『となりのチカラ』あらすじ ネタバレ キャスト/松本潤







『となりのチカラ』とは

妻と二児を持つライター・松本潤が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決!

テレビ朝日 木曜 21:00 1月20日~

脚本:遊川和彦
『家政婦のミタ』『はじめまして、愛しています。』『過保護のカホコ』

『となりのチカラ』キャスト

中越チカラ(なかごし・ちから) 松本 潤
 妻と二人の子を持つ父親。自称小説家。 
中越 灯(なかごし・あかり) 上戸 彩
 チカラの妻。12歳の娘と10歳の息子の母
木次 学(きつぎ・まなぶ) 小澤征悦
 隣に住む、エリート会社員。
木次達代(きつぎ・たつよ) 映美くらら
 木次学の妻。
マリア(まりあ) ソニン
 真下に住む。
上条知樹(かみじょう・ともき) 清水尋也
 「少年A」という噂のある青年。
柏木託也(かしわぎ・たくや) 長尾謙杜
 祖母と暮らす高校3年生。
本間奏人(ほんま・かなと) 勝地 涼
 チカラの担当編集者。
マスター 夙川アトム
 カフェの店主。
星 譲(ほし・ゆずる) 浅野和之
 マンションの管理人。
柏木清江(かしわぎ・きよえ) 風吹ジュン
 孫・託也と暮らす。
道尾頼子(みちお・よりこ) 松嶋菜々子
 隣に住む女性。

『となりのチカラ』第1話 あらすじ ネタバレ キャスト

東京のとある郊外に建つマンション。そこに、小説家・中越チカラ(松本潤)と妻の灯(上戸彩)、そして娘の愛理(鎌田英怜奈)と息子の高太郎(大平洋介)という1組の家族が移り住んでくる。

優柔不断で困っている人を放っておけない性格の夫とテキパキしっかり者の妻に、ちょっぴり大人びた姉と無邪気な弟。そんな一家がやってきたマンションには、とても個性豊かな住人たちが暮らしていた。

さっそくチカラが遭遇したのは、全身を「今日のラッキーカラー」でまとめた隣人・道尾頼子(松嶋菜々子)。階下には複数の男性が出入りする謎の女性(ソニン)の部屋がある。

ワケありそうな管理人の星譲(浅野和之)から「601には連続幼児殺人事件の犯人・少年Aが住んでいる」と聞かされる。
いろいろと思いを巡らすチカラに、灯は「ご近所のことに首を突っ込まないように」と諭す。

引っ越しから数日経ったある日、隣の部屋から悲鳴が。灯の忠告を思い出し、やや躊躇するチカラだったが、”引っ越しのご挨拶”を口実に、意を決して部屋を訪れてみる。
風呂場に大きな蜘蛛が出て悲鳴をあげたのだったので、代わりに駆除する。

そこは、エリート会社員の木次学(小澤征悦)と妻・達代(映美くらら)、娘・好美(古川凛)が仲良く暮らす家だった。
チカラは帰宅した木次に見覚えがあるが思い出せない。

マンションの前のカフェで仕事を始めると、ベランダ越しに隣人たちの様子が見えてつい観察してしまう。

ブランコで絵を描いている好美に声をかけると、管理人から近所から「ブラブラしていて怪しい」と噂されていると注意される。

隣で大声がする。虐待を心配するチカラに灯が「これ持って行って」と夕食に作った唐揚げを差し出す。

学が玄関に出て唐揚げを差し出すと受け取る。ゲームで大声を出していたというが手が濡れていた。怪しんで中に入ると好美が着物を着て浴槽の水の中にいた。
チカラはおもちゃ売り場でぬいぐるみを買っていたを目撃していたのを思い出す。「その時に子供思いのパパの様子に感動した」と学に伝え部屋に戻る。

虐待を確信した辰代チカラはブランコで絵を描いている好美に手旗を渡し、困ったことがあったら「助けて」のサインを送れと話す。
部屋に戻った好美は「ありがとう」の信号を送る。

