ドラマ「PICU 小児集中治療室」ネタバレ あらすじ キャスト 最終話







ドラマ 『PICU』とは

小児専門の集中治療室に配属された医師・吉沢亮。
純朴な“どさんこドクター”が子どもを救う。

フジ 月曜 21:00 2022年10月10日~

脚本:倉光 泰子 『アライブ がん専門医のカルテ』

ドラマ 「PICU」 キャスト 相関図

志子田 武四郎 吉沢 亮
植野 元 安田 顕
綿貫 りさ 木村 文乃
矢野 悠太 高杉 真宙
羽生 仁子 高梨 臨
河本 舞 菅野 莉央
涌井 桃子 生田絵梨花
東上 宗介 中尾 明慶
鮫島 立希 菊地 凛子
鈴木 修 松尾 諭
浮田 彰 正名 僕蔵
今成 良平 甲本 雅裕
山田 透 イッセー尾形
志子田 南 大竹しのぶ

ドラマ 「PICU」 第1話 ネタバレ あらすじ キャスト

北海道で生まれ育った志子田武四郎(吉沢亮)は、丘珠病院に勤務する27歳の小児科医。幼いころに父を亡くし、女手ひとつで育ててくれた母・南(大竹しのぶ)とふたり暮らしをしている。武四郎は、母思いで料理上手、家事全般もそつなくこなす優しい青年だが、大事な場面で不器用さを発揮することもしばしば。

網走総合病院で救急救命医をしている矢野悠太(高杉真宙)、南がバスガイドとして働く旅行バス会社の娘で、自身もバスガイドとして働いている涌井桃子(生田絵梨花)、そして武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働く河本舞(菅野莉央)は、武四郎の幼なじみで、家族同然ともいえるような大切な存在だ。

武四郎は、丘珠病院に新設されたばかりのPICU=小児集中治療室への異動を命じられる。そこで出会ったのが、日本各地でPICUの整備を推し進めてきた小児集中治療のパイオニア・植野元(安田顕)だった。
3年前、道内で起きた天才子役の死が大きな契機になり、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)が植野を訪ねてPICUの整備を依頼した。きっかけは、武四郎が鮫島にPICUの必要性を手紙で訴えていたことだった。
その際、植野はある条件を提示し鮫島は、近い将来必ず実現させると約束した。

3年を経てようやく設立されたPICUだが、集まったスタッフは、植野、武四郎のほか、植野と行動をともにしてきた優秀な看護師・羽生仁子(高梨臨)と、植野に誘われてやってきた救急救命医の綿貫りさ(木村文乃)の4人だけだった。
その現状に、口が悪く横柄な態度のりさは、「初期研修を終えたばかりの未熟な小児科医は使い物にならない」と本人の目の前で武四郎を非難するようなありさまだった。

4時間も経過した5歳の少女がドクターヘリで稚内からPICUに運び込まれる。
呼吸が止まり、電気ショック、人工呼吸をするも救うことができなかった。

植野は冷静に反省会議で改善案を模索する。
植野は武四郎を伴い稚内の診療所を訪ねる。医師(イッセー尾形)は土下座して謝るが、植野は患者の様子を聞いてPICUの存在を伝える。

ドラマ 「PICU」 第2話 ネタバレ あらすじ キャスト

丘珠病院のPICUは、解決のめどすら立たない深刻な人手不足問題に直面したままだった。
志子田武四郎(吉沢亮)は、何かの役に立てるならと、休日を返上して出勤する。だが、同僚医師の綿貫りさ(木村文乃)や看護師長の羽生仁子(高梨臨)から「ひとりにカウントできるとは思えない」「ギリギリ半人前かどうか」などと冷たくあしらわれてしまう。

PICUの科長・植野元(安田顕)は、「北海道PICU推進に向けた意見交換会」で、参加した北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大救急科科長の渡辺純(野間口徹)は、PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるほどのスタッフならば手放すはずはない、と植野に告げる。続けて渡辺は、PICU設置に動いた北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)のことに触れ、彼女がやっていることは、次の選挙に向けての票集めでしかない、と言い放つ。

丘珠病院に火傷を負った急患2名が救急搬送されてくる。9歳の姉・佐渡莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、6歳の弟・理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度の火傷を負っていた。
植野は、救命医の東上宗介(中尾明慶)や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)らの協力を得て理玖の治療を開始。武四郎には、姉弟の母・京子(紺野まひる)と莉子についているよう指示する。
武四郎は莉子から火傷になった原因は料理をして発火したことだと聴きだす。

