ドラマ「だが、情熱はある」ネタバレ あらすじ キャスト 最終話まで







ドラマ「だが、情熱はある」  とは

オードリーの若林正恭(高橋海人)と南海キャンディーズの山里亮太(森本慎太郎)は新ユニット「たりないふたり」を結成する。

日テレ 日曜ドラマ 22:30 2023年4月9日~

脚本:今井太郎
演出:狩山俊輔 伊藤彰記
プロデューサー:河野英裕 長田宙 阿利極
チーフプロデューサー:石尾純

「だが、情熱はある」 キャスト

若林正恭 高橋海人
山里亮太 森本慎太郎
若林徳義 光石 研
若林知枝 池津祥子
若林麻衣 箭内夢菜
若林鈴代 白石加代子
山里 勤 三宅弘城
山里瞳美 ヒコロヒー
山里周平 森本晋太郎
丸山花鈴 渋谷凪咲
橋本智子 中田青渚
谷 勝太 藤井 隆
高山三希 坂井真紀
島 貴子 薬師丸ひろ子

「だが、情熱はある」 第1話 あらすじ ネタバレ キャスト

2021年5月31日。世にコロナウイルスがまん延する中、オードリー・若林正恭(髙橋海人)と南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)は、無観客配信ライブのステージに立とうとしていた。それぞれコンビとしての活動がある一方で、コンプレックスを抱える者同士で新しいネタを見せようと結成したユニット『たりないふたり』の解散ライブだ。
ライブを見守るプロデューサー・島(薬師丸ひろ子)がふたりを引き合わせたのは、それより12年も前、2009年までさかのぼる。どちらもコンビとして売れてはいたが、注目されるのは相方ばかりで、若林も山里も、いわゆる“じゃない方”。

そんな時期に、初対面でいきなり居酒屋にふたりきりにされた若林と山里は、お互いメニューを見つめたまま沈黙…
自意識過剰で人見知りな若林は、何を話してもおもしろくないと思われそうでしゃべれない。

人をうらやみ嫉妬にまみれる山里は、先に口を開いたら負けだと思ってしゃべれない。ふたりとも幼少期に大人から植え付けられた“呪いの言葉”によって、人と関わることが異常なほど苦手になってしまったのだ。

「だが、情熱はある」 第2話 あらすじ ネタバレ キャスト

オードリー・若林正恭(髙橋海人)と南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)によるコンビの枠を超えたユニット『たりないふたり』。その解散ライブで2時間ぶっ通しの漫才を披露した後、若林が倒れた。救急車で病院へ運ばれる若林は、うわ言でなぜか父の名をつぶやく。

時は22年前にさかのぼり、1999年。
大学生の若林は、思い切って髪をアフロヘアーにする。やりたいことが見つからないまま高校を卒業し、親の言う通りに大学の夜間学部に進学した若林。同級生はおじさんやおばちゃんばかりで、夜の学食に残っているのはうどんだけ。

来る日も来る日もうどんをすすり、他に楽しいことは何もない。変化を求めてアフロヘアーにしたのだが、それが発端で父とのバトルが始まって…
一方の山里は、高校を卒業後、大阪で芸人になる!と意気込んで関西の大学に進学。実家を離れて寮生活を始めたが、大学と並行して通うつもりでいた吉本興業の芸人養成所『NSC』の願書は、いまだ出せないまま。
恋に遊びに学生生活が充実していることを言い訳にして、すっかり夢から逃げてしまっていた。
芸人になりたい。でもどうしていいか分からないし、自信もない。

「だが、情熱はある」 第3話 あらすじ ネタバレ キャスト

オードリー・若林正恭(髙橋海人)は、南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)と組んだユニット『たりないふたり』の解散ライブ終了後に倒れ、病院に運ばれた。若林はもうろうとする意識の中で父の名をつぶやくが、病院に駆け付けた家族の中に父の姿はなく…

1999年・春。大学に通う傍ら大阪の芸人養成所『NSC』に入学した山里は、漫才やコントの台本を書きためながら相方探しに奔走していた。関東出身というだけで毛嫌いする関西の生徒たちに煮え繰り返る思いを抱きながら、ようやく同期の宮崎を口説いて『侍パンチ』を結成。だが、授業で自信のネタを披露しても全くウケずに玉砕。
そんな侍パンチとは対照的に、同期で実力No.1のコンビ『ヘッドリミット』は授業でネタを見せれば大ウケし、早くも女性ファンを獲得。
焦る山里は相方への厳しい駄目出しを始める。

