「コントが始まる」ネタバレ あらすじ キャスト 相関図







「コントが始まる」とは

解散しようとする3人のコント芸人とファンの姉妹の青春群像ドラマ

日テレ 土曜 22:00 

脚本:金子茂樹
『危険なアネキ』『プロポーズ大作戦』『ヴォイス〜命なき者の声〜』『最後の約束』『SUMMER NUDE』『きょうは会社休みます。』

「コントが始まる」キャスト

高岩春斗(たかいわ はると) 菅田将暉
 お笑いトリオ「マクベス」のひとり。
朝吹瞬太(あさぶき しゅんた) 神木隆之介
 お笑いトリオ「マクベス」のひとり。
美濃輪潤平(みのわ じゅんぺい) 仲野太賀
 お笑いトリオ「マクベス」のひとり。
中浜里穂子(なかはま りほこ) 有村架純
 ファミレスのウェイトレス。つむぎの姉。
中浜つむぎ(なかはま つむぎ)
 ファミレスのウェイトレス。里穂子の妹。

「コントが始まる」第1話 あらすじ

コント『水のトラブル』。

店員が水を運ぶとメロンソーダに変わるコントをYouTubeで見る里穂子(有村架純)。

1年半前に訳あって大手企業を辞めた里穂子は、姉の世話を口実に上京して来た妹・つぐみ(古川琴音)と同居しながらファミレスでウェイトレスをしていた。偶然里穂子の働くファミレスに来店したマクベスの3人は、やがて常連客として定期的にファミレスでネタ作りをするようになる。

彼らは隣のマンションで共同生活をしていた。

彼らがネタ作りに励む姿を見るうちになぜか興味を惹かれ、いつの間にか隠れファンとなっていた里穂子。
日々は流れ、気づけば里穂子にとって、マクベスの存在は生きがいのようになっていた。

初めてマクベスのライブを訪れた里穂子。明転したステージに現れたのは、春斗(菅田将暉)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)のお笑いコントトリオ『マクベス』。売れない芸人による取り留めのないコントの「前フリ」部分が始まる。
舞台の最後はトリオ解散という重大発表。

呆然と帰路についた里穂子は、突然春斗から声をかけられる。

解散は10年前の約束だった。高校の文化祭で同級生の純平がコントをやろうと言い出した。
教師から出来を褒められた。

春斗と純平3は大学に行かずコント・マクベスを始めることにする。
5年は鳴かず飛ばず。
Eゲーマーをしていたの瞬太は行き詰まり、マクベスに参加する。

公園で春斗は会社を辞め酔いつぶれている里穂子と鉢合わせる。翌朝、里穂子が飲み残したペットボトルにメロンソーダが入っていた。

3人でファミレス入ると里穂子がウェートレスで働いていたがメロンソーダを注文しても反応がなった。

純平は両親に10年で売れなかったら止めると約束した話を持ち出す。
マクベスは売れないていない。
次のオーデションに落ちたら解散することにするが、落ちた。
3人で車で東京から福岡に行きラーメンを食べる。
食べ終わると春斗が解散を言い出すと、2人は笑いだしてから泣く。

「コントが始まる」第2話 あらすじ

潤平「春斗には一つだけ秘密にしていることがある」
瞬太「プロゲーマーだった頃はよくインタビューで『27歳までに死ぬ』と答えていた」
コント『屋上』。
舞台が明転すると、自宅の屋上テラスで和む中年夫婦と隣のビルで思い詰めた表情をする若者が現れる。

コントトリオ「マクベス」解散を決めた春斗(菅田将暉)は、事務所のマネージャー楠木から呼び出され、「親の性にするな」と言われ、解散を考え直すように詰め寄られる。

潤平(仲野太賀)は奈津美(芳根京子)の気を引くためにコントを始めた。それが成功して10年間付き合っている。奈津美は大手製薬会社の広報勤めているので釣り合わないと思っている。純平は奈津美に解散することを告げると、奈津美は後悔していない、マクベスを続けて欲しいと言う。

潤平は春斗と芸人を志した日々を振り返り、春斗に一つだけ10年『秘密』にしていることがあると思い返す。純平が文化祭で最初に声を掛けたのは瞬太(神木隆之介)だったことだ。

