「天国と地獄~サイコな2人~」考察 ネタバレ あらすじ /綾瀬はるか

ドン詰まりな女性刑事<綾瀬はるか>とサイコパスな殺人鬼<高橋一生>の入れ替わりサスペンス。

「天国と地獄」とは

TBS「日曜劇場」9時 2021年1月17日~ 

脚本   森下佳子

森下佳子の代表作品
「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「JIN-仁-」「天皇の料理番」「義母と娘のブルース」

「天国と地獄」のキャスト

望月もちづき 彩子あやこ   綾瀬はるか
日高ひだか 陽斗はると   高橋一生
 
渡辺わたなべ 陸りく   柄本 佑
八巻やまき 英雄ひでお   溝端淳平
五木いつき 樹里じゅり   中村ゆり
 
湯浅ゆあさ 和男かずお   迫田孝也
新田にった 将吾しょうご   林 泰文
五十嵐いがらし公平こうへい   野間口 徹
十久河とくがわ広明ひろあき   吉見一豊
富樫とがし 義貴よしたか   馬場 徹
幅はば 健太郎けんたろう   谷 恭輔
 
日高ひだか 優菜ゆな   岸井ゆきの
日高ひだか 満みつる   木場勝己
 
河原かわはら 三雄みつお   北村一輝

「天国と地獄」第1話 心と体が大逆転物語!

望月彩子(綾瀬はるか)は、努力家で正義感が強く、上昇志向も強いが慌てん坊な刑事。思い込んだら一直線で失敗も多いため、周囲の刑事たちからは煙たがられている。

彩子はある朝、出勤時間ギリギリに起床。朝からバタバタと急ぐあまり、電車内でうっかり自分だけマスクをしていないことに気付く。すると、偶然乗り合わせた男性(高橋一生)から自社製品のサンプルだというマスクを譲り受ける。

7番町で殺人事件が発生。管理官が刑事たちに現場へ急行するよう指示するが、その時、捜査第一課に居合わせたのは、過去の失敗で謹慎中の身であった彩子のみ。彩子は、挽回するチャンスの到来に、「絶対に手柄を立ててやる」と現場へ急ぐ。

向かった先には、遺体の口内にパチンコ玉が詰められた、猟奇的殺人だった。彩子は掃除されたばかりのような清涼感を感じる現場に違和感を覚える。

3年前の官僚の猟奇殺人にも被害者と同じように、手にΦの文字が描かれていた。

彩子の同居人・渡辺陸(柄本佑)は、清掃現場でアルバイトをしていた。陸から匂いのない業務用の特殊洗浄剤・バニッシュアンダーがこの世に存在することを知る。
洗浄剤の製造元は創薬ベンチャー企業のコ・アース社長の日高陽斗は、なんと数日前彩子に電車内でマスクをくれたあの男だった。日高はアメリカのMITで分子生物学を学んだあと起業していた。

彩子は日高のもとへと会いに行く。
日高は、知らないはずの被害者が「一人暮らしである」ことを知っていて、当日3時間の散歩して、アリバイがないことを怪しむ。

先輩刑事・河原(北村一輝)は彩子の推理を認め、彩子から日高の捜査を受け継ぐ。

仕事を奪われた彩子は河原の後をつけて捜査状況を観察する。河原は日高のマンションの監視カメラの記録を見れるようにと交渉する。
彩子は夜、日高の行動を調べる。

捜査本部では捜査が進まないのにいら立っている。次の会議までに進展しなったら、日高のマル秘を解くことになる。

河原はマンションの監視カメラ情報を入手し日高の外出を確認する。彩子はレンタサイクルの使用を疑う。日高の友人からかつて連続殺人で疑われていた情報を得る。

捜査会議で日高の捜索は続けられる。ガサ状を取るため後輩・八巻が日高のアメリカでの容疑者歴を発表する。

八巻に先を越された彩子は約束を守らなったことを責める。それを聞いていた河原は彩子の過剰な手柄指向を嗜める。
彩子は、日高が映されているレンタサイクル出入口の動画ファイルを叩きつけて八巻に渡す。

