そして万葉集が生まれた~大伴家持が残した日本人の心▽英雄たちの選択スペシャル
NHK英雄たちの選択スペシャル

【司会】磯田道史,杉浦友紀
【出演】いとうせいこう,里中満智子,澤田瞳子,馬場基,中西進
令和で注目ー万葉集
新元号「令和」は、大宰府で開催された梅花の宴に記された万葉集の32の和歌の序文の一部
于時初春令月 氣淑風和 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香
時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。
から命名された。
漢文で書かれているが、和歌は万葉仮名で書かれている。
この宴には大伴家持の父、大友旅人、山上憶良が出席していた。
万葉集を編纂した大伴家持の生涯
万葉集は、天皇から庶民の歌まで4500首あまりを収めた歌集。大伴家持が編纂した。
天皇に使える高級官僚である大伴家持は、政争の狭間に揺れながらも、歌人としても活動した。
当時の権力者、藤原仲麻呂は敵対する大伴家の縁者を滅ぼしたが、家持は地方官として最期まで生き長らえ、万葉集が残った。
万葉集まとめ
人と魂と言葉を結び付けた。
1300年前の人肌感が伝わる。
人の価値のカンヅメ
生物の本性、本質を表す。
永遠の根
残したことに感謝する。
番組のおわりに
杉浦アナ:(参加の)皆さんも書く仕事をされているので、(万葉集のように)1300年後に残る仕事をしてください。
全員:へへへ・・・