ドラマ『家庭教師のトラコ』ネタバレ あらすじ キャスト/橋本愛







『家庭教師のトラコ』 とは

合格率100%を誇る謎の家庭教師・橋本愛。
3つの家族の生徒に合わせ、風貌を変えて登場。

日テレ 水曜ドラマ 22:00 7月20日~

脚 本:遊川和彦
    『家政婦のミタ』

ドラマ 『家庭教師のトラコ』  キャスト

根津寅子 橋本愛
 合格率100%の家庭教師
福田福多 中村 蒼
 寅子の幼馴染
中村真希 美村 里江
 新聞記者
上原里美 鈴木 保奈美
 富裕層のママ。元ホステス
上原 守 細田 佳央太
 里美の息子
下山智代 板谷 由夏
 定食屋の店主。シングルマザー。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』 第1話 あらすじ ネタバレ キャスト

新聞記者の中村真希(美村里江)は、一人娘・知恵(加藤柚凪)の将来を案じ、なんとかして有名私立小学校に合格させようと躍起。おもちゃメーカーに勤める夫・朔太郎(細田善彦)の非協力的な態度にイライラが募るばかり。そんな真希の元に1通のメールが届く『どんな志望校も合格率100%!しかも授業料はそちらが決める!』。

メールの主は、伝説の家庭教師・根津寅子(橋本愛)。高卒でコスプレが趣味で不愛想、保護者とのやり取りは東大出身の秘書・福田福多(中村蒼)にすべて任せきり。しかし、どんな生徒も必ず第1志望に合格させる。
トラコの授業を受けるためには3つの条件があった。『教育方針には口を出さない』『授業中は部屋を覗かない』『授業の日はお宅に泊めていただきます』。
いぶかしがりながらも課せられた17階の階段を3往復し、契約を結ぶ真希。

息子を東大に合格させたい富裕層の上原里美(鈴木保奈美)、中学受験を控えた息子を女手一つで育てる定食屋の店主・下山智代(板谷由夏)も、トラコと契約していた。

迎えた授業初日、トラコはメリーポピンズのような姿で真希の家にやってくる。真希から授業料1万円を受け取り、知恵と2人きりになったトラコは、「あなたは何を知りたいの?」と知恵に尋ねる。「なんで、知恵はお受験しなきゃいけないの?」と答える知恵に対し、トラコは「知恵ちゃんにとって幸せとは何かを考えてみましょう。この1万円を使って」と知恵に授業料の1万円札を渡す。
2人が何をしているのか、気になる真希に知恵は「口出しはしない!」とトラコの真似ではぐらかす。その夜、中村家に泊まったトラコは、真希に対して食費の無駄を厳しく指摘する。

大学受験の息子がいる里美の家にやってきたトラコは、打って変わって妖しい美人教師の姿。
智代の家には熱血教師の姿で現れる。

日曜日になると、たまった洗濯物を持って福多のマンションに転がり込み、たらふくご飯を食べて、また次の家庭に向かう。福多はトラコと一緒に住みたがっている。

再び中村家にやってきたトラコ。知恵が考えた1万円の使い道は、おもちゃを好きなだけ買うことだった。しかし、そのせいで真希にひどく怒られてしまった知恵は、「今度は両親を喜ばせたいから、もう1回、1万円くれる?」とトラコにお願いすると、トラコは銀行に連れだす。銀行に断られた知恵をサラ金に連れていき、代わりに自分が貸りさせる。

両親をハワイ旅行に連れていくには100万円が必要だ。競馬場に連れていくが馬券が外れ、トラコはクビになる。

夫を見下す夫婦は大喧嘩する。
知恵から相談を受けたトラコは魔法を使って遊園地で遊ばさせて1万円を手に入れる方法を教える。誘拐したと言って身代金1万円を要求する。知恵は1万円で部屋に「流しそうめん」を作る。遊園地で家族で行った楽しい思い出だった。

