ドラマ『魔法のリノベ』ネタバレ あらすじ キャスト/波瑠







『魔法のリノベ』とは

大手から転職した波留とバツ2 子持ちの間宮祥太朗がバディを組み、住宅のリノベーションをする。

フジ 月10ドラマ 22:00 7月18日~

原作:星崎真紀 『魔法のリノベ』 

脚本:上田誠

魔法のリノベ キャスト

真行寺小梅 波瑠
 まるふく工務店・営業担当
福山玄之介 間宮祥太朗
 小梅のバディ
福山蔵之介 遠藤憲一
 社長。玄之介の父親。
福山竜之介 吉野北人
 蔵之介の三男。設計士
久保寺彰(くぼでら あきら)〈27〉 金子大地
 営業マン。小梅の元同僚であり、年下の元恋人。
春川ミコト(はるかわみこと・30) SUMIRE
 小梅の大学時代からの友人。イラストレーター。
越後寿太郎(えちごじゅたろう・44) 本多力
 中堅社員
三津井健人(みついけんと・25)山下航平
 大手リフォーム会社・グローバルステラDホームの若手社員
小笠原京子(おがさわらきょうこ) YOU
 バー店主
小出誠二(こいでせいじ・57) 近藤芳正
 まるふく工務店の従業員
原田泰造
 小梅の元上司

魔法のリノベ 第1話 あらすじ ネタバレ キャスト

福山玄之介(間宮祥太朗)は、バツ2で7歳の息子を育てるシングルファザー。脱サラして家業の『まるふく工務店』で営業職として働くも、人の良さからくる押しの弱さでいまだ成約ゼロ。父で社長の蔵之介(遠藤憲一)や、福山家の三男で設計士の弟・竜之介(吉野北人)から、営業マンとしての将来を不安視されている。

蔵之介が趣味の山登りで知り合い、意気投合したという真行寺小梅(波瑠)が、助っ人として『まるふく工務店』に転職してくる。小梅は、経験に基づいた豊富な知識と優れた観察眼を武器に、大手リフォーム会社の営業エースとして活躍。玄之介も、その手腕にかつて苦い思いをした一人だった。

小梅が玄之介の教育係を兼ねる形でコンビを組むことになった2人は、早速、リノベーションの見積もり依頼があった家へ。向かったのは、西崎万智・和則夫妻が暮らす築60年の一軒家で、和則は、昔ながらの間取りや縁側など古いものを一掃し、広々としたリビングと和モダンのキッチンを作りたいと意気揚々。玄之介は、家主である和則がリノベーションに意欲的なことから、早くも成約への手応えを感じるが、一方の小梅は、営業マンとしての玄之介を0点と酷評する。

後日再び西崎家を訪れると、そこには、上司の有川拓(原田泰造)に命じられて合い見積もりに来た、小梅のかつての後輩・久保寺彰(金子大地)の姿が。小梅は久保寺を見て明らかに動揺する。
小梅は久保寺に二股をかけられて傷つき、会社を辞めていた。

小梅は万智が子供の頃から住んでいた家に愛着を持ち続けていることを知る。既存の縁側を活用したリノベ案を提案して受注に成功する。

魔法のリノベ 第2話 あらすじ ネタバレ キャスト

小梅(波瑠)は、後輩の久保寺(金子大地)に二股をかけられ退職に追い込まれた失恋談を、玄之介(間宮祥太朗)は、妻と自分の弟が駆け落ちした哀れなエピソードを打ち明けた。互いに傷をさらけ出したことで、『まるふく工務店』新・営業コンビは、一気に距離を縮める。

小梅は、営業成績の悪い玄之介を一人前の営業に育てあげるべく、寝室のリノベーションを考えている河内千聖(水野美紀)・享明(野間口徹)夫妻との打ち合わせで、自分が手本を見せると意気込む。
河内家で顔を合わせた相見積もりの競合相手は、小梅の古巣であるグローバルステラDホーム。担当はこともあろうに久保寺で、小梅は元カレの挑発に心をかき乱される。

子供がいない河内夫妻は、使っていない3畳の洋室とつなげて寝室を広くし、くつろげるプライベート空間にしたいと両社に相談する。しかし、小梅がその理由を尋ねると、2人は途端に歯切れが悪くなり、さらに、寝室を内見した小梅はあることに気づく。帰り際、小梅は夫妻に聞こえるように、近所の喫茶店で作戦会議をしようと玄之介に告げる。すると、喫茶店にいた小梅たちの元に、妻がやって来て寝室を別室にしてくれと頼む。

