ドラマ「山女日記3」ネタバレとあらすじ/工藤夕貴







ドラマ「山女日記3」とは

「一人で生きていける」。ずっとそう思っていた。だけど本当にそうなのでしょうか。山で会いましょう。
会社を辞め、登山ガイドとなった独身女性。

NHK BSプ 日曜 22時 10月17日~ <全6回>

原作:湊かなえ 
『残照の頂』『告白』『Nのために』『夜行観覧車』

脚本:吉川次郎

「山女日記3」キャスト

立花柚月 工藤夕貴 
 登山ガイド

工藤夕貴(くどう ゆうき)
1971生まれ。井沢八郎の長女。1991『戦争と青春』日本アカデミー賞、主演女優賞。2012『カラカラ』主演。
緑川弥生 若村麻由美 
 北安曇村の新村長。
山根岳人 中村俊介
 柚月の元カレ。山岳カメラマン。 
藤森あかね 本仮屋ユイカ
 柚月の親友。役場職員。
立花昭一 田中健
  柚月の父。元カメラマン。

高島礼子 中田乃愛 市毛良枝 石丸謙二郎 田山涼成 小林綾子 高橋長英 湯江タケユキ 関谷奈津美 一双麻希 夏樹陽子 鶴田真由 芳本美代子 新藤栄作 LIZA 鬼倉龍大 萩原浩司  朝加真由美 

「山女日記3」第1話 あらすじ ネタバレ

始まりの山~白馬岳
山岳ガイドとしてステージ3に昇格した立花柚月(工藤夕貴)。
昇格祝賀会では彼女を応援する役場職員の藤森あかね(本仮屋ユイカ)も、我が事のように喜ぶ。
だが、そこへ柚月最愛の母の訃報が届く。落胆する柚月。父から形見の琥珀を渡される。

戻って来いと言う父を振り切り、白馬に戻ってガイドの仕事に復帰する。

父が珈琲専門店を北安曇村に開店する。知らずにあかねに連れて行かれた柚月は驚き、移住の理由を問いただす。

復帰後最初の依頼客は、母と娘の親子連れ。
散楽ガイドを志望する娘の女子大学生・夏樹(中田乃愛)が母親のあおい(高島礼子)を説得するため強引に連れ出したらしい。親一人子一人のあおいは夏樹に登山ガイドを断念させるように迫る。

白馬の大雪渓を登り終えると、元カレの山根岳人(中村俊介)と出会うが声を掛けない。

低体温症で女性が倒れている。岳人も加わり救助する。
柚月と岳人は山小屋で話す。柚月が山岳ガイドになったのは岳人の写真集がきっかけだった。

あおいはかつて白馬岳に新婚旅行で来ていた。
役場に勤めていた夫は、ダムの放流で亡くなり、山を憎んでいた。
夕食後、夏樹は柚月が作った帽子を母にバースデープレゼントとして渡す。

朝、雲海の日の出を見ながら岳人と話す。

下山途中、夏樹はガイドを諦めないと言うと、あおいは危険だが帰ってくることを条件に許す。

下山すると岳人は柚月を自分の写真展に誘う。
父に預けた愛犬を引き取りに行く。母の夢は夫と世界を巡るのが夢だったと伝える。

「山女日記3」第2話 あらすじ ネタバレ

ロマンスの道しるべ・雨飾山


柚月(工藤夕貴)がけげんに思うのをよそに、父・昭一(田中健)は村長の弥生(若村麻由美)との距離を急速に縮めていく。

自分の恋路はと言えば、好意を寄せていた岳人(中村俊介)との間が、ある事が原因ですっかり冷え込んでしまい意気消沈する。

傷心の彼女の元に初老の夫婦を雨飾山にガイドする依頼が舞い込む。依頼主は妻(市毛良枝)のほうで、無理やり連れて来られた形の夫(石丸謙二郎)はすこぶる機嫌が悪い。

はじめは不機嫌だった夫。プレゼントされた柚月手製の登山帽を被るのを拒否する。妻は4年前に深田久弥で有名なロマンスの山、雨飾山に登っていた。久弥が恋人と登った道ならぬ恋の道…。

