おコメの女 第1話 あらすじ キャスト
職員の圧倒的な情報収集能力と調査スキルを誇る「東京国税局資料調査課」は、“料”の米偏を取って《コメ》と呼ばれ、脱税者を震え上がらせている《税務調査最後の砦》。
《コメ》の敏腕調査官・米田正子(松嶋菜々子)は、なかなか手を出せない厄介な事案を扱う新たな部署・複雑国税事案処理室=《通称・ザッコク》の創設にこぎつける。“正しく集めて、正しく使う”をモットーに悪徳脱税者撲滅を目指す正子が招集したのは、ワークライフバランス重視の俵優香(長濱ねる)、強運だけが取り柄の古町豊作(高橋克実)、正子の元上司・飯島作久子(大地真央)。《ザッコク》は、優れた才能の持ち主だけを集めたエリート部隊だと自信満々の正子だが、第一線から外れていると自覚している3人は“なぜ自分が!?”と、首を傾げる。さらに、局内で腫れ物扱いされている超エリート、東京大学を卒業した財務省のキャリア・笹野耕一(佐野勇斗)まで加わる。
おコメの女 相関図
おコメの女
松嶋菜々子が“脱税を許さない”東京国税局の敏腕調査官に!
テレビ朝日 木曜 21:00 2026年1月8日~
脚本:g . O . A . T
おコメの女 キャスト
米田正子50……松嶋菜々子
元々は東京国税局・資料調査課(通称・コメ)の敏腕調査官。
「正しく集めて、正しく使う」を信条に、このたび新たに、《コメ》本隊が扱わない脱税事案を調査・解決する複雑国税事案処理室(通称・ザッコク)創設にこぎ着ける。そして《ザッコク》設立の背景には、何やら特別な目的もあるようで…。
優れたビジュアルを誇りつつも、どこかミステリアスで、ブツブツと独り言をつぶやくクセがある。趣味で日本酒を飲み歩くなど、プライベートではお一人様時間を満喫している。新潟県魚沼市出身で「三度のメシより米が好き」。《ザッコク》の特注キッチンに釜を持ち込み、ことあるごとに白米を食す変わり者。
笹野耕一27……佐野勇斗
元々は《コメ》の調査官。東京大学を卒業した財務省のキャリアで、局内では腫れ物を触るように扱われている。負担やストレスをかけないようにと忖度され、重大な事案は任されず消化不良ぎみ。しかし、自分の立場も理解しているため、ひょうひょうとした人物を演じている。
そんな折、エリートがいると部署の発言力が増すと考えた正子に引き抜かれて《ザッコク》のメンバーとなる。類いまれな情報処理能力に加えて、数字に強いスペシャリスト。さらに、正子とは以前からの知り合いのようで…!?
俵優香28……長濱ねる
税務署時代、優秀さを見込まれ若くして《コメ》の一員として活躍するも、ワークライフバランスを重視して異動。定時勤務の日々を送っていたが、正子になぜか引き抜かれて《ザッコク》へ。類いまれなコミュニケーションスキルの持ち主で、心理学に精通し、人心掌握術の天才。基本ローテンション。歯に衣着せぬ物言いで、年齢や役職に関係なくバシッと突っ込んでいく。
鷹羽宗一郎40……千葉雄大
引退後も政界で幅を利かせている元政治家・鷹羽錦之助の息子で、現・経済産業大臣の二世議員。コネと話題性で異例の若さで内閣入りした政界のホープで、選挙区は正子の地元でもある新潟。“新潟の星”と称されるほど絶大な支持を得ている。威勢のよさや歯切れのよいトークで好感度は高いが、脇が甘い部分もある。掲げる政策や普段の立ち居振る舞いは、すべて秘書によるもので…!?
古町豊作58……高橋克実
元《コメ》の調査官。東京国税局・総務部広報広聴室で、マスコットキャラの「ゼニドリくん」の制作・運営を担当していた。穏やかに定年を迎えたいと考えることなかれ主義だが、正子に引き抜かれて《ザッコク》へ。正子から室長に任命される。宝くじや商店街のくじ引きなどで必ず当たりを出すほど運がいい。一方で、空気が読めず鬱陶しがられることがあり、そのたびに他のメンバーからは日々ツッコミを受けている。
麦谷実50……戸次重幸
財務省キャリア組。現在は《ザッコク》の上長にもあたる、東京国税局・課税第二部長。出世欲と上昇志向の塊。同期入省の正子と新人研修で比較され、赤っ恥をかかされたことを未だに根に持っている。《ザッコク》を毛嫌いしており、正子をしつこく“こめだ・まさこ”と呼びながら、しょっちゅう横槍を入れにくる。
飯島作久子62……大地真央
かつては《マルサ》や《コメ》の調査官で、正子の上司だった時代もある。当時はどんな裏金も魔法のように見つける“ガサ入れの魔女”と恐れられる敏腕調査官だったが、ある事件をきっかけにその勢いは影を潜めることに。税務署に異動し、高齢者の申告相談を受ける日々を送っていたが、正子に招集され《ザッコク》へ。穏やかに過ごしたいと願っているため調査にも何かと及び腰だが、正子と現場に出るうちに再びやる気を取り戻す。
米田田次78……寺尾聰
正子の父。数十年間前に妻・房代を亡くして以来、新潟県の小さな田園で一人慎ましい生活を送り、家庭菜園で野菜を育てながらひっそりと暮らしている。たまに帰省する正子とは何やら微妙な距離感がある様子。一方の正子は未だに、高校の卒業式の朝に父母と3人で撮った写真を大切に保管している。かつてどのような仕事に就いていたのか、なぜその仕事を辞めて今の暮らしをしているのか、など謎多きキーパーソン。































