「未来への10カウント」 ネタバレ あらすじ キャスト/木村拓哉

ドラマ「未来への10カウント」 とは

生きる希望を完全喪失した男・木村拓哉とボクシング部の熱き高校生たちと関わり「不撓不屈」の精神を共有できた。

テレ朝 木曜 21:00 4月14日~

脚本:福田靖

ドラマ「未来への10カウント」 キャスト

桐沢 祥吾(きりさわ・しょうご)(48)  木村拓哉
 松葉台高校ボクシング部のコーチ
折原 葵(おりはら・あおい)(36)  満島 ひかり
 松葉台高校の古文教諭。ボクシング部顧問
甲斐誠一郎(かい・せいいちろう)48 安田顕
 桐沢祥吾の高校時代からの親友。
伊庭海斗(いば・かいと)17 髙橋海人
 ボクシング部の部長。
水野あかり(みずの・あかり)16 山田杏奈
 ボクシング部唯一の女子部員。
西条桃介(さいじょう・ももすけ)15 村上虹郎 
 ボクシング部員。
日比野雅也(ひびの・まさや)35 馬場徹
 松葉台高校の数学教諭。
坂巻勝夫(さかまき・かつお)45 オラキオ
 松葉台高校の保健体育教諭。
玉乃井竜也(たまのい・たつや)16 坂東龍汰
 ボクシング部員。
友部陸(ともべ・りく)16 佐久本宝
 ボクシング部員。
西山愛(にしやま・あい)16 吉柳咲良
 ボクシング部のマネージャー。
江戸川蓮(えどがわ・れん)15 櫻井海音
 ボクシング部員。
天津大地(あまつ・だいち)15 阿久津仁愛
 ボクシング部員。
森拓己(もり・たくみ)15 大朏岳優
 ボクシング部員。
間地真実(まじ・まさみ)48 八嶋智人
 松葉台高校の化学教諭。
芦屋珠江(あしや・たまえ)70 市毛良枝
 松葉台高校ボクシング部の前監督・芦屋賢三の妻。
桐沢史織(きりさわ・しおり) 波瑠
 桐沢祥吾の亡き妻。
大野倫子(おおの・りんこ)45 富田靖子
 松葉台高校の英語教諭。
大場麻琴(おおば・まこと)47 内田有紀
 松葉台高校の校長。
猫林はじめ(ねこばやし・はじめ)54 生瀬勝久
 松葉台高校の教頭
芦屋賢三(あしや・けんぞう)75 柄本明
 松葉台高校ボクシング部の前監督
折原楓 滝沢カレン
 葵の妹
折原圭太 川原瑛都
 葵の息子

ドラマ「天国への10カウント」 第1話 あらすじ ネタバレ キャスト

高校時代にボクシングで4冠を達成するという輝かしい功績を打ち立てながらも、その後は度重なる不運に見舞われ、今では完全に生きる希望を失ってしまった桐沢祥吾(木村拓哉)。彼はピザの配達アルバイトで食いつなぐ一方、「いつ死んでもいい」と口にする日々を送っていた。

そんな彼をなんとか元気づけようとしていたのが、高校時代に桐沢と共にボクシング部で汗を流した親友・甲斐誠一郎(安田顕)だった。だが、あの頃とはまるで人が変わり、頑として明るい未来を想像しようともしない桐沢。
彼の今後を本気で心配した甲斐は、母校・松葉台高校ボクシング部の元監督・芦屋賢三(柄本明)に相談し、桐沢を芦屋の後任に抜擢しようとする。もちろん、桐沢本人は至って後ろ向き。だが、恩師である芦屋から土下座までされた桐沢は、むげに断ることができず、監督ではなく“臨時コーチ”として母校に舞い戻る。