一方の若林は、大学に通いながら春日(戸塚純貴)と一緒に芸能事務に所属し、コンビ名『ナイスミドル』で活動を始めるが、仕事といえば小さなステージで月に2回、無料で漫才を披露することぐらい。
しかも客席はいつも同じ女性2人だけ。時間はたっぷりあるのにお金はない。父親からは「そんなの仕事なんていえない」と認めてもらえず、春日も就活すると言い出して、若林はもやもやした思いを募らせていく。

「だが、情熱はある」 第4話 あらすじ ネタバレ キャスト

2021年、『たりないふたり』の解散ライブで倒れたオードリー・若林正恭(髙橋海人)は、病院で意識を取り戻す。検査の結果、脳や心臓に異常はなく、過呼吸が原因だったようだ。知らせを受けた南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)はホッとひと安心。
だが、2人はその後の半年間、顔を合わせることはなかった。

2000年、大学を卒業した山里は、和男とコンビ『足軽エンペラー』を組み、芸人活動に本腰を入れていた。
相方に逃げられた前回と違ってコンビ仲はイイ感じだが、知名度はいまだ皆無で、同期の実力No.1コンビ『ヘッドリミット』との差は開くばかり。一発逆転を狙う山里は、東京の人気番組『ガチンコ』の新企画『漫才道』に挑戦する。
ここで優勝してヘッドリミットに追い付いてみせる!
意気込む2人はいつもの交番前広場でネタ合わせを繰り返しながら『漫才道』を勝ち進む。

初めてテレビに映る山里の姿に父・勤(三宅弘城)も母・瞳美(ヒコロヒー)も大はしゃぎ。だが、テレビに出たからといってそう簡単には売れない。うまくいかないもどかしさから、山里はまたしても独り善がりの暴走を始めた。

若林と春日(戸塚純貴)の『ナイスミドル』にも新しい仕事が舞い込む。春日のバイト先のショーパブで前説をやらせてもらえることになったのだ。ようやくちゃんとした舞台で仕事ができると若林は喜ぶが、父・徳義(光石研)は「前説なんて芸人の仕事じゃない」と全否定。

相変わらず嫌みばかり言う父の前から逃げようとする若林に、徳義は「子どもの頃は根性あったのにな」と、息子の小学生時代の喧嘩エピソードを得意げに語る。
家族に理解されないまま、若林は初めての前説に臨む。
だが、パブの名物は“ものまねショー”。前説で漫才を披露するナイスミドルに、ものまね目当ての客席からヤジが飛ぶ。どうしたら笑ってもらえるのか、何が正しいのか、思い悩む若林は、たまたま立ち寄った本屋で智子(中田青渚)にバッタリ出くわす。

「だが、情熱はある」 第5話 あらすじ ネタバレ キャスト

2003年、25歳の若林正恭(髙橋海人)と春日俊彰(戸塚純貴)のコンビ・ナイスミドルは、人気番組『エンタの神様』のオーディションを受けるが撃沈。
もう50回以上、いろんなオーディションを受けたがことごとく落とされ、ライブでも全くウケず、売れる気配が少しもない。

どうやったら自分たちはテレビに出られるのか、頭を抱える若林は、客をいじる漫才を試してみたり、世間を斬る時事漫才を試してみたり、見た目を変えてみたり試行錯誤を重ねるが、そのうち自分がどこへ向かっているのか分からなくなる。

父・徳義(光石研)がまた仕事を辞め、母・知枝(池津祥子)から逃げるように車上生活を始める。
「どうしようもないね」と若林は気にも留めないが、これが後に、思わぬ事態に発展。

大阪の山里亮太(森本慎太郎)も、ピン芸人・イタリア人として劇場に立ち続けるものの依然として手応えなし。
新たに東京からやって来たマネージャー・高山(坂井真紀)に変な目で見られ、現場スタッフからは「ネタが気持ち悪い!」と罵倒された挙げ句、公園でネタの練習中に警察官(柳沢慎吾)から職務質問されそうになる。
これで芸人と言えるのか、自信を失いかける山里は、公園で出会った女の子・花鈴(渋谷凪咲)から思わぬヒントをもらう。
花鈴はお菓子の商品開発の仕事をしていて、企画で勝つために、まだ誰も知らないデザートを探していると言う。