鑑識によりパチンコ玉からカーキー色の皮手袋の組織が見つかる。彩子は日高の手袋を入手するため車で追いかける。歩道橋の上で月を見ている日高に近寄り、「明日に捜索令状が出るので自首するように」勧める。日高は対抗手段を取るといいながら手袋を道路に投げ捨てる。現行犯逮捕しようとしてもみ合い、二人とも階段を転げ落ち、気を失う。彩子は日高から石で殴られる夢を見て覚める。

彩子は自分の姿が日高になっているのに気付く。

病院の待合室の日高は起きて自分が彩子になっているのを気付く。八巻は彩子を見て、いい感じになったとつぶやく。

日高(元彩子)は凶器の丸い石を発見すると、彩子(元日高)が現れラッキーだと言う。彩子は日高に手錠を取り出し、自分に決定権があると言う。日高は「もう一歩で手柄を挙げられたのに」と追い詰められながら、つぶやく。

「天国と地獄」第2話 決戦!? アイツと私!!

<>内は入れ替わった後の人物名。

階段から転げ落ちた拍子に魂が入れ替わった彩子<日高>(綾瀬はるか)は日高<彩子>(高橋一生)に「出頭して一生を塀の中で過ごすか、それとも自分と協力して容疑を晴らすか」と二者択一を迫る。新しい人生を始めるため、仕方なく後者を選択した日高<彩子>は、彩子<日高>の指示通り、家宅捜索を乗り切るために日高のマンションからダンボール箱をこっそり持ち出す。中に入っていたのは、サンプルQ、暗闇の清掃人Φの文書、殺人リストなど連続殺人の証拠となり得る品々だった。
日高は凶器の石を保持していた。互いのスマホのデータを消去する。

家宅捜索を乗り切った日高<彩子>は、河原(北村一輝)の事情聴取を受ける。その様子を別室で見つめる彩子<日高>と八巻(溝端淳平)。日高は当日の夜、散歩をしていたと言うと、スマホのロケーション履歴を調べられる。履歴は消去されていた。八巻は化粧している彩子の雰囲気がいつもと違うことを変に思って尋ねるが、「路線変更したんです」と煙に巻かれてしまう。

警察は日高が犯人である確たる証拠を見つけられないまま、秘書・樹里(中村ゆり)の素早い根回しで日高<彩子>を開放する。マンションに戻った日高<彩子>は、シャワーを浴びて転倒し自分のモノを見てしまう。居候の陸(柄本佑)のことを考えた。一緒に暮らしている陸なら、きっと本物の彩子ではないことに気づいてくれるはずだ。
ところが、陸は彩子<日高>と仲良く食卓を囲んでいた。彩子<日高>は食卓にあったナッツを見つける。
道路わきに証拠の手袋が落ちている。

日高<彩子>は彩子<日高>が送ったプリペイド携帯を受け取る。会議で女言葉が出てしまう。間違って会社の女子トイレに行く。

彩子<日高>は、捜査会議で手袋の件を報告するのを止めた。八巻は手袋は、トラックのナンバーから東京から岩手の間で落ちたと報告する。河原はそのやりとりを陰から聞く。

彩子<日高>は、日高<彩子>に河原が手袋の話を聞いたと報告する。

日高<彩子>は手袋について会って話したいと呼び出し、元に戻るために、もう一度、階段から転げ落ちると考えて実行するが無駄だった。入れ替わる方法は、彩子<日高>は知らないと言う。

彩子<日高>は、陸と気が合っていると報告する。日高<彩子>は彩子<日高>がナッツを食べて苦しくなり倒れ込みもがく。彩子<日高>は自分が重度のナッツアレルギーだと言う。自殺してもらうのが最善という。遺書はどうするか訊き、「死して抗議する」にする。彩子<日高>は非常ベルを鳴らそうとし、薬を要求し、難を免れる。

彩子<日高>は、自分に勝ち目がないことを悟り、憤る。
八巻は彩子<日高>を尋ね、二人しか知らないことを聞き出し、日高と入れ替わったことを確認する。「今まで一番お手柄だよ」と言って喜ぶ。奄美大島に入れ替わり伝説があることが分かる。

小学生が手袋を拾う。

「天国と地獄」第3話 伝説の謎は奄美大島! 