真希は感動して家庭教師を継続させる。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第2話 あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)は、智代(板谷由夏)の営む定食屋『万福亭』のレジから息子・高志(阿久津慶人)が5千円札を抜き出すところを目撃する。
しかし智代に告げ口することなく、高志と2人になると、「君は何が知りたいのかな?」と問いかける。「何で言わなかったの?」と質問する高志に、「5千円を何に使うか知らないから、まだ」と答えるトラコ。実は高志はいじめっ子たちからカツアゲされていることを知ったトラコは、「一緒に行ってやる」と、高志を連れて課外授業へ出掛ける。

息子がいじめらていることを知らない智代は、元夫・満男(丸山智己)から「私立に合格しなかったら高志の親権は渡してもらう」と念を押される。
高志を連れていじめっ子たちの前に現れたトラコ。説教するかと思えば、ただカツアゲした金を何に使うのか尋ねる。その使い道がスマホゲームの課金だと分かると、「ダメだ、こいつらに金を渡しちゃ」と高志に告げ、さっさと一人で先に帰ってしまう。
いじめっ子たちに5千円を渡してしまう高志。店に戻ると、健気に働く智代の姿を見て複雑な思いだ。
そんな高志にトラコは宿題を出す。「あの5千円は、本当はどう使われれば良かったのか考えてみようか」。

中村家では、トラコが来るなり知恵(加藤柚凪)が飛んできて、「早くお勉強しよう」と大張り切り。それを見た母の真希(美村里江)は娘の成長に満足そう。

上原家にやってきたトラコは、言い訳ばかりして勉強しない守(細田佳央太)に「本当は何かやりたいことがあったりして?」と迫ったり、母・里美(鈴木保奈美)に夫の銀行から10億円融資してくれと頼んだり、不可解な行動をとる。

そんな2人の子供とは違って貧乏な定食屋の息子である高志をなぜ教える気になったのか?と尋ねる福多(中村蒼)に、トラコは「あそこの角煮定食がうまいからさ」と答える。

再び高志の家にやってきたトラコ。カツアゲされた5千円は何に使えばよかったのか?高志の出したいくつかの答えに、「全然面白くない」とダメ出しばかり。そんなトラコに嫌気が差した高志は、「もう家庭教師なんかいらない」とトラコをクビにしてしまう。さらに智代にまでイラ立ちをぶつけ、店のことを悪く言う。「そんなに母さんのことがいやなら、父さんの所に行けば?」智代に言われるがまま、高志は家を出て行ってしまう。

知恵の課外授業で白衣で病院を見学させる。3人の母親はトラコに関して意見交換する。

トラコは高志の父親にかけあって家庭教師として雇わせる。授業料は前と同じ5千円。高志に5千円の使い道を答えさせるが不合格だ。いじめを受けている高志を転校するよう提案する。父に代わって学校に行き、授業中に「いじめを受けたので転校届けを出す」と大声で話す。

高志の母が転校届けを撤回するように反対するがトラコは高志に決めさせる。
高志はカツアゲをした友だちから5千円を取り戻し、母に花束を買ってプレゼントする。
トラコは母の家で家庭教師を再開することになる。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第3話 あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)は、守(細田佳央太)が一人でお笑いライブをしているところを目撃する。「お笑い芸人になりたいなら、ママにそう言えば?」と背中を押すが、「反対するに決まってる」と守にはその気がない。
そんなことはつゆ知らず息子の東大合格を願う母・里美(鈴木保奈美)は、守の成績が上がらないのは授業料が足りないからだと思い込み、今までの倍の金額となる20万円をトラコに支払う。守は「そんだけあったら、ここの授業料払えるのに…」と、お笑い養成所の入学金がちょうど20万円であることをトラコに明かす。

その夜、上原家で夕食をごちそうになるトラコ。みんなの前で打ち明けるよう守に合図するが、優秀な経歴を持つ父・利明(矢島健一)たちを前にすると守はますます言えなくなる。そんな守に、トラコは「既成事実をつくっちゃうしかないか」と、お笑い養成所に入ってしまうことを勧める。里美から受け取った授業料20万円を「先行投資」と言って守に渡すトラコは、「じゃあ、頑張ってね」と去っていく。

福多のマンション。いつものようにトラコに手料理を振る舞う福多(中村蒼)は、「そう言えば、昔おまえ、大きくなったら何になりたいかって聞かれて、とんでもない答え言ってたな」と、施設にいた頃を思い出す。トラコは「何だっけ?」と知らん顔。そんな昔の話をしながら、福多は、大人になってトラコと再会した時のことやトラコの本当の目的に思いを馳せる。

