れる。まりは繁樹が立ち直ったら離婚する決意は揺るがない。

杏のヨガ教室に斉木が現れる。杏は怒り、斉木が詫びる。斉木は週刊誌を辞職して、一級建築士を目指す決意をする。杏に結婚を申し込み、杏は受け入れる。

杏と斉木は神社で結婚式を挙げる。優子、まりも参列する。

「恋する母たち」第8話 手に入れた新しい幸せ

杏(木村佳乃)と斉木(小泉孝太郎)は、神社で結婚式を挙げる。優子(吉田羊)とまり(仲里依紗)も結婚式に参列するが披露宴はなかった。
週刊春潮を辞めた斉木は、大学同期の建築家の設計事務所で一級建築士を目指している。犬を飼う生活に憧れていた杏は、彼の家で犬(柴犬・サルトル)と一緒に幸せな新婚生活をスタートさせ、息子の研(藤原大祐)は、自分の意思で慎吾(渋川清彦)と綾子(夏樹陽子)と一緒に暮らすことに決めた。

まり(仲里依紗)は綾子の会社のストーン・ビューティーのモデルとして、通販番組「お買い物チャンネル」で活躍していた。イキイキと働くまりに繁樹(玉置玲央)は、妻の魅力を再認識するが、まりの心には丸太郎(阿部サダヲ)しかいなかった。
まりは、繁樹に危険日にセックスを強要された後、丸太郎の自宅におしかけ、温泉での続きを願望し肉体関係を持つ。

千葉での仕事も順調な優子(吉田羊)のもとに与論島にいるシゲオ(矢作兼)から「大介を題材にした新しい小説を書き始めた」と連絡が入った。さっそく読んだ優子は嬉しさのあまりシゲオに電話をすると、大介(奥平大兼)とも久々に会話をする。ぶっきらぼうながらも正月に会う約束をした2人は、少し距離が縮まった。

まりが妊娠し丸太郎に連絡すると、喜ばれる。まりは繁樹が立ち直るまで会えない、そのあと丸太郎のところへ行くと言う。

杏も妊娠する。始めての子を持つ斉木は喜び、ベビー用品を買い揃える。研が成績票を持参し杏を尋ねる。慎吾は会社で付き合っている女性がいる。昔の記憶も戻っていたが、杏に報告する気はない。

優子は東京で3人でおせち料理を食べる。シゲオは離婚届を出し、大介の親権は杏、一緒に暮らすののはシゲオとした。

まりは家族4人でおせち料理を食べるいる。繁秋はデビュー曲のCDを届け、直ぐに帰る。

まりは夫の元愛人・のり子によってSNSで悪評をながされ、テレビ番組を降りる。

杏は流産する。

コロナが流行し、斉木は杏を病的に庇い、外出させない。優子は杏を千葉に遊びに誘い出し、赤坂とは別れたと話す。家に帰ると斉木が異常に心配し、杏は勇気づける。

赤坂が優子にテレビ電話をかけ、シゲオの小説の感想、近況を語る。優子は離婚したことは言わなかった。

まりは出産し「創」と名付ける。夫が公認会計士試験に受ったのを見届けて、「離婚してください」と頼む。

「恋する母たち」第9話 3人の女性が選んだ幸せとは

 

まり(仲里依紗)は、夫の繁樹(玉置玲央)が公認会計士の試験に受かり、仕事のめどが立ったところで離婚を切り出す。

まりは離婚を繁樹に認めて貰えず、調停に持ち込もうとするが夫は弁護士で難しい。娘2人に説明するが上の娘は夫の側につく。

杏と優子(吉田羊)とまりは、いつもの喫茶店で話をしていた。
まりは離婚話が難航していること、しばらく会っていない丸太郎の気持ちが離れているのではないかと不安に思っていることを2人に明かす。優子は家を出て丸太郎のところに行くよう助言する。

まりは下の娘と幼児を連れて北海道の実家に帰る空港で丸太郎に出会い、丸太郎の家に行くことにする。
繁樹は、息子・繁秋にまりと離婚するように促され、離婚する気になる。

杏(木村佳乃)は斉木(小泉孝太郎)と幸せな結婚生活を送りながらも、小さな気持ちのすれ違いに悩んでいた。杏は斉木の考えていることがわからず打ち明ける。斉木は自分を責めつつ、杏との会話が「鬱陶しい」と言う。

優子は社長から取締役の内示を受ける。喜びを真っ先に伝えたのは与論島にいるシゲオ(矢作兼)だった。息子・大介(奥平大兼)をモデルにした小説「エシャロット」が大人気のシゲオは、優子の出世を心から喜び、東京で食事をご馳走すると約束する。
宣伝部に立ち寄った優子は、元部下の有馬(結城モエ)から「赤坂(磯村勇斗)と結婚する」と告げられ、式でのスピーチを頼まれるが断る。

まりは丸太郎と結婚して幸せな生活をおくる。
優子は東京でシゲオとレストランで食事し、双方の成功を祝う。優子のマンションに、赤坂が結婚式の夜、花婿姿で優子のマンションに来る。

赤坂は有馬が花嫁衣裳を着付けしているとき、恋人と電話しているのを聞き、式を取りやめてそのまま来た。優子と赤坂はベッドで熱く求めあう。優子は「結婚しないで、一緒に暮らそう」といい同意を得る。赤坂は会社を辞めて友人と事業を始めると言う。

杏が働く高根不動産に慎吾(渋川清彦)が現れ、記憶が戻ったと伝え、昔のことを詫びる。杏は「私は鬱陶しい妻だったか」と、慎吾に問うと、杏は完璧すぎたと返す。そこに斉木もやって来る。

杏は限界を感じ斉木に別れを切り出す。斉木は謝り泣き、抱き合う。

1年後:
杏は離婚して一人で住んでいる。まりは丸太郎と結婚し幸せな生活をおくっている。優子は赤坂と一緒に住んでいる。

杏は斉木から一級建築士に受かった連絡を受ける。斉木の設計事務所に行き、「夫婦としてでなく支えたい」と所員の前で言い放つ。斉木は翌日、独立して自分の事務所を立ち上げることになっていた。杏を呼び寄せ一緒に働くつもりで、秘書としての名刺まで作っていた。

バーで知り合った丸太郎、斉木、赤坂が、レストランの化粧室で出会わす。
それぞれのパートナーと共に6人で会食する。