「ライオンのおやつ」ネタバレとあらすじ/土村芳/NHK

「ライオンのおやつ」とは

島のホスピスで人生の最後の日々を生きる若い女性。
優しい仲間達。泣けるものがたり。

BSプ 日曜 22時 6月27日~ <全8回>

原作:小川糸

脚本:本田隆朗
「にじいろカルテ」「ゲキカラドウ」

「ライオンのおやつ」キャスト

海野雫  土村芳 
 余命宣告を受け、ホスピス「ライオンの家」に来る
田陽地(タヒチ) 竜星涼 
 農業に打ち込む青年
マドンナ 鈴木京香
 「ライオンの家」を切盛りする。
和田正人 
かとうかず子 
濱田マリ 
西田尚美 
石丸幹二 

「ライオンのおやつ」第1話 あらすじ

余命宣告された29才の雫(土村芳)は八丈小島を望む島にやってきた。東京に帰るつもりはない。
島に来る間際に父として育ててくれた叔父・弘人(石丸幹二)の家に行く。叔父は結婚の報告と勘違いするが、雫は自分の病気のことは打ち明けなかった。

マドンナ(鈴木京香)という不思議な女性が切り盛りする「ライオンの家」というホスピスに雫は入居する。そこには個性豊かな仲間たちがいた。島で明日葉の栽培に取り組むタヒチ(竜星涼)とも出会い、雫の人生最後の日々。

美しい島で、静かで穏やかな、絵日記のような時間が、雫のまわりで流れ始める。

朝起きると白いプードル六花(ロッカ)が入ってくる。カワイイ。
朝食は毎日おかゆ。オイシイ。
ロッカと散歩していると、地元の青年農家、タヒチ(竜星涼)に出会う。特産の明日葉を栽培している。

入居者が自分の思い出のおやつをリクエストできるティータイム「おやつの時間」。今日は夏子のリクエストのチョココロネ。夏子は先週亡くなっていた。ロッカの飼い主でもあった。

タヒチの経営するバーに誘われ明日葉のビール、モヒートを呑む。ニガイが、オイシイ。

雫は父の思い出を語る。小さいとき両親が事故で亡くなり、叔父が父親となって育て上げてくれた。父が結婚したとき裏切られた感をもった。
父に気を使い、自分のしたいことができなかった人生を悔やんでいる。
タヒチはまだ変えられると励ます。
変われたらいいなー。

「ライオンのおやつ」第2話 あらすじ

マドンナ(鈴木京香)や入居者たちとのふれあい。島の自然。そしてタヒチ(竜星涼)への淡い思い。雫は、もう少し生きていられたらという思いをもつ自分に気づいていた。

入居者のタケオ(綾田俊樹)は雫が奮発して購入した赤のワンピースを着たことがないことを知り、「最後のデート」に誘う。

タケオは台湾の白いおやつのことを話す。昼食後雫に寿命が延びる滝の裏をくぐらせる。

タケオの手紙には白い豆腐のようなおやつを食べたいと書き残していた。「豆花」と呼ばれるおやつを皆で食べているとタケオは息を引き取る。雫は枕元に「豆花」を置く。

雫の叔父・弘人(石丸幹二)は連絡の取れない雫を心配していた。

雫は散歩の後、マドンナに「冷たかった。あんな風になりたくない」と涙を流すとマドンナは温めるように抱き寄せる。

「ライオンのおやつ」第3話 あらすじ

今日のおやつは「ロールケーキ」。仲間の若い男が学生時代の思い出の詰まったアルプスロールケーキについて話す。

「ライオンの家」に暮らす仲間たちのひとりに、「もも太郎」こと、ももちゃん(渋谷南那)という幼い女の子がいる。
雫(土村芳)と同じく人生の残り時間の少ないももちゃんは、雫とふたりで天国の話をしたりして過ごしていた。

タヒチ(竜星涼)から純(柳生みゆ)という元気いっぱいの女性を紹介され、落ち込む雫。

ももちゃんの容体が悪化し、雫たちはももちゃんのために力を合わせる。
母と兄も来てイルカの部屋飾りをしてももちゃんを楽しませる。モモちゃんは「皆がよろこばせてくれて嬉しい」と雫とマドンナに話す。
ももちゃんがリクエストしたおやつ、「アップパイ」が焼き上がりおいしそうに食べる。

