#ファイザー #モデルナ #アストラゼネカ どのワクチンを打つべき?

米国ファイザー、米国モデルナ、英国アストラゼネカ社が開発した新型コロナウイルスワクチンが接種されています。
それぞれのワクチンに特徴があるのでまとめてみました。

ファイザーモデルナアストラゼネカ
本社アメリカアメリカイギリス
タイプmRNAmRNAウィルスベクター
(アレルギーで、mRNA
接種できない人)
発症効果95%94%76%
会場東京都立川地域防災センタ国の大規模接種センター
(東京、大阪)
大阪市/城見ホール、OCAT
東京都教職員互助会三楽病院東京都都庁北展望室東京都都庁北展望室
東京都行幸地下都庁南展望室新横浜国際ホテルマナーハウス
東京都多摩総合医療センター東京都乃木坂愛知県/名古屋医療センタ、
藤田医科大学岡崎医療センタ
東京都23区いしかわ県民
千葉市の全接種会場新潟/エールホームクリニック
埼玉県南部ワクチン接種センタ
北海道/ホテルエミシア札幌

ファイザー社ワクチンの特徴

変異株(アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株)に有効です。

副反応は、注射した腕の痛みが50%以上あります。

日本では最も多く打たれています。

メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンとは?

ウイルスのタンパク質を作る基になる情報の一部を注射します。人の体の中で、この情報を基に、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。

武田/モデルナ社ワクチンの特徴

副反応は、ファイザー社よりも強めです。接種した腕の痛みが50%以上。特に数日の高熱化の頻度が多くなります。

変異株(アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株)に有効です。

スペイン製のなかに目視で異物が発見されました(8月26日)。未使用分は回収。健康被害は報告されていません。

mRNAワクチンとは?

1.ウィルスタンパク質の設計図(mNRA)を細胞に届け、細胞内にSタンパク質を作り、消滅します。
2.Sタンパク質は異物として認識され抗体が作られます。
3. 抗体がコロナウィルスの感染を予防します。

アストラゼネカ社ワクチンの特徴

変異株(アルファ株、ガンマ株、デルタ株)に有効です。

40歳以上が対象です。新型コロナワクチンに含まれる成分に対してアレルギーがあり接種できない等、特に必要がある場合は18歳以上も可能です。

次のような人は接種できません。
・ワクチン接種後に血小板減少症を伴う動脈の血栓症を起こした人
・毛細血管漏出症候群の人

ウイルスベクターワクチンとは?

ワクチンにはウィルスベクター(運び屋)と呼ばれる新型コロナウイルスの遺伝子の一部が組み込まれています。体の中でウイルスのスパイク糖タンパク質が作られ、それに対する抗体ができて免疫ができます。コロナウイルスが体内に侵入したときにそのスパイク糖タンパク質を認識し、体外に排除するようになります。

 

まとめ

新型コロナワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカと3社が出そろったところです。

各社にそれぞれ特徴があります。

どのワクチンを打つべきか迷ったときに参考にしてください。