バテて引き返そうとする夫をなだめながらガイドする。山頂(1963m)から望む乙女の横顔の景色に感動する夫。持参した深田久弥の100名山を朗読する。ついには妻にまた来ようという。
見合い結婚で二人の子供が独立した妻。山友だちの同級生から求婚され、離婚届けを用意していた。下山した夫に優しく感謝され離婚を思いとどまる。

柚月は岳人の写真展に行ったとき、妹を妻と勘違いして電話に出ない。

「山女日記3」第3話 あらすじ ネタバレ

あどけない空・安達太良山
柚月(工藤夕貴)の元に、会社員時代に親友だった向井英子(小林綾子)から帽子の制作依頼が届く。柚月はうれしくて、仕上げた帽子を手に英子が夫の宏治(湯江タケユキ)と暮らす福島の二本松を訪れる。

宏治は震災で傾いた老舗和菓子店を営む両親を助けるため会社を辞めて英子と息子を連れて実家にUターンしていた。久々の再会に胸を躍らせて和菓子店を訪れた柚月。しかし、待ち受けていたのは英子のひどく冷たい態度だった。

英子は義母の介護、息子の不登校など悩みを抱えていた。
柚月は英子に柚月は安達太良山に登ろうと誘う。

安達太良山(1700m)を登頂し感激する柚月と英子。山頂で女性グループと合流し、家族から解放された自分へのご褒美といいつつ柚月の淹れた珈琲で乾杯する。
グループから大好物の二本松名物と言って、英子の店の羊羹をご馳走になる。それを涙ぐみながら食べる英子。

下山して息子と夫に会い、家族へのわだかまりが溶ける。

昭一(田中健)は村長・弥生(若村麻由美)と二人で白馬岳に登った。大雪渓で弥生は遭難しかけた過去を思い出し心細くなる。弥生は昭一に心の支えになってくれと頼む。その様子を撮影している男がいた。

「山女日記3」第4話 あらすじ ネタバレ

女神の微笑む森・八ヶ岳
柚月(工藤夕貴)は父・昭一(田中健)に、彼が村長の弥生(若村麻由美)と二人で白馬岳に登ったことについてその存念を問いただす。娘からたしなめられた昭一は逆に柚月に向かって、自分こそ岳人(中村俊介)と身を固めたらどうだと詰め寄り、親子の想いはまたもやすれ違う。

議員の舘村(新藤栄作)は、弥生と昭一が仲むつまじく登山する様子を盗撮した写真を入手し不敵に笑う。そして、柚月は八ヶ岳の仕事へと向かう。

依頼主は愛し合っている女性2人、結衣と岬。
結衣は職場を辞めようとしていた。同性愛に対する同僚の偏見に耐えられなくなったのだ。岬は相談を受けなかったことを悔しむ。柚月は力になろうとするが「誰にも分からない」と拒絶される。

山小屋で事情を知った柚月は「自分の意思で一歩を踏み出せと山が教えてくれた」と由衣に話す。
赤岳2899mの山頂で、由衣は岬の住む福岡に行く決心をする。二人は愛しているといいながら抱き合う。

「山女日記3」第5話 あらすじ ネタバレ

孤高の女・鹿島槍ヶ岳(前編)
父・昭一(田中健)と村長の弥生(若村麻由美)が親密にしている様子を自らも目撃してしまい激しく動揺した柚月(工藤夕貴)。
昭一との夢を果たせず早世してしまった母・民枝(朝加真由美)の無念を思い、あまりに不実だと昭一をなじる。

堪らずあかね(本仮屋ユイカ)を呼び出して、やけ酒をあおる柚月だったが、あかねから弥生の置かれている厳しい状況と弥生を支えるために昭一が果たしている役割の大きさを知らされ我に返る。