<>内は入れ替わった後の人物名。

彩子(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)の魂が入れ替わったことに八巻(溝端淳平)が気づいた。味方ができた日高<彩子>は、藁にもすがる思いで今後どうするかを八巻に相談する。


急がなければいけないのは、日高が捨てた革の手袋を河原(北村一輝)ら警察よりも先に手に入れることだ。もしも手袋から日高の指紋と被害者のDNAが検出されれば、自分が捕まってしまう。
警察が手袋を見つけた段階で、八巻がこっそり別の手袋とすり替える作戦を立てる。入れ替わってもなお日高を捕まえることを諦めない彩子。しかし、彩子<日高>はそんな日高<彩子>の考えなど見抜いていた。
警察では、河原が拾得物の中から革手袋を集めていた。そして、集まった大量の手袋を鑑識部屋に持ち込むと、そこにはなぜか彩子<日高>の姿が。鑑識の新田(林泰文)を手伝いに来たという。

「太陽と月の入れ替わり伝説」に出てくるシヤカナローという花を見つければ、自分も元に戻れるかもしれないと考えた日高<彩子>は、その伝説が言い伝えられている奄美大島へと渡る。

手袋の大捜索が行われ、彩子<日高>が手伝い、すり替えようとする。日高の手袋が見つかり、八巻がすり替えるが、右と左を間違えてビニール袋に入れる。彩子<日高>は日高<彩子>に電話して内部に協力者がいるかもしれないと言う。

島には凶器に似ている石が海岸に転がっている。現地の人から、この石は持って帰ると呪われると言われる。

彩子<日高>は前に行ったアケビ集落に行くが成果はない。シヤカナロー(サガリバナ)は冬には咲かないと言われる。

もう一方の手袋が見つかり、日高の指紋が検出される。科捜研の調べで被害者のDNAが検出されれば、日高の容疑は確定する。

彩子<日高>は歩道橋で、赤いペイントで「4」の数字が描かれた壁を発見して顔色を一変させ、「そうですか、終わりじゃなかったんですか」とつぶやく。

自宅に戻った彩子<日高>は陸(柄本佑)が家にいないのを見て「ラッキーですね。これは」と企みの表情を浮かべる。
陸は何者かからの依頼で「4」の赤いペイントを消した。

科捜研からの結果が出て彩子<日高>が何か仕組んだのか、被害者のDNAは、バクテリアが混入して検出されなかった。

八巻から連絡を受けてホッとする日高<彩子>。

目黒区で猟奇殺人が発生する。

日高<彩子>に彩子<日高>から動画が送られてくる。
その動画には、彩子<日高>が「えーと、この人はゴルフ場なんかつくって大儲けした人なんで、頭全体をゴルフボールみたいにデコボコにしちゃいたいと思いまーす」と言い、ゴルフクラブで天井から逆さ吊りの男の頭を何度も殴りつける。

真っ白だった洋服に、返り血を浴びた彩子<日高>は「あなたには一応、お伝えしておいた方がいいかと思いまして。これでもう、元に戻ろうが戻るまいが、あなたも殺人犯。どっちでも同じになっちゃいましたね。あなたは私で、私はあなたです。どうかお忘れなく」と不敵な笑みを見せる。
日高<彩子>は「なんでこんなことするの、何が楽しいの、何が目的なの」と膝から崩れ落ちる。

陸は捨てられた生ごみの袋を開け、血の付いた白の防護服を見つけ出す。「これは何なの、彩子ちゃん」と言う。

「天国と地獄」第4話 入れ替わりの真相!? 

<>内は入れ替わった後の人物名。

事件の翌朝、日高<彩子>は河原(北村一輝)の事情聴取を受けるが、その様子を冷静に見つめる彩子<日高>。
聴取後、彩子<日高>と日高<彩子>がやり取りする様子を目撃した河原は、違和感を覚え、疑惑の目を向ける。


彩子<日高>が捜査本部専用の情報のデータベース化を買って出る。

頼みの綱だった八巻(溝端淳平)は、彩子<日高>を恐れ、これ以上協力できないと言い出す。このままでは自分が殺人犯になってしまうことに絶望的な気分になる彩子。

2人に疑いを向けた河原が、事件の目撃者情報をつかむ。

河原は手袋の交換、バクテリアの混入できるのは警察内部と絞り込む。

陸(柄本佑)はごみ袋から発見した「血の付いた防護服」のことで悩んでいた。彩子<日高>は血まみれの防護服は鑑識の血痕を手伝ったとごまかす。浴室で4の次の番号を思っている。