海の中でイルカと泳ぐももちゃんに皆で手を振り見送る。

雫の叔父・弘人(石丸幹二)は雫が仕事を辞め引っ越したことを知る。

「ライオンのおやつ」第4話 あらすじ

島での日々が過ぎ、雫(土村芳)の残り時間も少なくなってゆく。
雫は、弘人(石丸幹二)に本当のことを伝えていないこと、タヒチ(竜星涼)と純(柳生みゆ)のことを思い、心が曇っていた。
マドンナ(鈴木京香)は夜、雫の枕元に特産の月桃を持ってくる。中学生のとき養子となり、最愛の父がガンで亡くなった時、笑顔でなかったことの後悔を話す。

ライオンは人に襲われる心配がなく、安心して食べたり寝たりしてよい。

新しい入居者が「ライオンの家」にやってきた。その名は「先生」(三浦浩一)、怒鳴りまくる困った人物だ。そして彼の妻もやってくる。

食堂で合唱していると「先生」はうるさいと怒鳴る。なれ合いはしたくないと言って現金をばらまき出ていこうとする。そこへ妻が東京からくる。横暴に耐えかねた妻は離婚届を渡すと、先生は引き籠って絶食してしまう。
先生は作詞家で「君の贈り物」という有名な曲を書いていた。

夜、痛みに耐えかねて薬を飲む雫。冷蔵庫を漁っている先生を発見する。先生はおやつのリクエスト箱を見つける。

先生はおやつの時間に、レーズンサンドをリクエストしていた。駆け出しのころ、喫茶店のウェイトレスだった妻が内緒で机の上に置いていた。

雫は先生に父に病を打ち言えない自分を話す。先生は「周りの人を笑顔」にできなった自分を悔やむ。代表作の「君の贈り物」を2人で歌う。先生は離婚届を郵送する。

雫は甘えるのを止めようと決心する。タヒチの畑に行って背中を押すため「死ぬのは雫さんだから、やりたいようにやってください。」と言うように頼む。

父に電話してホスピスにいることを話す。父は驚き、すぐ行くと言うが拒む。大好きな父を悲しませて、くよくよしたくないと言う。

電話を聞いていたマドンナが近づき抱くと、雫は泣き出してしまう。

「ライオンのおやつ」第5話 あらすじ

雫は少しずつ体力が低下して、車椅子で生活するようになる。

ももちゃんのベッドの下から手紙を発見する。母親が訪ねてきて手紙を読み涙を流す。マドンナはももちゃんのことを話したければいつでもここに来てと話す。

雫(土村芳)から重い病気であることを打ち明けられた弘人(石丸幹二)は、妻の早苗(西田尚美)と、娘の梢(新井美羽)とともに島へとやってきた。弘人の再婚をきっかけにぎくしゃくした関係になっていた家族だった。来るのを断った雫だが、来るような気がしていた。

雫は神様がくれた最後のチャンスと思う。朝食後、早苗を散歩に誘い、最初から苦手だったと本心を明かす。早苗もそれに気づいていたが友達になりたかったと話す。雫は最後に父をよろしくお願いしますと頼む。
弘人に子供のときのように膝枕で耳掃除をしてもらう。引き取るとき嫌でなかったかと訊くと、弘人は「いやじゃなかった、楽しかった」と答える。
病気を知らせなかったことを謝る。
家族に自分はこの島に埋葬することになっているので心配しないでと話す。
今の自分が最後の思い出になって欲しいと言う。

今日のおやつは雫は小学3年のとき父の誕生日ためにはじめて作ったミルクレープだった。父は一緒に食べながら号泣する。

家族が去り、タヒチに家族が来たことを報告する。相談にのってくれたお礼を言う。
「まだ生きたい、キスをしてもいいですか」と言い唇を寄せる。

「ライオンのおやつ」第6話 あらすじ

タヒチに最後にいい思い出を作って貰ったお礼を言う。

雫(土村芳)は徐々にベッドから動けなくなっていく。
入居者が気を使って次から次に部屋を訪ねてくる。
マドンナ(鈴木京香)はそんな雫にライオンの家のできごとを語って聞かせるようになる。
入居者のそれぞれに、新しい未来が訪れつつあった。