松葉台高校は今や、昔と違って東大合格者も出す進学校。芦屋が監督を退いてからというもの、ボクシング部もみるみる弱体化していた。しかも、校長の大場麻琴(内田有紀)は部活承認に必要な部員数を満たしていないことを大義名分に、近々ボクシング部を潰そうとしている。
そんな中、突然顧問に任命された折原葵(満島ひかり)も、ボクシングに対する思い入れや知識がまるでない。

熱意がまったく感じられない新コーチと新顧問を目の前に、さまざまな思いに駆られるボクシング部の面々。
その矢先、桐沢がかつて4冠を達成した人物だと知った部長・伊庭海斗(髙橋海人)は何を考えたか、いきなり公開スパーリングを申し込む。

生徒が見守る中スパークリングが行われる。手加減して手を出さない桐沢は、成り行きから一発ボディを打つ。あばらにひびが入り病院に運び込まれる。が、部員たちは桐沢にコーチ就任を頼む。折原葵は部員たちに熱意を感じ校長に報告するのを思いとどまる。

桐沢がコーチに就任すると3名の新入部員が入り、ボクシング部は廃部を免れる。

ドラマ「天国への10カウント」 第2話 あらすじ ネタバレ キャスト

公開スパーリング中に伊庭が桐沢(木村拓哉)のパンチを避けきれず負傷していたことが、ボクシング部を潰そうと画策する校長・大場麻琴(内田有紀)の耳に入る。
麻琴はすぐさま桐沢を呼び出し詰問。桐沢は怪我をさせた事実を認め、全責任を取って辞任することを決意する。だが、桐沢のコーチ続投を切望するボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)と伊庭(髙橋海人)は、全力で麻琴と交渉する。
そんな彼らの熱い思いは、後ろ向きだった桐沢の心に、変化をもたらす。
これまでは練習を眺めているだけだった桐沢が、ついに指導を開始する。

桐沢に向かって、ボクシング部の生徒たちがいきなり、2カ月後に開催されるインターハイ予選に出場したいと言い出す。基本もままならない今のボクシング部には到底無理だと判断する桐沢。だが、部員たちは一歩も引かない。

校長の大場麻琴は「部活動の指導は本校教職員が行うこととする」という、大昔に作られた学校の管理運営規定を持ち出し、桐沢をクビにしようとする。
元ボクシング監督・芦屋賢三(柄本明)が校長を訪ねる。桐沢にインターハイでの優勝を約束させ、教員を続けさせる。

教員免許を持つ桐沢は穴埋めに政治・経済の授業を急遽受け持つことになる。
焼き鳥屋の例で分かりやすく説明して生徒に気に入られる。

桐沢はインターハイに出場することを決め、葵の助けを借りてボクシング部員に熱心に指導を始める。

ドラマ「未来への10カウント」 第3話 あらすじ ネタバレ キャスト

2カ月後のインターハイ予選に出場し、強豪・京明高校を倒す。
無謀ともいえる目標に向かって走り出した松葉台高校ボクシング部。同校の非常勤講師となり、ボクシング部のコーチも続けることになった桐沢祥吾(木村拓哉)は指導に本腰を入れていた。

唯一の女子部員・水野あかり(山田杏奈)が「ケンカで勝てるボクシングを教えてください」と、思い詰めた表情で訴えてくる。授業の時間が迫っていた桐沢は、あかりの言動が気になりながらも、「あとで話そう」と言い残し校舎の中へ。
この出来事について桐沢から聞いたボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)は「生徒の問題に非常勤の先生は関わらなくていい」と、桐沢の介入をけん制する。

あかりは基本練習に励む部員たちの前で「インターハイとかどうでもいい。私は強くなれればいい」と言い放ち、桐沢に別メニューの指導を要求。しかも、桐沢と葵から却下されるや、「ボクシング部をやめる」と言って、練習場から飛び出す。

ボクシング部のマネージャー・西山愛(吉柳咲良)の証言から、あかりの複雑な家庭環境が明らかになる。母・響子(吉沢梨絵)はあかりの父の死後、銀行員・今宮智明(袴田吉彦)と再婚したが離婚。その今宮が最近、家に押しかけては響子に復縁を迫り、時には暴力も振るうという。

