NHK朝ドラ「ブラッサム」
石橋静河は、自由を求め続けた作家・宇野千代を演じる。
NHK総合 朝ドラ 8:00、12:45 2026年9月~
脚本:櫻井剛
朝ドラ「ブラッサム」キャスト 相関図

石橋静河
コメント
このたび『ブラッサム』の主人公、葉野珠(はの・たま)を演じさせていただくことになりました。
声をかけていただいたときはびっくりして、「青天の霹靂(へきれき)とはこのことか!」と思いました。いまだにびっくりしています。
宇野千代さんは本当にたくさんのエッセイや小説を残されている方で、読み切れないぐらいの量があるんですが、いろんな本を読んでいくうちに「なんて素敵な方なんだ!」と思うようになりました。
こんな素敵な方をこれから1年以上、長い時間をかけて、キャスト・スタッフの方と掘り下げていけるのかと思うと、とてもうれしいです。
先日読んだ本にあった秘書の方の言葉ですが、宇野さんに毎朝「きょうの調子はいかがですか」と聞くと、「最高です!」と答えていたそうです。私もまずはそこから、毎朝起きたら「最高です!」と言おうかなと思っています。
朝、全国の皆さんが、テレビを見て「きょうもいいもの見たな、よし!」と思ってもらえる作品にしたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。
『ブラッサム』第1話 あらすじ ネタバレ キャスト
明治三十年(1897年)、主人公・葉野珠(石橋静河 )は山口県の岩国に生まれる。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられる。女学校を卒業後、代用教員として働き始めますが解雇され、故郷の岩国を追われる。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開く。
しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。
大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金…と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合う。そうした中で、小説家として花を咲かせる。
時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいく。