目次
『完全不倫』第8話 あらすじ・キャスト
「もう一度やり直そう」。拓哉(前田公輝)は千春(仁村紗和)を許すことに決め、離婚を撤回。2人で頑張れば、幸せだったあの頃にまた戻れる。そう信じる拓哉に、幼馴染の桜井(野村周平)が「大変なのはこれから。一度裏切った人間を信用できるか?これからは疑う自分との闘いだよ」と忠告。
千春は、絵画教室仲間・杏(なえなの)に不倫がバレ、「不倫する人間はとんでもないクズ」とこき下ろされてしまう。すると、居合わせた未奈(大西礼芳)が突然、声を荒らげ…
桜井の忠告が頭から離れない拓哉は、市役所に離婚届を持ってきた女性を見てびっくり。ついこの間、幸せそうに婚姻届を出しにきたばかりの女性だった。もともとバツ2だった彼に不倫されたという彼女は「不倫するヤツは延々と不倫し続ける」と怒り心頭。

相関図
『完全不倫』第7話 あらすじ・キャスト
「俺、決めたよ」。拓哉(前田公輝)がついに千春(仁村紗和)との離婚を決断。職場から離婚届を持ち帰った拓哉は、覚悟を決めて自分の欄を記入。あとは千春に離婚の意思を伝える。
そんな拓哉に、幼馴染の桜井(野村周平)と内野(賀屋壮也)が待ったをかける。「本当にいいのか?この間の千春ちゃんの感じだと別れたくない雰囲気かなり出てたけど」。先日のバーベキューで拓哉の世話を焼く千春の様子が、離婚を望んでいるようには見えなかったという桜井。その言葉で拓哉は再び迷い始める。拓哉たち3人の会話を、千春の絵画教室仲間・杏(なえなの)に聞かれてしまう。
『完全不倫』第6話 あらすじ・キャスト
「どうするかは拓哉に従う」――。千春(仁村紗和)が不倫を認め、離婚するかどうかの決断を委ねられた拓哉(前田公輝)。それから3週間、拓哉は毎日リビングのソファで寝起きし、食事も夫婦別々。家庭内別居同然となってしまったが、離婚するかしないかは、まだ迷っていて…。
そんな状況を見かねた桜井(野村周平)と内野(賀屋壮也)が、拓哉と千春に仲直りしてもらいたくて、「みんなでバーベキューに行こう」と提案。千春の絵画教室仲間・未奈(大西礼芳)と杏(なえなの)も誘って、6人でキャンプ場へ出かけることに。しかしそこには幼馴染2人の下心もあって…。
バーベキュー当日。桜井と内野は、未奈と杏に不倫のことは言わずに、元気のない拓哉と千春を盛り上げてほしいとお願いするが、杏は「それは余計なお世話ですよね?」と協力を拒否。「2人の幸せを勝手に決めつけて、どうにかしてやろうなんて傲慢の極み」と噛みついてくる杏と、イラつく桜井がバチバチのケンカに…。そんな中、拓哉が「俺さ、決めたよ。やっぱり千春と…」。
『完全不倫』第5話 あらすじ・キャスト
千春(仁村紗和)が「取引先の営業の人」と言っていた男『S』の正体は、本屋のアルバイト店員・佐々木だった…。千春のウソにショックを受ける拓哉(前田公輝)は、桜井(野村周平)と内野(賀屋壮也)に相談。桜井は千春の不倫を確信すると、自分のことを棚に上げて「この俺でも気分が悪い。不倫は俺以外、誰も幸せにならない」と拓哉に同情し…。
拓哉は居ても立ってもいられなくなって本屋へ向かうが、まるで拓哉が来ることを知っていたかのように、タッチの差で佐々木に逃げられてしまう。拓哉は自分の持ち物のどこかにGPSが仕込まれているのではないかと疑い始め…。
その夜、拓哉から本屋に行ったことを打ち明けられた千春は、動揺する素振りを見せずに、もっともらしいウソを並べて佐々木との関係をごまかす。
意を決した拓哉は「今日もジム行ってくる。ちょっとスッキリしたくて」と千春に告げる。千春はGPSで拓哉がジムにいることを確認すると、いつものようにホテルで佐々木との不倫に及ぶが……それは拓哉のワナだった!
『完全不倫』第4話 あらすじ・キャスト
「取引先の営業の人」。千春(仁村紗和)と『S』の関係を疑っていた拓哉(前田公輝)は、千春の言葉を信じ、ホッと胸をなで下ろす。
翌朝、晴れやかな気分でコーヒーを入れる拓哉は、うっかり千春の服にコーヒーをこぼしてしまって大慌て。そんな拓哉の姿がいとおしい千春。「すぐ洗えば取れると思う」と着替えようとする千春は、服に広がったコーヒーの染みを見て、「四つ葉のクローバーみたいじゃない?」とおどけてみせる。
『完全不倫』第3話 あらすじ・キャスト
『明日、ラウンジで』――。妻・千春(仁村紗和)の不倫を疑う拓哉(前田公輝)は、千春が決済アプリのチャット機能を使って『S』という人物とメッセージのやりとりをしていることを突き止めた。しかし、過去のチャットを見ても同じようなメッセージばかりで、『S』が誰なのか、ラウンジで何をしているのかまでは確認できず…。
『完全不倫』第2話 あらすじ・キャスト
結婚して3年、妻・千春(仁村紗和)と幸せに暮らしてきた拓哉(前田公輝)は、不倫を肯定する幼馴染・桜井(野村周平)の言葉に惑わされ、千春のスマホをこっそりのぞいてしまう。しかし、心配していた不倫の形跡はどこにも見当たらず、「俺がどうかしてた。ごめんなさい」。勝手にスマホを見たことを千春に謝罪し、猛省する拓哉。それは千春のワナだった!千春は拓哉に気付かれない手段で、こっそり『S』という相手と連絡を取り合っていた。
そうとは知らない拓哉は、同僚の小悪魔女子・莉乃(堀未央奈)の前でノロケ話を聞かせるが、莉乃は「愛が重いのと一途な愛は違いますよ」。愛が重い人は、本命とは別の相手を見つけて気持ちのバランスを取ろうとするらしい…「愛が重いから一途に愛されてると思うのは浅はかです」と莉乃に言われ、拓哉はまた不安になる。
拓哉は、ジムで働く内野(賀屋壮也)から妙なウワサ話を聞かされる。千春の絵画教室の先生・白井が不倫しているらしいのだ。「千春ちゃんだったりして」と茶化してくる桜井。拓哉は「千春が不倫なんてするわけないだろ」と反論しつつも、不安な気持ちを払拭できず、千春のスマホにもう一度手を伸ばしてしまう。
『完全不倫』第1話 あらすじ・キャスト
市役所の戸籍課で働く吉岡拓哉(前田公輝)は、出版社営業の妻・千春(仁村紗和)と結婚して3年。明るくて頼りがいのある千春と、そんな千春を全力で愛する拓哉。お互い仕事も順調で、夫婦円満。この幸せな結婚生活がずっと続いていく、拓哉はそう思っていた。
「時代は大不倫社会だよ」。愛妻家の拓哉とは正反対に不倫を楽しむ幼馴染・桜井(野村周平)の言葉を発端に、拓哉の幸せが揺らぎ始める。
先月再婚したばかりなのにもう不倫している桜井は、悪びれるどころか「スマホとリモートワークの普及で大不倫社会が誕生した」と持論を力説。拓哉は「不倫なんて絶対ダメだろ」と嫌悪感を抱きつつ、桜井に言われた“ある一言”が心に引っかかる。
千春は、絵画教室仲間の杏(なえなの)から彼氏の浮気相談を持ち掛けられる。リモートワーク中に彼氏の浮気が発覚し、怒り爆発の杏。「なんでちゃんと隠さなかったのか」浮気を隠し通せずに相手の幸せを奪うことが絶対に許せないと言う千春。
拓哉は、同僚の小悪魔女子・小田莉乃(堀未央奈)と2人きりで出けたことで、千春に不倫を疑われてしまう。必死に誤解を解く拓哉。
ドラマ 『完全不倫』キャスト 相関図