あかりのことを心配する桐沢。だが、校長の大場麻琴(内田有紀)からも「この件は正規の教職員で対応する」と、くぎを刺される。

桐沢の親友・甲斐誠一郎(安田顕)が経営するボクシングジムに、あかりが現れ練習を受ける。
桐沢はジムに駆け付け、「あかりが身を守るため」だと判断して黙認する。

桐沢はあかりの義父のストーカー・今宮が来たと連絡を受けてジムに連れて行き会話する。
自分が不幸だと言いその腹いせに嫌がらせをしていた。桐沢はあかりにジャッジさせて、どちらが不幸か競う。負けた方はあかりからパンチを受けることにする。
桐沢は「ボクシングのオリンピック強化選手だったが網膜剥離で終わった。結婚2年後妻が乳がんで亡くなった。教師が続けられなくなって辞めた。焼き鳥屋の店がコロナでつぶれた」と失敗したことをあげて勝ち続ける。
パンチを受けダウンした今宮は観念し、あかりと母を開放することを約束する。

居合わせた顧問・折原葵はドヤ顔で不幸を語った桐沢を嗜め、これからは自分にだけは語って良いと伝える。

あかりはボクシング部に復帰する。

ドラマ「未来への10カウント」 第4話 あらすじ ネタバレ キャスト

東大合格者数でもクラブ活動でも京明高校に勝つことに躍起になる松葉台高校の校長・大場麻琴(内田有紀)は、ボクシング部がインターハイ予選で京明に負けたらコーチの桐沢祥吾(木村拓哉)をクビにする、と勝手に決定。ボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)は「そんな約束はしていない」と食い下がるが、麻琴は聞く耳を持たない。

校長・大場は桐沢の元マネージャーで元ボクシング部監督・芦屋(柄本明)の娘。表向きとは裏腹に、密かにボクシング部を応援している。

桐沢とボクシング部員たちは「打倒・京明」を合言葉に、練習に打ち込んでいた。ところが突然、スパーリングをしていた部長・伊庭海斗(髙橋海人)と玉乃井竜也(坂東龍汰)が、まるで乱闘のように激しくぶつかり合いだす。異変を察知した桐沢がよくよく話を聞いてみる。2人はマネージャーの西山愛(吉柳咲良)をめぐり、密かに恋のライバル関係だったことが判明する。しかも、伊庭は部員たちの前で、「リングの中心で西山愛と叫ぶ」と宣言。これまで誰にも打ち明けることなく、愛への恋心を募らせていた伊庭は、自分にとって高校最後の試合となる今年のインターハイ予選で勝ち、愛に告白すると決めていたというのだ。

葵から特別コーチを依頼された桐沢の親友・甲斐誠一郎(安田顕)は、部員たちを勝たせるため、必殺パンチを伝授する。ところが、桐沢は今の彼らにはレベルが高すぎると判断。中でもボクシングセンスのない伊庭には、基本中の基本であるワンツーパンチのみで戦わせようとする。

出会った男の子・圭太がケガをして自宅に送る。圭太が葵の息子であることがわかる。誘われて夕食を一緒にする。帰り際に伊庭の練習法について口論になる。

ついにインターハイ予選の日がやって来た。恋と高校最後の試合。青春のすべてを懸け、伊庭は運命のリングに上がる。
桐沢の指示通り1,2ラウンドはワンツーパンチのみ出し、3ラウンドにフックを打つが判定で負ける。

ドラマ「未来への10カウント」 第5話 あらすじ ネタバレ キャスト

今ではすっかり弱体化した母校・松葉台高校ボクシング部と共に、コーチ・桐沢祥吾(木村拓哉)が背水の陣で挑んだインターハイ予選。だが、ただひとり2回戦へ駒を進めた女子部員・水野あかり(山田杏奈)も、圧倒的に格上の京明高校に破れてしまう。結果はともあれ、全力でぶつかったあかりを心からたたえる桐沢。

