目次
それは誘拐のはずだった 第10話(終)あらすじ キャスト
「私だって信じていないよ、パパのこと…でも、会う」。八神製薬の社長令嬢・八神結以やがみゆい(桜田ひより)と、誘拐犯・林田大介はやしだだいすけ(佐野勇斗)。結以を捕まえて懸賞金3億円を手に入れようとする山口やまぐち(結木滉星)のもとから命からがら逃げ出した2人は、ついに別れの時を迎える。結以は事件をきっかけに逃げてきた父・八神慶志やがみけいし(北村一輝)と向き合う決心を、大介も人生をやり直すために逃げ続けてきた現実と向き合い自首する決意を固めた。大介は自首する前に、今まで結以を連れ回したことを慶志にきちんと謝罪しようと思い、2人は覚悟を決めて慶志のもとへ向かった。
八神製薬はアメリカのフーバー製薬に買収され、慶志は社長の座を追われてしまう。失意の中、結以を保護したという男からの連絡を待ち続ける慶志のもとに、週刊誌記者・白木しらき(山口馬木也)が現れ、「あなたにかけられた呪いを解いてあげようと思ってやってきた」と話し出す。慶志と白木、ともに八神製薬創業者・八神恭一やがみきょういち(間宮啓行)に出会ったことで、人生を狂わされた2人…。白木が調べてきた事実を基に、2人は“さとり”とは何か、その能力の本質を解き明かす対話を始める。
それは誘拐のはずだった 第9話 あらすじ キャスト
誘拐事件をきっかけに逃亡生活を続けてきた八神製薬の社長令嬢・八神結以やがみゆい(桜田ひより)と誘拐犯・林田大介はやしだだいすけ(佐野勇斗)。自身のおぞましい出生の秘密を知り絶望した結以だが大介に命を救われ、結以の叔母夫婦・霧生京きりゅうみやこ(富田靖子)と霧生忍きりゅうしのぶ(神尾佑)の別荘に匿われた。2人はそれぞれの未来のために離れることを決断。結以は坪井つぼい(猫背椿)の店で修行して自立した人生を歩む意思を固め、大介は自動車整備士としてやり直すために自首しようとするが…。その矢先、誘拐犯グループのメンバーで大介に裏切られたと逆恨みしている山口健二やまぐちけんじ(結木滉星)が、大介の母・智子ともこ(野波麻帆)を拉致!「おまえの母親は預かった。助けてほしけりゃ八神結以を連れて来い」と脅してきた――!ギャンブルで借金を重ねる智子を憎みながらも見捨てることができない大介と、その気持ちを察する結以。京と忍の反対を押し切って山口のもとへ向かった2人だが、大介はスタンガンを持つ山口に倒され、結以と共に拘束されてしまう。
結以の身を心配する京と忍は、週刊誌記者・白木しらき(山口馬木也)に連絡し、「山口健二という人間について調べてもらえますか。誘拐犯グループの1人です」と調査を依頼。
捜査から外れながらも大介のことを案じている少年課刑事・小宮山こみやま(松尾諭)と捜査一課の田端たばた(日高由起刀)は、智子の行方が分からなくなっていることから誘拐事件との関連を疑い始める。そんな2人に、京の依頼を受けた白木が山口の情報を求めてくる。山口が誘拐犯グループの1人であることを知った小宮山と田端は、以前その名前がサイトーモータースの顧客リストにあったことを思い出し、急いで山口の行方を追う。
京の別荘には、病院を抜け出した結以の父・八神慶志やがみけいし(北村一輝)が現れる!「お願いします。私を助けてください」慶志は、京が所有する八神製薬の株を、敵対的買収を仕掛けているフーバー社に売却しないでほしいと懇願する。
それは誘拐のはずだった 第8話 あらすじ キャスト
「ご自身が何者なのか、知りたくありませんか」。誘拐事件をきっかけに逃亡生活を続けていた八神製薬の社長令嬢・八神結以やがみゆい(桜田ひより)と誘拐犯・林田大介はやしだだいすけ(佐野勇斗)。結以の父・八神慶志やがみけいし(北村一輝)が倒れたことを知る由もない中、それぞれが前を向いて一歩を踏み出そうと、大介は自首することを決心した。しかしその矢先、結以と大介の前に、八神家の闇を追い続けてきた週刊誌記者・白木しらき(山口馬木也)が現れた。