声が出せなくなった莉子の声帯の治療をするとき、母は元の声に戻らないことを莉子に伝えないように言う。武四郎は莉子に真実を伝えてしまう。
それを知った植野はチームワークを乱した武四郎を叱責する。

母にピンタを食らった武四郎は落ち込む。
声を出せるようになった莉子は武四郎を慰める。
土手で出会った知事・鮫島は武四郎を励ます。

ドラマ 「PICU」 第3話 ネタバレ あらすじ キャスト

志子田武四郎(吉沢亮)のもとへ、網走総合病院で救命医をしている親友・矢野悠太(高杉真宙)から電話があった。その際、悠太の様子がどこかおかしいことに気づいた武四郎は「何があったんだよ?」と心配するが、悠太は「なんでもない」と電話を切る。
武四郎が網走の悠太の病院に行くと、7歳の少年・杉本淳之介(松野晃士)がトラックにはねられて緊急搬送されてきた。

淳之介は、大腿骨骨折のほか、第4肋骨と第5肋骨が折れ、肺を損傷している可能性もあるほどの重症だった。外科医がオペ中だったため、悠太は、淳之介を設備の整った大きな病院へ搬送しようと決断するが、濃霧がひどくヘリコプターを飛ばせないとの知らせが入る。悠太は、このまま救急車で釧路に向かうよう指示され、釧路までは山あいの道を、3時間かけてPICUに搬送するが心肺停止する。

PICUの科長・植野元(安田顕)は淳之介の肋骨が刺さった左肺を全摘を決める。
武四郎は全摘を心配する父親に同調し肺の温存を植野に掛け合い、温存手術ができるように術後の管理をするスタッフを3日間で集める。惇之介は呼吸が回復し助かる。

心配する武四郎に悠太は何事もないと言って網走に戻る。

綿貫りさ(木村 文乃)の元夫は病院を辞めていた。りさは医者から訴えられる裁判に関わっていた。

ドラマ 「PICU」 第4話 ネタバレ あらすじ キャスト

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、PICUの科長・植野元(安田顕)や先輩医師の綿貫りさ(木村文乃)らとともに、一般病棟に移ることになった佐渡理玖(中村羽叶)くんを見送る。交通事故に遭いPICUで治療を受けていた杉本淳之介(松野晃士)くんは、「お友だちがいなくなった」と寂しそうだった。

PICUにRSウィルスに感染し重症化した生後7日の赤ちゃんが運び込まれる。乳児院の子で赤ちゃんの母親は20歳の大学生だったが、両親からの反対を受け、生まれてすぐに乳児院へ預けられたのだという。それ故、まだ出生届も出されておらず、名前すらなかった。

植野は、綿貫に武四郎と組んで、この赤ちゃんを担当するよう指示する。だが、「自分一人で十分です」と答える綿貫。後輩の育成も仕事のうちだと植野になだめられた綿貫は、渋々、武四郎と組むことになる。

綿貫は辞表を出し、医療事故の裁判に原告として立つ。妊娠中に異常があったが休職できず、出産直後、娘は死亡し、子宮を失っていた。病院に1億円の損害賠償を請求していた。裁判を傍聴した武四郎は手術の情報を開示しない病院に怒りを抑えられない。

武四郎は大学生の母を呼び寄せ赤ちゃんに会わせる。
綿貫は辞表を撤回する。

ドラマ 「PICU」 第5話 ネタバレ あらすじ キャスト

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)が勤務する丘珠病院に、親友の矢野悠太(高杉真宙)が救急搬送されてきた。ただちに悠太の処置に当たる救命医の東上宗介(中尾明慶)。PICU科長の植野元(安田顕)も東上のヘルプに入る。武四郎は、突然のことに激しいショックを受けながらも、PICUの仕事に取り組もうとする。

植野は、新たに10歳の立花日菜(小吹奈合緖)ちゃんと、12歳の小松圭吾(柊木陽太)くんをPICUで受け入れると綿貫りさ(木村文乃)や武四郎たちスタッフに伝える。日菜ちゃんは、急性リンパ性白血病で7歳のころから丘珠病院の小児科を受診しており、武四郎も研修医のころからよく知っている女の子だった。日菜ちゃんは先月から化学療法で寛解を目指して治療していたが、副作用で白血球が急激に減少していた。