京明に負けたことを理由に、松葉台高校の校長・大場麻琴(内田有紀)は桐沢にコーチ解任を宣告。過去に幾度も人生の辛苦をなめてきた桐沢は、早々に「そういう人生だから、どうしようもない」と諦め、コーチおよび非常勤講師を辞める。
希望が見えない日々の中で、ようやく得た“生き甲斐”をいとも簡単に手放そうとする桐沢を、なんとか引き留めようとするボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)。部員たちも一方的に告げられたコーチ解任に憤慨する。

葵は部員たちを鼓舞するため、元プロボクサーでもある桐沢の親友・甲斐誠一郎(安田顕)に新コーチになってほしいと依頼。桐沢も「お前なら安心して、あいつらを任せられる」と、甲斐にボクシング部の未来を託す。
葵は桐沢に会うため、頻繁にピザを注文して届けさせる。
桐沢は亡き妻・史織(波瑠)の写真を見て葵と重ね合わせる。

大阪から凄腕の1年生・西条桃介(村上虹郎)が転校してきて、ボクシング部に入部する。「この中じゃ、俺が一番強いやろうな」と生意気な口を叩く西条、そんな彼の実力を見て「うちのエースになる」と興奮する甲斐に、部員たちは反感を覚える。

部員の絶体絶命の危機に桐沢はとんでもない行動に出る。
生徒たちが「政治・経済の授業」を桐沢に戻すよう直訴する。

「強くなりたかった1年生部員」の江戸川蓮(櫻井海音)が突然、行方不明になる。警察も動くほどの事態になっていると知った桐沢は心配でたまらず、江戸川を探す。

江戸川はヤンキーに監禁されている。桐沢はピザを配達に行き、格闘して相手を殴り倒して江戸川を連れ戻す。

校長は桐沢はボクシング部と政経の授業の復帰を決断する。桐沢は不貞腐れながらも引き受ける。
ただし、1年後にインターハイ出場が条件だった。

ドラマ「未来への10カウント」 第6話 あらすじ ネタバレ キャスト

宅配ピザのアルバイトをしている松葉台高校ボクシング部のコーチ・桐沢祥吾(木村拓哉)はある日、デリバリー先で思わず言葉を失ってしまう。注文主の女性が亡くなったはずの最愛の妻・史織(波瑠)と同じ顔だったからだ。

ボクシング部は関東大会に向け、練習に精を出していた。
パンチを当てないスパーリング=マスボクシングをしている最中、部内一の実力を持つ1年生・西条桃介(村上虹郎)のパンチが、同じバンダム級の友部陸(佐久本宝)の目に当ってしまう。相変わらず生意気な西条は謝りつつも、ほかの部員から責められるや、ムキになって友部を見下す。
眼科の診察で目は無傷だったと判明しつつも、もともとボクシングには向いていないと自覚していた友部は意気消沈。西条と試合で当たったら確実に負ける、と涙ながらに吐露する彼を、桐沢は懸命に励ます。

友部を連れて眼科を訪れていた桐沢とボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)、桐沢の親友・甲斐誠一郎(安田顕)は会計時に思わず息をのむ。会計事務をしていたのは史織と同じ顔のあの女性だった。激しく動揺する桐沢。その姿を見た葵もまた、静かに動揺する。葵に密かに恋心を寄せていた甲斐も、ショックを受ける。

松葉台高校の校長・大場麻琴(内田有紀)が、勝手に強豪・京明高校ボクシング部との練習試合を取り付けてきた。「打倒・京明」という大目標をふたたび突きつけられ、大半の部員がビビる中、自信満々の西条。桐沢は出場メンバーを自分とスパーリングさせて決める。連続で相手をするためパンチを受けた桐沢も生徒もかなりバテる。