春斗はスーパーで買い物をしていると里穂子(有村架純)から気になることがあると話を切り出される。里穂子が働くファミレスで瞬太が「遺書」を書いていたのだという。春斗は「屋上」というコントの小道具として書いていただけだと説明する。しかし、瞬太はゲーマー時代のインタビューで27歳で死ぬと言っていたのが気になる。

瞬太はスナックで下条良江(松田ゆう姫)と誕生祝をする。
里穂子は公園で瞬太を探すと純平に会う。二人で橋の上にいる瞬太に向かう。

橋の上で瞬太はゲーマー時代に純平にマクベスに誘われたことを懐かしく想い出す。
春斗が駆けつけ死ぬなと言う。里穂子が来ても純平は「秘密」の件で来ない。
里穂子は純平の過去のブログを読み、純平の春斗への愛情「あなたを選んでよかった」を伝える。

コント「屋上」を上演する。
居酒屋で3人に里穂子とつむぎが加わり、純平のアドリブ「あなたを選んでよかったわ」を話す。

「コントが始まる」第3話 あらすじ

つむぎ「ウチのお姉ちゃんはヤバい。それもかなり」
春斗「危うさで言ったらウチの兄貴の方が断然上だ」
コント『奇跡の水』。
明転した舞台に現れたのは兄弟を演じる春斗(菅田将暉)と潤平(仲野太賀)、そして謎の男を演じる瞬太(神木隆之介)。誰が見ても怪しさ全開の水を崇拝する兄とそれを説得する弟をテーマにした、マクベスのとりとめのないコントの『前フリ』が始まる。

1年半前、廃人寸前になっている姉・里穂子(有村架純)を自宅で見つけて以来、転がり込んで生活を共にしているつぐみ(古川琴音)。
つぐみの最近の心配は、誰も知らない売れないお笑いトリオ『マクベス』になぜどっぷりとハマった里穂子が、彼らの解散発表以来ため息ばかりついていること。

潤平は実家に戻る。母から義兄が酒屋の跡継ぎとなることが決まり、潤平はこのまま続けて良いと告げられ納得がいかない。

春斗が気にかけているのは、完璧人間だった兄・俊春(毎熊克哉)のこと。非の打ち所のない順風満帆の人生を歩んできた兄だが、怪しい「水」のマルチ販売に嵌り大量の水を送りつけてきた。
俊春は離婚、離職し、人生に挫折した。今では実家の部屋に引きこもっている。自分が好きな道に進めたのは、しっかり者の兄がいてくれたから。
兄はマクベスの解散に責任を感じていた。春斗は兄の部屋の前で解散するのは兄の性でないと言う。兄はいつもマクベスを応援してくれていた。

雀荘の店員が春斗か瞬太に気があるようだ。
マクベスの3人が里穂子とつむぎの部屋にたこ焼きを食べに来る。
里保子は1年半前に捨てられた話をする。結婚寸前で裏切られていた。仕事でも頑張りすぎて社内で孤立し、退職していた。涙を流しながらの話を、皆黙って聞き入り、はしゃいで励ます。 

つむぎは姉は大丈夫だと母に電話する。
瞬太は春斗に兄に電話をかけさせる。
潤平は真壁に会う約束をする。

春斗の兄・俊春から再婚したら披露宴でマクベスをやってくれと電話が入る。 

「コントが始まる」第4話 あらすじ

潤平「瞬太は父緒を早くに亡くし、母親とは明らかにうまくいってなかった」
里穂子「つむぎは昔から面倒見がいい。弱ってたり傷ついてる人を放っておけない性格だ」
コント『捨て猫』。ステージに現れる段ボールに入った捨て猫役の春斗(菅田将暉)と、野良猫役の瞬太(神木隆之介)。マクベスによるとりとめのないコントの前フリが流れる。

潤平(仲野太賀)は、高校の担任・真壁(鈴木浩介)を呼び出し、彼女の奈津美(芳根京子)と共に昔話に花を咲かせていた。

トリオ名「マクベス」の名づけの由来に真壁が関わっているという話になり、高校時代、瞬太(神木隆之介)の車にマクベスの3人と真壁が共に乗った1日のことを想い出す。その日は真壁の息子が生まれた日。なぜか瞬太は生まれたばかりの息子を愛くるしそうに見つめる真壁を見て、涙を流す。