「ライバルがいない方が勝ち目があるから」花鈴の何げない言葉にピンときた山里は一念発起。
ライバルの少ない“男女コンビ”に活路を見いだすと、劇場でよく顔を合わせるしずちゃん(富田望生)を相方候補に選定。
都合の良いことに、しずちゃんは『西中サーキット』というコンビを解散したばかりだ。今がチャンスと思っていたら、既に他の男がしずちゃんに声をかけていた。

山里は「横取りするわけにはいかない」と一旦は諦めるが、花鈴に背中を押され、しずちゃん獲得作戦に動き出す。

「だが、情熱はある」 第6話 あらすじ ネタバレ キャスト

2003年、山里亮太(森本慎太郎)はしずちゃん(富田望生)と南海キャンディーズを結成し、心機一転、再スタートを切るものの、いきなりネタ作りに煮詰まる。山里もしずちゃんも両方ボケなのだ。ツッコミに回りたくない山里は、2人ともボケるネタを苦労して書き上げ、公園でしずちゃんとネタ合わせを繰り返す。
練習を重ねた南海キャンディーズはさっそく初舞台を踏むが、結果は惨敗。客席の冷たい視線と劇場社員のぞんざいな態度に歯を食い縛る山里は、アパートで一人、『俺は天才!』と書いた紙を壁に貼って必死に自分を鼓舞する。
劇場でバトルライブが行われることになった。これに勝利すれば仕事が増える。しかも1回戦の相手は南キャンよりもコンビ歴の浅い無名コンビだ。山里は意気揚々とバトルに臨むが、まさかの1回戦で敗退する。

若林正恭(髙橋海人)と春日俊彰(戸塚純貴)のナイスミドルは、テレビのオーディションに落ち続けていた。このままじゃヤバいと危機感を抱く若林は、こんな時でも焦るどころか幸せそうにしている春日のことが全く理解できない。
ナイスミドルの元に、ついに『エンタの神様』から合格の知らせが届く。
迎えた収録当日、テレビ局にやって来たナイスミドルは、廊下で谷(藤井隆)とバッタリ会う。谷は別の仕事で来ていて、プロデューサー・島(薬師丸ひろ子)との打ち合わせがあるようだ。気心の知れた谷との会話で緊張がほぐれたナイスミドルは手応えを持って収録を終え、いよいよ『エンタの神様』放送日がやって来る。
若林は、楽屋に現れなかった谷を心配しつつ、春日と2人でテレビにかじりつく。

「だが、情熱はある」 第7話 あらすじ ネタバレ キャスト

2004年、大阪の劇場に立ち続ける南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)としずちゃん(富田望生)は、先輩からの評判も高く、客席のウケも良いのに、劇場スタッフの不当な評価に苦しめられてなかなか世に出ることができないでいた。
スタッフへの不満を口にする2人は、マネージメント部の高山(坂井真紀)から呼び出されてしまう。絶対に怒られると2人はビクビクするが、高山は怒るどころか2人の漫才をベタ褒めし、「南海キャンディーズのマネージャーになりたい」と熱心に迫って来る。とは言え、まだ人気のない自分たちがマネージャーを付けるなんて会社が認めるわけがない。戸惑う2人に、「とりあえずM-1グランプリ決勝に出てください」と高山。M-1のファイナリストになれば会社も認めざるを得ないはず。2人ならできる。
高山の揺るぎない自信に背中を押された南キャンは、M-1に向けて猛特訓を開始。ネタを直しては舞台で試し、直しては試し、ひたすらネタに磨きをかけていく。
そんな2人の邪魔をしないように距離を置こうとする花鈴(渋谷凪咲)は、警察官(柳沢慎吾)から「ヤキモチ?」と問われて否定する。

東京の若林正恭(髙橋海人)は、先輩・谷(藤井隆)の生きざまに感化されて自分も頑張んなきゃ、とM-1優勝を夢見るものの、ネタは浮かばないしスケジュールも相変わらずスッカスカ。そんな中、テレビのインタビューに答える成功者の話を聞いた若林は、「これだ」と開眼。
M-1で優勝するためにやるべきことをスケジュール帳に書き込み、毎日スケジュール通りに動き始める。
4月は春日(戸塚純貴)に説教してヤル気を出させ、5月は売れるための作戦会議を開き、6月は一風変わったアルバイトをする。
そして10月、スケジュール帳に『テレビに出る』と書いていた若林は、思いも寄らない形で本当にテレビに出る。