最後に友部が名乗りを上げて桐沢をダウンさせる。西城はメンバーから外れる。

18年前に亡くなった史織(波瑠)と似ている女医は夫と子と住んでいることが分かり、未練を断ち切れた。

ドラマ「未来への10カウント」 第7話 あらすじ ネタバレ キャスト

弱小・松葉台高校ボクシング部と強豪・京明高校の練習試合が始まった。 コーチ・桐沢祥吾(木村拓哉)が選抜した松高の出場メンバーは苦戦しながらも、全力で京明と対戦。

松高唯一の女子部員・水野あかり(山田杏奈)がインターハイ予選で大敗を喫した奥村紗耶(山本千尋)に再度挑もうとしたその時、予期せぬ事件が起こる。
部内一の実力がありながらも桐沢の采配で出場メンバーから外され、試合会場にも姿を見せなかった西条桃介(村上虹郎)が、上級生2人に殴りかかったのだ。
現場を目撃した松高の教師・間地真実(八嶋智人)はすぐさま、校長・大場麻琴(内田有紀)に報告。桐沢とボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)は緊急の呼び出しを食らい、あかりの試合は中止になってしまう。

西条は、桐沢に試合から外されイラついていたと主張。桐沢も自らに責任の一端があると認めたため、ボクシング部は期間未定の活動停止を言い渡されてしまう。

とんだとばっちりに憤慨し、西条への怒りをあらわにするボクシング部の面々。だが、桐沢はなぜか西条のことを一切責めようとはせず、淡々とした態度で生徒たちを家に帰す。かたや、部員たちの気持ちが痛いほど分かる葵は、桐沢の対応を非難する。

桐沢にはこの一件でどうにも引っかかることがあり、西条が何かを隠していると察していた。
真実を確かめるため、桐沢は自宅謹慎処分になった西条の自宅を訪問する。離婚した母とタワマンに住んでいる西条は両親に不信感を抱いている。
「本当のことを言え」と語りかける桐沢に対し、「そういう大人が一番嫌いやねん」と背を向ける。

亡き妻・史織(波瑠)の兄・井村和樹(石黒賢)が焼き鳥店の再開を打診するが答えを濁す。

桐沢は親友・甲斐誠一郎(安田顕)が経営するボクシングジムで練習を続ける。

西条は事件の日、謝った後にいじめを受けている生徒を見て狭義心から相手を殴っていた。
ボクシング部の処分は解除され、活動が再開する。

ボクシング部に謝りを入れない西条に部員は反発する。

西条がクモ膜下出血で倒れる。検査で動脈瘤が発見され、ボクシングができないと診断される。

ドラマ「天国への10カウント」 第8話 あらすじ ネタバレ キャスト

西条桃介(村上虹郎)は松葉台高校ボクシング部でNo.1の実力がありながらも、素直になれない性格が災いし、他の部員たちと完全決裂し、部への復帰を諦めてしまった。

これまでの人生でさまざまな辛酸をなめてきたコーチ・桐沢祥吾(木村拓哉)が静かに発した言葉に触発された部員たちは、自らの意志で西条ともう一度向き合おうと決心した。

西条が倒れる! 診断の結果、西条は脳に動脈瘤を抱えていることが判明。万が一破裂すれば死に至る可能性もあるため、医師からボクシングは断念するよう宣告されてしまう。

まだ高校1年生の西条に突如襲いかかった非情な運命に、心をかきむしられるボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)。桐沢は感情的になる葵をなだめ、西条と一緒にボクシングをしたいという部員たちにも「現実を受け止めろ。どうにもならないこともあるんだ」と告げる。
だが、そんな桐沢もまた心の奥では、網膜剥離でボクシングを諦めざるを得なかった学生時代の自分と西条を重ね合わせ、やり場のない複雑な感情に苛まれていた。

亡き妻・史織(波瑠)の兄・井村和樹(石黒賢)の後押しで、かつて閉店を余儀なくされた焼き鳥店再開の目処が立ち始めていた桐沢は、人生の選択にも迫られる。
桐沢は高校の非常勤講師を続けながら焼き鳥店再開を決める。

西条がまるで吹っ切れたような笑顔を浮かべ、演劇部に入部したことを桐沢と葵に報告する。早々に気持ちを切り替えた西条のことが引っかかり、練習に集中できないボクシング部員たち。
残されたメンバーだけで宿敵・京明高校に勝ち、インターハイに出ることだけを考えるよう桐沢から鼓舞された彼らは、気合を入れ直し練習に励む。
西条は演劇部を止めて桐沢のサポートとしてボクシング部に戻る。

密かに桐沢への恋心を募らせていた葵は家の夕食に招き、ワインに酔ってプロポーズする。

ドラマ「未来への10カウント」 第9話(終) あらすじ ネタバレ キャスト

松葉台高校でボクシング部のコーチと非常勤講師を続けながら、コロナの影響で潰れてしまった焼き鳥店も再開させることになった桐沢祥吾(木村拓哉)。彼は開店準備に奔走しながら、悲願のインターハイ出場を目指す弱小・ボクシング部の指導にさらなる熱を注入する。

桐沢への想いが溢れだし、いきなりプロポーズしてしまったボクシング部顧問・折原葵(満島ひかり)。葵の息子・圭太(川原瑛都)は桐沢に父親になってほしいと切望。
しかし2人が結婚するとどちらかが松高を辞めなければならなかった。
圭太は校長・大場麻琴(内田有紀)に面会に行き結婚しても続けられるように嘆願する。
かつて桐沢に想いを寄せ、断られた真琴だったが、前向きに受け取る。

桐沢はようやく焼き鳥店の開店日を迎える。ところがその矢先、桐沢が部員たちを指導している最中に過労で倒れてしまう。しかし、大したことにならず回復する。

松高がインターハイ出場を懸けて宿敵・京明高校に決戦を挑む時がやって来た。前年の雪辱を果たすべく、インターハイ予選に臨む松高ボクシング部。激戦を制して京明高校に勝った松高はインターハイに進む。

桐沢はインターハイに出場する選手1人1人とミット打ちをしてアドバイスを与え、「不撓不屈」で試合に臨むよう激を飛ばす。

桐沢は折原葵と結婚する。真琴の計らいで非常勤講師は辞めてもボクシング部のコーチは続ける。
葵と卒業生が手伝う焼き鳥店は、松高の教師たちが客となって賑わう。(終)

全体ストーリー
高校時代にボクシングで4冠を達成した後、30年近くの時を経て《高校ボクシング部のコーチ》に就任する桐沢祥吾(木村拓哉)。
祥吾は大学時代にはある理由でボクシングを断念。その後も最愛の妻を亡くした上、さらなる不運に見舞われる。
《生きる希望を完全喪失している男》・木村拓哉はボクシング部の熱き高校生たちと関わることにより「不撓不屈」の精神を共有することができた。。

2022春ドラマ番組表

マイファミリー/二宮和也元彼の遺言状/綾瀬はるか
特捜9(5)/井ノ原快彦未来への10カウント/木村拓哉
TBS
21:00
フジ
21:00
テレ朝
21:00
テレ朝
21:00
13★911★
金田一少年の事件簿/道枝駿佑恋なんて、本気でやってどうするの?/広瀬アリス持続可能な恋ですか/上野樹里悪女(わる)/今田美桜やんごとなき一族/土屋太鳳インビジブル/高橋一生 柴咲コウパンドラの果実/ディーン・フジオカ
日テレ
22:30
フジ
22:00
TBS
22:00
日テレ
22:00
フジ
22:00
TBS
22:00
日テレ
22:00
668★8666
ナンバMG5/間宮祥太朗家政夫のミタゾノ-5/松岡昌宏妖怪シェアハウス/小芝風花
フジ
22:00
テレ朝
23:15
テレ朝
23:00
5★★