証拠不十分で解放された日高<彩子>だったが、コ・アース社では、会社の信頼が失墜していることを案じた秘書の樹里(中村ゆり)に詰め寄られる。記憶喪失したことを受理に告白し、社内に公示される。

社員が駆けつけ記憶喪失したことを知らなかったことを詫びて、助ける。

河原は聞き込みで彩子の目撃情報を得、彩子に目撃情報を伝える。

日高<彩子>は妹・優菜と食事し、自分がやさしかったことを知る。

八巻は目撃情報を日高<彩子>に伝える。
彩子<日高>は手袋を受け取ろうと彩子<日高>に電話する。河原は彩子を尾行する。

秘密事務所に入ると、日高<彩子>は自分が捕まってもよいと覚悟し

「なめんじゃないわよ、私だって警官の端くれだからね」

と言い、彩子<日高>に自首を促す。
彩子<日高>は目撃者が言っていたバッグのチャームをつけていなかったのに河原はチャームがついていると言ったことを伝える。
彩子<日高>はワザとチャームをとり、河原の推理を裏付けようとする。

捜査室で面通しをする。河原は事前に目撃者に彩子<日高>だと証言するように頼んでいる。犯人に特定された彩子<日高>はアリバイを答えられない。

河原が証言を強要した動画が警察に届く。彩子<日高>アリバイもチャームを貰った時間差で切り抜ける。
日高<彩子>は共謀して事前に目撃者を買収して、ポケットのスマホで河原が証言を依頼している場面を録画していたのだ。河原は証言の強要で、捜査一課を外される。

彩子<日高>は殺したことに、動機も理由もないと話す。

陸は彩子<日高>がコインロッカーにモノを入れるのを目撃する。

「天国と地獄」第5話 新しい容疑者の顔!?

<>内は入れ替わった後の人物名です。

彩子(綾瀬はるか)は周囲から話を聞くうちに、日高(高橋一生)という人間がわからなくなっていた。彼の評判はサイコ・キラーとは程遠いものばかりなのだ。もしかして彼は誰かを守るために殺人を犯しているのか。それとも、そもそも犯人ではないのか。

彩子<日高>は次の犯行の住宅の下調べをする。

陸(柄本佑)は、日高<彩子>を訪ねる。陸は同居人である彩子<日高>の最近の行動を不審に思い、偶然コインロッカーを利用しているが気になり、中を勝手に調べた。その中に日高宛の手紙を見つけ、会いに行く。

陸は二人で何をやっているのか聞く。自分は彩子<日高>と男女関係を持ったと伝える。陸は日高<彩子>の見慣れたしぐさから彩子ではないかと疑う。

コ・アース社は大騒ぎになっていた。日高社長が連続殺人の容疑者であることや事件に関する警察が公表していない情報がSNS上に拡散され、ネガティブキャンペーンが巻き起こっていたのだ。
日高<彩子>は、捜査情報を漏洩したのが内部の警官と疑う。

強引な捜査が上司にバレて第一線からはずされていた河原(北村一輝)は、相変わらず彩子と日高のつながりを疑っていた。
犯人の似顔絵が、漫画のキャラクターに酷似していたことから、虚偽の証言を得ていた可能性を疑う。

彩子<日高>はコインロッカーが空けられたことを知り、陸を怪しむ。

日高<彩子>は陸に、日高と入れ替わったと知らせると、陸はすぐに納得する。陸は危険なので部屋から出た方が良いと言う。
手紙の内容は子供のころのラブレターだった。

日高<彩子>は、中傷SNSに自分が写っている写真が合成され、九十九が絡んでいあることを突き止める。
彩子<日高>は、八巻は九十九に情報を漏洩した共犯者だと確信する。
九十九はギャンブル好きであることを利用して、2人で追いこむことにする。
まず彩子<日高>は漏洩した八巻を追い詰める。

