目次
緊急取調室 第3話 あらすじ キャスト
動画配信者・樋口結花(清水くるみ)が軽装で山に登った上に、同行していた恋人・近藤春斗(永田崇人)とはぐれて遭難。意識不明の重体で谷底に倒れていた彼女は奇跡的に救出されるが、現場近くには捜索活動中に滑落死したと思われる山岳救助隊員・土門翔(羽谷勝太)の遺体が。 しかも司法解剖の結果、この不幸な事故は“殺人事件”だった可能性が浮上する。土門の体には不審な殴打痕があり、持っていたはずの携帯電話も忽然と消えていた。
重要参考人として捜査線上に浮かび上がったのは、土門が直前まで行動を共にしていた山岳救助隊の隊長・布施正義(戸次重幸)。しかし、これまで数多くの人命を救ってきた布施は「山の神」の異名を取り、消防総監賞も受賞した立派な人物だ。真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」はすぐさま聴取に乗り出すが、布施の態度は至って誠実で、まさに神対応。供述にも疑わしい点が一つもない。
“辻褄が合いすぎる布施の供述”を受け、直感的に疑念を抱いた有希子は、誘導尋問で一気に揺さぶろうと提案する。だが、布施と同じ大学の山岳部OBである管理官・梶山勝利(田中哲司)は、即座に異議を唱える。
ようやく意識を取り戻した結花が、どういうわけか震えだす。かたや、梶山は有希子らに布施の取調べを託し、“事件”現場の山へ向かう。
緊急取調室 第2話 あらすじ キャスト
再開発計画をめぐる国家プロジェクトの幹部2名に続き、番組内で犯人を挑発した人気キャスター・倉持真人(山本耕史)の実父である磯貝信吾(竜雷太)が同様の手口で殺された未曾有の連続殺人事件。被疑者が多数乱立する中、真壁有希子(天海祐希)ら「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」は凄まじい取調べの末、ついに“真犯人”から自白を引き出すことに成功した。ところが同時に、捜査は新たな局面を迎えることになる。なんと、“真犯人”は磯貝の殺害についてはキッパリと否認。さらに倉持と別居中の妻・利津子(若村麻由美)から、驚愕の証言が飛び出したのだ。
「倉持の父親を殺したのは私です。夫もそれを知っています」。この証言が真実ならば、なぜ倉持は妻をかばい、何も知らないふりをしているのか? “特別な理由”があると考えたキントリの面々は一刻も早く、かつ確実に真相をあぶり出すため、“倉持夫婦の同時聴取”に乗り出すが。
疑惑の夫婦を相手取った同時聴取は、捜査にさらなる混乱をもたらすことになる。キントリの揺さぶりも巧妙にかわし続ける倉持だが、利津子が犯行を認めたと聞いた途端、本当に何も知らなかったように驚き、戸惑いの表情を浮かべたのだ。 一方、利津子は自らの犯行を裏付ける新証拠を提示。動機についても、思い詰めた様子で語り始め。
どこまでも食い違う証言。はたして、嘘をついているのはどちらなのか!? そして、その根底にあるのは、別居後もなお2人をつなぐ夫婦愛なのか、それとも。出口の見えない取調べが続く中、有希子は目の前の被疑者に“ある提案”を持ちかけることに。同時聴取は“想像を絶する死闘”へと発展する。
緊急取調室 第1話 あらすじ キャスト
都心の地下に大規模蓄電施設を作る“政府肝いりの再開発計画”をめぐって、世間からは反対の声が多発。そんな中、工事の中心を担う関係者2名が、ペンチで撲殺される事件が連続発生した。 反対派の人間による犯行ではとの見方が強まるも、犯人は未だ不明。現在は警視庁・特殊犯捜査係に所属する真壁有希子(天海祐希)と捜査一課の管理官・梶山勝利(田中哲司)も、工事を請け負う企業の広報担当社員・辻本裕太(角田晃広)から話を聞くが、犯人の特定には至らず。
ちょうどその頃、“日本初の車いすキャスター”として人気を博す倉持真人(山本耕史)は、自身の報道番組でこの連続殺人事件を取り上げ、政府を糾弾。上から目線の論調に視聴者から批判が殺到するも、どこ吹く風とばかりにカメラの前で“犯人を挑発する発言”までも繰り出す。
倉持は炎上キャスターから一転、悲劇のキャスターとして世間の同情を集めることになる。倉持と同居していた実父・磯貝信吾(竜雷太)が自宅で殺害されたばかりか、第一発見者の倉持自身も襲撃される事件が発生したのだ。 しかも、凶器はまたしてもペンチで!? 先の事件と同一犯の可能性も浮上する中、警視庁は取調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の臨時運用を正式決定。有希子、梶山、玉垣松夫(塚地武雅)、菱本進(でんでん)、小石川春夫(小日向文世)新天地に赴いていたキントリメンバーは再結集し、捜査に乗り出す。
