【もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう】全話ネタバレ!相関図とキャスト徹底解説!予告動画から最終回までの見どころを総まとめ

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第11話 (終)あらすじ・キャスト

支配人の大門(野添義弘)、フレ(長野里美)を追い出し、WS劇場を手に入れた久部三成(菅田将暉)。倖田リカ(二階堂ふみ)との関係も良好で、かつて案内所のおばば(菊地凛子)が告げた「一国一城の主となる」という予言が当たったわけだが、ふと、久部にもらった植木が枯れていることに気付いたおばばは、「あの男の運気が下がっておるぞ」と呟く。

たくさんのスタンド花が並ぶようになったWS劇場では、上演演目は「冬物語」から「ハムレット」へと変わっていた。主人公のハムレットを演じるのは久部だが、ひときわ人気があるのは大瀬六郎(戸塚純貴)が演じるレアティーズ。二人の対立シーンでも、観客は圧倒的にレアティーズの味方で、久部は予想外の反応に困惑する。

楽屋ではヒロイン・オフィーリアを演じるリカが自信を喪失していた。久部は懸命にフォローするが、リカは楽屋を出て行ってしまう。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第10話 あらすじ・キャスト

トラブル続きの中、綱渡りで「冬物語」を上演し終えた夜。ジャズ喫茶「テンペスト」で久部三成(菅田将暉)を待っていたのは、カリスマ演出家・蜷川幸雄(小栗旬)だった。憧れてやまない演出家からの高い評価と熱い演劇論を直に浴びて、久部は感無量。

「とにかく今は、がむしゃらに突き進みなさい」と激励され、震えるほどの感動を味わう。
久部が気付かないところで蜷川は、マスター・風呂須太郎(小林薫)とも親しそうに談笑を交わす。

深夜のWS劇場。久部は支配人・浅野大門(野添義弘)と共に、劇場オーナーのジェシー才賀(シルビア・グラブ)と対峙していた。置かれたラジカセからは、逮捕されたトニー(市原隼人)の肉声が流れてくる。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第9話 あらすじ・キャスト

深夜のWS劇場。演出家の久部三成(菅田将暉)は、思いを寄せる倖田リカ(二階堂ふみ)と2人きりでいる。リカを守るためにリカの元情夫・トロ(生田斗真)を追い出した久部の勇敢な一面を見て、リカも少しずつ久部に惹かれ始めていた。親密な雰囲気が漂う中、久部は、劇場が軌道に乗ったら「ハムレット」を上演するつもりだと語る。

ハムレットは久部自身が演じ、その恋人・オフィーリアはリカに演じてほしいと言う。「演出家の先生に任せるわ」とリカは久部の思いに応じる。「これからも私たちを引っ張っていって」とリカは久部にささやく。2人は手をつなぐと飲み屋へと向かう。

八分神社の居間では巫女の江頭樹里(浜辺美波)が物思いにふけっていた。久部とリカの関係が気になってしょうがないのだ。そんな娘の気持ちを悟った父の論平(坂東彌十郎)は、「あの二人に恋愛関係はないような気がするなあ」とつぶやきながらとすごすごと去って行く。しかし、樹里はどうしても不安を打ち消せない。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第8話 あらすじ・キャスト

WS劇場では、演出家・久部三成(菅田将暉)によるシェイクスピア劇「冬物語」が上演されている。芝居を見ながら必死にメモを取っているのは八分神社の巫女・江頭樹里(浜辺美波)。隣に座っている神主の父・論平(坂東彌十郎)から「芝居に集中出来ねえだろ」と突っ込まれるが、「カット出来るところをチェックしているの」と聞く耳を持たない。

久部に惹かれ始めている樹里は久部のためなら何でもやる覚悟だ。既に台本はかなりブラッシュアップされており、客席に座るおばば(菊地凛子)は「私の出番も全カット」と嫌み節を言う。

是尾礼三郎(浅野和之)とケントちゃん(松田慎也)が舞台上で芝居していると、突如、客席から「下手くそ!」とヤジが飛んでくる。客席で叫んでいるのはリカ(二階堂ふみ)の元情夫・トロ(生田斗真)だった。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第7話 あらすじ・キャスト

