大河ドラマ「鎌倉殿の13人」あらすじネタバレ キャスト 最終回まで

「鎌倉殿の13人」とは

源頼朝に仕えた北条義時・小栗旬は鎌倉幕府の最高権力者となる。
家臣13人を組織化して朝廷と対峙し、幕府存続の礎を築く。

NHK総合 大河ドラマ 日曜 20:00 2022年1月9日~12月18日(全48回) 

脚本:三谷幸喜
「真田丸」「風雲児たち~蘭学革命篇~」「黒井戸殺し」

「鎌倉殿の13人」キャスト

北条義時(ほうじょう よしとき) 小栗旬
 頼朝に仕え、後に鎌倉幕府の執権。
のえ 菊地凛子
 義時の3人目の妻
北条泰時(ほうじょう やすとき) 坂口健太郎
  義時の長男。
初(はつ) 福地桃子
 泰時の妻
北条政子(ほうじょう まさこ) 小池栄子
 義時の姉。源頼朝の妻。
源実朝(みなもと の さねとも) 柿澤勇人
 頼朝と政子の次男。
千世(ちよ) 加藤小夏
 実朝の妻。
北条時政(ほうじょう ときまさ) 坂東彌十郎
 義時の父。
三浦義村(みうら よしむら) 山本耕史
 義澄の嫡男。義時の盟友。
公曉(こうぎょう) 寛一郎
 頼家の二男
後鳥羽上皇 尾上松也
 後白河法皇の孫
藤原兼子(ふじわらのかねこ) シルビア・グラブ
 後鳥羽上皇の乳母
源仲章 生田斗真
 後鳥羽上皇の側近
九条兼実(くじょう かねざね) 田中直樹
 摂関家の実力者。
慈円(じえん) 山寺宏一
 九条兼実の弟。後鳥羽上皇に仕える僧侶。

「鎌倉殿の13人」第47回「ある朝敵、ある演説」あらすじ ネタバレ キャスト

幕府の後継者争いが発端となり、乱れる京。朝廷の象徴である内裏が焼け落ちると、後鳥羽上皇(尾上松也)は再建費用を日本中の武士から取り立てることを決める。

北条義時(小栗旬)は政子(小池栄子)と大江広元(栗原英雄)の支持を得て、要求を先送りにすることを決断。泰時(坂口健太郎)をはじめ御家人たちが後鳥羽上皇との関係悪化を心配する中、三浦義村(山本耕史)は京で大番役を務める弟・胤義たねよし(岸田タツヤ)に近づかせ、義時追討の院宣を出させる。

のえ(菊地凛子)は自分の子を北条の跡継ぎにしようとするが、義時は泰時に決める。

院宣は多数の御家人に配られ、義村等は義時に報告する。

義時は、鎌倉を守るため、自ら命を差し出すことを決意。

政子はそれを止めるべく、割って入り、演説を始めた。
「上皇の狙いが鎌倉ではなく、義時の首だ。義時のこれまでの行動が、すべて鎌倉のためだった。鎌倉始まって以来の危機を前に上皇様に従って未来永劫西の言いなりになるか。戦って坂東武者の世をつくるか。ならば答えは決まっています。速やかに上皇様を惑わす奸賊(かんぞく)どもを討ち果たし、三代にわたる源氏の遺跡を守り抜くのです。頼朝様の恩に今こそ応えるのです。向こうはあなたたちが戦を避けるために執権の首を差し出すと思ってる。ばかにするな。そんな卑怯者はこの坂東には一人もいない。そのことを上皇様に教えてやりましょう。」

これに義時の息子、泰時(坂口健太郎)が呼応。御家人たちは雄たけびを上げた。

「鎌倉殿の13人」第48回「報いの時」(終) あらすじ ネタバレ キャスト

反目する北条義時(小栗旬)を討ち取るため、義時追討の宣旨を出し、兵を挙げた後鳥羽上皇(尾上松也)。

これに対し、政子(小池栄子)の言葉で奮起し、徹底抗戦を選んだ幕府は、大江広元(栗原英雄)や三善康信(小林隆)の忠言を聞き入れて速やかに京へ派兵することを決断。

泰時(坂口健太郎)、平盛綱(きづき)らが先発隊として18人で京に向かい、時房(瀬戸康史)らが続く。

三浦義村(山本耕史)は弟・胤義(岸田タツヤ)と裏切るつもりで出陣する。

泰時軍は兵が18万集まり宇治川の決戦で勝利し京に攻め込む。
義時は後鳥羽上皇を隠岐へ配流する。

義時が飲んでいたのえ(菊地凛子)の薬草を煎じた飲み物には毒が入っていた。
義時は体調が悪化する。

義時に政子に頼家は上皇と手を結び鎌倉を滅ぼそうとしたので討ったと伝える。
政子は「私たちも長く生き過ぎたかもしれない」と呟き、義時が取ってくれと頼む薬を捨てると、義時は息絶える。

主なできごと
1219
1月、源実朝、公暁に暗殺される。源氏正統は断絶。
         公暁、誅殺。
2月、阿野全成の子・時元が謀反を企てるも、北条義時らが鎮圧。
7月、源頼茂により大内裏消失。三寅、将軍予定者として鎌倉下着。
10月、後鳥羽上皇、大内裏再建を開始。
1220
12月、後鳥羽上皇、大内裏再建を中断。
1221
5月、後鳥羽上皇、北条義時追討の院宣・官宣旨発給。承久の乱が勃発。
6月、鎌倉方、後鳥羽上皇方との激戦を制して入京。
7月、後鳥羽上皇、敗北後、隠岐へ配流。
         順徳天皇を佐渡へ、土御門上皇を土佐へ配流。
         幕府、京に六波羅探題を設置。
1224
6月、北条義時、死去。
         伊賀氏の変。
         北条泰時、3代目執権。
1225
7月、北条政子、死去。
1232 
         北条泰時、「御成敗式目」制定。

「鎌倉殿の13人」第1~39回 あらすじ ネタバレ キャスト 最終回まで

「鎌倉殿の13人」第1回 あらすじ ネタバレ キャスト

1175年、平清盛(松平健)が大権力者として君臨していた日本。
伊豆の地では、北条義時(小栗旬)が兄・宗時(片岡愛之助)、姉・政子(小池栄子)らとのんびり暮らしていた。