「握手しませんか」と結以に手を差し出す白木。「握手をすると分かるんですよね、私のことが。“さとり”ですよね?」。白木にそう言われ、結以は自分の能力が“さとり”と呼ばれていることを初めて知る。白木が言うには、“さとり”は八神家の血を引く者だけに遺伝する能力で、結以の祖父・八神恭一やがみきょういち(間宮啓行)も同じ力を持っていたという。八神家の養子になった結以の父・慶志と結以の亡き母は、当然“さとり”を持ってはいない。それなのに、2人の子であるはずの結以がなぜ“さとり”を持っているのか?結以の生物学上の親は、一体誰なのか?白木はこれまで調べてきた情報を基に、結以の出生の真実を明かす。
衝撃の事実を知ってしまった結以は激しく動揺。「私なんて生まれてきたのが間違いだったんだよ」絶望に打ちひしがれパニックに陥った結以は、“絶対にしてはいけない選択”を選ぼうとする。
もう一人の“さとり”持ちである恭一の娘、霧生京きりゅうみやこ(富田靖子)が現れる。「あなたたちの運命を狂わせたのは、私」彼女が告白する“一族の呪われた過去”。
大介を逆恨みする誘拐犯グループの1人・山口健二やまぐちけんじ(結木滉星)は、大介の母・智子(野波麻帆)を拉致監禁。「助けてほしけりゃハチを連れてこい」と、結以と母親の交換を迫る。
それは誘拐のはずだった 第7話 あらすじ キャスト
社長令嬢・八神結以(桜田ひより)は、逃亡を続けてきた誘拐犯・林田大介(佐野勇斗)のために別れを決意。大介に人生をやり直してほしいと願う結以と、その真意を汲み取れない大介。一方、八神製薬は他社から買収を仕掛けられ窮地に陥る。決別し離れることを選んだ2人はどうなってしまうのか?結以の出生に大きく関わる血の因縁が明らかになる。さらに、追い詰められ疲弊した慶志の身に異変が起きる。
それは誘拐のはずだった 第6話 あらすじ キャスト
「パパ、私を殺そうとしたよね」。八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひより)は、林田大介(佐野勇斗)に誘拐されたことをきっかけに自由を求めて逃避行を続けてきたが、多くの人を巻き込んでしまった罪悪感から、父・八神慶志(北村一輝)と対峙することを決意。結以が父から逃げる理由となった出来事それは4年前、寝起きの結以が父の手の触れた時に瞬いた“真っ黒”の記憶。あの時父は自分の首を絞めようとしたのではないのか?そのあとからよそよそしくなったのはなぜなのか?どうしてGPSを付けるようになったのか?問い詰める結以に、慶志は「ソファで寝てたから、ブランケットをかけようとしただけだ」と返答。「信じてほしい。全部結以のためだ」という慶志。結以は慶志を試すように、自分の手を差し出し「この手握れる?握ってくれたら信じるから」と、慶志の本心を確かめようとする。しかし差し出されたその手を、慶志は握ることができない。ショックを受けた結以は、一部始終を見ていて飛び出してきた万代(ファーストサマーウイカ)の制止を振り切り大介と共に逃走。その時、結以と大介の手がしっかりつながれているのを見た慶志は、行き場のない感情を、命令を守らずに現れた万代にぶつける。
それは誘拐のはずだった 第5話 あらすじ キャスト
自由を求めて八神家から逃亡を続ける八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひより)と誘拐犯・林田大介(佐野勇斗)は、逃亡の手助けをしてくれるガン(志田未来)と共に、大介の元カノ・莉里(影山優佳)のマンションに逃げ込んでいた。そんな中、結以の行方を追う父・八神慶志(北村一輝)が突然記者会見を開き、結以と大介に呼びかける「娘を返してください。結以と3人で会いませんか?明後日の夕方4時、結以が小さい頃、稽古をした場所で待ってます」。警察にもマスコミにも場所は教えない、謝礼も払うと約束する慶志。会見を見た捜査本部は慶志の勝手な暴走に怒り心頭。
翌朝、莉里はネットニュースで斎藤が事件中に心疾患で亡くなっていた事実を発見する。事件以降斎藤と連絡が取れず身を案じていた大介はショックを受ける。斎藤の葬儀は明日。大介のために、結以は危険を承知で葬儀への潜入を提案する。タイムリミットは30秒。「最期のお別れ作戦」開始。しかしそこには、大介が来ることを予見した刑事の小宮山(松尾諭)と田端(日高由起刀)がいた。そして、莉里の家には情報を手に入れた万代(ファーストサマーウイカ)が迫っていた
