観世会能楽講座 2018年8月28日18:30~20:30 @観世能楽堂(銀座シックスB3F)
家元 観世清和の挨拶
・八朔は家康が江戸に入った記念日。善知鳥の舞囃子を舞った。
・国立能楽堂7月のシンポジウムは盛況で4倍の応募があった。
三輪の魅力について
講師:松岡心平
ゲスト:土屋恵一郎
・ワキの玄賓(ゲンピン)は、天皇を治癒し高い位の僧。弓削氏(道鏡)と繋がりがある。
・三輪は高い音が鳴り響き、リズム感がある。
・金春禅竹の作。ストーリーがバラバラで飛躍し、構成に問題がある。
・女性の神が、僧に来るように誘う。
・僧が着物を女性に与えるのは、伝授の意味がある。神道を仏教に誘導。
・天照大神は、大日如来になる神仏融合。
・神は釈迦よりも人間に近く、俗と交わる。釈迦は能には、出てこない。
・神は人間と同じレベルで苦しみを味わう。
・禅竹は、ブルックナー。世阿弥はベートーベンで凡人。
舞囃子
三輪 クセ 家元
講師と家元の鼎談
能公演:三輪・正尊は10月7月日1時より観世能楽堂。
次回講座、巻絹・鵺は、9月6日18時00分より観世能楽堂。