流罪人・源頼朝(大泉洋)が義時の幼なじみ八重(新垣結衣)と恋仲になり、男児が生まれる。

清盛から頼朝の監視を任されていた八重の父・伊東祐親(浅野和之)は激怒する。
頼朝が姿をくらます中、北条家にも捜索命令がくだる。

義時は兄・北条宗時(片岡愛之助)から平家嫌いで頼朝を匿っていると知らされ面会する。
義時の姉・北条政子(小池栄子)は頼朝に好意を持ち仲良くなる。

父・北条時政(坂東彌十郎)は4人目の妻を迎える。
頼朝を匿っていることを知らされ3日置いておくことを認める。

祐親は頼朝返還を求め軍を率いて攻め込んでくる。
義時は頼朝を姫に仮装させ、馬に乗せて追ってから逃げる。

「鎌倉殿の13人」第2回 あらすじ ネタバレ キャスト

罪人・源頼朝(大泉洋)を処断しようと兵を率いて迫る伊東祐親(浅野和之)。

北条義時(小栗旬)の父・時政(坂東彌十郎)が頼朝をかばって対立。両勢力が一触即発の状態となる。

平清盛(松平健)を後ろ盾に相模の武士団を束ねる大庭景親(國村隼)が現れる。大庭は頼朝を北条に預け、二度と八重に会わないことにすると調停する。

目まぐるしい展開に振り回される義時は、姉・政子(小池栄子)らの助けを受けて頼朝と富士の山すそに隠れる。

調停を受けて北条に戻り手厚くもてなされる。政子は頼朝と親しくなり旅行に出かける。
政子は頼朝から八重との話を聴き、八重に報告に行く。頼朝は戻らないこと、後の面倒を自分が見ると伝える。

頼朝は義時に平家を倒すことを伝える。そのために北条の後ろ盾が必要だと頼みにする。義時はその要請に応じる。

「鎌倉殿の13人」第3回 あらすじ ネタバレ

治承4年(1180)4月、源頼朝(大泉洋)と引き離された八重(新垣結衣)は伊東祐親(浅野和之)の家人・江間次郎(芹澤興人)の元へ嫁がされていた。対岸の江間館を見つめる北条義時(小栗旬)。そんな折、頼朝の叔父・行家(杉本哲太)が北条館を訪ねてくる。怪しがる政子(小池栄子)。しぶしぶ対面する頼朝だが、行家は平清盛(松平健)へ反旗を翻した後白河法皇(西田敏行)の御子・以仁王(木村昴)の令旨を携えていた。

頼朝は行家の評判を聞き、挙兵の話しに乗らないことにする。

1180年5月、以仁王と源頼政が敗死する。

後白河法皇(西田敏行)が頼朝の夢枕に立ち、挙兵を促す。
頼朝は清盛が攻めてくると勘違いして奥州に逃れようとする。

政子は頼朝が挙兵する意思があることを確認する。
義時は頼朝が挙兵するため必要な兵を3000人集める。
後白河法皇の密書が届き、挙兵の大義名分とする。

「鎌倉殿の13人」第4回 あらすじ ネタバレ

治承4年(1180)8月、ついに挙兵を決断した源頼朝(大泉洋)の一党は、伊豆国の目代・山木兼隆を討って初戦を飾るべく戦支度を始める。

しかし、頼朝の乳母子である山内首藤経俊(山口馬木也)に助力を断られるなど、強大な平家の威光の前に思うように兵が集まらない。強気な兄・宗時(片岡愛之助)とは対照的に、自身の浅慮を後悔する北条義時(小栗旬)。

対岸の江間館で暮らす八重(新垣結衣)が義時に声をかける。八重からいくさになるかを問われ、可能性を示唆する。八重は父親・伊東祐親に挙兵を報告する。

義時は兵を集めるため頼朝に頭を下げて加勢を頼むよう進言する。頼朝は味方を集めるべく積極的に懇願するようになる。

八重から矢が放たれ、その知らせで攻める相手の山木が館にいることが分かる。三嶋大社の祭りの日、兵24で山木の館に向け挙兵する。
4年7カ月に及ぶ源平合戦が始まった。

「鎌倉殿の13人」第5回 あらすじ ネタバレ キャスト

闇夜にまぎれ、堤館と山木館を立て続けに襲撃した源頼朝(大泉洋)の一党。見事に首級を挙げて勝利した頼朝は、北条義時(小栗旬)の知恵も借り、坂東でのまつりごとの第一歩として土地の分配を始める。

これを知った平家方が激怒。相模では、奉行を務める大庭景親(國村隼)が梶原景時(中村獅童)ら三千の兵を率いて出陣。伊豆でも、頼朝討伐に燃える伊東祐親(浅野和之)が動き出す。これに対する頼朝は、たった300人の軍で鎌倉を目指すが、挟み撃ちにあって敗走する。

北条軍は反対する頼朝を説き伏せて、甲斐の武田に援軍を頼もうとする。
頼朝の夢枕に後白河法皇(西田敏行)が立ち、頬を叩いて奮起を促す。

北条義時(小栗旬)は弱気になった父・時政(坂東彌十郎)から頼朝を差し出すと相談される。

兄・時政(坂東彌十郎)は北条館に帰る途中、祐親の兵に闇討ちされ亡くなる。

「鎌倉殿の13人」第6回 あらすじ ネタバレ キャスト

大庭景親(國村隼)率いる平家方の前に大敗を喫した源頼朝(大泉洋)の一党。
この合戦で、北条家を引っ張ってきた宗時(片岡愛之助)ら有力な坂東武者が戦死する。

敵の追撃から必死に逃れる頼朝は、信頼する従者・安達盛長(野添義弘)らとともに石橋山山中に身を潜める。

兄・宗時の熱い想おもいに決意を新たにした義時(小栗旬)は、再起を図るべく父・時政(坂東彌十郎)とともに甲斐を治める武田信義(八嶋智人)のもとへ向かった。
時政は頼朝を見捨てて信義に頼ろうとする。

頼朝が箱根権現に向かう途中、三浦義村(山本耕史)が船で救援に来る。一党は敵に追われながら房総半島・安房で合流する。

時政は宗時が亡くなったことを知り、義時に北条家の後継を託す。

義時は気弱になった頼朝に檄を飛ばし、戦う意欲を蘇らせる。

「鎌倉殿の13人」第7回 あらすじ ネタバレ キャスト

平家に幽閉された我が身を嘆く後白河法皇(西田敏行)。丹後局(鈴木京香)へ救出に名乗りを上げない源氏への不満をもらす中、平清盛(松平健)から挙兵した源頼朝(大泉洋)が石橋山で大敗したと知らされ悔しさで顔がゆがむ。
清盛は頼朝が生き延びていることを知り、討伐を命ずる。

房総半島で再起を図る頼朝は有力豪族を味方に付けようと、千葉常胤(岡本信人)のもとへ安達盛長(野添義弘)を、上総広常(佐藤浩市)のもとへ和田義盛(横田栄司)と北条義時(小栗旬)を送り込む。

大庭景親(國村隼)は頼朝の夜討ちを命ずる。三浦義村と千葉常胤は襲撃から頼朝を守り抜く。

義時は上総介に「運の強い頼朝ならば、板東武者の頭として平家を倒せる」と説得し、味方になるように頼む。上総介は頼朝が生き延びたことを知り、運が強いと確信し馳せ参ずるも、頼朝は遅参を理由に拒否する。上総介は遅参を詫び、頼朝に仕えることを約束する。