上階から物音がして駆けつけると、「強盗がいる」と言われ中に入ると若い男がいる。

『となりのチカラ』第2話 あらすじ ネタバレ キャスト

ある朝、のんびり朝食をとっていた中越チカラ(松本 潤)一家は、上の部屋から「助けて!」という声を聞く。

「様子を見に行こうかどうしようか」とチカラが中腰になって悩んでいたところ、「どうせ行くんでしょ」と灯(上戸彩)に背中を押され、チカラは上の階へ駆けつける。

廊下に出てきた503号室の柏木清江(風吹ジュン)が「うちに知らない男がいるの。きっと強盗よ」と訴えてくる。恐る恐る部屋に入ったチカラだったが、そこにいたのは清江の孫の託也(長尾謙杜)だった。

チカラがその状況に戸惑っていると、託也は突然強盗のフリをし始め、そのまま部屋を出ていってしまう。
高校生の託也は両親を亡くし祖母と暮らしていた。最近、清江の認知症が進んだと説明し、このことは内緒にしてくれと頼まれる。

娘はゴーストライターの父親の仕事に懐疑的だ。

清江は託也が避けているとチカラに相談する。清江は小学校の教師をしていた。託也は小学校の教師になるのが夢だ。
カフェで住民を観察する。大声で電話をしている男がいた。女性が注意する。好美が手旗信号を送る。

住民たちのためにホームパーティーを企画するが、灯は反対する。灯はエレベーターで出会った清江が唐揚げの材料を買い忘れたのに同情し、託也と家に呼び唐揚げをごちそうする。

強盗と間違えたことを話すと機嫌を損ねて帰る。
娘の愛理(鎌田英怜奈)はチカラが人にかまうのは自分の問題を避けようとしているからだと指摘する。

清江の家の台所から火が出て、チカラが駆けつけて消化する。託也は大学受験を諦めるという。清江がいなくなり灯と辺りを辺りを探す。灯はチカラが他人をかまう習性は、両親を亡くしたとき話をよく聞かなかったのを後悔しているからだと理解している。

橋から飛び降りて自殺しようとしている清江を発見する。チカラは過去に足をくじいた清江を背負ったことを思い出す。思いとどまった清江を背負って家まで届ける。

託也は日頃の不満を爆発させる。チカラは託也に寄り添う。

根本的な問題は解決しない。付箋に行事を書いて届ける。託也はチカラと同じようにメモを書き出して壁に貼っていた。そこには「困ったらチカラに連絡する」というメモを見せられ、チカラは受け入れる。

参観日で駆けつけると、愛理が他人の世話をして悩む父を称える作文を読んでいる。

女性が「助けてください」と部屋に飛び込んでくる。

『となりのチカラ』第3話 あらすじ ネタバレ キャスト

ある夜、突然中越家にやってきた303号室のマリア(ソニン)。「アブない男におそわれたので、かくまってほしい」という彼女を中越チカラ(松本潤)と灯(上戸彩)が部屋に招き入れたところに、「マリアの客だ」と名乗る男が乗り込んでくる! どうやらマリアは303号室でベトナム式のエステ店を営んでいるようで、男はそこを“いやらしいサービスをする店”と勘違いしてやってきた上、何もサービスされないことに逆上した様子だ。

灯の機転でどうにか男を追い払い、マリアの話を聞いたチカラは、彼女が外国人技能実習生として介護関係の会社に勤めていたものの、妊娠を理由に解雇されたことを知る。マリアから、「お腹の子どもの父親でもあるその会社の課長は、子どもが出来た途端会ってもくれなくなった」と聞き、灯は怒り心頭。「日本と日本の男性はいつからこんなに冷たくなったの?」という問いに、やっぱり《中腰》になってしまったチカラに、マリアは愛想を尽かし出ていってしまう。

どうにかマリアの力になってあげたいチカラだったが、あの夜以来“日本の男性代表”としてすっかりマリアには嫌われてしまったよう。 そんな中、マリアが部屋の退去を命じられる。