小梅は久保寺とフェアに勝負をしようと別室を要望していることをリークする。それが裏目に出て夫の怒りを買う。
詫び上手の玄之助は夫をとりなして、真意を聴きだす。

夫婦とも別室を希望していることを知り、間仕切りを施した案が採用される。

魔法のリノベ 第3話 あらすじ ネタバレ キャスト

海を望む中古の一軒家を購入した加藤浩昌(迫田 孝也)・えみり(トリンドル玲奈)夫妻の元へ打ち合わせに向かった小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太朗)。勉強の一環として、この日はとにかく家を褒めるよう、小梅から課題を与えられた玄之介だったが、加藤邸の広々としたオーシャンビューのリビングはお世辞抜きで素晴らしく、足を踏み入れた玄之介は大絶賛する。しかし、よく見ると床の一部が修繕されていた。

浩昌によると、事故物件だと気づいたのは購入後で、契約時に不動産会社からは何の告知もなかったという。以来、妻のえみりは「住めない!」の一点張り。小梅たちの前でも文句のオンパレードで、困り果てた浩昌は、何とかできないかと玄之介たちに泣きつく。
しかし、竜之介(吉野北人)と相談していくつかリノベーションプランを提案するも、えみりの怒りは収まるどころか激しさを増すばかり。目の前で激しい言い争いを始めた夫妻の姿にいたたまれなくなった玄之介は、心霊現象が大の苦手にもかかわらず、自ら加藤邸に一晩泊まって、良い方法を考えると言い出す。照明が点滅し、ラップ音が聞こえ、怯えるが原因は隠れていた息子だった。
元住人の作曲家の女弟子が様子を見に来る。小梅も心配して来てパーティー状態になる。

加藤夫妻は作曲家のファンで音楽関係の仕事をしていた。
この家を「音楽が身近にある家」をテーマのリノベをして住むことに決める。

かつて小梅と別れる原因となった社内のうわさがデマだったと気づいた久保寺(金子大地)は、小梅との関係修復、ひいては復縁を考えていた。
うわさの発端であり、今なお久保寺に思いを寄せる元カノの五十嵐桜子(北香那)が小梅を訪ねてくる。

魔法のリノベ 第4話 あらすじ ネタバレ キャスト

「まるふく工務店」に外壁の塗装と瓦屋根の補修を依頼していた小山田真理(渡辺真起子)が、突然、キャンセルを申し出る。すでに工事は始まり、足場も組んでいたことから、外装屋の番頭・華丸(寺島進)は怒り心頭。慌てた小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太朗)が小山田邸に向かい、話を聞くと、真理は、風水に精通した義理の姉・保科千恵子(浅野ゆう子)に、家相が悪いことを指摘されたという。

「このままじゃ、私も不幸になる」。真理は千恵子の言葉をすっかり信じていて、必死に説得する小梅の言葉ももはや届かない。風水優先の内装リフォームへとプラン変更を求められた小梅たちは頭を抱えるが、やがて小山田家のある事情を聞いた小梅と玄之介は、真理の心中を察し、ある提案をする。

小梅が不在の「まるふく工務店」には、久保寺(金子大地)の元カノ・桜子(北香那)の姿が。蔵之介(遠藤憲一)によると、桜子は小梅が戻ってくるまで待つと強引に居座ったあげく、突然、一同の前で泣き出し、最後は、さもワケありな雰囲気を醸し出しながら、芝居がかった様子で帰って行ったという。
話を聞いた小梅は、厄介な客の常識外れな訪問に戸惑いながらも、ついに決着のときがきたかと、覚悟を決める。
玄之介はそんな小梅のことが心配になる。

保科千恵子は費用の全額を払うからリノベを全面変更すると言い出す。
小梅は計画を変更して1500万円に増額となるのと元の予算通りの案を提示する。
オーナー親子は元の予算案を採用する。

魔法のリノベ 第5話 あらすじ ネタバレ キャスト


玄之介(間宮祥太朗)のもとに、元妻・雪乃と駆け落ちした弟の寅之介から一通のメールが届く。玄之介を裏切った罪悪感からか、雪乃の精神状態が不安定だという。あまりにぶしつけな内容に無視を決め込む玄之介だったが、やがて寅之介は会って話したいと言い出す。