源義経(菅田将暉)は奥州の藤原家を発ち、頼朝へ合流しようとする。

「鎌倉殿の13人」第8回 あらすじ ネタバレ キャスト

いざ、鎌倉
挙兵した源頼朝(大泉洋)を討つため、追討軍を送る平清盛(松平健)。
後白河法皇(西田敏行)は地図を広げ、丹後局(鈴木京香)らと戦況を占う。

坂東では、上総広常(佐藤浩市)らを加え勢いを増す頼朝が、鎌倉を目指して進軍。
頼朝の命を受けた北条義時(小栗旬)は、武田信義(八嶋智人)を味方に引き入れるため、再び甲斐へと向かう。

信義は頼朝に味方になり、鎌倉で合流して追討軍と戦うことを約束する。

頼朝の軍勢は3万に増し、石橋山の大敗後、1カ月半で鎌倉に入る。
新しく御所を建設する。

奥州をたった源義経(菅田将暉)は、兄・頼朝との対面すべく鎌倉に近ずく。

梶原景時(中村獅童)は大庭景親(國村隼)を見限り、頼朝に靡こうとする。
義時は政子(小池栄子)から装束を頼まれ、景時から調達し、鎌倉の夫・頼朝と合流させる。頼朝は政子に「これから平家を滅ぼす。男子を産むように」と言う。

頼朝に対して籠城を決め込む伊東祐親は、娘八重(新垣結衣)を夫の江間次郎(芹澤興人)に殺すよう命ずる。
義時は八重の命を救うべく出立する。

「鎌倉殿の13人」第9回 あらすじ ネタバレ キャスト

決戦前夜
鎌倉入りを果たした源頼朝(大泉洋)は平家方を捕らえるため兵を派遣する。
これを知った北条義時(小栗旬)らは、伊東祐親(浅野和之)と八重(新垣結衣)を救うため伊東へ向かう。義時は捕らえた祐親を頼朝に見逃すよう進言する。八重は頼朝の侍女として仕えたいと申し出る。政子は反対するが義時が説得し厨の仕事をさせる。

そのころ、都を出た平家の追討軍6万が東海道を進軍。甲斐では、出陣を約束した武田信義(八嶋智人)は、義時の父・時政(坂東彌十郎)に鎌倉に行かず戦場で合流するという。

義経が鎌倉に着くが頼朝は信義と会うべく黄瀬川に行っていた。

信義は平家のいる富士川に向かい夜討ちをかけ、頼朝を出しぬこうとする。数万羽の水鳥がはばたき、平家の追討軍は敵が攻めてきたと思い込み総崩れとなる。

味方は兵を引き返そうとする。兵糧が不足していたためだ。
京に攻め込もうとする頼朝は孤立する。
そこに義経が駆けつけ忠誠を誓う。弟と確認した頼朝は抱きかかえる。

「鎌倉殿の13人」第10回 あらすじ ネタバレ キャスト

根拠なき自信
平家の追討軍を見事に退けた源頼朝(大泉洋)。これを聞いた後白河法皇(西田敏行)はほくそ笑み、平家の総帥・清盛(松平健)は都を京へ戻すことを決断。
奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)は義経(菅田将暉)の文を一読し、静かに源平の様子をうかがう。

鎌倉では八重(新垣結衣)が侍女として頼朝のそばで働き始める。北条義時(小栗旬)の気づかいに亀(江口のりこ)が疑念を抱く。
頼朝は義時の八重への思いを知り、仲を取り持とうと言う。

義経は常陸の平家方佐竹義政の鎮圧に加わる。籠城した敵を攻め落とす妙案を提案するも、攻め込む直前に佐竹軍は降伏する。
血気に逸る義経は自らの計略で戦えなかったことを悔やしがる。

「鎌倉殿の13人」第11回 あらすじ ネタバレ キャスト

鎌倉では、源頼朝(大泉洋)の新たな御所が完成。坂東武者に平家の旧領を恩賞として与えるなど着々と体制が整えられ、北条義時(小栗旬)も慌ただしい日々を送っていた。

りく(宮沢りえ)は、頼朝の舅しゅうとである夫・時政(坂東彌十郎)の処遇の低さに不満を募らせる。

都では平清盛(松平健)が敵対勢力の掃討に乗り出し、その苛烈さに人々が恐れおののく。

政子は懐妊して頼朝は跡継ぎの男子を期待する。恩赦で伊藤祐親を放免するも、全成の占いによって頼朝は梶原景時に祐親を討たせる。
祖父を失った義時はシラを切る頼朝に激しく諫言する。

平清盛は頼朝の首をとれと言い残し病死する。
平宗盛は頼朝追討の院宣を後白河天皇に要求する。
平家討伐を焦る源行家は京に攻め上るよう頼朝を促すが、飢饉のため頼朝は出兵しない。

義経(菅田将暉)は異母兄・義円に行家に就いていくように出兵をけしかける。頼朝宛の預かった手紙を破り捨てる。義円は戦死する。
頼朝は義経が手紙を破り捨てたことを知り、謹慎を命ずる。

「鎌倉殿の13人」第12回 あらすじ ネタバレ キャスト

亀の前事件
北条義時(小栗旬)から父・伊東祐親(浅野和之)と兄・祐清(竹財輝之助)の死を告げられ、憤る八重(新垣結衣)。

義時は八重をいさめ、源頼朝(大泉洋)から与えられた江間へと八重を送る。

政子(小池栄子)が懐妊し頼朝の嫡男誕生への期待が高まる中、比企能員(佐藤二朗)が比企尼(草笛光子)を伴い鎌倉に出仕。
さらに、三善康信(小林隆)から推挙された官僚・大江広元(栗原英雄)らが都から下向し、新たな関係が動き出す。

政子は男児(頼家)を出産する。
八重は江間から頼朝の所に移ろうとするが義時は阻止する。
侍女の亀は頼朝を独占しようとして政子の怒りを買う。
政子はりくの入れ知恵で牧宗親に亀の住居を焼き討ちさせる。
それを知った頼朝は宗親を懲罰する。

政子は頼朝に詫びるも、頼朝の浮気を責める。時政は伊豆に帰る。

「鎌倉殿の13人」第13回 あらすじ ネタバレ キャスト

幼なじみの絆
平家に敗北し再起を図る源行家(杉本哲太)は、頼朝に義円を死なせたことを責められ、源家一門の木曽義仲(青木崇高)を頼る。

政子(小池栄子)が男児を出産し源頼朝(大泉洋)の嫡男誕生に沸く。
しかし頼朝の浮気で激怒した北条時政(坂東彌十郎)は伊豆へ戻る。
このことで家来からは信頼を失う。
比企家の好機と捉えた能員(佐藤二朗)は源義経(菅田将暉)に縁談を持ち掛ける。

