「アノニマス」考査、あらすじとネタバレ/香取慎吾/関水渚







顔の見えない犯罪者=アノニマス・指殺人、対策室誕生!

「アノニマス」とは

テレ東 月曜 22:00 2021年1月25日~

脚本:小峯裕之 玉田真也 入江信吾

「アノニマス」キャスト

万丞 渉ばんじょう わたる   香取慎吾
 指殺人対策室に捜査一課から異動した刑事。
碓氷咲良うすい さくら     関水渚
 万丞の相棒。交通安全課から異動。
菅沼凛々子すがぬま りりこ   MEGUMI
 特定が得意な鬼女で、総務課から異動。
四宮純一しのみや じゅんいち  清水尋也
 ホワイトハッカー。指対室デジタル担当。
越谷真二郎こしがや しんじろう 勝村政信
 指対室室長。温厚な人柄。
倉木くらきセナ     シム・ウンギョン
 捜査一課の元刑事で万丞のかつての相棒。
羽鳥賢三はとり けんぞう    山本耕史
 捜査一課の刑事。

「アノニマス」第1話

匿名大国の日本ではSNSの誹謗中傷が後を絶たない。
警視庁は、試験的に専門の対策室「指殺人対策室」(通称「指対(ゆびたい)」)を新設した。

「SNSの情報を分析し捜査に役立てるとともに、誹謗・中傷の撲滅を目指し市民からの相談に乗る」理念を掲げる。

実際には世間に対するポーズとしの部署新設であり、集められたメンバーは、万丞渉(香取慎吾)をはじめ、出世コースから外れたクセモノばかりだった。

夫婦(松平健・床嶋佳子)が対策室を訪ねてきた。一人暮らしをしていた娘・梢(八木莉可子)が自殺したが、警察は「事件性なし」として早々に捜査を打ち切っていた。夫婦は、「ファッションモデルである梢へのネットの激しい誹謗中傷が死に追いやった。追い込んだ人たちを捕まえてほしい」と依頼する。

それを聞いた新人刑事の碓氷咲良(関水渚)は「絶対に悪質な犯人たちを逮捕してみせます」と約束する。

きっかけは梢の「年収1000万円以下の男は最低ですね」と話しているテレビの動画だった。放映の1か月半後に炎上したことがわかり、誰かの仕業だと睨む。

万丞は咲良と、聞き込みを命じられる。

CM

裏K察サイトでは、犯人を第1発見者の母親だと言う。羽鳥は万丞に事件性はないので捜査を中止するように文句をつける。

CM

黒幕として岩永が捜査線上に浮かぶ。指導者Xと名乗り、フリーwifiから投稿していた。万丞は岩永を追求すると、梢にブロックされて怒って投稿したと言う。岩永を起訴して意見落着したように見えた。

万丞は写真の撮り方に不信を抱く。梢は立ち直ろうとしていたことが分かり、自殺の原因は違うと言う。

梢の飲酒疑惑の記事から、親友の古賀夕希を割り出し、取り調べる。夕希は梢の上から目線の態度を嫌がっていた。夕希に「消えろよ」と言われたのが自殺した直接の原因であることがわかった。

万丞と咲良は両親に13名を立件したことを報告する。オーディションで梢が両親に感謝する動画を見せる。

古賀有希は罪に問えなかったことを咲良が万丞に話しかけると、「捜査以外話しかけるな」と跳ね返される。

古賀夕希が殺人犯だとという裏K察のSNSが流れる。夕希は記者に追いかけられ転倒する。

「アノニマス」第2話

親友を死に追いやった犯人として、『裏K察』に名前を書き込まれた古賀夕希は、追い詰められて重傷を負う。

投稿者の「アノニマス」は警察内部の人間か。万丞渉(香取慎吾)ら指殺人対策室に疑念が渦巻く。「裏K察」は海外のサーバーから投稿され特定できない。

新たに芹沢亜里沙(深川麻衣)が相談に訪れる。ネットで炎上中の店員を土下座させる動画の女性が、亜里沙だというデマが拡散しいているのだという。顔写真や勤務先も晒され、世の中からひどい誹謗中傷を受けていた。
亜里沙は婚約したところだった。フィアンセにSNSの相手を訴えることを伝え、了解を得る。

亜里沙は服装が似ているので結び付けるデマが広がった。耳の画像を解析すると裏付けられた。発信元の捜査が始まる。万丞は「土下座を強要する野郎」を捜査する。

亜里沙の父の偽物の動画が出回る。亜里沙は社内からも励まされる。亜里沙の合成したポルノ動画が出回る。
亜里沙は刑事告訴を取り下げる。
万丞は動画の耳の照合を依頼する。ポルノ動画は亜里沙自身であるこが判明した。

CM

亜里沙は過去に動画に出演してことを咲良に打ち明ける。公開しない前提だったが流出してしまった。咲良は万丞は「自分で考えろ。刑事だろう。」と言う。

咲良は動画の配信会社に配信停止を要求する。
デマ記事のライターの家に行き取り消させようとするが、「検索ワードで記事を書いて検索順位を上げただけだ。160円の仕事でファクトチェックはできない」と言われる。