里穂子(有村架純)は自宅で一生懸命に熱帯魚の世話をする妹のつむぎ(古川琴音)を見て、同じく昔のことを思い出す。姉のことを献身的に支えてくれる今の日々もそうだが、つむぎは昔は野球部のマネージャーをして面倒見がよい性格だ。バイト仲間の女友達・うららを家に泊まらせる。

瞬太の母が危篤だという連絡が来る。母を嫌っている瞬太に見舞いに行かせようとする二人と喧嘩してしまう。瞬太はつむぎにSOSのメールを送る。つむぎは母に逆襲する最後のチャンスだと言って病院に向かわせる。ベッドの母に「やり直す時間くれよ。死ぬなんか認めないからな。ふざけんなよ」と言う。

真壁が突然アパートに来る。マクベスのこれからについて相談を受けると解散した方がいいと言う。

瞬太の母の葬儀がおこなわれる。その夜、里穂子のいるファミレスでネタ合わせをする。

「コントが始まる」第5話 あらすじ

つむぎ「努力してなんにも結果が出なかったときのことばかり想像して、一歩も動けなくなった」
瞬太「ボクが「マクベス」に入れて貰ってからの5年間は、楽しい思い出ばかりだった」
コント『カラオケボックス』。ステージに現れる中年カップル役の瞬太(神木隆之介)と潤平(仲野太賀)。そして、カラオケ店員役の春斗(菅田将暉)。制限時間を告げる店員の前で、中年カップルは『延長』をめぐって揉めだしする。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる。

里穂子(有村架純)と共に生活をし始めてから1年半の月日が流れたつむぎ(古川琴音)。今流れる時間に不満はなくとも、このまま姉の家に居座り、横で世話をし続ける日々に疑問を感じ始める。しかし、変えなくてはいけない現状を理解しつつも、何かの一歩を踏み出すことに恐怖に似た感情を持つつむぎ。
その横には無邪気な顔で夢を追いかけ続けるように見える瞬太が居た。

瞬太は自身がプロゲーマーを引退し、春斗や潤平と共にマクベスとして活動を始めてからの煌めくような日々を思い返していた。だが、少しずつ今の自分たちの姿はその時から「変化」を持ち始めていることにはずっと気付いている。

春斗、潤平は同級生から下に見られているのに腹を立てる。
潤平はリハーサルに身が入らなくなり、自信を無くしてしまう。
マクベスは予定とおり6月解散が決定する。

潤平は瞬太に謝る。春斗は理穂子に解散を詫びる。努力は報われると信じていたと言うと、10年の努力は報われると返され、陳腐な答えをする理穂子を見下してしまう。

つむぎは引っ越し先を見つける。

「コントが始まる」第6話 あらすじ

マクベスのコントの前フリ。
春斗「潤平がこの10年間変わらずに信じ続けた物を一つでも成就させてやりたかった」コント『金の斧銀の斧』。ステージに現れるきこり役の春斗(菅田将暉)とその弟子を演じる潤平(仲野太賀)。チェーンソーを池に落としてしまった潤平の前に、女神役の瞬太(神木隆之介)が登場する。

正式に解散が決まり、残された日々を過ごすマクベス。実家の酒屋を継ぐ決心をした潤平は、高校時代から付き合っている恋人・奈津美(芳根京子)との関係に人知れず閉塞感を感じ始めていた。もともとは奈津美を笑わせたい一心で始めたお笑いだったが、マクベスが解散する今、大企業で働いていて自分とは不釣り合いな奈津美との関係も終わらせるべきなのか悩む。
奈津美もまた、芸人を辞めた後の潤平をどう受け止めていいのか悩む。マクベスという柱を失い、二人の関係は未来が見えなくなり始めていた。

そして、マクベスを心の支えにして来た里穂子(有村架純)は、これから進むべき28歳以降の未来について、人生の岐路に立たされる。それは、これから里穂子の家を出て行くつむぎ(古川琴音)と、マクベス以外の生き方を知らない春斗も同じだ。

