隈研吾最終講義 第10回「コンピュテーショナルデザインとクラフト」

3月14日に開催を予定の講義第10回は、新型コロナウイルスの感染拡大のため開催延期しました。

これは仮想の記事です。

隈研吾最終講義第10回「コンピュテーショナルデザインとクラフト」ゲスト:マリオ・カルポ、廣瀬通孝

2020年3月14日17:00~19:30

@東京大学本郷キャンパス安田講堂
コンピュテーショナルデザインとクラフト
マリオ・カルポ(建築史家、ロンドン大学バートレット建築スクール教授)
廣瀬通孝(VR研究者、東京大学教授)
隈研吾

マリオ・カルポの講演(仮想)

続いてマリオ・カルポが講演した。

産業革命以降、同じ形のものが大量生産されて地球全体に行きわたるようになった。建築も、「建築家」が考えたアイデアを「コピー」して建築の共通スタイルが形成された。

情報化社会になりコンピューテショナルデザインによって建築は、これまでは図面が情報源だったが、コンピュータのソフトウェア、プログラムによって建築がデザインされるようになった。

建築の個々の「オブジェクト」の組み合わせを最適化する「アルゴリズム」によってあらゆるヴァリエーションが可能になる。

これからの建築家は単体の建築作品ではなく、「オブジェクト」か「アルゴリズム」を作ることで認められるようになるだろう。

廣瀬通孝の講演(仮想)

最後に、廣瀬通孝が講演した。

感性が響き合うテクノロジーの創出

よりリアルで自然な情報通信の実現を追求するとともに、ヒトの感性に訴えかけるテクノロジーの創出を目指します。
ヒトの行動を誘発するメディア技術、実空間とメディア情報の融合を図るVR/AR技術、
ヒトの快適・共感を生み出す人工知能など、
ヒトの感性を創発し、ヒトのポテンシャルを引き出すインタラクティブな技術を実現していきます。

これまでのシミュレーションは、計算された結果を人間に分かりやすく伝えるだけだったが、VR(仮想現実)では人間が見たものを言葉で指示すると素早く計算して自動的に「かたち」を変更してしまう。

VRと融合したインタラクティブ(双方向性)技術は、エンジニアやデザイナーなど、頭の中のイメージを実在化する仕事を行う人にとっては革命的なツールになる。