陸は逃げ、友人の安アパートに転がりこむ。

九十九がギャンブルしているクラブに警察が強制捜査に入る。彩子<日高>は衣装と化粧を決めて、逃げ出してきた九十九を惹きつけ、常習賭博罪で現行犯で逮捕する。

彩子の生き方に共感する陸は、日高<彩子>に元に戻る手伝いをしたいと申し出、陸は元の部屋に戻る。
「ありがとう陸」と言って見送る。

彩子<日高>は陸が戻ってきたのを喜ぶ。

日高<彩子>は彩子<日高>に「あなたは、やってない」と断言する。やったのは歩道橋の彼女・戸田和希。

河原は戸田和希に事情聴取する。

「天国と地獄」第6話 真犯人はΦクウしゅうごう

彩子<日高>(綾瀬はるか)が持ち続けているラブレターのような手紙。
その手紙の差出人が今回の事件の手がかりになると読んだ日高<彩子>(高橋一生)は、秘書の樹里(中村ゆり)や妹の優菜(岸井ゆきの)に日高の過去に何か心当たりがないか探りを入れる。


河原(北村一輝)は、連続殺人事件の発端となった3年前の事件で嘘証言をした目撃者が情報を売っていた。売った相手はΦのマークが関係していた。

八巻(溝端淳平)は賭博罪で逮捕した九十九(中尾明慶)から司法取引を持ち掛けられていた。九十九によると、日高が人を殺す日は新月であるという。

彩子<日高>は発熱し、濃厚接触者の日高<彩子>に自宅待機を強いる。

八巻は彩子<日高>に日高はいつも新月の日に殺人をしていたと話す。日高<彩子>は陸(柄本佑)に協力を依頼する。

河原は目撃者の情報からクウシュウゴウの身元を突き止めた。

日高<彩子>は陸に彩子<日高>が今使っているコインロッカーを探すように依頼する。陸は仲間30人集め、付箋のついているロッカーを探したら10万円の報奨金を与えると言う。

日高<彩子>は歩道橋を見張る。男が壁にスプレーで落書きする。男は前日「日が落ちるまで赤で9と書け」と頼まれていた。

警備会社の親玉の久米宅に彩子<日高>が清掃員に成りすまして入る。室内を清掃しながら偵察して帰る。

彩子<日高>は塀を乗り越えて、久米邸に忍び込む。

陸はロッカーを見つける。

日高<彩子>は夜まで歩道橋を見張る。歩道橋に監視カメラが仕掛けられていた。

陸はロッカーにあった氏名リストを彩子<日高>に送る。暗闇の清掃人はミスターXからの指令を数字で受けていることがわかった。

日高<彩子>は落書きの「9」と殺人リストから、久米が危ないと判断し、八巻と久米邸まで行って見張る。

彩子<日高>は白い防護服を着て久米の寝室に入り込み、口を布で塞いで眠らせる。

明け方、久米邸から出てきた彩子<日高>を日高<彩子>は追いかけるが、逃げられる。

家から久米夫妻が散歩に出かける。殺されていなかった。日高<彩子>は、彩子<日高>を逮捕しないでよかったと道路であおむけなって喜ぶ。

彩子<日高>は歩道橋で「来なかった。何があった、何が・・」と呟く。

陸に歩道橋の落書きを消すバイトの依頼がくる。

陸は歩道橋に行くと数字の前に立つ彩子<日高>を発見し隠れる。

河原がつきとめた男・十和田光は自殺していた。遺品を片付けた業者は東がコミックを持って行ったと証言する。

陸は日高<彩子>の部屋を訪ね、3回落書きの清掃を頼まれ、依頼人はクウシュウゴウだと話す。

日高<彩子>は奄美大島の宿の主人から、日高は東朔也と言う名前だったと電話が入る。
彩子<日高>は死亡届ファイルを検索し東朔也を見つけ出す。

「天国と地獄」第7話 真犯人はアズマサクヤ!?