翌週、願書と20万円を握りしめてお笑い養成所を訪れる守だったが、里美に黙って入学することに怖気づく。そんな守の前に派手な芸人風のコスプレで現れるトラコ。「やっぱりママに正直に言うしかないんじゃない?なんだかんだ言って家族の理解が必要なんだから」と諭すと、守はようやく決心がつく。

その夜、守はお笑い芸人になりたい思いを真剣に伝えるが、里美は頑として認めず、「そんな甘いもんじゃない。すぐ逃げ出すに決まってる」とキッパリ。里美がそう言い切るのには理由があった 。
口論の末、「絶対ビッグになってみせる」と里美を突き飛ばして家を出ていく守。
本当は、子どもの頃からずっと、世界中で一番笑わせたいのはママなのに。どうしたらいいか分からず悩む守に、トラコは、里美を納得させるための20万を使って単独ライブを開催する。エキストラを使い招待した里美を安心させる。

守は父に説得されてイギリスに留学する。トラコは出発する空港で守を笑い飛ばし、会場で母が書いたアンケートを渡す。「がんばってた」と言うアンケートを見て、守は留学を取りやめ東大とお笑いを目指す。
トラコは家庭教師を継続する。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第4話 あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)は、新聞社に勤める真希(美村里江)がリストラの危機に直面していることを知る。会社の方針に従わない真希にメール室へ異動の辞令が出たのだ。「いい加減、大人になれ」という上司に、真希は「子どもに説明できないことはできません」とたんかを切って自ら会社を辞めてしまう。

真希が会社を辞めたことを見抜いたトラコは、中村家の生活費を心配する。真希が仕事を失うと、家のローンや、知恵(加藤柚凪)が私立に合格した際の学費も重くのしかかってくる。
トラコは「ご主人に相談なさったらどうですか?」と助言するが、真希は「そんな必要ないです」と聞く耳を持たない。

トラコが同席する食卓で、真希は朔太郎(細田善彦)から、義母が振り込め詐欺に引っ掛かり、月末に必要な100万円をだまし取られたと聞かされる。「助けてやってくれないか」という朔太郎の頼みを、真希は「お義母さん、ちょっとのんき過ぎない?あたしなら絶対ひっかからない」と突っぱねる。
実は前にも詐欺商法に引っ掛かった義母を助けたことがあるのだ。「先生、あたし、冷たいと思います?」という真希から今週の授業料1万円を受け取ったトラコは「じゃあ質問です。1万円拾うのと1万円あげるのと、どっちが幸せだと思いますか?」。

上原家では、トラコの質問に、守(細田佳央太)が「俺なら1万円あげる」と答える。そんな守の成績が近頃グングン上がっていることに喜ぶ里美(鈴木保奈美)は、拾うでもあげるでもなく「もらっとくわ」とお門違いな答えを言う。

万福亭では、智代(板谷由夏)の答えに、トラコは「ある意味正解」と感心する。

次の就職先がなかなか決まらない真希は次第に不安を募らせる。食費を切り詰め、電気代を節約しようとする中、母への援助をお願いしてくる朔太郎に対して「無理に決まってるでしょ!」と思わず声を荒らげてしまう。すると知恵が「バアバに自分のお小遣いをあげる」と言い出して、真希はやりきれなくなる。

真希はためらいがちにハローワークを訪れると、窓口に、相談員と話をするトラコの姿が。真希にできそうな仕事がないか調査していたトラコは、「人助けや社会貢献にもなり、能力によってはかなりの高収入が見込まれる」と、ある仕事を紹介する。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第5話 あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)は、智代(板谷由夏)が胃ガンにかかっていることを知っても冷静だ。手術が1週間後に控えた智代に、「高志にはもう伝えたんですか?」と聞くトラコ。智代は「伝えなきゃね」と言いつつ、生き生きと勉強に励む高志(阿久津慶人)を見るとどうしても打ち明けられず、「高志には病気のこと黙っててもらえますか?」とトラコにお願いする。そんな智代の微妙な変化に気付いた高志から「先生、何か知らない?」と聞かれたトラコは、いずれ分かるから焦らず待つようにと答える。

智代は珍しく弱気になる。貯金がほとんどなく保険にも加入していない。今死んだら高志にいくら残せるか。絶望的になる智代の前で、トラコは高志が大学を卒業するまでに必要な金額、つまり智代が安心して死ぬのに必要な額4630万という数字をはじき出すと、智代に告げる。「一緒に考えましょう。4630万円手に入れる方法」。

中村家では、フリーで活動することを決めた真希(美村里江)が吹っ切れたように張り切る一方で、知恵(加藤柚凪)に元気がない。最近読んだ絵本に影響され、いつかママも死んでしまうのではと不安なのだ。そんな知恵を前向きな言葉で諭すトラコは、「先生のママとパパはお元気ですか?」と質問され、自分の父親は死に、母のことは「わからない」と言う。

上原家では、守(細田佳央太)の成績がさらに上がって里美(鈴木保奈美)がご機嫌だ。お礼に何かプレゼントしたいと言われたトラコは、「ママと養子縁組していただくってのは?」と答えて里美をうろたえさせる。
そんなトラコの行動がどんどん過激になっていくことを心配する福多は、自分の里親に会ってほしいと頼むが、トラコは「無理」と言って取り合わない。何やら昔の出来事が引っ掛かっているようだ。

結局、智代が用意できそうな金額は、父が残した店の火災保険4000万円を除けば187万円しかなかった。トラコは「こうなったら別れたご主人に相談するしかないですね」と提案。智代は元夫満男(丸山智己)の元を訪れるが、事情を聞くなり智代の死を前提に話を進める満男に腹を立て、「4630万、もう用意してあるから大丈夫」と強がりを言って帰ってきてしまう。すると、高志が「父さんから聞いた」と、智代のガンを知ってしまっていて。
「先生、どうしよう」と不安に駆られる高志に、トラコは、今後どうすべきか3つの選択肢を用意する 。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第6話 あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)と里美(鈴木保奈美)は、高級店でバッグをひったくろうとした男の子を児童養護施設に送り届ける。
施設長の話では、男の子は頭が良く面倒見のいい子だという。「何であんなことしたのかしら?」と首を傾げる里美に、トラコは「この施設を救いたかったのかも」と話し始め、施設は長年抱えた負債が膨らんで閉鎖寸前の状態だと教える。助けるには3000万円必要だと知った里美は夫に相談してみるという。

上原家では、利明(矢島健一)の新頭取就任が決まってお祝いムードだ。副頭取に初めて女性を起用したことで利明に対する世間の評価もうなぎ上りだという。利明が就任パーティーを開くことを告げると、椿(長見玲亜)は3000万円のストラディバリウスをお披露目したいと言い、憲一(塩顕治)も3000万円で手に入れたお気に入りの絵画を会場に飾りたいと言う。さらに利明は1本300万円のロマネコンティを10本ふるまうつもりだ。上機嫌の利明に、里美は「児童養護施設を助けてあげてほしい」とお願いする。トラコから「イメージアップになる」とあおられた利明は「融資部に検討させる」と約束するのだった。

守(細田佳央太)が上原家を出てアパートを借りると言い出し、里美は「この家で暮らせるのがどんなに幸せか分かってない」と反対する。さらに、「ご主人、本当に融資してくれるでしょうか?」と怪しむトラコに、里美は「主人は愛情深い人なんです」と言い張る。トラコは「じゃあ、賭けませんか?人は愛で動くのか、お金で動くのか」。

中村家では、「大きくなったらパパと結婚したい」という知恵(加藤柚凪)に、トラコは真希(美村里江)と朔太郎(細田善彦)の痴話げんかを見せ、「パパと結婚すると苦労するかも」と教える。

万福亭では、高志(阿久津慶人)が「医者になる」と宣言。トラコは、学費を稼ぐために角煮定食を値上げしたらどうかと智代(板谷由夏)に提案する。

翌週、里美は利明から融資を断られてしまう。どうしたら施設を救えるのか悩む里美に、トラコは椿のストラディバリウスを指して「これと偽物をすり替えて、売ったお金で施設を救うんです」。

