ドラマ「17才の帝国」あらすじ ネタバレ キャスト/神尾楓珠







「17才の帝国」とは

最先端のA Iが選んだ「最も総理にふさわしい人物」は
17才の少年・神尾楓珠だった。

NHK総合 土曜ドラマ 22時 5月7日~ <5回>

脚本:吉田玲子
『けいおん!』『ガールズ&パンツァー』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』

「17才の帝国」キャスト 

真木亜蘭(まき・あらん) 神尾楓珠
 AIによって選ばれた17才の総理。
茶川サチ(さがわ・さち) 山田杏奈
 真木を支える高校生。総理補佐官。
平清志(たいら・きよし) 星野源
 プロジェクト・マネージャー。
林完 望月歩
 人気ユーチューバー
雑賀すぐり 河合優実
 アメリカでMBAを取得した秀才
鷲田照 染谷将太
 現総理の孫
鷲田継明(わしだ・つぐあき) 柄本明
 内閣総理大臣
山口早希(やまぐち・さき) 松本まりか
 新聞記者
茶川正樹(さがわ・まさき) 杉本哲太
 サチの父親
茶川タエ(さがわ・たえ)  西田尚美
 サチの母親
佐伯豊(さえき・ゆたか) 岩松了
 商工会会頭
保坂重雄(ほさか・しげお)  田中泯
 前市長

「17才の帝国」第1話 あらすじ ネタバレ キャスト

帝国誕生
近未来・202X年。日本は65歳以上が40%となり、経済は没落していた。
総理大臣の鷲田(柄本明)は、内閣官房副長官・平(星野源)に命じ、「ウーア」を立ち上げる。AIに選ばれた閣僚は、17才の高校生“総理”・真木亜蘭(神尾楓珠)。他に人気ユーチューバー・林完(望月歩)、アメリカでMBAを取得した秀才・雑賀すぐり(河合優実)、現総理の孫・鷲田照(染谷将太)の25歳以下の若者たちばかりだった。

3か月後、真木と親交があった茶川サチ(山田杏奈)は総理補佐官に任命され家族を伴って移住する。
国民に人気がある平は鷲田から成功するまで、真木に付き添うように指示される。

地方の青波市が特別独立行政特区となり「ウーア」が始まる。3基のスーパーコンピュータが聳えていて政策を提案する。

早速、真木は市議会廃止を提案。官僚の執務の様子も配信すると言う。行政を見える化して、住民の参加を促すのが目的だ。
初心表明演説で高い支持率を得る。支持率30%を切ったら辞任すると宣言する。

真木はトロンの女性ユキ・ベキと会話する。

17才の帝国⁉の幕が開く。#君の声が頼りだ。

「17才の帝国」第2話 あらすじ ネタバレ キャスト

幸福への選択

支持率が高齢者を中心に10%下がる。
真木(神尾楓珠)とサチ(山田杏奈)は昼は高校に通う。
真木の改革に、前市長の保坂(田中泯)らが反発し、市議会復活を直談判する。しかし真木は権威に屈せず、サチと一緒に住民の声を聴き始める。

商店街の再開発に反対する鈴原(塚本晋也)の「一度失われた風景は取り戻せない」の言葉に感動し、真木はソロンを駆使し再開発を再検討し新しい案をソロンに作らせる。住民はVRグラスで案を確認する。

住民投票により新しい案が採択される。

ピュアな心で政治に向き合う真木の姿に、魅かれていく平(星野源)。

真木はリアルタイムで市民とチャットする。質問に答える真木。母子家庭で貧しかった少年時代、母が亡くなり祖母を介護していた。社会に興味を持ち応募していた。

支持率が20%上昇する。真木はソロンにユキと語りかける。

「17才の帝国」第3話 あらすじ ネタバレ キャスト

夢見る街

真木(神尾楓珠)の改革で、AI化による職業の合理化が進み支持率は60%にアップする。
財政を立て直すため役所の職員の人件費を5年で半減する政策を打ち出す。
退職予定者リストを公表して、全員の再雇用先を斡旋する面談に同席する真木。
サチ(山田杏奈)の母で中学教師のタエ(西田尚美)も退職対象となる。
不要なものは切り捨てる、その政策に、住民の不満が噴出する。

総理の孫・鷲田照(染谷将太)は、祖父から真木を切るように指示され、政策に反対して市議会を復活させようとする。照の父は祖父の秘書をしていたが7年前に辞めて地元で法律事務所を開いている。