ドラマ 『完全不倫』
夫・前田公輝を愛するために不倫を続ける仁村紗和
日本テレビ 火曜 24:24 2025年7月1日~
脚本:阿久津朋子、板谷将行

<仁村紗和 コメント>
■この作品のオファーを受けた時の気持ちは?
はじめまして、仁村紗和です。
まずW主演で私を迎えてくださってとても光栄でしたし、素直に嬉しいです。私にとっては今までやったことのない作品のカラーと役柄で私に吉岡千春という人を理解できるのかな、と少し不安もあったのですが、最後まで台本を読ませて頂いて自分の役柄と拓哉と千春の2人の愛にとても惹かれました。
■吉岡千春役への思い、役の見どころ
まず千春という人はとても愛情が深い人です。
人を愛する力が強く、ある意味人間らしく、頭が良くて、人当たりも良い、そんな女性です。
彼女が守りたいものは明確なのですが、その表現の仕方は理解が難しいところもあり拗らせてしまっているような人です。千春は夫を愛するがゆえに隠し事をする妻なのですが、色んな人を巻き込みながらも自分自身の心の奥深くの痛みや人を想う気持ちと向き合い、さまざまな「気付き」があります。何かと向き合うことはパワーが必要ですが、自分を大切にするためにも必要な時間だと思います。彼女がどんな選択をしていくのか、見守って頂けたら嬉しいです。
■このドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「完全不倫」タイトルだけでは内容とのギャップがあるように思います。現代ならではの不倫をする方法は台本を読んで私も驚いた部分で、ある意味リアルな現代の不倫事情が覗けると思います。何よりもこのドラマに出てくる人々はいじらしくもとても愛おしくて魅力的ですし、会話のテンポや内容がとても面白いので会話劇で展開していく物語を楽しく観て頂けると思います。24時24分という深い時間ではありますが、友達の話を夜な夜な聞くような気持ちでドラマを観て頂けたら、、と思います。皆様に楽しんで頂ける時間になるようチーム一丸となって頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します!
<前田公輝 コメント>
■この作品のオファーを受けた時の気持ちは?
最初にタイトルを見た時、「どんな内容なのだろう」と思いました。台本を読み進めるうちに、不器用ながらも守るべき誠実な心を感じられる作品だと気づきました。
この物語を通して、家族の存在や、当たり前のようにそばにいる人への感謝の気持ちを、常に届けたいと思いました。
また、会話劇がとても自然で、その没入感に強く引き込まれました。技と深みを持つ皆さんとともに、観る人を新しい時代へ導いてくれると感じています。
■吉岡拓哉役への思い、役の見どころ
一見無個性に見える彼ですが、真摯で懐が深い人間です。不倫をきっかけに人と向き合おうとする姿勢には、誠意と愛があふれていて、その静かな説得力に惹かれました。
これまで個性の強い役を演じることが多かった自分にとって、“クリーン”な存在をどう皆さんと化学反応させていけるのか。
削いでも滲む色を信じて、新たな表現を丁寧に探っていきたいと思っています。
■このドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
毎週、「幸せはここにある」と感じていただける作品を、スタッフ・キャスト一同、精一杯心を込めて作っております。どうぞ温かく見守っていただけたら嬉しいです。楽しみにお待ちください。