『まるふく工務店』には、70歳で一人暮らしの鎌田武彦(岩松了)から、防犯リフォームの依頼が入る。数日前、侵入した泥棒を追い払った武勇伝を喜々として話す鎌田に対し、玄之介は鍵のつけ替えや防犯ガラスへの交換など、あらゆる防犯対策を進言。
すっかり営業らしくなった息子の成長に蔵之介(遠藤憲一)は喜び、玄之介が自分に追いつきたくて猛勉強していると知った小梅(波瑠)もまた、不覚にも、ほんの少しときめいてしまう。

万事うまくいっていた『まるふく工務店』に突然、寅之介がやって来る。蔵之介は激怒し、竜之介(吉野北人)も不快感をあらわにするが、肝心の玄之介は妻をとられた怒りをぶつけるどころか意外な反応を見せ、そのあまりのお人よしぶりに、小梅はあきれる。

鎌田家の防犯リフォームが正式に決まるが、そこへ、鎌田の娘・多田深雪(村川絵梨)が乗り込んできて、契約のクーリングオフを申し出る。聞けば、家は売却し、鎌田は娘夫婦と暮らす予定だという。
しかし、鎌田本人はそれを頑として受け入れず、父と娘は激しい言い争いに。するとそこへ、深雪が呼んだ不動産会社が家の査定にやって来る。しかし、玄関に立っていたのは寅之介だった。

鎌田は家に立て籠もりクーリングオフを拒む。玄之介は2階の窓から入り込むと、隣りの奥さんを気にしていることが分かる。
波留は売却を急がせる寅之介を嗜める。
玄之介は元の契約を白紙に戻し、5年先まで住み続ける案を提案し、受け入れられる。

魔法のリノベ 第6話 あらすじ ネタバレ キャスト

依頼者にとことん寄り添う人情家な一面にお人よしすぎるとあきれながらも、次第に玄之介(間宮祥太朗)に惹かれる小梅(波瑠)。玄之介もまた、小梅に仕事上の尊敬の念以上の思いを抱き始めていたが、その先にはまだ踏み出せずにいた。

そんな2人のもとに、10年越しでマンション購入の自己資金を貯めた会社員・飯星靖子(真飛聖)から、築19年の中古マンションを購入してリノベーションしたいと依頼が入る。ヘンテコな間取りに目がない靖子は、独身ならではの遊び心に富んだ部屋にしたいといい、間取りを見るのが趣味の“マドリスト”だけあって、すでに自分の理想を叶えるリノベプランを考えていた。
ところが、そんな靖子に『まるふく工務店』を推薦したのが寅之介(落合モトキ)だと判明。寅之介は自分が靖子に中古マンションを販売し、リノベーションを『まるふく工務店』に斡旋しようと考えたのだ。

寅之介の図々しいふるまいに、玄之介と小梅は開いた口がふさがらないが、それでも早速、竜之介(吉野北人)に図面を引いてもらう。
しかし、靖子の希望をすべて叶えると予算310万円は大きくオーバー。そこで、予算内におさまる2つのプランを提案すると、優柔不断な靖子は究極の2択に頭を抱えてしまう。

会社の利益のため一刻も早く契約にこぎつけたい寅之介は、靖子の希望をすべて叶えるために予算を増額したローン計画の変更を提案。靖子の人生設計を無視した弟の強引なやり方を見かねた玄之介。

迷っているうちに物件が売れてしまい、靖子は次の物件を探すが見つからない。小梅は山に誘い、普通の間取りで曲線のプランでリノベすることにする。
寅之介が対抗物件を出すが、靖子はまるふく工務店案に決める。

グローバルステラDホームの有川(原田泰造)は、長年温めていたプロジェクトを実行しようとしていた。それは、かつての上司だった蔵之介(遠藤憲一)にも関わることだった。

設計担当の竜之介(吉野北人)は小梅に恋心を抱く。

魔法のリノベ 第7話 あらすじ ネタバレ キャスト

弟・青空(葉山奨之)の結婚式に出席するため、3年ぶりに静岡の実家に帰った小梅(波瑠)は、両親から、弟夫婦と暮らすために家を二世帯住宅に建て替えると打ち明けられる。しかしよく聞くと、新居には父・鳥雄(相島一之)の夢と希望こそ詰まっているものの、母・喜代子(宮崎美子)の居場所が見当たらない。
妻への配慮に欠けた鳥雄の言動に不安を覚えた小梅は、急きょ休みを延長して、住宅メーカーの担当者・磯辺(徳重聡)との打ち合わせに立ち会うことにする。