近いうちに受け入れる予定の圭吾くんは小学校4年生のときに拡張型心筋症を発症し、函館市内の病院で治療を受けていたが、心拡大が悪化しそこでの治療継続が難しくなっていた。植野は、圭吾くんをより安全に搬送するため、ついにドクタージェットが使えることになったと武四郎たちに伝える。

綿貫りさ(木村文乃)は自分の手の震えが悪化していると植野に報告する。
武四郎の母・南(大竹しのぶ)は腰痛で外出を控える。
悠太から遺書が入った小包みが届き、自殺しようとしていたことが分かる。
悠太の意識が戻り、中学時代の思い出話をして勇気つける。

ドラマ 「PICU」 第6話 ネタバレ あらすじ キャスト

“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、先輩医師の綿貫りさ(木村文乃)とともに、急性リンパ性白血病で丘珠病院PICUに入院中の立花日菜(小吹奈合緖)ちゃんの回診を行う。日菜ちゃんと会話していると、ずっと意識がない状態が続いていた小松圭吾(柊木陽太)くんが目を覚ます。

PICU科長・植野元(安田顕)からカンファレンスを仕切るよう指示された武四郎は、麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)や小児外科科長の浮田彰(正名僕蔵)、救命医の東上宗介(中尾明慶)らとともに、圭吾くんの今後の治療方針を検討する。
拡張型心筋症で、心不全の憎悪を何度も経験している圭吾くんには、心臓移植が必要だった。だが、圭吾くんは心臓移植を希望しておらず、移植待機の登録もしていなかった。

圭吾くんの担当医となった綿貫は、彼にあいさつし、聴診器を当てようとする。だが、「放っとけよ!」と手を振り払われてしまう。

圭吾は「移植されるために人が死ぬのを待つのが嫌だ」と武四郎に説明する。
生きるのをのを諦めていた圭吾を、武四郎は家族、悠太、スタッフと共に修学旅行に連れていく。
観光バスをチャーターして札幌市内で東京になぞらえて案内する。最後は小学校の前で同級生たちから励ましの声をかけられる。

圭吾は心臓移植を決意する。

ドラマ 「PICU」 第7話 ネタバレ あらすじ キャスト

志子田武四郎(吉沢亮)は、食欲がなく、顔色も悪い母・南(大竹しのぶ)の体調を心配する。だが南は、すい炎と診断されて薬を処方されただけだと答える。説明が面倒だから話さなかった、という南の言葉に武四郎はホッとする。

武四郎は、しばらく丘珠病院に泊まるつもりで荷物をまとめて出勤する。拡張型心筋症を発症後、心拡大が悪化してしまった12歳の少年・小松圭吾(柊木陽太)くんの病状が心配だったからだ。武四郎は、圭吾くんのわずかな変化も見逃さないよう、寝る間も惜しんで見守る。

そんな折、PICU科長の植野元(安田顕)のもとへ、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)からドクタージェットの常駐が却下された連絡が入る。

急性腹症で5歳の女の子・七海が運び込まれるが回復する。周りは家族が来ないのを心配する。
植野は親の虐待を疑い面接を拒否し、七海は施設に保護される。

悠太(高杉真宙)は丘珠病院で働くことになり、綿貫りさ(木村文乃)といい感じになる。

南(大竹しのぶ)は、痛みが強く末期のすい臓がんと診断されたことを武四郎に伝える。
治療を拒否する母を説得しようとする・・・
圭吾くんが感染症になり、手術が出来なくなる・・・
武四郎が困っている様子を心配する植野は武四郎の家に行く。
植野は南に嫌な思い出をがあることを知り、緩和ケアもあると言って来院を約束する。

ドラマ 「PICU」 第8話 ネタバレ あらすじ キャスト

志子田武四郎(吉沢亮)ら丘珠病院のPICUスタッフは、VF(心室細動)を起こした小松圭吾(柊木陽太)くんの処置にあたる。圭吾くんには、一刻も早く補助人工心臓を植え込む手術が必要だが、感染症が治らなければそれも難しい状態だった。

丘珠病院に10歳の小学男児2人が公園で倒れているとの連絡が入る。救命医の東上宗介(中尾明慶)は、ふたりが倒れていた公園が丘珠病院から5分ほどの距離であることから、救急車で搬送するよりドクターカーで現場に直行した方が早いと判断し、武四郎、矢野悠太(高杉真宙)らとともに現場へと向かう。