義時(小栗旬)は八重(新垣結衣)を一途に思い、鎌倉と江間を往復する日々を送る。

義時は三浦義村(山本耕史)等と信濃に義仲を訪ね、人質を要求する。義仲は嫡男・源義高を人質として頼朝へ差し出す。

八重は義時の愛に報うようになる。

「鎌倉殿の13人」第14回 あらすじ ネタバレ キャスト

都の義仲
嫡男・義高(市川染五郎)を鎌倉へと送った木曽義仲(青木崇高)は、平家の追討軍を撃退して上洛。敗れた平宗盛(小泉孝太郎)は、安徳天皇と三種の神器とともに都を落ち延びる。

義仲の活躍に焦る源頼朝(大泉洋)であったが、義仲と後白河法皇(西田敏行)との関係が悪化すると、弟・義経(菅田将暉)を大将とし派兵することを決断。

しかし、利益のない戦に御家人たちが不満を募らせる。義時(小栗旬)は上総広常(佐藤浩市)を反頼朝派のリーダー役になるよう画策する。

八重(新垣結衣)は義時の子を身籠る。

「鎌倉殿の13人」第15回 あらすじ ネタバレ キャスト

足固めの儀式
源義経(菅田将暉)率いる一軍が迫っていると知った木曽義仲(青木崇高)は、後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる。

鎌倉では御家人たちが頼朝を追放する謀反を計画。上総広常(佐藤浩市)も加わり、義仲の嫡男・義高(市川染五郎)を旗頭とし、都ばかりに目を向ける源頼朝(大泉洋)の失脚をたくらむ。
義時(小栗旬)は御家人たちの計画を潰すため大江広元(栗原英雄)らと連携する。
義時は上総介に御家人をまとめるように頼み、謀反の決行直前に阻止する。

頼朝は首謀者に仕立て上げた上総介を、御家人たちの前で梶原景時(中村獅童)に見せしめのために討たせる。寛大な裁きを願った義時は無念の涙を流す。
頼朝は御家人に平家に勝ったら手柄に応じて土地を分け与える約束をする。

義時は八重(新垣結衣)と結婚し、長男(後の泰時)が生まれる。

「鎌倉殿の13人」第16回 あらすじ ネタバレ キャスト

伝説の幕開け
御家人たちをまとめ上げた源頼朝(大泉洋)は、弟・範頼(迫田孝也)を総大将、梶原景時(中村獅童)を軍奉行とした本軍を派兵。

八重(新垣結衣)に見送られた義時(小栗旬)も従軍し先発した義経(菅田将暉)と合流する。

後白河法皇(西田敏行)を捕らえて京に籠もる木曽義仲(青木崇高)、、鎌倉方は義経の天才的な軍略、瀬田と宇治の2方から京の義仲に攻め込む。義経は和解を申し込む義仲の使者の首をはねて挑発する。宇治川で畠山重忠(中川大志)に川を渡らせ、相手をかく乱する。
負けを覚悟した義仲は京を捨てて近江に去る。
源軍は入京する。義経は休まず義仲を追い、討ちに向かう。義仲は家人・巴を鎌倉に人質として出し、大津で討たれる。

福原を拠点に復権を伺う平宗盛(小泉孝太郎)に対し、義経は一の谷戦いで、断崖からのヒヨドリ越えを畠山重忠と成功させる。

「鎌倉殿の13人」第17回 あらすじ ネタバレ キャスト

助命と宿命

源義経(菅田将暉)は戦功を認められ、後白河法皇(西田敏行)から検非違使(京都の警護)に任ぜられる。

木曽義仲(青木崇高)の嫡男・義高(市川染五郎)を危険視する源頼朝(大泉洋)は、義時(小栗旬)に義高の処断を命令する。

義高の許嫁の大姫(落井実結子)を思う政子(小池栄子)は憤り、義高を救うため奔走する。義時(小栗旬)・三浦義村(山本耕史)も逃がそうと協力するも、義高は自力で信濃に逃走する途中討たれる。

頼朝は鎌倉に来た甲斐源氏の武田信義の嫡男を謀反の罪で討たせる。

「鎌倉殿の13人」第18回 あらすじ ネタバレ キャスト

壇ノ浦で舞った男
苛烈さを増す源平合戦。必死の抵抗をみせる平宗盛(小泉孝太郎)率いる平家軍に対し、源頼朝(大泉洋)は義経(菅田将暉)に四国、範頼(迫田孝也)に九州を攻めさせ、逃げ道をふさぎにかかる。

範頼軍は周防で足止めをくらい、義時(小栗旬)・三浦義村(山本耕史)らが状況の打開に奔走し九州に渡り制圧する。

義経軍は、後白河法皇(西田敏行)の命により摂津に留まるも、嵐の中「屋島」に奇襲をかけ平家に対し優勢となる。
壇ノ浦に追い詰めた義経は敵の船の「漕ぎ手」を狙い勝利する。神器・宝剣と安徳天皇は得子と海に沈む。

梶原景時(中村獅童)は頼朝に「強すぎる義経を遠ざける」よう進言する。義時(小栗旬)は二人の仲を修復しようとする。
義経は鎌倉に戻るため法皇に掛け合い、宗盛を護送する。
頼朝は義経を鎌倉に入れず、途中で宗盛と京都に引き返させる。

義経は行き場を失う。

「鎌倉殿の13人」第19回 あらすじ ネタバレ キャスト

兄弟の亀裂
鎌倉入りを許されず京で悲嘆にくれる義経(菅田将暉)。義時(小栗旬)は大江広元(栗原英雄)に知恵を借り、源頼朝(大泉洋)と義経との関係修復を模索するが、後白河法皇(西田敏行)はそれを許さない。愚痴をもらす頼朝に対し苦言を呈す八重(新垣結衣)。この状況を政子(小池栄子)が憂う中、京では義経をめぐって里(三浦透子)と静(石橋静河)が対立。

土佐坊相俊が義経の館を急襲する。義経は京を離れる。

源行家(杉本哲太)が義経に近づいて頼朝へ挙兵させる。
後白河法皇は頼朝追討の宣旨を出す。

頼朝は義経を討伐するため、梶原を総大将にして京に攻め込む。
後白河法皇は義経追討の宣旨に切り替える。

義時と時政は法皇に面会し権力を鎌倉に移管する旨を伝える。
二人は義経と会い、頼朝との修復は不可能と伝える。

義経は奥州に行くと言うが義時は戦の火種となると言い反対する。

「鎌倉殿の13人」第20回 あらすじ ネタバレ キャスト

帰ってきた義経
京を離れ、奥州へ逃れた源義経(菅田将暉)。しかし、温かく迎え入れてくれた奥州の覇者・藤原秀衡(田中泯)が程なく死去。

これを知った義時(小栗旬)は、状況を探るため平泉行きを志願するが、義経の才を恐れる源頼朝(大泉洋)は、藤原国衡(平山祐介)・泰衡(山本浩司)兄弟の仲の悪さにつけ込み義経を討つように冷たく命じる。

