早春の一円玉天気の快晴。富士山、駿河湾、関東平野の大パノラマを廻る
丹沢の表尾根
3月26日 菩提峠の駐車場まで車で行き、表尾根を三の塔~行者岳まで往復する行程。
「高気圧に覆われて、こういう日は一日くずれることのない1円玉天気と業界用語で言う」とラジオの天気予報で解説していた。
今日の天気は山歩きには完璧だ。
ヤビツ峠に着く
ヤビツ峠には、平日は秦野駅から1便バスが出てている。
バス停前の公衆トイレはチップ制で50円以上。
ヤビツ峠を通り過ぎて菩提峠へ。
7:30 菩提峠駐車場に着く。すでに15台先着していた。
駐車場の脇にパラグライダー発着所がある。
正規ルートはゲートの脇を通る。
ところがゲートが2つあるが、右側のゲートを進むのが表尾根に入る推奨ルート。
右側のルートの左に木に「日本武尊足跡」と書かれた標識がある。その右脇の山道でも二の塔に行ける。表尾根ほど整備されておらず、時間も10分余計にかかる。
ゲートを抜けて、小鳥のさえずり、せせらぎ、カットソー(時にはヘリコプター)の音を聞きながら、舗装されていない林道を歩む。
700mの林道はウォーミングアップにちょうどよい。
10分ほどで表尾根登山口に着く。左側に登山口の標識。
麓は桜が満開だが、ここはまだ寒く気温はマイナス。
道には霜柱が立っている。
針葉樹林を抜けると展望がひらけ右手に大山が見える。
3月の末とは言え、気温は低いので手袋、帽子を装着する。
ひたすら登り、二の塔に着く。
快晴で富士山がくっきり見える。
次の目的地、三の塔を見上げる。
9:15 三の塔に着く。中央に大きな休憩所がある。
三の塔から、富士山と塔ノ岳を一望。
三の塔の休憩所。内部は広い。
山頂は広くベンチが散在している。まだ寒いので休憩所で休む人もいる。
離れた所に、チップ制のトイレがある。
烏尾山を見ながら進む。
烏尾山に着く。
山荘は営業していなかった。チップ制のトイレ有。
左手に富士山、右手には関東平野を見ながら行者岳へ。東京スカイツリーも確認できた。
10:30 行者岳に着く。
行者岳から富士山を望む。
行者岳から駿河湾を望む。
菩提峠への帰路。
11:00 菩提峠へ引き返す。
馬酔木(アセビ)の群生。
途中、行者岳~烏の尾山に引き返す路上で、偶然友人と会う。
彼が秦野から乗ってきたバスは満員だったそうだ。
ベテランの登山家で塔ノ岳から大倉尾根を下る定番の縦走ルート上。13:30に塔ノ岳につくらしい。
烏尾山に戻る。
降りた道を登り三の塔へ。
頂上付近では斜面崩壊を防ぐ防御柵が作られている。
三の塔から二の塔に行く分岐を間違えてしまう。
三の塔尾根を50分ほど下り、標識を見て気づき三の塔まで引き返すことにする。
2時間のロス。時間に余裕があったので助かった。
三の塔の分岐に戻る。道がはっきりしてないので間違えてしまった。
駿河湾からの潮風を受けながら下る。
二の塔に戻る。
ここで道はもう間違えられないと、慎重に地図を見て確認する。(日没は18:00)
左の「富士見橋を経てヤビツ峠」右の「菩提、葛葉ノ泉」どちらからでも菩提峠に着く。
表尾根を降りる。菩提峠駐車場に隣接しているパラグライダー発着所(白ぽい3角形の斜面)を見下ろす。
左手に大山を見ながら下る。
16:30 菩提峠駐車場に無事戻る。
まとめ
一円玉天気で相模湾、富士山、東京を眺めながら山歩きができた。
計画に余裕があったので「友人との遭遇」、「道まちがい」のハプニングあっても無事帰れた。
*二の塔から菩提峠へ下る別ルート(4月)