彩子<日高>(綾瀬はるか)は身元不明の遺体の中から「東朔也」という人物を探していた。
日高<彩子>(高橋一生)と河原(北村一輝)もその名前にたどり着くが、事件とのつながりは見えてこない。

彩子<日高>は身元不明者の出た火災現場に行く。焼死者の右手のほくろを確認する。「まだ生きているのかよ」と言う。

ペンキ塗りを頼まれた男は依頼主の右手にホクロがあったと証言数する。


陸(柄本佑)からの情報を手掛かりに、殺人の共犯かもしれない「クウシュウゴウ」が現れるのを待って、歩道橋で張り込む日高<彩子>。
しかし、やって来たのは彩子<日高>だった。

日高<彩子>は彩子<日高>に声を掛ける。「東朔也は誰」と訊くと、彩子<日高>は「気が大きくなっているようね、いつでも差し出すことができるのよ」と言い放ち去る。

マンガのストリーでは、清掃会社で働く男がミスターXから「いるのにいない、クウシュウゴウ」の名を与えられ、命令されて殺人を犯していく。

日高<彩子>のもとに、息子が記憶喪失になったと聞いて心配した父・満(木場勝己)から連絡が入る。

彩子<日高>は東朔也を探しに身元不明者の収容施設に出向く。

陸が彩子<日高>に、一緒に探そうと言うと、突然キスされる。

陸はペンキを塗った師匠を尋ねると手に包帯をしている。
一緒に酒場で飲む。

河原も東朔也を追っているが見つけられない。

妹の優菜(岸井ゆきの)と実家へ行った日高<彩子>は、父から日高には双子の兄さんのシャクヤがいることを話す。日高は父と血のつながりはなった。父が中洲のラーメン屋をしていた時、子供のいる母に会った。母のお蔭でラーメン屋は繁盛し結婚した。兄は離婚した夫・東が引き取っていた。

東はバブルで負債を押し付けられ行き詰った。母はシャクヤを引き取ろうとしたができなかった。
手紙はシャクヤが子供の時、日高に送ったものだった。

小学生の兄弟が待ち合わせ場所の歩道橋で会う。日高の歯が抜け落ち、探すが見つからず、シャクヤは自分の歯を渡す。その様子を見ていた母はシャクヤを追いかけ、引き取りたいことを伝えるが「父についていく」と言い断られる。

シャクヤは手にほくろがあった。名前の漢字は朔也(新月)だった。

陸と酒を飲んでいた師匠は腹痛を起こし、救急車で運ばれる。

日高の実家の部屋には奄美の丸い石がお守りとして飾られていた。

「日高はアズマサクヤに命じられて殺人をしている」と日高<彩子>は確信する。

誰にも発見されていない新たな犠牲者が発生する。

彩子<日高>はアズマサクヤの候補が見つかったと報告を受ける。それは、昨日救急搬送された患者だった。病院に入ろうとすると、警察から久米の息子が殺されたと連絡が入る。
彩子<日高>は、「リストにないやつ狙ってこれ反則だろう」と言い、殺人現場に向かう。

東は清掃の仕事をしていた。
日高と東は一緒に奄美に行っていた。

彩子<日高>が現場に駆け込むと被害者の手にΦの字。
陸は入院している師匠の包帯を解く。

「天国と地獄」第8話 愛と裏切りの果て!? 運命と悲劇の大逆転

師匠の手のひらにはほくろがあった。

新たな猟奇殺人で河原(北村一輝)はクウシュウゴウの犯行は自殺した十和田の模倣犯と睨む。

日高<彩子>(高橋一生)は、事件に日高の生き別れの兄が関わっているのではと考える。
日高は殺人をしていないで、兄の犯行を防いでいたと睨む。
東朔也の履歴書の写真は日高(師匠)だった。
そうだとすると、自分が捕まっても潔白で、攻守が逆転する。

久米殺害の現場検証が行われる中、彩子<日高>(綾瀬はるか)は東朔也が担ぎ込まれた病院へと向かう。


現場への返り咲きを狙う河原も、日高と東朔也の関係、さらに彩子に疑惑を持ち始めていた。

彩子<日高>が日高<彩子>のオフィスを尋ね、社長を辞任するように頼む。
日高<彩子>は犯人はクウシュウゴウ=東朔也で、日高が兄を庇っていたと言う。
彩子<日高>は答えず、社長辞任を強要して去る。

彩子<日高>は陸(柄本佑)にクウシュウゴウの写真を送る。その写真は師匠・湯浅(迫田孝也)だ。
陸は湯浅のところに戻り、湯浅は「余命3ヶ月で、警備員だったが解雇された」と語る。

