『マウンテンドクター』 ネタバレ あらすじ キャスト 相関図 最終回 主題歌

ドラマ 『マウンテンドクター』とは

杉野遥亮が、“山岳医”に。
フジテレビ 月曜 22:00 2024年7月8日~
脚本:高橋悠也

ドラマ 「マウンテンドクター」 キャスト 相関図

第1話 ネタバレ あらすじ キャスト

整形外科医の宮本歩(杉野遥亮)がある日突然、山岳医に!?
大自然の中、目の前の命が消えかけたそのとき、新米山岳医の歩にとっては厳しい現実が待ち受けていて…


長野県松本市で生まれ育った宮本歩(杉野遥亮)は整形外科医。地元に戻り、松澤周子(檀れい)が院長を務め、麻酔科医の村松典子(岡崎紗絵)がいる信濃総合病院に勤務する。着任早々、整形外科と山岳診療科を兼務するよう命じられる。山岳看護師の鮎川玲(宮澤エマ)によると、山岳診療科は、山で起きた病気やケガの対応と、週1回の山岳外来での診察、さらに、土日には山小屋で泊まり込みの勤務も行うという。

近くの山で遭難事故が発生したとの知らせが入り、歩は救助用のヘリに乗って現場へ。眼下に北アルプスの山々が見えてくると、ある記憶がフラッシュバックし、徐々に呼吸が荒くなっていく。軽装の若者6人組が倒れていた。そのうち、の応急処置を終えた歩は、病院へ搬送するよう救急隊に指示。
転んで胸を打ったという別の1人が、胸が痛いと苦しみ出す。患者の意識レベルが低下していく。
同じ病院の循環器内科医・江森岳人(大森南朋)は、歩と同じく山岳診療科兼務で国際山岳医だった。

第2話 ネタバレ あらすじ キャスト

十分な設備がない山小屋診療所で緊急事態発生⁉ 歩(杉野遥亮)は滑落事故で命の危機にひんした患者を救うことができるのか⁉ MMTのチーム医療が本格始動!


復帰早々、周子(檀れい)からMMTのメンバーに任命された歩(杉野遥亮)だったが、チームのリーダーで救急の小宮山(八嶋智人)は山岳医療に否定的で、たとえ山で起きた事故であろうと、患者は病院で治療すべきと考える人物だった。さらに、循環器内科の掛川(近藤公園)と麻酔科の典子(岡崎紗絵)もモチベーションが低く、歩はがく然。当然、山小屋の泊まり込み診療ともなると誰一人として手を挙げず、初回は歩と典子が山へ向かう。

野口七海(西原亜希)と大地(横山歩)親子が山小屋の診療所にやって来る。
翌日、山小屋で診療中の歩と典子のもとに、山頂へ向かっていた七海が崖下に滑落したという連絡が入る。歩と典子は崖下の七海の救助し山小屋まで運んだが、七海の容体が急変。本来ならすぐに病院へ搬送したいところだが、動かすことができない。設備の整わない山小屋診療所で、どうすれば命をつなげるのか悩んだ歩は、病院にいる玲(宮澤エマ)にあることを頼む。
病院では、小宮山たちが、搬送されてきた大地の様子がおかしいことに気づく。

第3話 ネタバレ あらすじ キャスト

1年前の落石事故で一体何が!?江森(大森南朋)に患者を殺したという疑惑の目が向けられる中、江森を信じて事故の関係者たちを訪ねる歩(杉野遥亮)。そこで明らかになる“あの日の真実”とは⁉


高原にある神社で安産祈願をするため、友人と山に登った松田結衣(畦田ひとみ)が、道中で突然倒れ、ヘリで運ばれてくる。妊娠5カ月の妊婦ということもあり胎児への影響が心配される。結衣は、駆けつけた父・健作(おかやまはじめ)に連れられ、なかば強引に退院。
結衣は江森(大森南朋)が一年前に山で死なせたという倉持菜月(舟木幸)の娘で、江森を訴えている遺族だった。

江森は1年前に落石事故で負傷者たちの救命に当たった際、激しい外傷を負った菜月を助からないと判断。しかし、江森が助かる見込みがないと黒のトリアージを記したにも関わらず、その後、現場で菜月の意識が一時的に回復。そのため、遺族は菜月の死の原因は江森の判断ミスで、医療過誤だとして訴訟になった。