お腹の子どものことも誰にも相談できず、部屋まで追い出されそうなマリア。チカラは二人で子どもの父親・芝田(渡辺大)に会いに行く。マリアが問い詰めると居直って「自分の子なの?」と最低とも言える物言いをする。
「子どもは堕ろす」と悲観するマリア。一人で生きていくと言われ、チカラはマリアの赤ちゃんが気になる。
灯はそんな余裕はない筈だと言う。

チカラは公園でマリアに会う。父親のサインがないと医者からおろせないと言われたといい泣きだすマリア。頼まれて父親として医師と面会し手術を認めさせる。
手術の直前、チカラは介護施設で働いていたマリアを思い出し、日本の男を代表して謝る。

灯はその話を聞いて怒る。マリアは子供を産むことに変えていた。灯がマリアの会社と掛け合って解雇手当や住宅に住めるようになったからだった。

道尾頼子は住民を部屋に呼び寄せて「皆さんをお救いするために集まってもらいました」という。

『となりのチカラ』第4話 あらすじ ネタバレ キャスト 

お隣の道尾頼子(松嶋菜々子)に「とっても困ってるの。助けてくれる?」と相談された中越チカラ(松本潤)が部屋を訪ねると、そこには灯(上戸彩)と娘の愛理(鎌田英怜奈)、さらには柏木清江(風吹ジュン)やマリア(ソニン)、木次達代(映美くらら)の姿も。戸惑う一同に、黒ずくめの服を着た頼子はこう告げる。
「今日は皆さんをお救いするために集まっていただきました」

達代は夫・学(小澤征悦)のこと、マリアはこれからの日本での暮らしのこと、愛理は恋愛のこと、とそれぞれが悩んでいることを次々と言い当てていく頼子。
すっかり頼子の能力を信用した清江が、孫の託也(長尾謙杜)の合格祈願と自身の病気のために、勧められるがままにペットボトルに入った謎の水と数珠を1万円で買ってしまいそうになったその時、頼子を「おかあさん」と呼ぶ男性が現れ、住人たちはひとまずその危機を回避する。

夕食を食べながら、「これからはあまり関わらないようにしないと」と話す灯とチカラ。だがチカラは、頼子と訪ねてきた男性の関係、そして食卓についてからまったく目を合わせようとしない灯と愛理の様子も気になっていた。

チカラは男性に声をかけて、頼子の娘・美園(成海璃子)の別れた夫・吉井(稲葉友)だと判明する。

「結婚を機に縁を切っていた頼子と美園を仲直りさせたい」と話す吉井に感心するチカラ。管理人からも頼子の霊感商法を止めさせるよう頼まれる。
頼子の部屋に行くと、亡くなった息子の霊と会話しているのを見せられる。さらに、吉井は頼子に孫に会わせるのをダシにして200万円を借りようとしていた。

吉井に言いくるめられ、美園に会いに行ってしまったチカラは、絶縁した頼子と会うのを拒否される。
チカラは二人を騙してカフェで引き合わせる。二人は大声で罵り合う。頼子の隠された辛い出来事を知ることとなり、頼子から「地獄に落ちる!」と宣言されてしまう。

住民は霊感商法を辞めない頼子を追い出そうとしていた。
チカラは頼子の息子の命日の墓参りを尾行する。そこへ美園と吉井が現れる。
チカラは家族だったら互いに悩みを打ち明けたほうがよいと言い出す。
吉井がからもうとすると頼子は「あなたは家族でない」と札を投げつけて追い払う。
美園は孫の保育園に連れていく。美園は泣きながら辛かった思いを頼子に語る。