彩子<日高>は鑑識から証拠の薬を抜き取り、犯人と同じ靴、作業服を購入する。

橋の上に「さよならΦ」と書かれた手紙が発見され、警察は川を捜索する。
日高<彩子>は社長を辞任したと電話する。彩子<日高>は犯人は自殺したと告げる。

捜査会議に河原が現れ、「東朔也が警備員として働いていたが、社長・久米の息子の濡れ衣を着せられて解雇されていた」と報告する。

彩子<日高>は東について尋ねられてもシラをきるが、東朔也を検索していたことを怪しまれる。

鑑識が殺人現場から子供の歯が出てきたと報告する。それは日高の乳歯だった。

警察は日高と東を緊急配備する。

彩子<日高>は窓から空を見上げて部屋を飛び出す。

八巻から緊急配備されたと電話連絡があり、日高<彩子>は逃げ出す。

湯浅は陸に日高の乳歯を拾った歩道橋で「ここから間違ったんだよ」と言う。

日高<彩子>は秘書の五木とプールサイドに呼び出し、入れ替わって日高でないことを打ち明ける。
五木は日高<彩子>は、もう一度入れ替わると言う。

彩子<日高>は、日高<彩子>を歩道橋に来るように誘う。入れ替わるつもりのようだ。

満月の日、二人は歩道橋で会う。彩子<日高>は「もうこれしかない」と言い、田所を殺した凶器の石を渡す。手錠を持って緊急逮捕すると言い近づく。

二人はもみ合い歩道橋から落ちる。あの日の「手錠、石、満月」とあの時と同じ条件が揃って・・・

湯浅は陸に奄美大島に行かないかと誘う。

歩道橋の下に倒れ込んだ彩子は立ち上がり、自分の顔を撫でる。

「天国と地獄」第9話 告白!アイツの真実の告白

歩道橋から転がり落ちた彩子<日高>(綾瀬はるか)と日高<彩子>(高橋一生)。

警察は、連続殺人事件への関与が濃厚な日高陽斗と東朔也に緊急配備をかける。

彩子は戻った。日高は自分から手錠をかけさせるため手を出すが、彩子は自首を勧める。

河原(北村一輝)が現れ、日高はチン蹴りして逃げ出す。
彩子は追跡するが、警官を巻き日高に「小賢しいんだよ、いちいち」と言って壁ドンする。

東朔也=師匠は日高の双子の兄で、陸(柄本佑)と奄美大島に向かっていた。

陸に電話すると、朔也と奄美に行くこうとしていることを知る。

車で湯浅と合流する。湯浅に日高のカードを渡し、利用履歴から追跡させるようにする。

彩子は日高は検問を切り抜け奄美大島に車で向かう。東朔也と同時に逮捕しようとする。

八巻は日高のカードを持って仙台に行きカモフラージュを続ける。

彩子と日高は車で熊本県田原坂につく。

日高は彩子のマンションを家宅捜査する。洗剤、手袋、奄美大島行の航空券を発見する。

朔也は日高に奄美大島に一緒に行こうと誘われていた。日高のオフィスの清掃員だった朔也に洗剤の感想を頼み、仲良くなった。

鹿児島新港で奄美大島行きのフェリーを待つ間、朔也は発作を起こし苦しみ陸が介抱する。

彩子と日高は警官に発見され逃げ出す。
警察は二人が奄美大島に向かっていることを知り、緊急配備する。

彩子と日高はフェリーで奄美大島に向かう。
日高はこれまでの顛末を話す。

日高の話

朔也は認知症の父を介護していたが、階段でもみ合い父が転倒して亡くなった。
膵臓癌で余命の短い朔也は、自殺した人殺しの部屋を清掃していたとき、「暗闇の清掃人=クウシュウゴウ」の漫画を発見し自分がクウシュウゴウになりたいと言い出す。日高は反対するが、朔也は恨みのある人間を殺していくと言い、物別れになる。

朔也は次々とリストの人物を殺し始めた。日高は兄の書いた壁の数字から殺人現場に直行し清掃していた。15分の違いで生まれた不遇の兄を庇い共犯となった。

同じ船に朔也と陸が乗り合わせていた。彩子は朔也を殴り倒し、「あなたは独りぼっちのクウシュウゴウなんかじゃない。守ってくれる人がいるのに・・・はじめからこんなことするんじゃねーよ」と叫ぶ。

