能「項羽」を読む 銕仙会講座

2018年10月5日 銕仙会能楽研修所@青山

清水寛二のあいさつのあと、資料を用いて宮本圭造氏が解説。

能「項羽を読む」―古戦場に咲く野花― 宮本圭造

劉邦に追い詰められ自害した、項羽の亡霊が最期ありさまを述懐する。

項羽の后、虞は身を投げしたあと、その地に虞美人草が生える。

項羽は、室町後期の作で中国が題材の唐物。唐物の数は、約30で現在の実演される能300の一割。世阿弥は唐物を作らなかった。

仕舞 女郎花 北浪貴裕

妻を思わせる 、野辺に咲く女郎花。 夫の亡霊が 妻を述懐する最後の場面。「愛し合う二人が自殺する」という、項羽と似た演目。

仕舞 昭君 馬野正基

中国能。美女、昭君。最後に嫁ぎ先の夫の亡霊が舞う場面。

本公演 10月12日(金)18:30- 宝生能楽堂