それは誘拐のはずだった 第4話 あらすじ キャスト
自由を求めて八神家から逃亡を続ける八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひより)と誘拐犯・林田大介(佐野勇斗)は、裏社会に精通するガン(志田未来)の手を借りて宇都宮を脱出し、東京へ戻る。そして逃げ込んだのは、なんと大介の元カノ・莉里(影山優佳)のマンション。大介と莉里は高校の同級生で、卒業してから偶然再会したことをきっかけに交際を始めたが、訳あって別れたという。心優しい莉里とすぐに意気投合する結以。2人の間に友情が芽生え始めるが、実は莉里には、交際相手の畑中(内博貴)との間に、誰にも言えない秘密があった。
一方、懸賞金を懸けて結以を捜索する父・八神慶志(北村一輝)は、大介の名前や背格好の情報を捜索サイトで公開。それにより、懸賞金目当ての捜索争いがますます過熱。そんな中、八神家に伝わる特殊能力“さとり”のウワサを聞いた万代(ファーストサマーウイカ)は、慶志の秘書・藤(田中俊介)に真偽を確かめる。
莉里の秘密を聞いた2人は、逃走中の誘拐犯と人質とは思えない、大胆不敵な行動に動き出す。しかしその頃、SNSでは結以と大介の精度の高い目撃情報が出回って、警察や万代が2人の元へ迫っていた。ついに、2人の逃亡劇は終焉を迎える。
それは誘拐のはずだった 第3話 あらすじ キャスト
八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひより)と誘拐犯・林田大介(佐野勇斗)。誘拐事件をきっかけに出会い、互いを『ハチ』『リンダ』と呼びながら逃げ続ける2人は、結以が母のように慕っていた元家政婦・城之内晶(原沙知絵)のもとに身を寄せたものの、お金のために結以を八神家に売ろうとした晶と決別。晶にネグレクトされていた4歳の息子・星(阿部来叶)を放っておけなかった結以は、晶のもとから星を連れ去り、大介と3人で家族を装って逃走を開始した。
それは誘拐のはずだった 第2話 あらすじ キャスト
八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひより)が誘拐され、犯人は八神製薬に3億円の身代金を要求。しかし、主犯格の男・斎藤丈治(飯田基祐)が急死し、身代金の受け渡しは中止に。結以は隙を見て逃げることもできたが、何かから逃れるように、誘拐犯の一人・林田大介(佐野勇斗)と一緒に逃走を開始した。
それは誘拐のはずだった 第1話 あらすじ キャスト
日本有数の大企業・八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひより)の20歳のバースデーパーティーが、都内のホテルで盛大に開かれている。母を早くに亡くし、父である八神製薬2代目社長・八神慶志(北村一輝)のもとで大切に育てられてきた結以。少女の面影を残しながらも、集まった政財界の重鎮らを前に堂々と壇上に立った結以は、自ら発案した『給付型奨学金プログラム』の設立を発表。結以の気構えと気品あふれるたたずまいに、列席者からは賞賛の声と惜しみない拍手が送られる。父の慶志はその姿を祝福し、この日のために準備していた結以の生まれ年に作られたワインを振る舞う。
パーティー終了直後、結以は慶志の秘書で目付け係でもある万代ばんだい詩乃しの(ファーストサマーウイカ)に付き添われてホテルの控室に戻る緊張が解け、一息ついた瞬間・・・事件が起こった。結以の部屋に潜んでいた清掃員に扮した2人の男が襲い掛かり、抵抗空しくスタンガンを当てられ、誘拐されてしまった。。
誘拐犯は、結以とは正反対の、日の当たらない世界を生きてきた林田大介はやしだだいすけ(佐野勇斗)。仲間の山口やまぐち健二けんじ(結木滉星)と共に結以を寝袋に隠すとランドリーカートに入れ、主犯格の斎藤丈治さいとうじょうじ(飯田基祐)が用意した車でホテルを去る。
