西郷隆盛の真実決戦!西南戦争ラストサムライ #敬天愛人NHK







「西郷どん」と連動したスペシャル番組

「英雄たちの選択」のスペシャル版、時間を延長して2時間。

三宅民夫アナが、いつもの磯田道史に代わり司会。

放映している大河ドラマ「西郷どん」は、西南戦争に突入。

最期まであと2回。

「西郷どん」ファンには興味深々のグッドタイミング。

西郷隆盛はなぜ西南戦争を起こしたのか?

先週の「西郷どん」では、弟子たちの弾薬庫襲撃事件を聴き「しまった」と言った西郷。その後、自分の身体を反乱軍に預けた。ドラマでは、どういう心境の変化だったかのか、謎のままだ。

「英雄たちの選択」では、西郷は政府を倒そうと目論んでいたが、事を起こすのには、まだ早いので「しまった」と言い。
鹿児島から兵を挙げたときは、東京に着くまで不平士族が全国から合流する、勝算はあった。

西郷隆盛はなぜ敗れたのか?

初戦の熊本城攻めで、大敗。
政府軍は平民で構成されており、士族で構成される薩摩軍は政府軍に簡単に勝てると思っていた。軍事力(兵士、武器)は、薩摩軍の方が上回っていた。

政府軍は熊本城の石垣を改変して応戦した。政府軍は熊本城の天守閣を攻撃の目標とならないように焼き、市街の家9000軒を焼いて「射界の清掃」をし、反乱軍に対抗。

政府軍の近代化は、薩摩軍より進んでいた。いちはやく「モールス電信」で東京-九州の連絡を取り、鉄道・船により兵隊、武器を輸送していた。

 

西郷隆盛の壮絶な最期とは?

薩摩軍は、熊本城から敗走、延岡の戦いで大敗、解散。西郷は手勢300人で鹿児島に戻り、城山に立て籠もる。


西郷は、政府軍に囲まれ、降伏を勧告されるも拒否。政府軍の山縣有朋から、自決を促されるも拒否。

最後は政府軍に突撃し、敵前で自決。

西郷隆盛が国民に愛されるのは?

 

  • 反政府の英雄。
  • 未完で謎が多い。
  • 希望の星。
  • 民衆は当時輝いていた金星を西郷だと語り合った。(「西郷どん」最終回より)。

「西郷どん」も、謎が多い分、作者(林真理子)が解釈を盛り込む余地が大きいと、思った

NHK番組紹介

日本の命運を賭けた決戦・西南戦争を徹底検証!最大の激戦地・田原坂で発掘調査が進み、超リアルな戦闘記録も続々発見。謎に包まれた戦いの真相が明らかになってきた。西郷の書簡から見えてきたうぬぼれと野心とは?最強のサムライが結集した薩摩軍を破るため、政府軍がとった驚異のインフラ作戦とは?新資料が明かす西郷の壮絶な最期とは?本格ドラマとドキュメントで熱い男たちの知られざる激闘に迫る。

【出演】大阪経済大学 教授…家近良樹,作家…加来耕三,日本大学国際関係学部教授…淺川道夫,【司会】三宅民夫,【リポーター】浅野里香

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