八重(新垣結衣)に見送られ、平泉へと発たつ義時。

捕らわれた静御前(石橋静河)は鎌倉に行く。頼朝の前で静は「しずやーしずしずー」と唄い出し身元を明かしてしまう。義経の嫡男を産むと、頼朝は殺させる。

頼朝は泰衡に義経を討たせるよう義時を奥州に派遣する。

義経は静に嫉妬する正妻サトを突き殺す。役目を終えて鎌倉に発とうとする義時を弁慶に連れて来させる。
義時に鎌倉攻めの計画を説明し、その内容が書かれた書状を景時へ託す。

義時は鎌倉に帰って義経が泰衡に討たれたと頼朝に報告する。
景時は書簡を見て実行されたら鎌倉が亡びただろうと言う。
頼朝は届けられた義経の首に向かって平家討伐の様子について涙を流しながら問う。

「鎌倉殿の13人」第21回 あらすじ ネタバレ キャスト

仏の眼差し身寄りのない
源義経(菅田将暉)を失った奥州に攻め込み、藤原泰衡(山本浩司)を討ち取る源頼朝(大泉洋)。

義時(小栗旬)・畠山重忠(中川大志)らが在りし日の義経をしのぶ中、頼朝は毅然きぜんと上洛に向けて動き出す。

京の後白河法皇(西田敏行)は丹後局(鈴木京香)と今後の動静を憂慮し、きたるべき日に備えていた。

鎌倉では八重(新垣結衣)が身寄りのない子どもたちの世話に奔走。八重の明るい表情に、政子(小池栄子)も目を細める。
八重は川に溺れた子供を助けたあと、流されて行方不明になる。

まだ知らされていない義時は運慶の造った阿弥陀如来像を見て妻に似ていると言う。

「鎌倉殿の13人」第22回 あらすじ ネタバレ キャスト

義時の生きる道
源頼朝(大泉洋)の上洛が決まり、命に従い随行する義時(小栗旬)。大軍を率いて念願であった京へと上った頼朝は、後白河法皇(西田敏行)、九条兼実(田中直樹)と会談。今後の世のあり方を思い描く。

自分たちには利益のない上洛に、三浦義澄(佐藤B作)、岡崎義実(たかお鷹)、千葉常胤(岡本信人)らが不満を募らせていた。

比企能員(佐藤二朗)は比企家の地位を盤石にするため、一族の比奈(堀田真由)を頼朝に仕えさせる。政子は頼朝に比奈を義時の後妻に推薦する。

時政と比企は曾我兄弟から謀反の企てを知る。
謀反を察知した梶原景時(中村獅童)は義時に伝える。

「鎌倉殿の13人」第23回 あらすじ ネタバレ キャスト

狩りと獲物
嫡男・万寿(金子大地)の披露目の場とするため、御家人を集めて富士の裾野で巻狩り(猪鹿の狩り)を行うことを決めた源頼朝(大泉洋)。万寿は、自分の矢の勢いがなく獲物を得られず気落ちする。

工藤祐経(坪倉由幸)が賞賛する中、頼朝を憎む曽我十郎(田邊和也)・五郎(田中俊介)兄弟らの謀反が勃発。

梶原景時(中村獅童)から企みを知らされた義時(小栗旬)は、急ぎ五郎の烏帽子親である父・北条時政(坂東彌十郎)のもとへと向かう。
不穏な気配が漂う巻狩りには、義時の愛息・金剛(坂口健太郎)もいた。

頼朝は五郎を捕らえ親のかたき討ちを称えるも、直後の謀反の罪で斬首する。

比奈(堀田真由)は義時(小栗旬)に妻となることを断られるも、想いを寄せる。

「鎌倉殿の13人」第24回 あらすじ ネタバレ キャスト

変わらぬ人
源頼朝(大泉洋)と万寿(金子大地)が巻狩りを終えて無事に戻り、喜ぶ政子(小池栄子)。しかし、頼朝は自身に代わって鎌倉殿の座に就こうとした弟・範頼(迫田孝也)を許さず、修善寺に幽閉された後、殺される。

比奈(堀田真由)を傍らに、三浦義村(山本耕史)、金剛(坂口健太郎)と思いを巡らせる義時(小栗旬)。

亡き許嫁いいなずけ・源義高(市川染五郎)を慕い続ける大姫(南沙良)は、頼朝が用意した縁談話を歯牙にもかけない。

頼朝は政子と大姫を伴って帝に嫁がせるべく、2度目の上洛をする。丹後局(鈴木京香)は田舎者と見下し、男子を産めと強要してイビル。
大姫は体調を崩し、鎌倉に戻り入内は見送られる。

「鎌倉殿の13人」第25回 あらすじ ネタバレ キャスト

天が望んだ男
身に降りかかる不幸が続き、不安にさいなまれる源頼朝(大泉洋)。政子(小池栄子)が心配する中、過剰に助言を求められる全成(新納慎也)は困惑し、実衣(宮澤エマ)と思案する。

源頼家(金子大地)に長男・一幡が誕生。比企能員(佐藤二朗)は鎌倉殿の継承に心を躍らせ、比企の台頭を危惧するりく(宮沢りえ)は北条時政(坂東彌十郎)をたきつける。

武蔵の豪族・稲毛重成(村上誠基)が妻に迎えた北条時政(坂東彌十郎)の四女・あき(尾碕真花)が3年前に病死。建久9年(1198年)12月27日、重成が追善の橋を架けた相模川で供養が営まれた。

頼朝は全成の助言に従って凶兆を避け、縁起を担いで「方違え」をして参列。途中、和田義盛(横田栄司)の別邸に立ち寄り、巴御前(秋元才加)と面会。木曽義仲(青木崇高)討ちを詫びた。

参列後、喉に餅を詰まらせたものの、命拾いした頼朝は北条義時(小栗)と政子(小池栄子)に「わが源氏は帝をお守りし、武家の棟梁として、この先、百年も二百年も続いていかねばならん。その足掛かりを、頼家がつくる。小四郎、おまえは常に側にいて、頼家を支えてやってくれ。政子、これからは鎌倉殿の母として、頼家を見守ってやってほしい」と託し、自らは「大御所」になると宣言した。

政子が立ち去ると、義時と2人きり。「小四郎、わしはようやく分かった。人の命は定められたもの。抗ってどうする。甘んじて受け入れようではないか。受け入れた上で、好きに生きる。神仏にすがって、怯えて過ごすのは時の無駄じゃ。神や仏には、聞かせられぬだがのう」

