海外渡航用のワクチン接種証明書は一部の自治体ではオンラインで申請/取得することができます。
スマホで接種証明を表示するデジタル化も12月から発効します。
これから普及するマイナンバーカードを利用した接種証明のデジタル化に備えておきましょう。
目次
ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)のオンライン申請受付開始
海外渡航用のワクチン接種証明は、7月下旬から全国の市区町村で申請受け付けが始められています。
一部の自治体ではマイナンバーカードを持っている人は、ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)の申請をオンラインでできるようになりました。
8月現在、6つの自治体でオンライン申請を受付けています。
宮崎県都城市や山形県寒河江市、愛媛県松野町、北海道初山別村、大分県中津市、鹿児島県南さつま市
電子申請は5分で完了するのでとても便利です。
電子申請をするには「対応のスマートフォンまたは、パソコン+ICカードリーダー」および「マイナンバーカード」が必要です。
利用にあたっては、内閣府ホームページ「マイナポータル<外部リンク>」から手続きください。
これからも順次オンライン申請が可能になる自治体が増えていくことでしょう。
ワクチン接種証明書のオンライン申請の方法
ワクチン接種証明書取得をPCでオンラインで取得するの流れを説明します。
・接種済み証、マイナンバーカード、パスポート、カードリーダーを用意します。
・事前にPCにマイナポータルAPをインストールしておきます。
・マイナポータルのホームページに入ります。
・ワクチン接種証明書の申請をクリックします。
・申請サイトの指示に従って入力します。
ワクチン接種証明書・申請サイトの入力方法
都道府県、市町村を選択します。
申請するをクリックします。
要求されるデータを入力します。
記入が終了すると指定したメールアドレスに確認メールが送られます。
メールを開いて確認して終了です。
選択した「窓口交付」「郵送交付」でワクチン接種証明書を受け取ります。
ワクチンパスポートを郵送で申請することもできます
マイナンバーカードを持っていない人は郵送でワクチン接種証明書を申請します。
現状は大多数がこの方法で取得しています。
自治体のホームページから申請書をダウンロードして記入します。
- 旅券(身分事項記載ページ)の写し
- 接種券の写し等(接種券番号のわかるもの)
- 接種済証か接種記録書、またはその双方の写し
- 宛名を記載し、切手を貼付した返信用封筒
- 返送先住所が記載された本人確認書類の写し
を同封して、自治体に郵送申請します。
2~3週間後に届けられます。
デジタル接種証明が12月から開始
スマホ表示によるワクチンのデジタル接種証明が12月から実施される予定です。
スマートフォンの専用アプリでQRコードを表示し、接種の情報を読み取れる仕組みが考えられています。
提案されているシステム(凸版印刷 案)
接種会場で配られたQRコードを読み取る。
2回目のワクチンを接種した日付を登録する。
2週間後に接種の証明書となるQRコードがスマホに発行される。
スマホ画面のQRコードが証明書となる。
まとめ
ワクチン接種証明書は渡航用だけでなく、国内でも飲食店、イベントで活用される方向です。
デジタル庁はオンライン+スマホ提示による接種証明の簡素化を目指しています。
マイナンバーカードを活用すると簡単にワクチンパスポートが手に入いる可能性があります。
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