灯と愛理の喧嘩の原因は、愛理がチカラの悪口を言ったためだった。

頼子は霊感賞を止め、罪滅ぼしのため掃除をする。
託也(長尾謙杜)は大学に合格し、みなが集まりパーティーをする。上条も就職が決まる。

管理人がSNSに少年Aが住んでいると拡散され、それが上条だと伝えにくる。

『となりのチカラ』第5話 あらすじ ネタバレ キャスト

中越チカラ(松本潤)、灯(上戸彩)、道尾頼子(松嶋菜々子)らが集まり、柏木託也(長尾謙杜)の大学合格祝いをしている中、管理人の星譲(浅野和之)が現れ、衝撃的な事実を告げる。SNSに上げられた、「連続幼児殺人事件の容疑者・少年Aを発見」という情報。
そこにはチカラたちが住むマンションの写真まで付いており、星は「やはり601号室の上条(清水尋也)さんが少年Aだったんですよ」と声を潜める。

星から、“マンションのリーダー”として上条に直接確認してみてほしい、と頼まれてしまったチカラ。タイミングを窺ううち、無表情で感情を表に出さない上条が本当に連続殺人犯に見えてきてしまう。
あれこれ考えを巡らせ、心ここにあらずなチカラに灯と娘の愛理(鎌田英怜奈)は呆れ顔。「ご近所のことに首突っ込んでいい気になってると痛い目見るよ」と忠告されてしまう。

いい考えが浮かばないまま迎えたある日、ついに上条と2人きりになるチャンスが巡ってくる。
「少年院に入っていたという噂があるんだけど…」というチカラの問いに、上条から返ってきたのは、なんと「入ってました、少年院」という答えだった。

「少年院に入っていたのは本当だったんだ…」「でもまだ少年Aと決まったわけではないし…」と逡巡しながらも、ひとまずは星に報告をするチカラ。すると、星は明らかに顔色を変え、上条の部屋のゴミから何かしらの証拠をつかもうと躍起になり始める。

星の思いつめた表情が気になるチカラだったが、危惧した通り、上条の噂はあっという間にマンション中に広まってしまう。せっかく決まった就職先にまで誰かが噂を吹き込み、クビになってしまったと聞いたチカラがなんとかできないかと考えていた矢先、ついに星が上条に殴りかかり負傷を負わせてしまう。入院した上条はマンションから出ると言い出す。

星は自分の息子の命を奪った少年Aと勘違いしていた。星は責任を感じてマンションから出ようする。

星を皆で見送る日、チカラは震災の時、避難所で活躍する星と息子と会った思い出を話す。さらに、住民は星を管理会社に頼んで慰留する署名をしていた。事情を話して管理人を続けることになる。

そこに上条が退院して戻る。星は少年Aに仕上げたことを謝罪する。チカラは感情がないという上条に「君は大切なお隣さんだよ」と言って引き留める。

好美の手旗信号が父親に没収される。

『となりのチカラ』第6話 あらすじ ネタバレ キャスト

いつものように中越チカラ(松本潤)が向かいのカフェから何気なくマンションを見ていると、お隣の木次家に異変が起きる。
チカラが好美(古川凛)に渡した連絡用の手旗が父・学(小澤征悦)に見つかってしまったのだ。

好美が激しく叱責され、また虐待を受けるのではないかと、チカラは慌てて木次家に駆けつけるが、逆に学から「人が虐待してるって決めつけやがって」と声を荒らげられてしまう。
チカラは怯える妻・達代(映美くらら)と娘・好美の様子に、このままでは2人に被害が及んでしまうと、ひとまずは引き上げる。
その日から木次家のカーテンは固く閉ざされてしまう。

いつものカフェに学がやってくる。いい機会だからと腹を割って会話をしてみようとするチカラだったが、逆に学に言いくるめられてしまった上、「二度とうちの家族と関わるな」と釘を差されてしまう。

困ったチカラは道尾頼子(松嶋菜々子)、柏木清江(風吹ジュン)、マリア(ソニン)らマンションの女性陣に協力を依頼。頼子たちは「警察に相談してみては」と達代に提案するが、「好美を犯罪者の子にしたくない」と言われ、拒絶されてしまう。