里美は利明が愛人を副頭取にしたことが分かる。就任パーティーで、名画を破りバイオリンをすり替える。しかし偽物だと気づかない利明に愛想をつかして出席者の前で「うんざり、一緒にいるの」と大声で叫び、守に背負われて家を出る。

施設は里美の集めた資金で残ることになる。里美は施設の子に里美のバッグを盗ませていた。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第7話 あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)と連絡が取れない。里美(鈴木保奈美)のアパートに集まった真希(美村里江)と智代(板谷由夏)は、3人とも同じ状況であることに驚く。今までトラコが無断で休んだことはなく、体を壊したのではないかと心配するが、「トラコがどこに住んでいるのか、家族はいるのか」母親たちは何も知らない。

福多(中村蒼)のマンションでは、真希たちからの電話を無視するトラコが次のステップに進むため、「そろそろ例のこと伝えて」と福多に指示する。気が進まない福多は「おまえがやろうとしてることって、あまりにも過激だから」と、5年前のトラコとの再会を思い出す 。

5年前。ヤバそうな軍団に追われているトラコと偶然再会した福多は、トラコの後を追い、通り掛かった定食屋に逃げ込む。そこは『万福亭』だ。トラコは出来の悪い生徒を叱ったことで、その親のヤクザの部下から追い掛けられていたと言う。2人は注文を取りに来た智代に豚の角煮定食を頼む。そこへランドセルを背負った7才の高志が帰って来るが、5年後のことなど知らない高志はトラコを見もしない。

トラコは、「何でそんな浮かない顔してるわけ?天下の財務省に勤めてるってことは年収600万くらいもらってるんじゃないの?」と、13年ぶりに見る福多に覇気がないことを気にする。

そんなトラコは、家庭教師をしながらネットカフェ暮らし。新規開拓のため必死に売り込み方法を考えるトラコに、「何でそんなシャカリキになってんだよ?」と聞く福多。トラコは「あたしは世界を」と言い掛けてやめると、福多に問う「年収600万の人と300万の人、どっちが幸せでしょう?」。正解が分からない福多に、トラコは「あたし仕事あるんで。今度は市長の娘」と告げて去ってしまう。

トラコは市長の家に向かう途中、住宅街で見知らぬ家族から声を掛けられる。赤ん坊の知恵を抱いた真希と朔太郎(細田善彦)だ。買ったばかりの新居の前で記念撮影をしたいと言う朔太郎から「写真を撮ってもらえませんか?」とカメラを渡されたトラコは、「将来家庭教師が必要になったら呼んでください」と言い残す。
その夜、福多がネットカフェに立ち寄ると、トラコは市長の家から持ち出した裏金200万円を手にしていた。

福多はトラコを自分のマンションに住まわせる。福多はトラコの養父になる予定だった家に引き取られていた。
トラコは政府の予算の杜撰な使い方を研究し「正しくお金が使える世界を作る」のが夢だった。
その頃、財務省の仕事に嫌気をさしていた福多は、トラコの意見に動かされて財務省を退職する。それ以来、福多はトラコの仕事を応援に専念する。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第8話 あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)は、真希(美村里江)、智代(板谷由夏)、里美(鈴木保奈美)の3人に対し、家庭教師をやめることを一方的に告げる。理由も分からず納得がいかない母親たち3人はトラコの元に押し掛け、子どもたちを裏切らないでほしい、何でもやるから戻ってほしいと懇願。
そんな母親たちにトラコは条件を出す。真希には旦那の小遣いを倍にすること。智代には角煮定食を1000円に値上げすること。そして里美には別居中の夫と離婚すること。

真希はトラコに言われた通り、朔太郎(細田善彦)に今までの倍の小遣いを渡す。朔太郎の喜ぶ姿を見た知恵(加藤柚凪)は、これでパパはもっと仕事を頑張る、こういうのを先行投資と言うのだと、トラコから教わった知識を真希に話す。智代は、高志(阿久津慶人)から実質値上げしていることを指摘され、守るべきは値段ではなく質であることに気付く。そして里美は、守(細田佳央太)と2人で自立するためだと離婚届にハンを押すのだった。