久部三成(菅田将暉)は大御所俳優・是尾礼三郎(浅野和之)を迎えて稽古する日々を送っていた。「夏の夜の夢」の初日公演から1週間が経ったが観客は思ったほど伸びていない。売り上げは目標の半分にも満たない状況だが、来週からはシェイクスピア後期の名作「冬物語」を上演すると久部は息巻く。

支配人・浅野大門(野添義弘)の妻・フレ(長野里美)は、「逃げるが勝ち」だと言い、売上金を持って田舎へ帰ろうと大門を誘う。しかし、「是尾礼三郎の復活は演劇界にとっても大ニュースです」と熱弁する久部の勢いに負け、大門は「もう一度、あんたに賭けてみる」と決意を固める。

翌日の朝、オーナーのジェシー才賀(シルビア・グラブ)がやってくる。「今週の売り上げです」とノルマの封筒を差し出す大門だが、実は小細工があった。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第6話 あらすじ・キャスト

クベ版「夏の夜の夢」初日公演を終えたばかりのWS劇場。客席で久部三成(菅田将暉)に声を掛けたのは、日本を代表するシェイクスピア俳優・是尾礼三郎(浅野和之)だった。是尾は、久部が敬愛してやまない蜷川幸雄氏が演出した舞台にも数々出演している大御所俳優。

久部は是尾との対面に深く感激する。是尾は「久しぶりに渋谷を歩いていたら、ここの前を通りかかりましてね」と前置きすると、クベ版「夏の夜の夢」に対して一定の評価を示す。

その言葉に舞い上がる久部は、是尾を打ち上げ会場へ連れて行く。すると、手にメモをもった巫女の樹里(浜辺美波)の姿が。樹里のことが気になっている蓬莱省吾(神木隆之介)は樹里を打ち上げに誘う。しかし樹里の目には久部しか映っていない様子。そして、打ち上げ会場には、久部を見る目が変わった倖田リカ(二階堂ふみ)が待っていた。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第5話 あらすじ・キャスト

「夏の夜の夢」公演初日。WS劇場では関係者を集めたミーティングが開かれ、舞台監督の伴工作(野間口徹)が1日のスケジュールを手際よく説明。その後、久部三成(菅田将暉)が「劇団クベシアター、旗揚げです」と高らかに宣言すると、場内は大きな歓声で包まれる。

お祓いを執り行うため、八分神社の神主・江頭論平(坂東彌十郎)と江頭樹里(浜辺美波)がWS劇場にやってくる。目の前を通り過ぎる倖田リカ(二階堂ふみ)を見てにやける論平。そんな父の姿に樹里はうんざりする。

WS劇場のステージ上に祭壇が設けられ、いよいよお祓いが始まる。神妙な静けさの中、久部は並々ならぬ思いでステージを見つめる。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第4話 あらすじ・キャスト

WS劇場では久部三成(菅田将暉)による「夏の夜の夢」の初日公演を翌日に控え、倖田リカ(二階堂ふみ)、蓬莱省吾(神木隆之介)らが追い込み準備に追われていた。「で、明日はうまく行くの?」とリカに訊かれた久部は、自信いっぱいに「もちろん」と断言する。

八分神社の社務所には神社本庁の清原(坂東新悟)が来ていた。風紀が乱れ、我慢の限界に達している巫女の樹里(浜辺美波)は「一日も早く出て行きたいんです」と清原に懇願する。出て行けば八分神社は廃社になるという清原の言葉に神主の論平(坂東彌十郎)は肩を落とす。清原は「街も変わりつつあるし、もう少し頑張ってみたらどうか」と「夏の夜の夢」のチラシを取り出す。「楽しみにしているんです」とはしゃぐ論平に対し、樹里は「シェイクスピアへの冒涜です!」と声を荒げる。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第3話 あらすじ・キャスト

WS劇場の向かいに建つ古アパート・グローブ荘では、久部三成(菅田将暉)が必死になって台本を書いている。シェイクスピアの「夏の夜の夢」を、WS劇場で上演するために書き換えているのだ。

その姿を見守っているのは蓬莱省吾(神木隆之介)。夜食を頼まれた蓬莱は、同じグローブ荘に住んでいる倖田リカ(二階堂ふみ)の部屋へ。その後、彼女が作った具なしラーメンに文句をつけながらも、久部の手は止まることがない。