頼朝は北条一門の酒宴に加わらず、一足先に鎌倉御所へ。馬上の人となった。林道。安達盛長(野添義弘)が手綱を引く中、頼朝は突然、右手に痺れを覚え、馬から落ち絶命する。

「鎌倉殿の13人」悲しむ前に 第26回 あらすじ ネタバレ キャスト

悲しむ前に
安達盛長(野添義弘)が涙に暮れる中、義時(小栗旬)は先を見据え、大江広元(栗原英雄)らと頼朝の嫡男・頼家(金子大地)を次の鎌倉殿とする新体制作りを始める。

比企能員(佐藤二朗)の力が増すことを嫌うりく(宮沢りえ)が、夫・北条時政(坂東彌十郎)をたきつけてこの流れに対抗。鎌倉に不穏な空気が流れる中、狩りから戻った頼家は跡継ぎになる決意をする。

時政は娘・実衣(宮澤エマ)と結婚した頼朝の異母弟・全成(新納慎也)を跡継ぎにしようと画策する。

頼朝が亡くなり、政子(小池栄子)は息子・頼家を継がせて義時に協力を求める。

「鎌倉殿の13人」鎌倉殿と13人 第27回 あらすじ ネタバレ キャスト

鎌倉殿と13人
土御門通親(関智一)から源頼朝(大泉洋)の死を知らされ、思案する後鳥羽上皇(尾上松也)。

鎌倉では宿老たちが居並ぶ中、新たに鎌倉殿となった源頼家(金子大地)が自身の方針を表明。これに北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)は共に困惑し、梶原景時(中村獅童)は賛辞を贈る。

その様子を政子(小池栄子)に報告した義時(小栗旬)は、弟・北条時連(瀬戸康史)と愛息・頼時(坂口健太郎)を頼家のもとへ送り出す。

義時は幕府に寄せられるさまざまな訴訟に関して、自身を含む13人の宿老が対応するようにする。
頼家はこれを無視して、独自に6人の若者を御家人として起用する。

「鎌倉殿の13人」第28回 あらすじ ネタバレ キャスト

名刀の主
北条時政(坂東彌十郎)と比企能員(佐藤二朗)との争いにより、義時(小栗旬)と梶原景時(中村獅童)の構想から大きく逸脱し、13人まで膨れ上がった訴訟の取り次ぎを行う宿老たち。

鎌倉殿となり気負う源頼家(金子大地)はこれを自身の力を侮っている結果だと捉えて憤慨し、北条時連(瀬戸康史)・頼時(坂口健太郎)ら若い御家人をそばに置いてけん制する。

13人の宿老たちが集まり常陸の御家人の土地争いについて評議を始める。

梶原景時に権力が集中し御家人が反発する。頼家は御家人たちの意見を取り入れ、景時を流罪とする。
上皇からの誘いで京に上ろうとする景時を義時は説得し流刑地に向かわせる。

景時は約束を違えて京に向かう。義時は追討軍を出して景時を討つ。

「鎌倉殿の13人」第29回 あらすじ ネタバレ キャスト

ままならぬ玉
御家人たちのバランスが崩れ始めた鎌倉。義時(小栗旬)は北条と比企との争いの激化を懸念し、頼時(坂口健太郎)と比奈(堀田真由)を前に決意を新たにする。

つつじ(北香那)が源頼家(金子大地)の次男・善哉を出産。三浦義村(山本耕史)が乳母夫となるが、比企能員(佐藤二朗)は長男・一幡こそが嫡男であるとけん制。

北条時政(坂東彌十郎)はりく(宮沢りえ)から政子(小池栄子)の次男・千幡を頼家の跡継ぎにと言い出す。

蹴鞠の練習に余念のない頼家。比企を疎ましく感ずるも。義時に一幡を跡継ぎに決めたと言う。

「鎌倉殿の13人」第30回 あらすじ ネタバレ キャスト

全成の確率
源頼家(金子大地)に対して呪詛を行った疑いにより、詮議を受ける阿野全成(新納慎也)。

比企能員(佐藤二朗)はその背後に北条家の暗躍があると確信し、対決姿勢をさらに強める。

北条家では、夫・全成を巻き込まれて激怒した実衣(宮澤エマ)が父・時政(坂東彌十郎)を追及。名乗り出ようとする時政だが、りく(宮沢りえ)に止められる。
義時(小栗旬)は北条家を守るために一案を講じ、畠山重忠(中川大志)の助力を得て全成は流罪となり、首をはねられることなく、八田知家(市原隼人さん)が治める常陸国へと送られる。
比企は全成に頼家を呪い殺す道具を渡す、それを頼家が発覚し、八田に全成を討たせる。

頼家が病で倒れる。

「鎌倉殿の13人」第31回 諦めの悪い男 あらすじ ネタバレ キャスト

諦めの悪い男
源頼家(金子大地)の後継者をめぐり、激しさを増す北条と比企の争い。比企能員(佐藤二朗)はせつ(山谷花純)が産んだ頼家の長男・一幡(相澤壮太)を推し、早々に朝廷の許しを得ようと躍起になるが、大江広元(栗原英雄)らは取り合わない。

義時(小栗旬)は比奈(堀田真由)に頼んで比企の動向を探り、三浦義村(山本耕史)にも相談を持ち掛ける。

政子(小池栄子)のもとに北条時政(坂東彌十郎)、りく(宮沢りえ)らが集まる。

義時は和議を断わりに来た比企を討ち、一幡も殺す。

「鎌倉殿の13人」第32回 災いの種 あらすじ ネタバレ キャスト

災いの種
奇跡的に息を吹き返した源頼家(金子大地)。比企一族が断絶したと知り、北条に敵意を持つ。
後鳥羽上皇(尾上松也)のもとには頼家危篤の報が届き、後鳥羽は頼家の弟・千幡を征夷大将軍として実朝と命名する。

