Shrink（シュリンク）―精神科医ヨワイ―
精神科医・中村倫也と看護師・土屋太鳳が心を診療する。
NHK総合 日曜 23:00 2025年11月2日～ （全3回）
原作：七海仁 漫画：月子
脚本：大山淳子
「シュリンク―精神科医ヨワイ―」 キャスト 相関図
ゲスト
第１話 あらすじ キャスト
パニック症
新宿の住宅街にひっそりとたたずむ“精神科・ひだまりクリニック”。ゆっくりとした時間が流れるその場所は、弱井幸之助(中村倫也)が経営する病院兼、自宅。優秀なのだが、どこか抜けている弱井。彼と共に働くのは看護師の雨宮有里(土屋太鳳)。２人は、心に悩みやトラブルが起きてしまった患者を診療する。
シングルマザー・雪村葵(夏帆)は、息子の翔を保育園に通わせながら大手広告代理店に勤めている。夫の浮気が原因で離婚し、仕事と育児どちらも完璧にこなす。
葵は電車の中で突然パニック発作に襲われる。心療内科を受診するが、薬を飲んでも回復はせず、むしろ薬の副作用で生活に支障をきたした。さらに元姑の文世（余貴美子）が、溺愛する孫の翔を守るために取った行動が葵を苦しめる。
駅で葵と出会った弱井は、葵を“パニック症”と診断する。
第2話 あらすじ キャスト
双極症
ひだまりクリニックの昼休み。弱井幸之助(中村倫也)と雨宮有里(土屋太鳳)は、最近常連となったラーメン店『さざ波屋』で舌鼓を打つ。上機嫌の弱井を「気に入るとそればっかり食べますよね？」とたしなめつつ、雨宮の箸も進む。店長の谷山玄(松浦慎一郎)も自分の味を気に入ってくれた弱井たちを見てうれしそうにもてなす。
玄は、突然ベッドから起き上がれず、家から一歩も出られない状態になってしまう。見かねた玄の妹・谷山楓(土村芳)は“ひだまりクリニック”を勧めるのだが、玄は「常連の弱井先生には気をつかわせたくない」と心療内科の“早乙女クリニック”に向かう。そこでうつと診断された玄は抗うつ剤を処方され、次第にハイテンションになる。
玄の疾患は“双極症(Ⅰ型)”だったのだ。抗うつ剤がきっかけで“躁(そう)”状態になり、奔放な振る舞いを繰り返しては、周囲の人を困惑させる。そして玄が突然、姿を消す。
第3話 あらすじ キャスト
パーソナリティ症
新宿ゴールデン街の BAR でアルバイトをしている小山内風花(白石聖)は、可憐な容姿の一方で、気性が激しく感情を上手くコントロールすることができない。裕福な家庭で育った彼女は、バイトの給料だけではおぼつかない生活費や遊興費を、父の正一(光石研)と母の昌子(中島ひろ子)からの仕送りでまかなっていた。風花のボーイフレンド・優(細田佳央太)は、風花に二股を掛けられながらも、彼女を優しく見守り続ける日々。
風花のリストカットの傷が日に日に増えていく事を心配した友人のセイコ(ドリアン・ロロブリジーダ)が、近所にある“ひだまりクリニック”を勧める。
弱井(中村倫也)のもとを訪ねた風花に、弱井は“パーソナリティ症”という病名を告げる。研修先から戻った雨宮(土屋太鳳)は、風花の後ろ姿を見てがく然とする。
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