久部が書き終えた原稿をリカが読もうとすると、異常なほどに久部はガードする。そんな久部に対し「長いと客が飽きる」「出来るだけセリフは少ない方が助かる」などと2人は言いたい放題。すると久部はかんしゃくを起こし、書いていた原稿をビリビリに破ってしまう。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第2話 あらすじ・キャスト

風営法の改正でストリップショーが厳しく規制されるようになり、2年前の熱狂が嘘のように寂れてしまったWS劇場。パトラ(アンミカ)が踊るショーの客席は閑散とし、まるで盛り上がらない。
久部三成(菅田将暉)はWS劇場の法被を着て、パトラのショーのピンスポを担当することになった。前夜、WS劇場の支配人・浅野大門(野添義弘)から「うちで働いてみないか」と誘われたのだ。
劇場スタッフの伴工作(野間口徹)に連れられ、久部はダンサーたちの楽屋を挨拶に訪れる。そこで久部はリカ(二階堂ふみ)と再会する。
「頑張ります!」と気を吐く久部に対し、リカは興味なさげに目をそらす。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう  第1話 あらすじ・キャスト

昭和59年秋。
蜷川幸雄に憧れる演出家の卵、久部三成(菅田将暉)は、路頭に迷っていた。
彼のあまりの横暴ぶりに、劇団から追放されてしまったのだ。
あてもなく彷徨う久部が迷い込んだのは、怪しいアーケード街だった。
ストリップ小屋のネオンが光るその商店街は、「八分坂」。
渋谷駅から8分でたどり着くから八分坂と呼ばれているのだが、そのアーケードにはこう刻まれている。
“Pray speak what has happened(何があったか話してごらん)”
無料案内所のオババ(菊地凛子)に誘われて、久部はWS劇場の扉を開く…。

ドラマ もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう 相関図 

WS劇場    
久部三成 菅田将暉
元・劇団「天上天下」の演出家。WS劇場で働き始める。リカに再会する。
倖田リカ 二階堂ふみ
WS劇場のミステリアスなダンサー。久部と再会。
パトラ鈴木 AHN MIKA
WS劇場のダンサー。後輩ダンサーたちの姉御的存在。
毛脛モネ 秋元才加
WS劇場のダンサー。シングルマザーで、息子の朝雄がいる。
朝雄 佐藤大空 モネの息子。
浅野大門 野添義弘
WS劇場の支配人。久部を雇う。
浅野フレ 長野里美
大門の妻。元ダンサー。
トニー安藤 市原隼人
WS劇場の用心棒。寡黙でこわもて。
伴工作 野間口徹
WS劇場の劇場スタッフ。久部を楽屋に案内する。
うる爺 井上順
WS劇場の客引き。
江頭論平 坂東彌十郎
八分神社の神主だが、実はWS劇場の常連客(ダンサーの追っかけ)。
蓬莱省吾 神木隆之介
新人の放送作家。漫才コンビ「コントオブキングス」の台本も執筆し、WS劇場に出入りしている。
彗星フォルモン 西村瑞樹
漫才コンビ「コントオブキングス」の横柄なボケ。
王子はるお 大水洋介
漫才コンビ「コントオブキングス」の知的で上品なツッコミ。フォルモンの相方。
八分坂の街の人々    
江頭樹里 浜辺美波
八分神社の巫女。論平の娘。
江頭論平 坂東彌十郎
八分神社の神主。樹里の父。WS劇場の常連。
大瀬六郎 戸塚純貴
八分坂交番に新しく赴任した純情警官。渋谷の風紀を見守る。
風呂須太郎 小林薫
ジャズ喫茶「テンペスト」のマスター。
うるる 小池栄子
ジャズ喫茶「テンペスト」の店員。
仮歯 ひょうろく
ジャズ喫茶「テンペスト」の従業員。気弱。
おばば 菊地凛子
渋谷八分坂案内所の女性。謎めいたメッセージで久部を翻弄する。
劇団「天上天下」    
黒崎 小澤雄太
劇団「天上天下」の主宰者。久部と対立。
トンちゃん 富田望生
劇団「天上天下」の制作スタッフ。渋谷で久部と出会う。

もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう

菅田将暉は夢見る演劇青年

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