鎌倉では、政子(小池栄子)のもとに義時(小栗旬)、泰時(坂口健太郎)らが集まり、頼家を修善寺に幽閉することを決める。

一人で思いにふける比奈(堀田真由)は義時に離縁を申し出る。

一方、先を見据えるりく(宮沢りえ)は時政(坂東彌十郎)に京との関係をより深めるように説き、愛息・政範(中川翼)も胸を高鳴らせる。

三浦義村(山本耕史)は頼家幽閉に同意する。

源実朝が鎌倉の3代将軍となる。

「鎌倉殿の13人」第33回 修善寺 あらすじ ネタバレ キャスト

修善寺
鎌倉では政子(小池栄子)の次男・源実朝(嶺岸煌桜)を鎌倉殿とする新体制が始まり、北条時政(坂東彌十郎)が執権別当に就任。

時政を裏で支えるりく(宮沢りえ)は実朝の正室を京から迎えることを進言し、娘婿である平賀朝雅(山中崇)を通じて後鳥羽上皇(尾上松也)に願い出る。

御家人たちは派手に権力をふるう北条を敬遠。三浦義村(山本耕史)の忠告に義時(小栗旬)も苦笑する。

失意の源頼家(金子大地)は後鳥羽上皇(尾上松也)に北条追討の院宣を願い出る。

義政は善児(梶原善)に頼家を討たせる。傷を負った善児を愛弟子・トウ(山本千尋)がとどめを刺す。トウは善治に殺された両親の仇を討った。

「鎌倉殿の13人」第34回 理想の結婚 あらすじ ネタバレ キャスト

理想の結婚
源実朝(柿澤勇人)と後鳥羽上皇(尾上松也)のいとことの婚姻が決まり、政子(小池栄子)の心配をよそに喜ぶりく(宮沢りえ)。

京では後鳥羽上皇が源仲章(生田斗真)、慈円(山寺宏一)らと鎌倉の行く末について思いを馳はせていた。
実朝の妻として後鳥羽上皇のいとこ・千世(加藤小夏)が決まる。京に千世を迎えに行った北条正範が急死する。

北条時政(坂東彌十郎)から代々受け継ぐ惣検校職のお役目を返上するように求められた畠山重忠(中川大志)が、疑念を抱いて義時(小栗旬)に相談。

その義時も、二階堂行政に泣きつかれ孫娘・のえ(菊地凛子)を娶る。のえは御所の女御だった。

「鎌倉殿の13人」第35回 苦い盃 あらすじ ネタバレ キャスト

苦い盃
源実朝(柿澤勇人)の妻になる後鳥羽上皇(尾上松也)のいとこ・千世(加藤小夏)が鎌倉へ到着。政子(小池栄子)らが出迎えるが、愛息・北条政範(中川翼)の凱旋を心待ちにしていたりく(宮沢りえ)は失意に沈んでいた。

娘婿・平賀朝雅(山中崇)が畠山重忠(中川大志)の嫡男・重保(杉田雷麟)が正範を毒殺したと嘘をりくに告げる。それを信じたりくは重保を討てと時政にけしかける。

朝雅が毒殺したと畠山重保から相談された義時(小栗旬)は、父・時政(坂東彌十郎)にりくの言いなりならぬようたしなめる。

「鎌倉殿の13人」第36回 武士の鑑 あらすじ ネタバレ キャスト

武士の鑑
深まる北条時政(坂東彌十郎)と畠山重忠(中川大志)との対立。りく(宮沢りえ)を信じる時政は、源実朝(柿澤勇人)の下文くだしぶみを得て御家人を招集。
三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)、稲毛重成(村上誠基)らが集い、対応を協議する。

手勢を率いて鎌倉を目指す畠山重忠。板挟みとなった義時(小栗旬)は、大将となって重忠と戦う。重忠を打ち取るが、御家人は武士の鑑である重忠の無実の死に納得しない。
義時は御家人の不満を解消するため、時政を摂政から退かせようとする。重忠から没収した領地の恩賞を政子(小池栄子)に任せる。

時政は義時に嵌められたことを知り、怒りが爆発する。

「鎌倉殿の13人」第37回 オンベレブンビンバ あらすじ ネタバレ キャスト

オンベレブンビンバ
政子(小池栄子)、大江広元(栗原英雄)らと新体制を始動させた義時(小栗旬)は、泰時(坂口健太郎)を自身のそばに置き、強い覚悟で父・北条時政(坂東彌十郎)と向き合う。

時政を蚊帳の外に置かれ憤慨するりく(宮沢りえ)は、娘婿・平賀朝雅(山中崇)を担いで対抗することを画策。三浦義村(山本耕史)を誘い、反撃ののろしを上げる。

義村は時政を裏切って、義時に謀反を伝える。義時は明白な謀反の証拠を掴むまで時政を泳がせる。
時政は義時を訪ね、酒盛りをして大姫の呪文「オンベレブンビンバ」を何回も唱える。

源実朝(柿澤勇人)は時政の屋敷に導かれ、時政から出家を迫られる。拒否しようとする実朝に時政は刀を抜く。

「鎌倉殿の13人」第38回 時を継ぐ者 あらすじ ネタバレ キャスト

激しさを増す北条親子による主導権争い。北条時政(坂東彌十郎)とりく(宮沢りえ)は、三浦義村(山本耕史)に命じて源実朝(柿澤勇人)を屋敷へと連れ込み、鎌倉殿の座を娘婿・平賀朝雅(山中崇)へ譲るように迫る。

対する義時(小栗旬)は、泰時(坂口健太郎)、時房(瀬戸康史)、八田知家(市原隼人)らを引き連れ、時政の屋敷を包囲。攻め込む機会を慎重に見定めていた。

張り詰めた空気が鎌倉を覆う中、政子(小池栄子)は、義時に父を殺すなと言うが…。

時政は勝ち目がないことを知り、実朝を開放する。

義時には「後は託した、北条と鎌倉を引っ張て行け」と伝言し、自ら命を絶とうとするが、八田知家が思いとどまらせる。

謀反を起こした時政の処分で意見が分かれる。義時は時政とりくを一緒に伊豆に流すことにする。
義時はトウ(山本千尋)にりくを討たせようとするが三浦義村(山本耕史)に見破られ未遂に終わる。
義時は平賀朝雅(山中崇)を討ち、2代執権となる。
それを知った後鳥羽上皇(尾上松也)は怒る。

「鎌倉殿の13人」第39回  穏やかな一日 あらすじ ネタバレ キャスト

いまだ源実朝(柿澤勇人)と千世(加藤小夏)との間に世継ぎの誕生がなく、気にかける政子(小池栄子)と実衣(宮澤エマ)。
実朝は子作りに興味が湧かないと千世に打ち明ける。

義時(小栗旬)は、御家人たちが謀反を起こさぬようにまつりごとの仕組みを改める。守護の任期を2年ごとに短縮する。実朝の世継ぎは頼家の子・善哉と決める。

しかし、傲慢なやり方に三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)らが不満を募らせていた。義時は実朝に褒美を強要し優位な立場を築く。

泰時(坂口健太郎)は慣れない和歌に悪戦苦闘し、源仲章(生田斗真)に相談を持ち掛ける。

成長した善哉は出家して名を公暁(寛一郎)に変え、修行のため京に上る。

「鎌倉殿の13人」第40回 罠と罠 あらすじ ネタバレ キャスト

閑院内裏の修復を計画する後鳥羽上皇(尾上松也)は、鎌倉に引き受けさせるという藤原兼子(シルビア・グラブ)の進言に心を躍らせ、慈円(山寺宏一)と共に笑みを浮かべる。

京から知らせが届いた鎌倉では、重い負担に御家人たちが反発。
源実朝(柿澤勇人)からも慕われる和田義盛(横田栄司)が旗頭となり、八田知家(市原隼人)らが集う状況を、義時(小栗旬)が苦々しく思っていた。