武四郎たちが公園に到着すると、矢本大輝(森島律斗)くんには意識があったが、後藤光(寺嶋眞秀)くんは心停止していた。大輝くんは光くんを励ます。光くんは意識を回復する。
圭吾くんが心停止をし、両親に地元の函館の病院へ帰ることを勧める。圭吾くんは自分が死んだら移植してくれと頼む。
武四郎は函館に行っても移植手術ができるといい、圭吾くんも納得する。

ドラマ 「PICU」 第9話 ネタバレ あらすじ キャスト

「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を。」

志子田武四郎(吉沢亮)は、膵臓ガンの治療を拒否している母・南(大竹しのぶ)にそう言って頭を下げ、一度、東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。

羽田空港に降り立った武四郎と南が向かったのは、丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもとだった。そこで、いくつかの検査を受ける南。武四郎は、原口医師から緩解の可能性が薄いことを聞かされる。

南の発案で東京見物の観光バスを楽しむ。

札幌に戻り1週間後に南は旅立つ。

病院に戻っ武四郎。呼吸困難で運び込まれた小学生の女の子は父が来て回復する。

圭吾くんは意識を失い、気落ちする武四郎。

ドラマ 「PICU」 第10話 ネタバレ あらすじ キャスト

志子田武四郎(吉沢亮)は、PICU科長・植野元(安田顕)のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にする。

それを知った矢野悠太(高杉真宙)、涌井桃子(生田絵梨花)、河本舞(菅野莉央)の3人は、武四郎のことを心配して彼の家を訪ねる。だが武四郎は、「ひとりにしてくれ」と言って悠太たちを追い返してしまう。

そんな折、武四郎のもとへ植野から1本の電話が入り、函館に行くように指示される。
函館に転院した圭吾くんを見舞い、その地でしばらく見守る武四郎。

札幌の丘珠病院に戻った武四郎は、幼なじみの涌井桃子(生田絵梨花)の出産に立ち会う。
植野に元気づけられた武四郎はPICUで再起動する。

圭吾くんは感染症が奇跡的に回復し、移植に備えてドクタージェットで丘珠病院に戻る。

ドラマ 「PICU」 第11話(終) ネタバレ あらすじ キャスト

北海道で大きな地震が発生し、徐々に各地の被害状況が明らかになってきた。
武四郎(吉沢亮)は、地震の影響で直前になって手術が中止・延期になってしまった小松圭吾(柊木陽太)くんのことが心配でならない。

北海道庁では知事の鮫島立希(菊地凛子)を中心に、被害情報の収集が続けられていた。鮫島知事は、各市区町村に地域の病院と連携をとるよう通達を出す。

丘珠病院のPICU科長・植野元(安田顕)のもとへ、道東総合病院のERから連絡が入る。地震の影響でトンネルが崩壊し、スキー旅行に来ていた小学生グループが巻き込まれたというのだ。
植野は、この緊急事態に対応するべく体制を整える。
武四郎はPICUが満床となっても、諦めないで受け入れることを主張する。
現場で救出している綿貫りさ(木村文乃)は元の病院に子供の受け入れを頼む。

圭吾の手術は3日後と決まり、「神様はどうやっても俺に生きてほしくないんだ。もうちょっとっていうところで邪魔される。死んでほしいんだよ。俺に」と弱音を吐く。
圭吾は改めて手術の日を迎え、武四郎とグータッチをして手術室へ向かっていく。

時が流れ、武四郎は圭吾が住む函館に行く。武四郎が笑顔で手を振ると、そこには元気な姿の圭吾がいた。
圭吾は「しこちゃん(武四郎)みたいなお医者さんになる」と夢を語る。
「しこちゃんはもし生まれ変わったらどんな仕事したい?」と聞くと、武四郎は「やっぱり医者かな。わりといい仕事なのよ」と答え、2人で笑い合う。

全体ストーリー

小児専門の集中治療室に配属された医師・吉沢亮。
純朴な“どさんこドクター”が子どもを救う。

北海道で生まれ育った27歳の小児科医・志子田武四郎(吉沢亮)は
新設されたPICUに異動することになり、植野元(安田 顕)と出会う。
「どんな子どもでも受け入れるPICUを作る」という覚悟を持ってやってきた植野との出会が、武四郎の小児科医人生を大きく変えていく。

 

アトムの童/山﨑賢人PICU小児集中治療室/吉沢亮科捜研の女/沢口靖子相棒/水谷豊ザ・トラベルナース/岡田将生祈りのカルテ/玉森裕太
TBS
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