観世会 能「胡蝶」「春日竜神」事前講座

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あいさつ

12月の荒磯能のシテ、高梨万里、坂井音雅

胡蝶

解説 講師 横山太郎
受付で配布された謡本を読みながら内容説明。
次期外れだった梅(春先)に、胡蝶(春~夏)が会い、喜んで舞う。無色透明、軽やかな作品。

ワークショップA 素謡 高梨万里
胡蝶が梅と会えないのを嘆きつつ、夢の中に消えてゆく。
漢詩、法華経、荘子、源氏物語の故事を引く。

ワークショップB 仕舞 高梨万里
梅の周りを、春夏秋冬舞う。

家元(観世清和)を交えて
日本の国花は桜でなく梅。
紅葉は西洋、中国。日本は黄葉だったという説がある。
中入りせず、舞台上で着替える演出もある。
柔らか、しなやかな作品。余情を楽しめる。

 


金剛流では背中に蝶の翅を背負う。
家元が、若い時未熟で、先代から胡蝶がモスラのようだと言われた。
遊行柳は老木だが生命力を感じさせる。胡蝶も生命力がヒント。

春日龍神

解説 講師 横山太郎
受付で配布された謡本を読みながら内容説明。
天竺に行こうとする明慧上人が、春日明神に報告に行くが、思い止まされる。
天竺よりも日本(春日)が最高。

 


奈良(春日)は、大名を置かず興福寺が担ってきた特別なところ。

ワークショップA 素謡 坂井音雅
春日明神の功徳を説くところ。

ワークショップB 舞囃子 坂井音雅
八大龍王が春日野から飛び去る最後の場面。

家元(観世清和)を交えて
金剛流では、龍神揃いでが8人出てくるが、観世は一人で8龍神を表す。それが見せ所。
龍神に人間性が感じられるように。
切れ味鋭く演じてほしい。
オーラでなく漂ってくるもの。

 

NHKが放映した「プロジェクションマッピングの春日龍神」の感想を聞かれた。舞囃子の後ろに龍の動画が投影されたもの。これは時代に逆行していると思った。
先代は大阪城ホールのこけら落としで、大観客の前の加茂の舞囃子をした。その時は、雷光として一線の照明を用いたのは良かった。

 

650年前、世阿弥は自らを芸人と称した。芸人がお笑いタレントに使われ、芸能人と変えた。芸能人が広く使われるようになり、能楽師となった。すべからく能楽が中心だった。

  本公演は2018年12月13日










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