江森が救える命をあきらめるようなまねをするはずがないと信じる歩(杉野遥亮)は、独自に事故のことを調べる。

第4話 ネタバレ あらすじ キャスト

MMTが帯同する登山ツアーで落雷事故が発生する。玲(宮澤エマ)の脳裏によみがえる7年前の悲しい事故の記憶。
江森(大森南朋)が山に憎しみを抱く理由も明らかになる。

玲(宮澤エマ)の反対を押し切って篤史(石丸謙二郎)が企画したツアーが開催され、MMTからは歩(杉野遥亮)が帯同する。天候が異変し小屋番の絵理子(工藤美桜)はやむなく中止を決める。しかし強い雷鳴が響き、絵理子が雷にうたれ倒れる。

第5話 ネタバレ あらすじ キャスト

MMTに新たな試練!活動に懐疑的な県の視察担当者から突きつけられる課題!
夜の山では熊による襲撃事件が発生し、居合わせた宇田(螢雪次朗)は歩(杉野遥亮)に助けを求め…

心臓の疾患を抱える宇田(螢雪次朗)。夕暮れに照らされる美しいテントサイトの景色を見るべく、歩(杉野遥亮)に無断で険しい山にチャレンジする。途中、同じテントサイトを目指す中林尚樹(高島豪志)・麻里子(新原ミナミ)夫妻に出会う。夜、テントの中で休んでいた中林夫妻が熊に襲撃され、麻里子が頭部に重傷を負う。
宇田は重傷を負った麻里子を背負って山荘まで下山する。

第6話 ネタバレ あらすじ キャスト

歩(杉野遥亮)がMMTから離脱!?江森(大森南朋)が山岳医療の知識不足を理由にMMTの解散を進言するなか、典子(岡崎紗絵)たちメンバーの胸にはある思いが生まれ…


宇田(螢雪次朗)が山で命を落としたのは、自分が身体の変調を見落としたからと、打ちひしがれる歩(杉野遥亮)。周子(檀れい)は歩にしばらくMMTを休むよう命じる。

けいれんを起こした子どもが運ばれるが、小宮山(八嶋智人)は原因を特定することができない。江森(大森南朋)の診察で、患者が毒性のある植物を口にしたことが分かる。

典子(岡崎紗絵)は、母・聖子(池津祥子)にMMTのメンバーであることを知られてしまう。聖子は典子を叱責するが、典子は山岳医療への思いを吐露する。

歩は、母・幸恵(石野真子)から認知症の父・市朗(遠山俊也)が行方不明と電話を受ける。

第7話 ネタバレ あらすじ キャスト

迫りくる命のタイムリミット!落石の下敷きになった登山者を救うため、究極の判断が突きつけられる歩(杉野遥亮)!典子(岡崎紗絵)は母に麻酔科医だとバレてしまい…


歩(杉野遥亮)がMMTに復帰することが決まる。聖子(池津祥子)が周子(檀れい)の元へあいさつに来る。典子(岡崎紗絵)は母の突然の訪問に麻酔科医であることを聖子に知られてしまう。聖子は怒りをあらわにし、典子を連れ帰る。

山小屋診療所を訪れた歩は、カメラマンの長田拓(谷恭輔)と出会う。拓は、妻と娘と出かける約束をほごにして、山へ写真を撮りにきたらしく、家族より山を優先させたことで妻の怒りを買ってしまったという。それでも、山が好きな気持ちは譲れないという拓の思いがどことなく理解できる歩。
典子が聖子の制止を振り切ってやって来る。典子は、なぜ母親にうそをついてまで麻酔科医になったのか、その理由を歩に打ち明ける。

鮎川山荘に、落石事故に巻き込まれたと登山者自らから連絡が入る。歩が急いで現場に駆けつけると、そこには右足が岩に挟まれ身動きがとれなくなった拓の姿が。事故が発生した時刻から考えると、脚の細胞が壊死(えし)し始めている可能性も考えられる。岩の撤去作業も難航し、このままでは拓の命が危ない。歩が電話で江森(大森南朋)に相談すると、江森は命を守る方法は一つしかないと告げ、歩は究極の決断を迫られる。

第8話 ネタバレ あらすじ キャスト

同時多発する山での救命!歩(杉野遥亮)の行動で息子の命が危険にさらされたと知った真吾(向井康二)は…。医師としての正義と父としての愛情が激しくぶつかり合う!