万丞と咲良は怪文書を亜里沙のカバンに入れたのは婚約者の母だと突き止め、事情聴取する。母は犯行を認める。

亜里沙が失踪し、歩道橋から身を投げるところに皆で駆けつける。婚約者・翔平はオレオレ詐欺の売り子だった。バレるのを恐れて炎上するのが怖かったので婚約を破棄したと謝る。亜里沙は「よかった私は、一人じゃないんだ」と言う。会社の同僚が7人が駆けつける。「みんな味方だから」と言うと、亜里沙は膝から崩れ落ちて泣く。

SNSの発信者を逮捕する。

「アノニマス」第3話

17歳の高校生・片山蓮(青木柚)によるホームレス殺害事件から1カ月、蓮の個人情報がネット上で晒された。

事実とは異なるひどい中傷も多く、蓮の父・遼太郎(戸田昌宏)は、「指殺人対策室」に最初に情報を晒した犯人を捕まえてほしいと依頼する。

万丞渉(香取慎吾)と碓氷咲良(関水渚)は早速捜査にあたるが、交友関係を調べるうちに蓮の本性が分かってくる。

「アノニマス」第4話 

元アイドルの真壁澪(田中美里)が、夫の清二(小松和重)と共に「指殺人対策室」にやってくる。既婚男性とのW不倫を報じられてしまった澪。世間から反感を買い批判が殺到、同時に誹謗中傷を伴う芸能人叩きの標的となってしまう。

不倫相手は何とマッチングアプリで出会った男だった。『裏K察』という闇サイトでは次々と情報が晒され、さらには、かつて澪へのストーカー行為で逮捕された男が出所して澪をつけ回し出す。

澪は夫に不貞を詫び、許される。

夫は不倫相手になりすまし、ホテルに呼び寄せると澪がくる。澪を押し倒して殺そうとすると万丞が部屋に飛び込む。
夫婦は和解し、やり直す。

万丞は相棒の暴走を止められず一線を退いた過去があった。

「アノニマス」第5話 

指対室に、大人気動画配信者さわてぃ(橋本淳)から依頼がくる。
SNSでの誹謗中傷が1カ月前に突然増加し、ついに「死んで詫びろ」という脅迫が届き怖くなったという。
その脅迫行為が晒されて大バッシングを浴びることになった星野秀一(萩原利久)は、現実世界はもちろん、ネットの世界でも居場所を失ってしまう。

星野を知る司書の山名栞(鞘師里保)は星野のことをいい人だと言う。さわてぃも何かを隠している。

万丞(香取慎吾)と咲良(関水渚)は、星野の説得を試みるが効果ない。

最後の望みの綱も絶たれた星野はさわてぃのイベント会場に来てナイフで切りつけようとする。
万丞と咲良が駆けつけ説得すると、ナイフを自分の腹に刺し倒れる。

さわてぃは強制的に星野をSNSから脱退させていた。そのことがわかり人気はなくなる。

入院している星野に栞が見舞いに来て励ます。

「アノニマス」第6話 

指対室の誰かとアノニマスが繋がっているとの噂が警察内部で広まり、中でも特に万丞渉(香取慎吾)が疑われる。

指対室に匿名の中傷で悩む専門学生・末松香(川島鈴遥)がやって来る。メールの中身は恋人・椚総一郎(田中偉登)への中傷ばかりだという。

総一郎が拉致され、監禁される生配信が始まった。「彼の全てを奪う」と脅される。

「アノニマス」第7話 

社員をパワハラで自殺に追い込んだブラック企業だとの噂で大炎上したある食品会社。そのSNSに「罪を告白しないなら爆破する」という爆破予告が届く。

万丞渉(香取慎吾)らが突き止めた予告犯・小柳祐平(塩野瑛久)はアノニマスの信望者だった。

アノニマスから裏K察に新たな動画が投稿される。「次に告発するのはこの国最大の巨悪・警察」。

万丞は刑事部長・城ケ崎明文(高橋克実)から、アノニマスの正体を突き止めるよう指示を受けた。

「アノニマス」第8話(終)

万丞渉(香取慎吾)の元相棒・倉木セナ(シム・ウンギョン)が凶弾に倒れた2年前の事件の真相、そしてアノニマスの正体に辿り着いた指対メンバーたち。

セナは意識が戻った時、警察に裏切られていることを知り、復讐を始めた。

ネット民だけでなく世論までもがアノニマスの支持を始める中、暴走阻止のキーパーソン・城ヶ崎刑事部長(高橋克実)が謝罪会見に出席せず行方をくらます。

アノニマスはネットに捜査資料を公開し警察の不正を暴く。
刑事部長は物証の捏造をしたことに責任を感じて服毒自殺する。
首席監察官もネットで煽られた市民に追われ事故で重体になる。

万丞は警察の黒幕がいることが分かり刑事部長の家族に聞き込みをして重要な情報を得る。

万丞はセナ=アノニマスの部屋に乗り込む。セナは拳銃をかざす。万丞は国家公安委員長・長谷部大臣が黒幕だと知らせる。「お前は真実を見誤った」とセナに言い、拳銃をつかみ「苦しかったな、アノニマスはもう終わりだ」と言う。セナは泣き崩れる。万丞はセナを庇って敵の銃弾を受ける。

長谷部大臣の捜査が入る。

万丞はキズが癒えて指タイ室に戻る。

 

冬ドラマ2021 定番組・日程表・視聴率・あらすじ