元喫茶店主・マスター(モロ師岡)は病の進行が遅くライオンの家を出ることを考え始める。
息子の直哉(萩原利久)は大学卒業後の進路について思い悩んでいた。

シマ(かとうかず子)は体調を崩し入院する。
今日のおやつはシマがリクエストしたボタ餅。
シマは妹・舞(濱田マリ)がいないとき母にねだって食べた思い出を綴っていた。
シマは治療を終えライオンの家に戻り、ボタ餅について舞に謝る。

知彦の両親が島に来てホテルで家に戻るようにすすめるが、断る。
帰り道に倒れたところを若い女性に車で送ってもらう。

直哉は内定を取りながらも悩みつつ、母と父に会いに来る。朝食をみんなと一緒に食べる。
後任の調理スタッフを志願する。マドンナは未経験者だと断るが、シマは教えると受け入れる。
マスターはマドンナに息子をよろしくと頼む。

今日のおやつはマスターがリクエストしたおやつ、カヌレ。学生時代のヨーロッパ旅行の思い出だった。

マスターは、息子に喫茶店のTシャツを渡し、妻と家に帰る。

「ライオンのおやつ」第7話 あらすじ

雫(土村芳)の残り時間が少なくなっていく。押すと鎮痛剤がでる機器を「魔法のお弁当箱」と名付ける。

粟鳥洲(あわとりす・和田正人)は人生最後の恋に努力していた。
雫は粟鳥洲のことを心配しながらも、がむしゃらに突き進もうとするその姿に心を動かされ、応援しようという気持ちになっていく。
雫は粟鳥洲にジュンがタヒチのバーで働いていることを教える。

 

粟鳥洲は花束を持ってジュンにプロポーズする。雫はジュンに詫びの電話をする。

ジュンはライオンの家に行き、粟鳥洲にプロポーズに応えられないと率直に話す。粟鳥洲はジュンに感謝する。帰りに雫のベッドに寄り「ほんのちょっとだけカッコよく見えた」と伝える。

今日のおやつは、「芋羊羹」の2回目。シスター(梅沢昌代)のリクエスト。見合い結婚で嫌っていた旦那がよく作ってくれた。漁師の旦那は海で亡くなり後悔している。
ヘルパー(伊藤修子)は母を交通事故で亡くしていた。シスターの励ましでヘルパーは立ち直ることができた。

粟鳥洲が食堂で皆に囲まれ旅立つ。国家機密を担う公務員だった。マドンナはここで正反対の生き方をすると決心していたことを駆けつけた両親に伝える。

雫は食堂で「ありがとうございました」と最期のあいさつをする。
見舞いに来たタヒチに「死ぬとき畑から空に手を振ってください」と頼む。

「ライオンのおやつ」第8話(終) あらすじ

雫(土村芳)は命の火の最後の揺らめきとともに、大切な人たちと心の中で再会していた。

両親が事故で亡くなり、叔父が引き取りにきたときを回想する。

母がベッドの傍らに現れ、「大きくなったね」といい、一緒にアイスクリームを食べる。
母は雫を見守っていて、これまでのまっすぐな生き方を称える。

愛犬・六花の飼い主だった夏子(田中麗奈)が現れる。チョコクローネを持参してきて一緒に食べる。

マドンナ(鈴木京香)が雫に最後のおやつを作り、雫の口元にそれを運ぶ。
そして、静かに、来るべき時がやってきた。

タヒチは「雫さんまた会いましょう」と海に向かって手を振る。

マドンナは人の一生を「ろうそくの火」に例えてタヒチに語る。

雫のいない世界には、小さな奇跡が…。
入居者が夢に見たおやつは「タヒチが作ったあしたばを使ったモンブラン」。
夢を手掛かりに舞が作った「あしたばモンブラン」を皆でおいしそうに食べる。

ライオンの家に時は流れ、人々は今を生きる。
かつて雫がそうだったように。

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