西伊豆ドライブ/堂ヶ島一泊/富士山絶景の今山遊歩道/河津七滝めぐり







東京から西伊豆へドライブ・今山遊歩道で富士山絶景ハイキング・河津七滝めぐり・堂ヶ島で一泊

深緑の西伊豆の海岸線を、苔むす遊歩道を富士山を眺めながらのんびりハイキング。

一日目:河津七滝めぐり・堂ヶ島温泉ホテル

雨模様のため、河津七滝(ななだる)めぐりをする。

5月28日
9:00 東名高速道路・東京I.C.を出発する。

12:00 大田子海岸駐車場に自家用車2台が集合する。

雨模様なので参加者5人で協議し、予定していた西伊豆遊歩道のハイキングを明日に延期する。

時間が余ったので、午後の予定は、河津七滝までドライブに決める。

13:30 河津七滝の駐車場(無料)に着く。

駐車場から下って、七滝の入口にある出会茶屋でランチする。

ここはワサビが名物で、そばとワサビが定番のようだ。

看板メニュの猪汁定食(1,400円)を注文する。この辺で捕れたというイノシシを使った猪汁は、美味だった。ワサビと鰹節が載ったご飯は、醤油をお好みでかける。

14:30 雨も小降りになり、河津七滝めぐりを開始する。

川端康成の小説「伊豆の踊子」にちなんだ像が迎えてくれる。

遊歩道はよく整備されている。

最初は舗装道路でだんだん勾配が急になる。やがて急な階段が続くのをひたすら登る。

滝が次々と現れる。

15:30 河津七滝の駐車場に戻る。

ここにも、伊豆半島のジオパーク(地質学)を説明する看板が配置されている。

堂ヶ島温泉ホテルに行く前に、各自明日のランチをコンビニで調達する。

17:45 堂ヶ島温泉ホテルに着く。

赤い屋根が露店風呂。かけ流しのアルカリ性の温泉。湯は無色無臭。

部屋は和室を2室。それぞれ3人と2人で使う。

19:00 夕食メインは金目鯛の煮つけ。

2日目:安良里漁港~西伊豆遊歩道・今山コース~大田子漁港~大瀬崎

天候も回復し、予定通り西伊豆のハイキングを決行した。

6:30
朝一番、中国で気功を修行したメンバーから学んできた型を、音楽に合わせて伝授してもらう(八段錦)。

7:30 朝食

9:15 堂ヶ島温泉ホテルを出発。

ホテルの説明では、船会社から「青の洞窟めぐり遊覧船」は強風のため運行中止になった、という連絡を受けたとのこと。午後も運行の見込みがないと言うので乗船をあきらめる。


行けなかった青の洞くつ

きのう延期したメインイベントである、西伊豆遊歩道今山コース行きを開始する。

大田子海岸駐車場に1台置き、安良里漁港駐車場に向かう。

9:30 安良里漁港駐車場に着く。

安良里漁港の駐車場で出会った現地の男性老人たちは、話好きで声をかけてくれる。

「イノシシがでるから気をつけて」、「遊歩道?道があるかな?」。

大型船のドックがある造船所の脇に、西伊豆遊歩道・今山コースの登り口がある。

10:30 網屋崎と田子の分岐に着く。
網屋崎までピストン。登った分を海抜ゼロまで降りる。

遊歩道はよく整備されている。急なところには、1か所鎖がかけてあり助かる。

浦守神社にお参りする。

11:30 同じ道を引き返し、分岐近くの休憩所で富士山を眺めながらランチ。

12:30 田子と網屋崎の分岐を出発する。

田子への途中随所に富士山を見渡せる場所がある。

百人一首の和歌が思い浮かぶ。

田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ┃山部赤人

これは対岸の田子の浦で詠まれた歌で、ここではないがその気にさせる富士山の遠景だった。

遊歩道は、あまり踏まれていないので苔が付いている。

沿岸沿いにオスプレーが訓練で行き来していた。

アロエの段々畑が続く。生命力の強いアロエは、道まで張り出していた。キズなどの治療薬、食用の原料として栽培している。

今山遊歩道コースの終点近くで初めて、8人の西洋人グループのハイカーに出会った。我々と同じように大田子海岸駐車場に止めてあったマイクロバスに乗り込んでいた。

15:00 大田子駐車場

16:30 大瀬崎

ダイバーの聖地。ダイビングを始める初心者をトレーニングしてライセンスを発行するところ。道具の貸し出し、ダイバーの宿泊施設が並ぶ。リヤカーは重いボンベを海岸まで運ぶために使う。

岬の先端にある神池は淡水で鯉が生息する、不思議な池だ。

ビャクシンが群生している。ビャクシンが生育する北限でもある。

17:30 大瀬崎を出発する。

19:30 東京I.C