能と琵琶でつづる平家物語が所沢航空記念公園内茶室 「彩翔亭」で開催された

能と琵琶でつづる平家物語
2019年11月30日 @所沢航空記念公園内茶室「彩翔亭」
ゼノビッチ美奈子が舞台に登壇。
入口で配布された資料(A4、19ページ)を使い、今日のテーマである源義経の時代背景、琵琶の歴史について説明
- 源氏と平氏の起こり
- 藤原氏
- 保元の乱
- 崇徳天皇
- 平治の乱
- 後白河上皇
- 源義経
琵琶の歴史
- 琵琶はぺリシアが発祥。
- 薩摩琵琶は大正時代ブームとなった
1時間超の長いお話だけれども面白かった。
夫のゼノビッチさんは、三脚で撮影していた。



琵琶語りの実演
薩摩琵琶歌「鞍馬山」 ゼノビッチ美奈子
能(仕舞)の実演
仕舞「鞍馬天狗」小早川泰輝 地謡 小早川康充
仕舞「熊坂」 小早川泰輝 地謡 小早川康充

熊坂に使う薙刀は特注だそうだ。
来週12月7日に泰輝さんは観世能楽堂で「熊坂」のシテを演じられる。
能「道成寺」の説明
来年3月29日、代々木能舞台で泰輝さんが「道成寺」のシテを演じられる。
「道成寺」は、危険を伴う演目で、鐘を下すとき頭に当たることがあって最も死亡率が高いそうだ。
所沢航空記念公園は広くていろいろ楽しめる
開催された茶室「彩翔亭」は、所沢航空記念公園の一角にあり日本庭園が見れる。

茶室の庭園
所沢航空記念公園は飛行場跡地で広い!


次回は能「羽衣」
今回と同じメンバーで、来年の2月に所沢航空記念公園近くの能面美術館で第1回の定期公演、「羽衣で寿ぐ新春」 が開催される。

美術館長でもある能面師・福山元誠の能面解説も聞ける。

まとめ
能と琵琶の所沢輝翔会は、新進気鋭の能楽師兄弟による仕舞を解説付きで見れる斬新なイベントを企画している。