信濃の武士・泉親平(親衡)が源頼家の遺児を将軍とし、北条義時を殺害することを計画し、未然に発覚される。和田義盛の息子の義直・義重らが捕縛され、義盛が源実朝へ直訴を行い赦免される。

和田義盛の妻・巴の要請で三浦義村(山本耕史)と八田知家(市原隼人)は、灰にした起請文を飲んで、裏切らないことを誓う。

「鎌倉殿の13人」第41回 義盛、お前に罪はない あらすじ ネタバレ キャスト

鎌倉を守るために大江広元(栗原英雄)とも共謀し、反北条の旗頭となった和田義盛(横田栄司)の転落をもくろむ義時(小栗旬)。

戦を回避するべく源実朝(柿澤勇人)と政子(小池栄子)が奔走する中、三浦義村(山本耕史)、八田知家(市原隼人)ら有力御家人は、和田義盛の陣営に集い情勢を見定めていた。
義村と知家は土壇場で北条に寝返る。
義盛と朝比奈義秀(栄信)軍は打倒北条を目指して鎌倉を攻める。
義時は実朝を御所から脱出させる。
争いを好まない泰時(坂口健太郎)であったが、和田勢を押し返す。

義時は実朝を前線に送り、義盛に降参を説き伏せさせる。
降参を受け入れた義時は全身に矢を浴びて討ち死にする。

義時に不信を抱く実朝は後鳥羽上皇(尾上松也)に近づき手紙に歌を添える

 山は裂け海は浅せなむ世なりとも 君にふた心わがあらめやも

「鎌倉殿の13人」第42回「夢のゆくえ」あらすじ ネタバレ キャスト

決意を新たにした源実朝(柿澤勇人)は、後鳥羽上皇(尾上松也)を手本として人任せにせず自ら裁定を下すことを決意。泰時(坂口健太郎)をそばに置き、自身の政まつりごとを進める。

鎌倉内での地位を盤石なものとした義時(小栗旬)は、のえ(菊地凛子)に勧められて執権を名乗ることを決断。未熟な実朝らをけん制する。

実朝と義時との関係がうまくいっていないことに政子(小池栄子)が気をもむ中、源仲章(生田斗真)が京から戻る。後鳥羽上皇の意を受けた仲章は実朝に大型船の建造を命令させる。
しかし、大型船は完成するも進水に失敗する。

落胆した実朝は朝廷の筋から養子をとり、家督を譲ると言い出す。義時は反対するが政子は認める。
公暁(寛一郎)が鎌倉に帰還する。

「鎌倉殿の13人」第43回「資格と死角」あらすじ ネタバレ キャスト

源実朝(柿澤勇人)に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉。
そこに修行を終えた公暁(寛一郎)が帰還。その胸には鎌倉殿となることへの強い意志を宿しており、乳母夫(めのと)である三浦義村(山本耕史)と共謀する。

義時(小栗旬)と実衣(宮澤エマ)も実朝の言動に不満を抱き、思案を巡らせていた。

実朝が親王を養子を迎える申し出に対して後鳥羽上皇(尾上松也)から返事が届く。
これに政子(小池栄子)は実朝の代わりに上京し、親王を将軍に迎い入れる約束を取り付ける。

実朝は右大将に昇進し、泰時(坂口健太郎)を讃岐守に推薦しようとするが、義時は辞退させる。

「鎌倉殿の13人」第44回 「審判の日」あらすじ ネタバレ キャスト

後鳥羽上皇(尾上松也)の計らいにより、右大臣に叙されることとなった源実朝(柿澤勇人)。
政子(小池栄子)が愛息の栄達を喜ぶ中、鎌倉殿への野心に燃える公暁(寛一郎)は三浦義村(山本耕史)のもとを訪れ、鶴岡八幡宮で執り行われる拝賀式について密談を交わす。
三浦館の動きに胸騒ぎを覚える泰時(坂口健太郎)は義村を牽制する。

朝廷と鎌倉の橋渡し役として存在感を高める源仲章(生田斗真)がのえ(菊地凛子)に近づく。
義時(小栗旬)は、北条に代わろうと野心を持つ仲章の暗殺をトウ(山本千尋さん)に指示するが失敗に終わる。

実朝から幕府を鎌倉から京に移すと聞いた義時は憤る。公曉が実朝を暗殺計画を入手するが放置する。
拝賀式の太刀持ちが義時から仲章に代わる。

「鎌倉殿の13人」 第45回「八幡宮の階段」 あらすじ ネタバレ キャスト

京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝(柿澤勇人)の右大臣拝賀式。泰時(坂口健太郎)が警固をする中、公暁(寛一郎)は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村(山本耕史)。
今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時(小栗旬)と時房(瀬戸康史)。

式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章(生田斗真)が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中、公曉が仲章を義時と間違えて斬り殺す。観念した実朝も続いて斬り殺される。

 出でて去(い)なば主なき宿となりぬとも軒端の梅よ春を忘るな 実朝

三浦義村は、共謀したことが発覚するのを恐れ、助を求めに来た公曉の首を義時に差し出す。

義時は伊豆に帰ろうとする政子を引き留める。

「鎌倉殿の13人」第46回「将軍になった女」 あらすじ ネタバレ キャスト

新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる北条義時(小栗旬)、大江広元(栗原英雄)たち。

実衣(宮澤エマ)が野心を燃やし、三浦義村(山本耕史)が暗躍する中、京では鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇(尾上松也)が、藤原兼子(シルビア・グラブ)、慈円(山寺宏一)と共に今後を見据え、鎌倉への圧力を強めていく。

北条家では、思い悩む泰時(坂口健太郎)をよそに、のえ(菊地凛子)が愛息・政村(新原泰佑)を跡継ぎにしようとするが、義時は受け入れない。

後鳥羽上皇と上京した時房と蹴鞠の勝負をする。慈円は鎌倉に出向き、摂関家の2才の三寅を鎌倉殿に据える。

政子は鎌倉殿の代わりに”尼将軍”なり、息子・時元を鎌倉殿にしようと画策して、義時に幽閉された実衣を救いだす。

NHK連続ドラマ週間番組表
月~金月~木
朝ドラ
NHK 総合 8:00 12:45
NHK BS 7:30
夜ドラ
NHK 総合 22:45-23:00
ドラマ10
NHK総合 22:00
NHKBS
24:25
NHK 総合NHK BS
おむすび/橋本環奈未来の私にブッかまされる!?
宙わたる教室三国志 秘密の皇帝6:10
雲霧仁左衛門6
18:45
小吉の女房
あんぱん/今田美桜NHK BS 23:35

ドライブ in ウクライナ
20:00
光る君へ/吉高由里子

22:00
一橋桐子の犯罪日記
23:00
坂の上の雲