聖子(池津祥子)との関係が悪化した典子(岡崎紗絵)は、家を飛び出し、歩(杉野遥亮)、玲(宮澤エマ)と真吾(向井康二)の店で飲んでいた。そこへ、真吾の息子・圭吾(湯田幸希)が訪ねてきて、母の凛(冨手麻妙)に、登山に行くことを反対されていると相談する。圭吾は心臓に疾患を抱えていた。幼なじみの息子ということもあり、願いをかなえてあげたい歩は、MMTの受診を提案する。

江森(大森南朋)が圭吾を診察し、カテーテル手術をすれば運動も可能だと判断。圭吾本人の意思を尊重した凛は手術を決断。それでも、登山への不安が拭えない凛に、歩はMMTの自分が帯同すると申し出る。

無事に手術を終えた圭吾は、歩と玲とともに、いざ山へ。途中、軽装で入山した登山者から負傷したと連絡が入り、歩は、迷った末、負傷者の元へ急ぐ。ところがその直後、子どもたちが遊んでいた山道に蜂が出て、圭吾が蜂に刺されてアナフィラキシーを発症する。

第9話 ネタバレ あらすじ キャスト

山岳医が二次遭難!?江森(大森南朋)の忠告を聞かず友人の救助に向かった歩(杉野遥亮)の行動が大きな波紋を呼び、MMTは厳しい世論の波に飲み込まれ…

篤史(石丸謙二郎)が入院することになり、MMTのメンバーはオーナー不在の鮎川山荘のために、何とか力になりたいと考える。その頃、院長室には再び聖子(池津祥子)が乗り込んできて、聖子は通常業務と山岳医療を兼務するMMTは過重労働に当たり、そこには周子(檀れい)によるパワハラがあったのではないかと問い詰める。

歩(杉野遥亮)と真吾(向井康二)の関係は、いまだギクシャクしたまま。歩は、治療が必要な患者がいる以上、持ち場を離れてでも現場へ向かうのは医師としての責務であり、圭吾(湯田幸希)の一件も自分の判断が100%間違っていたとは思えない。江森(大森南朋)は、そんな歩の山岳医としての正義感と、理想に向かってひた走る姿に危機感を覚える。

亡くなった翔(時任勇気)と歩の友人・丸川聡一(森準人)が宮本家を訪ねてくる。聡一は週末に鮎川山荘経由で山に登るといい、当日は歩も山荘を手伝いにいくことに。ところが、山荘を出発した聡一は霧のせいもあり途中で道に迷ってしまう。連絡を受けた歩は救助隊に助けを求めるよう聡一に伝え、自らも山小屋当番の江森の制止を振り切って山へ急ぐ。

日が暮れる時間になってようやく見つけた聡一は、体が冷え切っていて、低体温症と高山病を併発している可能性も。歩は少しでも標高を下げようと、救助隊の到着を待たずに下山することを決めるが、これにより救助は難航。山岳医の二次遭難はやがて大きな問題を引き起こし、MMT存続の危機にまで発展する。

第10話 ネタバレ あらすじ キャスト

大規模土砂災害が発生!江森(大森南朋)が命を削って負傷者の救命にあたる中、MMTの活動自粛が決定!?山で負傷者の命をつなぐために歩(杉野遥亮)たちMMTは誇りを胸に――


人知れず心臓に疾患を抱えていた江森(大森南朋)が倒れた。週刊誌の一件といい、立て続けに飛び込んできた悪いニュースに、重たい空気が漂うMMT。特に歩(杉野遥亮)はその責任の一端を感じるが、小宮山(八嶋智人)は「江森先生の分も自分たちが頑張るしかない」と、メンバーを鼓舞する。

鮎川山荘の近くで大規模な土砂災害が発生し、4人の登山者が行方不明に。入院先の病院でニュースを見ていた江森は、現場を映し出した映像の中に、見覚えのある古いリュックとカラビナを見つけ、ハッとする。それは、山で亡くなった婚約者・美鈴(中越典子)の所持品だった。

歩たちが災害現場への医師同行の要請を待ちつつ、今後運ばれてくる負傷者の受け入れ準備を進める一方、居ても立ってもいられず病院を抜け出した江森は、周子(檀れい)へ連絡をし、自分が災害現場に向かえば救える命があると伝え、周子の制止も聞かず、心臓に爆弾を抱えたまま山を登り始める。現場では、救助隊によって行方不明者が発見され、到着した江森もすぐさま負傷者の処置にあたる。