岳人(中村俊介)が北安曇村の依頼で山の写真を撮りに来る。唐松~五竜~鹿島槍ヶ岳を捕る。

北安曇村のダムの建設工事は100億円つぎ込んでいて推進派が村長に圧力をかける。村長はダム建設によりイヌワシの生息域の環境保護の調査を継続している。

柚月は同じ頃、年配の女性・谷崎綾子(夏樹陽子)を鹿島槍ヶ岳を3日行程でガイドする。扇沢から野花に目もくれず急ピッチで登る。谷崎は亡くなった夫と鹿島槍ヶ岳を登っていた。

山小屋で岳人と合流する。
名物ピザを注文するが食べないで次の山小屋へ泊ることに変更する。無理な変更を阻止しようとする柚月はクビにされる。
岳人が間に入って事情を聞き、一緒にガイドする条件で止まる。

ダム建設派が弥生が昭一と会っている写真を週刊誌に載せると恐喝する。しかし弥生は意に介さない。

次の山小屋の主人は岳人と昔からの知り合いの美奈子(鶴田真由)。
谷崎は高山病で息苦しくなり、その山小屋に引き返す。
周りで鹿島槍ヶ岳山頂を諦めさせようとする。

恐喝されていること知った昭一はダム建設派の事務所に行く。

夜、谷崎は一人で鹿島槍ヶ岳を目指し、山頂でご来光を見る。
朝、柚月は谷崎がいないことを発見する。残されたノートには亡くなった夫に会いに行くと書かれている。

谷崎は山頂で「やっとこの場所に戻ってくることができました」と言って山頂から足を踏み出す。

「山女日記3」第6話(終)あらすじ ネタバレ

孤高の女・鹿島槍ヶ岳(後編)

柚月(工藤夕貴)に無断のまま鹿島槍ヶ岳山頂へ単独で向かった綾子(夏樹陽子)。綾子が小屋に残した手帳の記述から最悪の事態を察知した柚月は岳人(中村俊介)と共に後を追う。

綾子は自殺する直前、亡父が現れひきとどまっていた。

柚月は綾子の帽子は母が作っていたものだといい、母と山に登れなかったことを悔んでいると語る。
綾子は夫が定年直前に山の仲間が集まる喫茶店を開く予定だったこと、代わりに喫茶店を自分で開店したことを話す。
柚月は綾子と疎遠になった娘の手紙を渡し、仲直りさせようとする。

 

麓では盗撮写真をネタに弥生(若村麻由美)を脅していた舘村(新藤栄作)が、なぜか急に態度を軟化させる。怪しく思った弥生はあかね(本仮屋ユイカ)にその訳を問い詰めると、昭一(田中健)が写真の引き換えに店を閉店することにした。
弥生は引き留めるが、昭一は東京に戻る。

滑落事故が発生し山小屋から救援に行く。救助中に落石が発生し美奈子(鶴田真由)がケガをする。岳人が救助し労わる。

岳人が柚月にプロポーズする。柚月は美奈子と岳人がまだ想い合っていると感じ断る。

弥生は村主催の地球温暖化シンポジウムを開催する。昭一は東京から戻り、村に永住する決心をする。
柚月は二人に帽子を贈る。あかねとパーティーの準備をして4人で「人生の頂を祝して」乾杯する。

山女日記3全体ストーリー
 登山ガイドの立花柚月(工藤夕貴)は母を亡くし、川崎の実家に独り残された父を気遣うが、父はよけいなお世話とばかり取り合わない。
父は突然家を引き払い、柚月が暮らす北安曇村に移住する。柚月に内緒で珈琲専門店まで始める。父は客として通い始めた美しい女性村長と親密な関係になっていき、母の急死に心を痛める柚月の気持ちを逆なでする。

くじけそうになる柚月を支える二人の新パートナー。一人は、よそ者の柚月と村をつなぐ地元役場の女性職員。そしてもう一人は、大学時代の恋人。


カメラマンになると言い出した彼を、当時現実主義者だった柚月が受け入れることが出来ずに別れていた。
う余曲折を経てプロの山岳カメラマンとなった元カレとの再会。

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