案の定、提案された3階建てのプランは家事動線があまりに悪く、小梅は両親の間にある決定的な問題に気づいてしまう。危機感を募らせる小梅は、隠居生活の醍醐味とばかりに家の中でふんぞり返っている鳥雄に次々と物申すが、一方の喜代子は気遣い不要と、あくまで夫の言うことに従うつもりらしい。

鳥雄との仲がこじれ、悩んだ小梅がふと「玄之介(間宮祥太朗)さんがいたら・・・」と思いをはせると、そこへ突然、竜之介(吉野北人)が現れる。急きょ休みをとったという竜之介は、驚く小梅をよそに、まんまと真行寺家に上がり込み、小梅の外堀を埋めるかのように、鳥雄と喜代子に猛アピールを始める。

青空と妻の樹(田中真琴)も同席するなか、磯辺が再びプランを持ってやって来る。
すると、樹がその3階に住むプランに断固反対の意思を見せる。
新居を3階建てにするのは喜代子が賃貸にするためだった。

竜之介は鳥雄から2階建てのプランの見直しを頼まれる。
竜之介は「家族がつながれる」リノベを提案して全員に受け入れられる。

竜之介は小梅と海岸で線香花火をしながら「僕、玄兄に遠慮しないから」と言い唇を寄せるが、小梅に拒否される。

グローバルステラDホームでは有川(原田泰造)が久保寺(金子大地)ら円卓の部下団を招集し、ある壮大な計画を発表する。さらに久保寺には、計画遂行を阻む人物へ「お近づきになるよう」命じる。

魔法のリノベ 第8話 あらすじ ネタバレ キャスト

「僕、玄兄に遠慮しないから」。竜之介(吉野北人)は、実家に帰った小梅(波瑠)を追いかけ、思いを打ち明けた。

なんとか小梅との距離を縮めたい竜之介は、行きつけのバーの店主・京子(YOU)が、年下の婚約者・弘前悟(戸次重幸)と暮らすにあたり、リノベーションすると聞き、『まるふく工務店』に依頼する。

竜之介は自分が持ち込んだ案件なら、玄之介(間宮祥太朗)に代わって小梅とバディを組めると考えた。
ところが、実家に帰った小梅が休みを延長し、竜之介は玄之介とバディを組む。

愛犬2匹と生活する京子と、猫を4匹飼っている悟は、もともと店舗だった物件を購入し、1階を犬のフロア、2階を猫のフロアにしようと考えていた。
具体的な話を進めるうちに2人はもめ始め、慌てた竜之介は安易な提案でその場を収めるが、玄之介からは軽はずみな発言を厳しく注意されてしまう。玄之介のメソッドが小梅の受け売りであることに嫉妬した竜之介は、兄弟ゲンカの末、誰にも言わず、小梅のいる静岡へと向かう。

犬と猫の共存にいたって前向きな京子に対し、悟は、本当に仲良く暮らせるのか、不安を募らせていた。ローン申請の期日が迫るなか、小梅が戻り玄之介と担当する。
小梅は「はじめて見ないと分からないを楽しむリノベ」を提案する。

グローバルステラDホームでは、有川(原田泰造)の計画にきなくささを感じた三津井(山下航平)が水面下で動きを見せるが、それを察知した有川は…

魔法のリノベ 第9話 あらすじ ネタバレ キャスト

互いの思いを伝えあった小梅(波瑠)と玄之介(間宮祥太朗)の間に、どこか甘い雰囲気が漂うなか、人気テレビ番組『グレートマミーと風まかせ7人兄弟』で注目を集める大家族から、リノベの依頼が舞い込む。

テレビカメラによる撮影も行われるため、メディアデビューだとはしゃぐ一同。しかし早速、母・珠江(池谷のぶえ)と7人の子供たちが暮らす真野家を内見した小梅と玄之介は、想像をはるかに超える乱雑ぶりに驚がく。

小梅はがぜん闘志を燃やし、山登りの際に2人で訪れた「一休食堂」の案件は、ひとまず玄之介主導で進めることになる。
ところが、玄之介から「一休食堂」の名を聞いた蔵之介(遠藤憲一)は顔色を変える。
そこへ有川(原田泰造)が乗り込んでくる。