潤平は奈津美に解散して実家の酒屋を継ぐと告げる。奈津美の父は解散を聞き、潤平と会ってももよいと奈津美に言う。

瞬太は解散しても居酒屋で元Eゲーマーとして社員として働くことができる。

春斗は就職先もなく、両親は家に戻った方が良いと言う。
春斗は公園で酔った理穂子と出会い、解散後に行く場のない不安を伝える。

「コントが始まる」第7話 あらすじ

里穂子「生きることが苦しかった時、春斗さんが手がける温かいコントに人生を支えて貰った」
瞬太「1ヶ月後に『マクベス』を解散したあともこれまでと変わらない関係でいられるんだろうか」
コント『無人島』。明転したステージに現れたのは、無人島で目を覚ました男たちを演じる春斗(菅田将暉)、瞬太(神木隆之介)、潤平(仲野太賀)。3人には一人一つずつ持ち物が支給されているはずだった。

マクベスの解散まで1ヶ月。酔って公園で春斗に大絡みしてしまった里穂子(有村架純)は謝罪をすべくマクベスのマンションを訪れていた。しかし、春斗は面倒臭がって取り合わない。里穂子が深酒をしてしまったのは恩田(明日海りお)に中途採用の話を断った後にしたある話がきっかけになっていた。

里穂子が抱える悩みに勘付いた潤平は奈津美(芳根京子)と共にファミレスを訪れ、奈津美の知り合いの転職エージェントへの紹介話を持ち出す。未だ次へ進むことに勇気が出せない里穂子だったが、春斗が自分を「里穂子先輩」と呼んでくれたことを思い出す。

引っ越し先の家具を選ぶため瞬太と共にインテリアショップに訪れたつむぎ(古川琴音)。だが、些細なことから二人の間で喧嘩が勃発。兄妹のようだと公言していた二人の関係にも変化が訪れようとしていた。

潤平の父は酒屋を継ぐなら「本気になってみろ」と言う。

里穂子は地方での最終ライブを観に行き、公演後に春斗に会う。再就職の不安を打ち明け、4人で車で帰る。

瞬太はつむぎと路上でキスをする。

瞬太の車(赤のセダン)を中古車販売店に持っていく。3人で洗車をしながら車にまつわる話で盛り上がる。3人で長年世話になった車を手放すことに感じ入る。

里穂子は就職斡旋所で仕事を探す。面接用のスーツをつむぎと買い物に行き、面接試験を受ける。

「コントが始まる」第8話 あらすじ

楠木「『マクベス』と共に、青春時代に戻ったような熱い時間を過ごした……」
つむぎ「ワタシがお姉ちゃんを助けに来たはずなのに……本当の意味で助けられたのはワタシの方だった」
コント『ファミレス』。明転したステージに現れたのは、ファミレスでフルーツパフェを注文した客役の春斗(菅田将暉)。なぜかパフェからは苦手なバナナが勝手に抜かれていて……。ウェイトレス役の瞬太(神木隆之介)と胡散臭い店員役の潤平(仲野太賀)が加わり、マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる―――。

その日、久々に瞬太が働く焼き鳥屋を訪れたマクベスのマネージャー・楠木(中村倫也)は、5年前初めて『マクベス』に会ってから、懸命に3人の売り込みをしてきた日々を振り返っていた。コントの構成やネタの選定に至るまで、マクベスと共に必死に過ごしたその時間は楠木にとっても掛け替えのないもので……。しかしそんな日々も、時を重ねるうちに色褪せ、3人との距離は、徐々に広がっていた。

一方、つむぎ(古川琴音)が瞬太と付き合っていることをマクベスの3人から聞いた里穂子(有村架純)は、つむぎの引っ越しを間近に控え、些細な言い合いから冷戦状態に突入してしまう。
そんな中、つむぎが働くスナックには楠木がやってくる。なぜか楠木に名刺をくれるようにと頼むつむぎ。それは姉からのある一言がきっかけとなった行動なのだが……。