トラコは3人が条件をクリアしたことを確認すると、もう1つの条件を伝えるよう福多(中村蒼)に指示する。しかし今度の条件はかなりハードルが高く、母親たちを裏切ってしまうことが気掛かりな福多は「おまえにとって特別な存在のような気がするんだよ、あの母親たち」とトラコの気持ちを推し量るが、トラコは「意味分かンない」と耳を貸さない。

トラコが母親たちに出したもう1つの条件は、3人合わせて10億円の授業料を払うことだった。現実味のない金額を聞いてあっけにとられてしまう母親たちに、トラコが言う「大丈夫です。皆さんにしかできない方法で10億稼ぐ方法があるから」。

トラコから“ある宿題”を出された母親たちは、それぞれ家に帰ると、子どもたちに隠れて銀行の頭取・利明(矢島健一)をターゲットにして家族の盗撮、フェークニュースを流そうとする。
得た情報でトラコは利明から裏金10億円をカツアゲして、障がい者支援団体への10億円を寄付する。

子供たちが訪ねてきて家庭教師の再開を望むがトラコは拒絶する。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第9話 あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)が歩道橋から突き落とされた。そんなことは全く知らない里美(鈴木保奈美)たちは、トラコに見捨てられた寂しさを無理に取り繕う子どもたちの姿に胸を痛める。母たちは裏切ったトラコを許せないと言いながらも、トラコが危ない目に遭っていないか、つい気になってしまう。

トラコは病院のベッドの上で目を覚ます。傍らには傷ついた地球儀。看護師によれば、打ち所が悪かったら命が危なかったらしい。歩道橋から突き落とされるのを目撃した人がいるため警察が事情を聴きに来ると知ったトラコは、10億をゆすり取った利明(矢島健一)のことが頭をよぎり、警察が来る前に病院を抜け出す 。

福多(中村蒼)はホテルで見合いをする。相手の日向子(片山友希)は福多となら幸せな家庭を作れそうだとすっかりその気だが、好きな女性のタイプを聞かれた福多はトラコを思い浮かべてしまう。
福多のスマホに、なつぞらホームの園長から電話がかかってくる。

トラコは家庭教師を再開。新しい生徒の家に金髪ギャルスタイルのコスプレで現れるが、タラレバばかり言う生徒とルールを守らない親にイラ立ち、さっさと辞めてしまう。以前のようなヤル気が全く出ないトラコ。福多からメールが届く『おまえのお母さんが見つかったらしい』。

トラコと福多は電話で久しぶりに話を交わす。福多が園長先生から聞いた情報では、トラコの母親は心臓を患い入院中で相当具合が悪いそうだ。トラコは今更会う気はないと言う。福多から近況を聞かれたトラコは、家庭教師をやめてもっと手っ取り早く稼ごうと思っていると伝える。「そっちは?」と聞くトラコに福多が見合いの話をすると、トラコはわずかに動揺する。

トラコはためらいながらも母・香苗が入院している病院を訪れ、病室の前まで来るが、やっぱり帰ろうとして踵を返したその時、松葉杖をついた白髪の男・野嶋光造(西岡徳馬)とぶつかる。

福多はスマホのニュースを見て衝撃を受ける。『不動産王・野嶋光造氏(75)が年齢差45以上の女性と婚約』『資産額30億円』の小見出しのそばで、野嶋と腕を組んでいるのは、なんとトラコだった。

里美たち3人の母親は過去にトラコとの接点があることが分かり、野嶋の家にいるトラコを母の入院している病院に行かせる。母は到着する直前に亡くなる。3人の母親はトラコを慰め、家庭教師の復帰を望む。

トラコは結婚を取りやめ、子供たちの了解を得て3人の家庭教師に復活する。

ドラマ 『家庭教師のトラコ』第10話(終) あらすじ ネタバレ キャスト

トラコ(橋本愛)は3人の子どもたちが突然「受験をやめたい」と気が変わったことに大慌て。知恵(加藤柚凪)は模擬面接を完璧にこなし、明日の試験に向けて準備万端にもかかわらず、「もし落ちたらパパとママがガッカリする」と想像して怖くなったというのだ。
これまではむちゃなやり方で鮮やかに解決していたトラコだが、今はなんとしても知恵に受験してほしいという思いからどうしても顔色をうかがってしまい、うまく説得できない。