「だが、情熱はある」 第8話 あらすじ ネタバレ キャスト

2004年、南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)は、初出場のM-1グランプリでいきなり準優勝という結果を残し、人生が一夜にして激変。
今まで無愛想だったスーパーの店員が急にチヤホヤしてくるし、生意気だった劇場スタッフも“手のひら返し”ですり寄って来る。
仕事のスケジュールは年が明けてもパンパンで、休憩する間もないほど現場から現場へ大忙し。
実家には親戚や知り合いからお祝いの品がひっきりなしに届いて勤(三宅弘城)も瞳美(ヒコロヒー)も大喜びだ。

まさにブレーク真っただ中、欲しかった生活をようやく手に入れたはずなのに、山里は徐々に疲弊してく。
周りは「M-1よりも面白いネタを」と要求してくるが、そもそもネタを作る時間がないし、もてはやされるのは相方のしずちゃん(富田望生)ばかり。
頑張ってるのは俺の方なのに。
イラ立つ山里はしずちゃんに当たり散らし、マネージャー・高山(坂井真紀)の忠告にも耳を貸さない。
しずちゃんに映画出演のオファーが舞い込み、気に入らない山里は、そのオファーをもみ消そうとする。

若林正恭(髙橋海人)と春日俊彰(戸塚純貴)のナイスミドルは、社長の提案でコンビ名を『オードリー』に改名。
これを機に漫才だけでなくトーク力も身に付けたいと考える若林は、社長に「トークライブをやらせてほしい」と直談判。だが、劇場を借りるお金などあるはずもないオードリーは、仕方なく春日の部屋をライブ会場に決め、自分たちのwebサイトで観客を募集。
10人にも満たないお客さんを相手にトークライブを開催する。
智子(中田青渚)や鈴代(白石加代子)も見に来てくれるが、正直カッコ悪いし、恥ずかしいし、惨めだし。だけどなぜだかほんの少し幸せな気持ちになる若林。
そしてこの地味なトークライブの経験が、思わぬ仕事につがなっていく。

「だが、情熱はある」 第9話 あらすじ ネタバレ キャスト

2006年、いまだ日の目を見ないオードリー・若林正恭(髙橋海人)は、ネタ番組の放送作家からひょんな指摘を受ける。
「なんであっちの子がツッコミやってるの?」的を射ないズレたツッコミを繰り返す春日(戸塚純貴)のことを、「あんなにツッコミが下手なヤツは見たことがない」とポンコツ呼ばわりされ、若林は改めて自分たちのトークライブの映像をチェックする。

指摘された通り春日のツッコミはズレてばかりだ。ん?でもこのズレってそのまま漫才に使えるんじゃないのか?自分のボケに春日がズレたツッコミをして、それにまた自分がツッコむ。この流れを1本の漫才にすれば「いけるぞ俺ら、売れるぞ!」。
誰も見たことのない『ズレ漫才』を思い付いた若林は急いで春日に伝えるが、「どういうことですか?」と春日はチンプンカンプンで、理解してくれるのは智子(中田青渚)だけ。
それでも胸の高鳴りがやまない若林は、父・徳義(光石研)に「年末、見ててよ」と、M-1で結果を出すと宣言する。

大阪で活躍する南海キャンディーズ・山里亮太(森本慎太郎)としずちゃん(富田望生)のコンビ仲は最悪の状態。コンビとして劇場やテレビの仕事をこなす傍ら、しずちゃんだけに雑誌やドラマのオファーがくることに不満を募らせる山里は、しずちゃんと目を合わせようともせず、ロケ中もしずちゃんのボケを無視。
マネージャー・高山(坂井真紀)から「東京に行けば、もっと全国に2人を売っていける」と活動拠点を東京に移してみないかと打診された山里は、不安な気持ちをしずちゃんではなく花鈴(渋谷凪咲)に相談する。