そして、未だ『マクベス』後の道を何も見つけられない春斗は解散ライブに向け、新たなネタを考えていた。ファミレスで一人、思考を巡らしていると何気ない一言が気になりノートに一行、ある題名を書き込む。そして、酒屋を継ぐため実家に帰る日が多くなった潤平は弓子(木村文乃)ら家族と跡継ぎに対する現実と立ち向かうことになる。そして物語は終盤、残り少なくなったファミレスでのネタ打合せの場所となり……。

「コントが始まる」第9話 あらすじ

潤平「オレが現実の嫌なことから目をそむけ、好き勝手することで……全ての面倒な責任を背負ってきたのは春斗だった」
瞬太「苦しい時間は長く感じるのに、楽しい時間ほどあっという間に過ぎてしまうのはどうしてなんだろう」
コント『結婚の挨拶』。明転したステージに現れたのは、プロレス実況役の春斗(菅田将暉)。そこに、チャラい若者役の瞬太(神木隆之介)と、頑固オヤジ役の潤平(仲野太賀)が登場、コタツを囲む。春斗が実況する中、雲行き怪しい結婚の挨拶は「娘さんと結婚したいんすけど」という瞬太の一言で火蓋が切られるが。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる。

無事に里穂子(有村架純)の就職先が決まり、奈津美(芳根京子)とともにマクベス開幕の聖地「ポンペイ」にて就職祝いをするマクベスの3人。その会話の中で、奈津美の実家への挨拶のことを尋ねられる潤平。そんな潤平にはずっと心のシコリになっていることがあった。それは、奈津美の元彼氏であり、現在新進気鋭の実業家として活躍している小林勇馬(浅香航大)の存在であった。そして、その関係のこじれは、ある「春斗に対してずっと抱いていた想い」に関係することがあった。

春斗は、引き篭もりを脱して印刷会社で働くようになった兄・俊春(毎熊克哉)と再会する。手を差し伸べてくれた大切な人を満足させるために頑張ってみようという決意を語る俊春の言葉に、春斗は耳を傾ける。
そんな中、潤平はついに奈津美の実家に挨拶へ。一見柔和な笑顔で現れる奈津美の父(でんでん)だった。

春斗と瞬太は高校の担任・真壁(鈴木浩介)の家にバーベキューに招待される。二人は真壁の息子・太一から「夢」について、ある問いかけをされる。

「コントが始まる」第10話(終)あらすじ

コント『引っ越し』。ステージに現れたのは夫役の春斗(菅田将暉)と妻役の瞬太(神木隆之介)。そこに、引っ越し業者を演じる潤平(仲野太賀)が到着するが、引っ越しを拒む妻が邪魔するせいで、夫婦の荷造りは全く進んでおらず。マクベスによるとりとめのないコントの『前フリ』が始まる。

コントトリオ「マクベス」の解散ライブ当日。里穂子(有村架純)をはじめとして、潤平の彼女である奈津美(芳根京子)や、マネージャーとしてライブを見守る楠木(中村倫也)とつむぎ(古川琴音)、恩師の真壁(鈴木浩介)と息子の太一など、これまでマクベスの人生と交差してきた様々な人物たちが顔を連ねる。

出囃子が鳴り、舞台は暗転から明転へ。彼らの「最後」が始まった。そのライブを見ながら、マクベスと出会ってからの日々を心の中で巡らせる里穂子。里穂子にとっての「マクベス」とは、一体なんだったのか。

冷蔵庫を巡ってジャンケンで誰が取るか決める。

ステージ上で顔なじみの人々を見ながら春斗はまた全く別の意味で思う。「オレにとって『マクベス』とは一体なんだったのか」。その答えはライブを終えたその時にも出ぬまま、時計の針は進んでいく。

解散後一人残った春斗は里穂子のファミレスに行く。里穂子は春斗が店から出るのを公園で待ち伏せて、缶ビールを与える。里穂子はマクベスが解散してもファンを続けると約束する。春斗は一人でもそのようなファンがいて幸せだと言う。

3か月後
里穂子は新しい会社で働きだす。つむぎは芸能プロダクションで働く。

瞬太は海外に行く。潤平は酒屋を継ぎ、2、3年後に奈津美と結婚する。
春斗は就職が決まり、作業服で水道工事に行く。

春ドラマ 2021 あらすじ/ネタバレ/視聴率/全番組表