「以前なら福多(中村蒼)がいてくれたから思い切ったことができた」とトラコが言うと、真希(美村里江)と朔太郎(細田善彦)は今すぐ福多に連絡しろとせき立てる。
しかし福多とはもう1か月も話していないし、確か今月結婚式を挙げるはず。気まずい思いを抱えながらも福多に電話をかけたトラコは、福多から「失敗を恐れるな」と背中を押され、あることを思いつく。

高志(阿久津慶人)は、今の成績なら合格間違いなしなのに、受験をやめて公立に通いたいと言う。智代(板谷由夏)が理由を聞いても高志は「もう決めたから」の一点張り。もし私立に行けなかったら前の旦那に親権を渡す約束をしている智代から「何とかしてよ」と泣き付かれたトラコは、高志を追い掛けて学校へ向かう。
なぜ急に気が変わったのか教えてほしいと頼むトラコに「受験より大事なものがある」とだけ答える高志。それが何か分からないトラコは、友達と仲良く下校する高志の姿にピンとくる。トラコは自分のしたいようにしなさいとアドバイスする。
高志は友達と同じ公立に行って東大の医学部を受験すると両親を説得し、認められる。

守(細田佳央太)が東大受験をやめたい理由は、同級生を妊娠させてしまったからだった。彼女を守りたいという守は、夢を簡単に諦めるなと声を荒らげる里美(鈴木保奈美)に反発し、荷物をまとめて出て行こうとする。
間に挟まれたトラコはどっちの言い分も理解できるが故に戸惑ってしまう。詳しい事情を聴くため守の彼女と会ったトラコは、守の隣でうつむく彼女の様子に違和感を覚える。
彼女の子の父は守ではなかった。守は相談されて代わりに父親になっていたことが分かり、母に謝罪させる。守は受験を続ける。
3人の問題は解決したことを福多に電話で報告すると、好きだったと告白される。

福多と日向子(片山友希)の結婚式の日、3人の母親はトラコに気持ちを伝えろとけしかける。
トラコは着付け室で花嫁に会い、妊娠したフリを福多の悪口を言うとバレてしまう。怒った花嫁は福多にピンタして去る。
トラコは福多に告白する。

知恵は私立小学校に合格する。
東大発表の日、全員が集まる。しかし守は東大に落ち浪人することになり、福多が後任の家庭教師となる。

トラコは3組の母子にメッセージを伝え、惜しまれながら北海道の子供たちから要請され家庭教師に赴く。

全体ストーリー
謎の家庭教師・トラコが3人の母親とその子どもに教える勉強より大切なこと。
それは、「正しいお金の使い方」。
生徒には対等。だが、母親にはなぜか厳しい。

オールドルーキー/綾野剛競争の番人/坂口健太郎 杏刑事7人/東山紀之六本木クラス/竹内涼真
TBS
21:00
フジ
21:00
テレ朝
21:00
テレ朝
21:00
109109
新・信長公記/永瀬廉魔法のリノベ/波瑠ユニコーンに乗って/永野芽衣家庭教師のトラコ/橋本愛純愛ディソナンス/中島裕翔石子と羽男/有村架純 中村倫也初恋の悪魔/林遣都 仲野太賀
日テレ
22:30
フジ
22:00 ★
TBS
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日テレ
22:00 ★
フジ
22:00
TBS
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日テレ
22:00 ★ 
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テッパチ/町田啓太NICE FLIGHT/玉森裕太トモダチゲーム/美 少年×HiHi Jets
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テレ朝
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アトムの童/山﨑賢人PICU小児集中治療室/吉沢亮科捜研の女/沢口靖子相棒/水谷豊ザ・トラベルナース/岡田将生祈りのカルテ/玉森裕太
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霊媒探偵・城塚翡翠/清原果耶エルピス /長澤まさみ君の花になる/本田翼ファーストペンギン!/奈緒silent/川口春奈クロサギ/平野紫耀ボーイフレンド降臨!/髙橋海人
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親愛なる僕へ殺意をこめて/山田涼介最初はパー/ジェシー最高のオバハン 中島ハルコ/大地真央
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