しずちゃんが出演する映画『フラガール』が公開され、映画は大ヒット。
役者としても注目を浴びていくしずちゃんを見て、山里のねたみはピークに到達する。

迷走する山里があの舞台で大失態。
若林はようやく覚醒。ピンクベストに七三分けにズレ漫才。苦汁をなめ続けてきたオードリーに歓喜が沸く。

「だが、情熱はある」 第10話 あらすじ ネタバレ キャスト

2009年、前年のM-1グランプリで準優勝を果たしたオードリー・若林(髙橋海人)と春日(戸塚純貴)は、すっかり有名人の仲間入り。
毎日のようにテレビ局で芸能人に会い、楽屋に行けば弁当が何種類も用意されている。
現場から現場へ大忙しで、移動中もネタ合わせ。

「俺ら漫才師じゃん」と悦に入る若林は、売れたことで家族への後ろめたい気持ちもなくなり、苦手だった父・徳義(光石研)との会話も楽しめるようになってきた…のも束の間…だんだんと世間の注目が春日のキャラに集中していき、若林は不安を抱き始める…。
仕事はもっぱら春日の住むアパート『むつみ荘』のロケばかりになり、春日の節約生活をいじる企画の繰り返し。

このままじゃすぐに飽きられてしまいそうなのに、スタッフもファンも春日にしか興味がなく、若林は蚊帳の外。仕事が増えたら幸せになれると思っていたのに、ちっとも楽しくない…。
もどかしい思いを募らせる若林は、顔見知りのプロデューサー・島(薬師丸ひろ子)から居酒屋に呼ばれて…。
オードリーが躍進を遂げる裏で、南海キャンディーズ・山里(森本慎太郎)は相変わらず広がり続けるしずちゃん(富田望生)との格差に卑屈になっていた。
しずちゃんにはドラマやCMのオファーが舞い込むのに、自分に来る仕事は朝の情報番組『スッキリ』のクイズコーナーの進行役…しかも声だけの出演。

「自分に向いてる仕事をやればいい」とマネージャー・高山(坂井真紀)に言われて始めてみたけれど、クイズの中で旬の芸人やしずちゃんの活躍を紹介するのは、やっぱり悔しい。
どうしようもない憤りを抱える山里も、島に呼ばれ…。
かくして居酒屋にやって来た若林と山里。
初めて顔を合わせる2人は、面白くないヤツだと思われたくない…と勝手な被害妄想を膨らませて目を合わせようともしない。

才能はあるのに、何かが足りてない2人。そんな若林と山里に島が運命の一言を告げる、「やるよ、2人の番組」。
世間になじめず、自意識過剰。似た者同士の2人がついにユニット結成する。
コンプレックスをネタにして、惨めな思いを笑いに変えて…たりないふたりの快進撃が始まる。

「だが、情熱はある」 第11話 あらすじ ネタバレ キャスト

2010年、オードリー・若林(髙橋海人)と南海キャンディーズ・山里(森本慎太郎)は、ユニット『たりないふたり』のライブの後、それぞれ新たな仕事に挑戦する。
山里は深夜ラジオのパーソナリティーに抜擢され、2時間の生放送で飛び抜けたトーク力を発揮。
ようやく自分の思いを吐き出せる場所を得て、仕事に対しても前向きな気持ちが出てくる。

…だが、相方しずちゃん(富田望生)とのコンビ仲は一向に改善の兆しが見えない。それどころか、しずちゃんがドラマでボクサー役を演じたことをきっかけに本格的にボクシングに打ち込み始めると、気に入らない山里は「もっとお笑いを頑張ってほしい」と本人ではなくマネージャー・高山(坂井真紀)に猛抗議。

そのくせ、しずちゃんにオリンピック出場の可能性が見えてくるや否や、これは話題になりそうだ…と便乗、朝の番組『スッキリ』や深夜のラジオ番組でしずちゃんの活躍を意気揚々と宣伝する。そんな山里の調子の良さにしずちゃんもあきれ返り、コンビ仲はさらに悪化して…。
片や若林は、雑誌でエッセイの連載を始める。
テレビに出られるようになって1年、やっと社会人になった気がする今、改めて自分を見つめ直す絶好の機会と捉えて執筆に精を出すが、その直後、大好きな祖母・鈴代(白石加代子)が亡くなってしまう。

そんな中、若林と山里の『たりないふたり』は、ついにテレビに進出。3か月間の期間限定で2人だけの深夜番組がスタートする。
その放送は、まだ無名のヒップホップユニット『クリー・ピーナッツ』に大きな影響を与え…。
やがて月日は流れ、2015年。若林の父・徳義(光石研)が肺を患い入院。
若林は病院と仕事現場を行き来するようになる。
一方、不協和音が鳴りやまない南キャン・山里としずちゃんにも最大の転機が訪れる。