合理化案により真木の支持率は低下し、罷免ラインの30%に近づく。
真木は過労で倒れる。

母のことで真木への不信感を抱いていたサチと平(星野源)は真木の秘密を知る。
真木は10歳のときに助けられた同級生・雪の命を救えなったことを後悔して、社会を変えるために総理に応募していた。
雪は、7年前に鷲田(柄本明)の献金疑惑に絡んだ秘書の娘だった。責任を被って家族3人が事故死していた。
サチは雪に似ていたので抜擢されていた。

17才になった雪がソロンの映像に現れ、微笑む。

「17才の帝国」第4話 あらすじ ネタバレ キャスト

理想の世界

真木(神尾楓珠)が、幼馴染の雪の死をきっかけに政治を志したことを知る、平(星野源)とサチ(山田杏奈)。

真木は過労で3日入院し、閣議は1週間中断する。
転職者の幸福度が上がり、支持率は51%に回復する。

ユキは、7年前に起きた鷲田(柄本明)への政治献金事件の犠牲者だった。鷲田は、真木が自分への復讐を考えているとの疑念を抱き、平に真木を切るように命じる。

回復した真木は高齢者の幸福度を上げるため、鷲田照(染谷将太)を担当させる。
前市長の保坂(田中泯)ら老人が市議会を復活させる反対デモで押しかける。
商店街の再開発には反対派の土地が多いので賛成させる必要がある。

総理大臣の鷲田(柄本明)が立ち寄り、思い切った改革を託す。しかし、平には真木を切れと催促する。

ユキは大人のいない理想世界を真木に語る。

真木はサチの祖父を訪ねて、亡くなった祖母のAIを見せる。

サチは、真木が部屋の地下室に、亡くなった雪のAIを作り出していることを平に打ち明ける。
平は雪を発見し、サチを呼び出す。雪はサチに語りかけ、平はデータを盗み出す。
サチは補佐官を辞める。

真木と照は保坂に土地の売却交渉をするが受け入れられない。昔の風景が見れるVRグラスを置いて去る。それを見た保坂は感動する。

真木は平に自分の進退を問う。
ソロンは平に「本当のことを言わなかったのが選ばれなかった理由」だと語る。
真木を裏切るのか、ウーアを守るのか、平は決断を迫られる。

真木はAIの雪に不信感を抱く。

「17才の帝国」第5話(終)あらすじ ネタバレ キャスト

ソロンの弾劾

平(星野源)は、7年前の献金事件の鍵を握る日記を手に入れる。そこには、鷲田(柄本明)政権を揺るがす重大な秘密が書かれていた。日記を携え、総理官邸を訪ねる平。

真木(神尾楓珠)は、事件に巻き込まれ亡くなった幼なじみのユキを、AI・スノウとして蘇らせていた。
自らに迫る危機を察知したスノウは、真木と平がいない間に、サチ(山田杏奈)と疎外感を共有させ、大人のいない世界を実現しようと暴走を始める。

スノウはサチにソロンに繫げるように依頼する。サチが繋げるとサイレンが鳴りだし「大人のいない世界」の映像が流れ、街は混乱する。
暴走の警報が真木に送られ平に連絡する。通信が途絶する。修復システムが稼働するが、サチだけがアクセスできる。真木は雪を暴走させたと市民に向かって告白すると支持率は29%になり、ソロンは真木を罷免する。

真木は最後の演説で市民に「ウーアに実現できなかった青い理想の実現」を託す。

3年後、選び直した総理・鷲田照(染谷将太)でウーアは存続している。
真木は海外に留学している。
平は総理大臣となって活躍している。

全体ストーリ

舞台は202X年。日本は深い閉塞感に包まれ、世界からは斜陽国の烙印を押されている。出口のない状況を打破するため、総理・鷲田はあるプロジェクトを立ち上げた。「Utopi-AI」、通称UA(ウーア)構想。全国からリーダーをAIで選抜し、退廃した都市の統治を担わせる実験プロジェクトである。若者が政治を担えない理由は、「経験」の少なさだと言われてきた。AIは、一人の人間が到底「経験」し得ない、膨大な量のデータを持っている。つまり、AIによっていくらでも「経験」は補えるのだ。それを証明するかのごとく、AIが首相に選んだのは、若く未熟ながらも理想の社会を求める、17才の少年・真木亜蘭(まきあらん)。他のメンバーも全員20才前後の若者だった。真木は、仲間とともにAIを駆使し改革を進め、衰退しかけていた地方都市を、実験都市ウーアとして生まれ変わらせていく。

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