真野家を訪れた小梅は、竜之介(吉野北人)が考えたプランを一家に提案するが、それをきっかけに、長女の樹愛留(じゅえる/宮崎優)と次女の帝愛羅(てぃあら/駒井蓮)が大ゲンカする。帝愛羅は、家族の前で“ある秘密”を暴露する。

玄之介の元には「一休食堂」の店主・飛山剛志(大友康平)から電話が。とある筋から玄之介の正体を吹き込まれた剛志は、「アンタの親父がやったことは忘れてねぇんだよ!二度と顔見せんな」と、殺気立った口調で「まるふく工務店」を拒絶する。

「蔵之介と一休食堂の間には、何やら因縁がある」そう察した玄之介と小梅が尋ねると、蔵之介は意外な過去をポツリポツリと語り始める。

蔵之介は有川とバディを組み山の中で集合住宅をてがけていた。地上げ相手の剛志の父が交通事故死して、責任をとって会社を辞め、リノベ会社を立ち上げていた。

有川は再浮上した集合住宅計画を進めていた。

小梅は「支え合う家」をテーマのリノベを提案して受け入れられる。

玄之介は剛志に頼みこんで、一休食堂のリノベを復活しようとするが、小梅は反対する。リノベしても将来性がなくグローバルに売り渡した方が良いと進言する。

魔法のリノベ 第10話(終)あらすじ ネタバレ キャスト

「私、まるふく辞めます」
小梅(波瑠)の突然の辞職宣言に、玄之介(間宮祥太朗)は大きなショックを受ける。
小梅の言葉が本心ではなく、自分たちに何か隠していることに気づくが、決意を固めた小梅に、そんな玄之介の気持ちは届かない。

グローバルステラDホームから立ち退きを迫られていた「一休食堂」の店主・剛志(大友康平)は、妻・倭子(中島ひろ子)の助言もあり、ついに店と土地の売却を考え始める。
蔵之介(遠藤憲一)への恨みと野心を胸に、20年にわたり、水面下で土地開発を進めてきた有川(原田泰造)は、ようやくすべてが思い通りになるとほくそ笑むが、その隣にはなぜか小梅の姿があった。

小梅のあまりに不可解な行動に、急きょ集まった久保寺(金子大地)、竜之介(吉野北人)、ミコト(SUMIRE)の3人は、京子(YOU)からある情報を得て、小梅の真意を知るためのカギとなる人物に接触をはかる。
小梅は、有川から送られてきた一通のメールを思い出す。
それは20年前に蔵之介(遠藤憲一)が有川に地上げを指示したメールだった。

気の抜けた小梅は久保寺から自分の人生を生きるようアドバイスされる。
蔵之介は有川に小梅を戻してほしいと懇願するも拒絶される。
玄之介は、小梅の帰宅途中に会い熱弁を奮って戻るように頼む。
小梅は泣きながら楽しかった「まるふく」だったと応えて去る。

蔵之介はホームページに過去の仕事の償いを載せる。SNSで話題となるも、それを見た小梅はまるふくに戻る。

一休食堂はリノベに切り替え、まるふくに再発注する。

有川によるSNS炎上工作で小梅は凹むが、それを見て玄之助は山に誘う。

有川は一休食堂の立ち退きを押し通そうとするが、若手から総スカンを食い、頓挫する。

小梅は一休食堂に一休みできるリノベを提案し受注する。

蔵之介は社長を辞めて、有川とバディを組み世界中の山に登ると宣言する。

小梅と玄之助は社長がいなくなったまるふくのリノベに着手する。

全体ストーリー

「まるふく工務店」に営業職として転職してきた小梅(波留)。前職では経験に基づく豊富な知識と優れた観察眼を武器に、営業エースとして順風満帆な会社人生を送っていたが、30歳を目前に“大きなしくじり”に見舞われ、退社を余儀なくされた。

玄之介(間宮祥太朗)は、脱サラして家業の「まるふく工務店」で営業職として働き始めるも、人の良さから来る押しの弱さでいまだ成約はゼロ。さらに、女性にも振り回されがちで、現在バツ2で7歳の息子を養うシングルファザー。
小梅は玄之介の教育係も兼ねてコンビを組むことになった。

二人は住宅リノベ提案で依頼人の夫婦関係、風水、事故物件、防犯など様々な問題をスカッと解決する!

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