会いたい人に会えなくても、天才にはなれなくても、いつだって漫才はできる…はずだった。
たりないふたりの漫才がまたやりたい。互いに渇望した時、あの未曾有の混乱がやって来る。

「だが、情熱はある」 第12話(終)あらすじ ネタバレ キャスト

2021年5月、オードリー・若林(髙橋海人)と南海キャンディーズ・山里(森本慎太郎)のユニット『たりないふたり』は、12年にわたる活動の集大成となる解散ライブの日を迎える。
コロナウイルスの影響の下、無観客でのネット配信にもかかわらずチケットは54000枚が売れ、2人を引き合わせたプロデューサー・島(薬師丸ひろ子)も「東京ドームで漫才やるようなもんだよ」と感慨ひとしお。

運命の配信まであと数分。
若林の実家では母・知枝(池津祥子)と姉・麻衣(箭内夢菜)が食事を我慢してパソコンの前に張り付き、片や山里の実家では配信前に食事を済ませようとする父・勤(三宅弘城)、母・瞳美(ヒコロヒー)、兄・周平(森本晋太郎)が慌てて箸を動かす。

その頃、ヒップホップユニット『クリー・ピーナッツ』のDJ杉内(加賀翔)とL田雲(賀屋壮也)は、ライブにサプライズ出演するため劇場入り。
ほんの数年前までは全くの無名で、何をやってもうまくいかずに自信をなくしていた2人は、若林と山里の番組『たりないふたり』を繰り返し見ては「俺らは俺らのままでいいんだ…」と気持ちを鼓舞。
若林と山里をリスペクトし過ぎて、面識もないのに『たりないふたり』の歌を作って勝手にCDをリリースしてしまったのは、2016年のことだ。

一方、若林に誘われて芸人になった春日(戸塚純貴)はどこかのカフェで、山里に見いだされてコンビを組んだしずちゃん(富田望生)はテレビ局の楽屋で、運命の解散ライブを見届けようとしていた。
そんな、誰かの人生を確実に動かしてきた若林と山里。
それぞれの控室で出番を待つ間、緊張する山里はウロウロと落ち着きなく歩き回り、若林はその足音が気になる。

無観客解散ライブがスタートし、もがき続けた男と男が互いの底の底をさらけ出す。

全体ストーリー

オードリーの若林正恭(高橋海人)と南海キャンディーズの山里亮太(森本慎太郎)は新ユニット「たりないふたり」を結成する。

ふたりともに10代の頃からお笑い芸人を目指すも、なかなか日の目を見ず不遇の時代を過ごす。しかし努力の末「M-1」準優勝となりブレイク。売れたことによる周囲の変化や「仕事」への疑問、ネガティブな思い。「相方の方ばかり売れていく」「じゃない方」といった嫉妬や妬み。そんな負の感情の中でもがいていた。

そんな折、ふたりは出会うことになる。そしてお互いを知るうちに「負の感情を笑いにしよう」と、それぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成し活動を始めた。
2021年5月31日の無観客配信ライブをもってその活動も幕を閉じたが、5万5千人超えの観客を集めお笑いライブの生配信としては歴代の最高記録を打ち立てた。

ラストマン/福山雅治風間公親-教場0-/木村拓哉unknown/高畑充希特捜9/水谷豊ケイジとケンジ、時々ハンジ。/桐谷健太Dr.チョコレート/坂口健太郎
TBS
21:00
フジ
21:00
テレ朝
21:00
テレ朝
21:00
テレ朝
21:00
日テレ
22:00 
13 ★10 ★61087
日曜の夜ぐらいは/清野菜名
合理的にあり得ない /天海祐希王様に捧ぐ薬指/橋本環奈それってパクリじゃないですか?/芳根京あなたがしてくれなくても/奈緒ペンディングトレイン/山田裕貴コータローは一人暮らし/横山裕
テレ朝
22:00
フジ
22:00
TBS
22:00
日テレ
22:00
フジ
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TBS
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テレ朝
23:00
6874 ★56
だが、情熱はある/高橋海人わたしのお嫁くん/波留波よ聞いてくれ/小芝風花月読くんの禁断お夜食/萩原利久
日テレ
22:30
フジ
22:00

テレ朝
23:15
テレ朝
23:30
4 ★6