河原に彩子のいるフェリーが奄美大島に着くという連絡が入り、向かう。

朔也は最後の犯行後、発作が起きて薬を飲んだ時、大事に持っていた日高の乳歯を落としていた。

日高は「フェリーが奄美大島に着く前に二人で捕まることにしました」と言う。彩子は日高に「無罪になる気はないか」と訊く。
朔也は発作を起こし呼吸が止まって、息絶える。

フェリーが奄美に着くとに河原等が乗り込む。
日高は彩子に手錠をかけるように言うが、断られ、ナイフを持って彩子を連れ出す。

日高は彩子の首にナイフを突きつけ、僕を追ってくださいと言って逃げる。甲板で「捕まるならあなたが良かった」と言い両手を突き出す。「絶対に助けるから」と言って彩子は手錠をかける。
河原は「よう頑張ったな、猿芝居」と言って彩子に手錠をかけ、犯人隠匿、証拠隠滅で逮捕する。

「天国と地獄」第10話(終)遺言〜アイノカタチ

日高(高橋一生)が逮捕された。「絶対に助ける」と日高に告げた彩子(綾瀬はるか)だったが、何もできない。

東(迫田孝也)と行動を共にしていた陸(柄本佑)も事情を聞かれるが、彩子のことを心配しながら奄美大島で東の遺体から離れない。警察から日高について取り調べを受ける。

陸は東のベッドの下に落ちていたSDカードを持ち続けている。

彩子は犯人確保に免じて許される。

日高は3件の殺人は自分の単独犯だと自白する。

河原(北村一輝)は自分が日高を取り調べると志願する。
日高は河原に犯行を矛盾なく、すらすら供述する。
河原はこれを怪しんで、日高は偽の供述をして「彩子を守っている」と勘づく。

彩子は自分を庇う日高を知って、壁に手を打ち付けて怒りを表す。

鑑識で「東が主犯である証拠」を探すが出てこない。
東の家宅捜査に入るが証拠が出てこない。

彩子は陸に、東のSDカードを探していると電話で話す。
陸は「見ていない」と嘘をつく。

彩子は日高に面会して「本当のことを喋れ」と促す。
日高は「分かりました」とだけ答える。

河原が「彩子は共犯だ」と問い詰めると、日高は否定する。

陸は、東朔也の遺体を引き取りに来た日高の父に「東が最期に犯行を告白した」ことを説明する。

日高は供述調書にサインする。サインすると死刑が確定する。

彩子のスマホに鹿児島県警からデータが転送される。

河原は東朔也の調書を読み上げる。
急いで階段を駆け上がる彩子は、転げ落ちて動けない。
河原は彩子を庇い続ける日高を問い詰める。

彩子は靴を脱いで裸足で取り調べ室に駆け込む。

彩子は「日高が犯人でない証拠がある」と言ってスマホをかざす。
河原は「あとを頼むと」彩子の肩を叩いて退室する。

スマホには東が自分を撮った「自分が殺害した」と自白している映像が保存されている。

日高はまだ自分がやったと言い張る。
彩子は「濡れ衣を着せられて警察官になった。濡れ衣は見過ごせない。正義を守らせてほしい。本当のことを言うべきだ」と言うと
日高は頷き、目に涙が溢れる。

陸が戻り、彩子と路上で再会する。陸は彩子を抱き寄せ、スーパーでの買い方を指南する。
陸は2度と帰ってこなかった。

東が主犯であることが確定し、日高は証拠隠滅罪で3年の実刑判決を受け服役する。

彩子は警察学校へ異動する。

出所した日高から満月の夜、歩道橋に呼び出される。・
日高の持っている紙袋の中に凶器の石が入っている。母の形見だった。
日高は「入れ替わりは母の願いだと思った。自分があるべき姿に戻るように。ありがとうございました」と頭を下げる。

日高は「あなたでよかった。この石は兄のお墓に入れる」と言い「さようなら、お元気で」と別方向に歩き出す。
彩子は振り返り言う「とりあえず、いまお勤めどちらですか?」

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