諦めきれないチカラは、妻のアカリ(上戸彩)の知恵も借り、ついにはマンションの住人総出で木次家に出向き“ピンポン攻撃”を仕掛ける。
しかしそれすら学の怒りを買う材料にしかない。
絶望した達代は娘と自殺するところをチカラに発見され、灯の説得に思いとどまる。達代は離婚を決意し、住民が見守るなか娘と実家にもどる。

『となりのチカラ』第7話 あらすじ ネタバレ キャスト

「これ以上、チカラくんといたくないの」と告げて実家に戻ってしまった妻の灯(上戸彩)を呆然と見送るしかなかった中越チカラ(松本潤)。
お隣さんにはあっても、我が家には何の問題もないと思っていたチカラは、なぜ灯が出ていってしまったのか、見当もつかない。

子どもたちにも「これからどうなるの?」と問い詰められて困り果てる中、娘の美園(成海璃子)と孫の教育方針を巡って対立した道尾頼子(松嶋菜々子)が「今夜、泊めて」と現れたり、祖母の清江(風吹ジュン)の認知症進行が心配な柏木託也(長尾謙杜)が「大学行くのやめようかと思って」と相談に来たりと、相変わらず騒がしい住人たち。その相手をするのに精一杯で、チカラはなかなか自分の家庭の問題に向き合えずにいた。

自分がゴーストライターばかりやって、ちゃんと小説を書かないのが気に入らなかったのではないか、と考えたチカラは、編集者の本間奏人(勝地涼)から依頼された仕事を勢いで断り、それを意気揚々と灯に電話で伝える。しかし無残にも電話は無言で切られてしまう。

愛理(鎌田英怜奈)から「明日の朝イチで浜松(灯の実家)に行き、ちゃんと誠意を伝えてきたら?」と言われ、浜松へと向かったチカラは、灯の両親、そして兄から「離婚」をチラつかされる。さらには灯の気持ちまで逆撫でする結果となり、万策尽きてしまう。

マンションではこんな時に限ってトラブルが頻発する。
しかし自分の問題でいっぱいいっぱいのチカラは住人たちの問題に目を向ける余裕もない。そんなチカラの姿に、住人たちも冷ややかな反応をする。

柏木清江(風吹ジュン)は、「チカラが灯の話しをよく聞かなかった」ことを遠回しに思い出させる。
チカラは灯を訪ね、一晩中家庭内の課題を聞く。しかしその課題に対する解決策を求められても答えられず、追い返されてしまう。

『となりのチカラ』第8話 あらすじ ネタバレ キャスト

家出中の妻・灯(上戸彩)から出された3つの課題。
「仕事を辞めていいのか」「愛理(鎌田英怜奈)を怒鳴ったり叩いたりしていいのか」「高太郎(大平洋介)を塾に行かせていもいいのか」が、両肩に重くのしかかりまったく仕事に集中できない中越チカラ(松本潤)。
子どもたちに学校での様子などをさり気なく聞いてみるが、どちらの問題も解決には時間がかかりそうな上、道尾頼子(松嶋菜々子)やマリア(ソニン)らマンションの住人たちからも総スカンを食らっていることを思い出し、ますます落ち込んでしまう。

認知症を患う柏木清江(風吹ジュン)が、孫の託也(長尾謙杜)が介護のために大学進学を諦めようとしていることを知り、「介護施設に入る」と言い出す。

震災後に引き取って以来、懸命に育ててきた託也と離れたくはないという気持ちと、徐々に進行する症状によっていつか託也の顔までわからなくなってしまうのではないかという不安の狭間に立たされる清江に、何もしてあげられないチカラ。
清江がマンションからいなくなってしまう。住人たちが総出で清江を探す中、なんと清江を見つけたのはマリアから連絡をもらっていた灯だった。

マンションに戻った清江だったが、住人たちはおろか、託也のこともわからないほど混乱してしまう。チカラは託也に清江は本人の希望通りに介護施設に入った方がよいと伝える。泣き出す託也に一晩寄り添うチカラ。

