マイナンバーカードの個人番号、申請書IDが分からない!申請方法を徹底解説

個人番号(マイナンバー)がわからない場合の申請方法

マイナンバーカードの申請には12桁の個人番号が必要ですが、通知カードを紛失するなどして個人番号がわからなくなってしまった場合でも、以下の手順で申請が可能です。

※マイナンバーカードはいつでも、無料で申請して取得できます。 マイナンバーカード総合サイト

ステップ1: 個人番号を確認する

お住まいの市区町村の役所で「個人番号(マイナンバー)入りの住民票の写し」を発行してもらうことで、ご自身の個人番号を確認できます。

  • 請求方法: 役所の窓口で「個人番号を記載した住民票の写しをください」と伝える必要があります。(通常、申し出がない限り個人番号は記載されません)
  • 必要なもの:
    • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
    • 手数料(例:300円)
  • 注意点: 2020年5月に通知カードは廃止されたため、再発行はできません。個人番号の確認は「個人番号入りの住民票」で行います。

ステップ2: 交付申請書を用意する

個人番号と同時に、申請に必要な「交付申請書(申請書IDが記載されたもの)」も紛失している場合がほとんどです。その場合は、「手書き用の交付申請書」を準備します。

  • 入手方法: 「マイナンバーカード総合サイト」からダウンロードして印刷できます。また、市区町村の役所窓口で入手できます。
  • ※役所へ行く際は、本人確認書類を忘れずに持参してください。個人情報の管理が厳重なため、電話やチャットでの問い合わせではマイナンバーを教えてもらうことはできません

ステップ3: 申請書を記入して郵送する

手書き用の交付申請書に必要事項を記入し、郵送で申請します。

  1. 記入: ステップ1で取得した住民票の写しを見ながら、12桁の個人番号、氏名、住所などを正確に記入します。
  2. 顔写真: 規定のサイズの顔写真を貼り付けます。
  3. 郵送: 記入した申請書を、指定された送付先(地方公共団体情報システム機構)へ郵送します。

    郵送先
    〒219-8650 日本郵便株式会社 川崎東郵便局 郵便私書箱第2号    
    地方公共団体情報システム機構
    個人番号カード交付申請書受付センター 宛

申請後の流れ

申請後、約1〜2ヶ月で市区町村から「交付通知書(はがき)」が届きます。交付通知書に記載されている案内に従って、受け取り日時を予約し、指定の窓口でマイナンバーカードを受け取ります。

受け取り時に必要なもの

  1. 交付通知書(はがき)
  2. 本人確認書類(運転免許証などの顔写真付きなら1点、健康保険証など顔写真なしなら2点)
  3. (お持ちの場合のみ)通知カード、住民基本台帳カード

以上の手順で、個人番号がわからない状態からでもマイナンバーカードを申請・取得することが可能です。

マイナンバーカードの通知カードと交付申請書を紛失しても交付申請書(QRコード付き)で取得できる

2021年1月、国からマイナンバーカード交付申請書(QRコード付き)送付されました。

個人番号通知書と個人番号カードと交付申請書が同封されているので簡単に申請できました。
そこには、通知カードの個人番号と公布申請書ID-半角数字23桁が記載されていました。

今でも交付申請書の右下にあるQRコードをスマートフォンなどで読み取ることで、簡単にオンライン申請ができます。スマートフォンのQRコード申請方法についてはこちらをご覧ください。

紛失したときの申請に必要な「通知カード」と「交付申請書」

国からのマイナンバーカード交付申請書(QRコード付き)を紛失した人のために、取得する方法を説明します。

マイナンバーカードを申請するときは、すでに郵送されている「通知カード」と「交付申請書」が必要でした。
「通知カード」には12桁の個人番号が、「交付申請書」には申請書ID(半角数字23桁)が記入されています。

マイナンバーカード申請を先延ばしにしていて、添付されていた通知カードと交付申請書を紛失して個人番号(数字12桁)と申請書ID(半角数字23桁)が分からなくても申請できます。