結以の控室に食事を運んだ万代はその異変に気付き、即座に慶志に連絡。彼女の手元にはなぜか結以の位置を示すGPSが表示されており、その移動速度から車で連れ去られたことを察知したのだ。誘拐疑惑の知らせを受けた慶志は思うところがあり、パーティーに参加していた結以の叔母である霧生きりゅう京みやこ(富田靖子)に電話をかける。嘘の忘れ物の話から京の所在を探る慶志。京はそんな電話を隣にいた夫の霧生きりゅう忍しのぶ(神尾佑)と共に訝しむ。慶志と京の間にはパーティーの時からただならぬ空気感が漂っていた。それには八神製薬の“血”が深く関わっている。八神製薬の本来の血筋は創業者で故人の八神やがみ恭一きょういち(間宮啓行)の娘である京だったが、慶志は恭一に認められ養子縁組をする形で会社を継いだ後継者だったのだ
そんな慶志の元に、秘書の藤ふじ颯太そうた(田中俊介)から『八神結以を返してほしければ今日の18時までに3億円用意しろ』と身代金の要求が届いたことが知らされる。誘拐された結以は、犯人グループによって山間の空き家に運ばれ手錠で拘束されていた。山口は身代金の受け渡し場所に向かって車で出発。目を覚ました結以は「お金が必要なんですかもし力になれることがあれば」と犯人たちへの説得を試みるが、斎藤はその言葉を遮り「金じゃない。あんたの父親を苦しめたいだけだ」と返す。その答えに驚きを隠せない結以。その頃、空き家の表にはGPSを追跡してきた万代とセキュリティーガードたちが到着。結以を救うべく突入を開始。不意の出来事に慌てる誘拐犯グループ。斎藤は大介に結以を連れて逃亡することを指示した直後、持病の心臓の発作が起きて倒れてしまう。手錠でつながれたまま車に乗り込む結以と大介。誘拐計画は急きょ中止に。今さら後戻りできない大介。結以もまた、人には決して言えない秘密を抱えていた。
ドラマ『それは誘拐のはずだった』相関図
『それは誘拐のはずだった』
桜田ひよりは、誘拐犯・佐野勇斗と逃避行へ。
日テレ 水曜 22:00 2025年10月8日~
脚本:ひかわかよ
キャスト
■主演・桜田ひより コメント
Q.今回の出演のお話が来た時の率直な感想は
「まずはタイトルを目にした時、サブタイトルに“誘拐”というワードが含まれていることに衝撃を覚えました。でも、脚本に目を通していくと2人の関係性や取り巻く人たちの内面の感情にどんどん引き込まれていって。自分自身が八神結以として、この世界の中に入れることが純粋にうれしく感じました。またオリジナル脚本ドラマなので、視聴者の皆さんも、ワクワクドキドキしながら最終話まで楽しみに見ていただけるんじゃないかなと思いました。」
Q.台本を読んでみての感想
「はじめは、“どんな誘拐犯なんだろう、誘拐されるって一体どんな感じなのかな”と読み進めてみたのですが、大介との年があまり離れていないこともあって、2人の掛け合いやエモーショナルなシーンが要所に散りばめられていて。どんな風にこのシーンが出来上がっていくんだろうという期待感が、とにかく止まらなかったです。」
Q.今回演じる役柄について
「私が演じる八神結以は文武両道ですごく頭が切れますが、時折見せる無邪気な姿が等身大の女の子だなと感じています。演じる私もワクワクさせられるような、すごく素敵な女性です。お嬢様というあまり自由が利かない生活をしている中で、自分の気持ちより周りの環境に飲み込まれるところもあるのですが、大介と2人で一緒に居る時に、ちょっと垣間見える彼女の本質や気持ちをうまく出していけたらいいなと思います。」
Q.佐野さんの印象について
「以前、お芝居を拝見した時も、グループとしての活動でも陽気でキラキラしているイメージを持っていました。今日お会いして、すごく気さくで頭の回転が早い方だと感じました。拝見した作品でのコメディーの芝居では、見ているこちらがすがすがしい気持ちになるくらい、心地よいテンポ感で会話劇を繰り広げられる方だなと思いました。」
Q.視聴者の皆様にメッセージをお願いします。
「今回の物語は『誘拐』から始まりますが、そこから想像もつかないいろいろな展開が起きていくとともに、魅力あふれる登場人物も次々と登場します。私たちのことも、“この2人いいな”とか、“この2人の関係性これからどうなっていくんだろう”って、ぜひ見守っていただければうれしいなと思います。」

