灯がマンションに戻り、チカラは出された課題の答えを伝える。
高太郎は自分が好きだと聞いて、「そのうち好きなことが出てくるから心配するな」と励ます。
愛理は「性格は悪くない。分け隔てなく友達と接している。これから本当の友だちができる」と伝える。
灯に「仕事を止めてもよい。これからは自分の小説を書く。二度と出ていかないで」と言う。
お隣には「もう、何もしない」と宣言する。

『となりのチカラ』第9話(終)あらすじ ネタバレ キャスト

マンション内で火事が起きたとの連絡が入り、表に避難した中越チカラ(松本潤)たち。幸いボヤで済むが、管理人の星譲(浅野和之)によると、どうやら火元となった603号室の住人・小日向(藤本隆宏)は自分で火をつけた。
ここのところマンション内のトラブルメーカーとして名前が挙がっていただけに、道尾頼子(松嶋菜々子)は「理事会を開いて即刻出ていってもらいましょう」と息巻く。

いつもなら真っ先に603号室を訪ねてもおかしくないはずのチカラだったが、これまでいろいろなことに首を突っ込みすぎていたことへの反省から、もう余計なおせっかいはしないと宣言。
そんなチカラとは対照的に、今度は灯(上戸彩)が「これ以上トラブルになる前に話をしに行ったほうがいいんじゃないか」「でもいきなり出ていけっていうのは違うし…」と、チカラ顔負けの中腰っぷりを見せ始める。

小日向への対処法やご近所との付き合い方にチカラが思い悩んでいた矢先、頼子の宣言通り理事会が開催され、半ば無理やりの「全会一致」で退去勧告をすることが決定してしまう。
なんとか早まらないよう頼子を説得しようとするチカラだったが、その声は届かなかった。

これまでのボヤや水漏れなどは、すべて小日向が自ら命を絶とうとしていたことが原因だったとわかる。なんとか小日向を救いたいチカラに、ついにある案を出す。それはチカラ自身の過去とも向き合うこととなる。

仕事も見つからず在留資格も切れてしまうマリア(ソニン)はベトナムに帰ることを決意。マリアに密かに思いを寄せるものの、ためらってばかりの上条知樹(清水尋也)に、チカラはしっかりと思いを伝えるようアドバイスする。求婚を受け入れたマリアは出産する。

祖母の清江(風吹ジュン)が施設に入り寂しさを抱える託也(長尾謙杜)の家の整理を、夫の学(小澤征悦)の元を去った達代(映美くらら)は離婚届に判を押させる。

人間関係が希薄になり、みんなが自分の事ばかり考える世の中で、ただただ隣人の平和を願い続けたチカラ。
一番の隣人、妻・アカリは「チカラは悩むことで成長している」と言って自分の仕事にもやりがいを感じるようになる。

編集者の本間奏人(勝地 涼)から小説の才能を認められ、直本文学賞を受賞する夢を見る。

全体ストーリー

「大丈夫ですか? 何かありました?」と、隣人につい声をかけてしまう小説家・中越チカラ(松本潤)。

チカラが発する些細な一言をきっかけに、人と人が繋がり始め、世界はほんの少しずつ優しさを取り戻していく。

2022春ドラマ番組表

マイファミリー/二宮和也元彼の遺言状/綾瀬はるか
特捜9(5)/井ノ原快彦未来への10カウント/木村拓哉
TBS
21:00
フジ
21:00
テレ朝
21:00
テレ朝
21:00
13★911★
金田一少年の事件簿/道枝駿佑恋なんて、本気でやってどうするの?/広瀬アリス持続可能な恋ですか/上野樹里悪女(わる)/今田美桜やんごとなき一族/土屋太鳳インビジブル/高橋一生 柴咲コウパンドラの果実/ディーン・フジオカ
日テレ
22:30
フジ
22:00
TBS
22:00
日テレ
22:00
フジ
22:00
TBS
22:00
日テレ
22:00
668★8666
ナンバMG5/間宮祥太朗家政夫のミタゾノ-5/松岡昌宏妖怪シェアハウス/小芝風花
フジ
22:00
テレ朝
23:15
テレ朝
23:00
5★★