通知カードを紛失した場合の申請方法

通知カードを紛失して、自分の個人番号が分からないときは、通知カードの再交付申請をしないで、マイナンバーカードを直接申請します。
マイナンバーカードは初回交付となるので手数料は無料となります。

(注)通知カードの再交付は有料でしたが、2020年5月に通知カードは廃止されたので再交付する意味がなくなりました。

通知カードがないと、マイナンバーカード申請に必要な個人番号が分からないので、個人番号入りの住民票の写し(有料、300円)を取り寄せて読み取ります。

(注)住民票の写しは通常、個人番号は記載されませんが,理由を言うと「個人番号を記載した住民票の写し」を請求でき、即日交付されます。

個人番号付き住民票を取得する際には、本人確認書類(運転免許証,健康保険証,年金手帳等)が必要です。

交付申請書を紛失したときの申請方法

申請書ID(半角数字23桁)が分からなくても、通知カードがあれば申請できます。

をダウンロードして必要事項を記入しましょう。

個人番号は、住民票(通知カード)に記載されている番号です。

交付申請書を郵送する

記入した申請書を下のJ-LIS(地方公共団体情報システム機構)に郵送します。

郵送先
〒219-8650
日本郵便株式会社 川崎東郵便局 郵便私書箱第2号
地方公共団体情報システム機構
個人番号カード交付申請書受付センター 宛

「申請書ID」が分かれば、「オンライン申請」ができます

「申請書ID」が分かれば、PC、スマホによってオンライン申請することができます。

PC、スマホによる申請

から申請します。

交付申請書にある申請書ID(半角数字23桁)、顔写真ファイル、メールアドレスをサイトの指示に従って入力して申請します。

後日、役所から「個人番号カード交付通知書」が郵送されます。

マイナンバーカードを受取に行く

個人番号カード交付通知書が送られてくる

申請して約1~2ヵ月後にマイナンバーカードの交付通知書が役所から届きます。

カード受領日の予約

通知書には、受け取り場所と予約をする電話番号が記載されています。
すぐに、ネットで予約するか、指定の役所の窓口に電話をして受取日の予約をします。

交付手数料は無料ですが、次の書類がないと交付してもらえません

1.交付通知書(送られてきた封筒に同封されているはがき)
2.(持っている人のみ)通知カード
3.(持っている人のみ)住民基本台帳カード
4. 本人確認資料 (住民基本台帳カード、運転免許証など顔写真付き1点、顔写真がない書類は健康保険証など2点)

予約した役所に行き、係員の指示に従い暗証番号を設定します。
暗証番号は忘れると使えなくなるので、必ず記帳しておきましょう。

しばらく待つと、カードが手渡されます。

まとめ

マイナンバーカードの申請には12桁の個人番号が必要ですが、通知カードを紛失するなどして個人番号がわからなくなってしまった場合でも、『住民票+交付申請書+顔写真』の郵送でで入手できます。

マイナンバーカード(個人番号カード)を受け取る。交付3時間後に使える。通知カードは回収。

マイナンバーカードでできること

個人番号を証明できる
マイナンバーの提示が必要な様々な場面で、マイナンバーを証明する書類として利用できます。

1枚で本人確認ができる
マイナンバーの提示と本人確認が同時に必要な場面では、これ1枚で済む唯一のカードです。

証券口座開設など民間のオンラインサービスで使える
オンラインバンキングをはじめ、各種の民間のオンライン取引等に利用できるようになる見込みです。

コンビニで住民票の写しなどの公的な証明書を取得できる
コンビニなどで住民票、印鑑登録証明書などの公的な証明書を取得できます。

健康保険証として利用できる
対応する医療機関・薬局は順次拡大していきます。

マイナ免許証として利用できる
マイナンバーカードと運転免許証・運転経歴証明書が一体化したマイナ免許証が令和7年3月24日(月)から開始した。