周子は純家(松尾諭)に呼び出され、県庁にいた。歩の二次遭難を重く見た県は、正式にMMTの活動自粛を通達。聞けば、航空隊からも山岳救助は自分たちに任せてほしいとの陳情があったという。山岳医療の未来を切り開くためのプロジェクトが頓挫し、落ち込む周子だったが、そこへ災害現場にいる江森から再び電話が。一刻を争う状況にもかかわらず災害現場で医師が足りないと助けを求められた周子は、意を決し、知事室へと向かう。

周子の説得もあり山へ向かうことを許可された歩と玲(宮澤エマ)は、救助隊のヘリで災害現場へ。病院では小宮山や典子(岡崎紗絵)たちが受け入れ態勢を整え、負傷者の到着を待つ。

第11話(終)ネタバレ あらすじ キャスト

山で江森(大森南朋)の容体が急変するも、日没で救助は不可能!?消えかける命のともしびと突き付けられた解散宣告に、歩(杉野遥亮)とMMT、そして山岳医療の未来は…!?


土砂災害に巻き込まれた登山者全員が病院へ搬送され、救命処置にあたった歩(杉野遥亮)、江森(大森南朋)、玲(宮澤エマ)の間に安堵の空気が広がった直後、江森が胸に激しい痛みを覚え、苦しみだす。心筋梗塞の可能性を考えた歩はすぐに救助ヘリを要請するが、すでに日没が迫っていて救助は難しい。そうなれば、恐らく江森の命は朝までもたない。歩から状況を聞いた周子(檀れい)も必死で消防に救助を頼み込むが、やはり聞き入れてはもらえず、その様子を見た純家(松尾諭)からは自業自得だと容赦ない言葉を浴びせられ、「MMTは救助隊の足手まとい」とまで言われてしまう。

江森が心不全を発症し、意識がもうろうとし始めていた。玲は最悪の事態を覚悟するが、諦められない歩は、江森を背負って下山することを決意。しかし次の瞬間、玲が江森の呼吸が止まっていることに気付く。

江森がMMTの掲げる理想を自ら体現した直後に起きた絶体絶命の事態。そこへ追い打ちをかけるように、知事からはMMTの解散が告げられ、夏の間、山と向き合い、そこにいる患者に寄り添い、命を救ってきたメンバーは納得がいかない。

マウンテンドクター

宮本歩(杉野遥亮)は、長野県松本市にある信濃総合病院の循環器内科医として赴任する。
信濃総合病院の江森岳人(大森南朋)は、国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医。山岳医療に詳しいからこそ、医師が安易に山に行くことに慎重で、山での負傷者・疾病者は迅速な救助ののち設備の整った病院で治療すべきだという信念を持っている。
麻酔科医・村松典子(岡崎紗絵)は、歩の初恋の相手。学生時代から優秀で、目標にしていた医師となる夢を果たし、院長に指名されたことをきっかけに山岳医療チームに参加。歩が患者と向き合う姿を見ていくうちに、山岳医療における麻酔科医としての存在意義に目覚めていく。世話好きで、快活で明るい性格だが、母親との間に抱えた問題を誰にも相談できずにいる。

看護師・鮎川玲(宮澤エマ)は、国内山岳看護師の資格を持っている。祖父が山小屋を経営しており、かつては山小屋を手伝う元気な看板娘だった。幼い頃から山で育ち、山を愛していたが、ある事故をきっかけにその気持ちを塞いでしまう。真面目で常に冷静なタイプであり、山を信じて山岳医療に打ち込む歩の姿に感化されていく。

小松真吾(向井康二)は、歩と典子の幼なじみで、地元・長野県松本市で焼き鳥屋「しんちゃん」を営む店主。歩が長野に戻ってきてからは、歩・典子・玲の行きつけのお店となり、仕事終わりの3人が集う憩いの場所になる。若くして結婚し、離婚も経験しているバツイチ・子持ちで、離れて暮らす息子との向き合い方に悩んでいる。常に明るくムードメーカー的な存在だが、他者を観察し相手の気持ちを考える優しい性格。昔から歩の最大の理解者でもある。

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