倉持家の家政婦・時田史恵(峯村リエ)から得た“寝耳に水の証言”も相まって、“被害者”である倉持に対しても疑惑の目を向け始める有希子。やがて、有希子は倉持と別居中の妻・利津子(若村麻由美)のもとへ。事件のことは何も分からないという利津子の“些細な言動”に、どうも引っかかる。
「緊急取調室」 相関図
「緊急取調室」シーズン5
天海祐希が率いるキントリが、劇場版の完結編に向け再始動。
テレビ朝日 木曜 21:00 2025年10月16日~
脚本:井上 由美子
「緊急取調室」 シーズン5 キャスト
真壁有希子(まかべ・ゆきこ)/天海祐希
元・警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事。かつて女性初の捜査一課特殊班(SIT)の長として活躍するも、犯人との交渉に失敗し、キントリに配属された。以前は一匹狼タイプだったが、事件の捜査を通してキントリチームに連帯感を覚え、チームの一員としての役割を大切にするように。犯罪を強く憎み、被疑者を「マル裸にする」を信条に取調べに臨んできた。キントリ解散後は警視庁「特殊犯捜査係」に所属していたが、このたび再召集され、キントリに戻ってくる。
梶山勝利(かじやま・かつとし)/田中哲司
警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の管理官。警察組織の階級主義や、縄張り争いのしがらみに苦慮する一方、出世も目論む中間管理職。冷徹な判断力と要領の良さで出世を重ねてきた。決断力で部下を引っ張る男。昔からよく知る有希子の交渉能力に目を付け、キントリ・メンバーに抜擢した。キントリ・メンバーには絶大な信頼を寄せる。キントリ解散後は、捜査一課の管理官としてさまざまな事件の捜査に関わってきたが、ふたたびキントリの指揮を執ることに。
渡辺鉄次(わたなべ・てつじ)/速水もこみち
警視庁捜査一課、殺人捜査第一係の刑事。かつて上司だった監物大二郎とコンビを組み、周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれる。恐怖心や駆け引きの機微というものを持たない怪力男。敬愛してやまない監物の命令ならば、どんなことでも従順に従う。キントリチームとの関係をうまく利用していけばいい、という合理的な面も垣間見える優秀な刑事。
監物大二郎(けんもつ・だいじろう)/鈴木浩介
警視庁捜査一課、殺人捜査第一係の刑事。かつて部下だった渡辺鉄次とコンビを組み、周囲から「もつなべコンビ」と呼ばれる。自分たちが検挙した犯人を横取りしていく緊急事案対応取調班(通称・キントリ)に対し不満はあったが、今では「俺たちはパシリじゃねぇ」と言いつつ協力している。
磐城和久(いわき・かずひさ)/大倉孝二
警視庁副総監。刑事部部長時代から、過去の不正などによる警察不信、警察批判を払しょくすべく、「開かれた警察」をモットーとしている。梶山勝利をライバル視しており、彼が率いるキントリの活躍を内心では面白く思っていないが、彼らをうまく利用し、自分のポジションを確立しようとしている。
玉垣松夫(たまがき・まつお)/塚地武雅
警視庁「サイバー犯罪対策室」の刑事。退職した捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事・中田善次郎の穴を埋める形で、キントリにも一時在籍してきた。画像から人の心理状態なども瞬時に読み取ることができる“画像解析のエキスパート”。このたび再召集され、キントリに戻ってくる。
菱本進(ひしもと・すすむ)/でんでん
元・警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事。刑事人生の大半がマル暴一筋で、見た目も物言いもまるでホンモノ。おだてたり、脅しや取引をもちかけたりと、海千山千の経験で被疑者を落とす。以前は女性警察官など邪魔だと思っており、キントリ在籍中は有希子のことを「おばはん」と揶揄したりもしたが、有希子の能力は十分認めていた。キントリ解散後は、運転免許試験場の免許課主任となり、充実した毎日を送っていたが、このたび再召集されキントリに戻ってくる。
小石川春夫(こいしかわ・はるお)/小日向文世
元・警視庁捜査一課「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の刑事。公安部出身で、キントリチームきっての頭脳派。被疑者にはソフトに対応するが、その実、徹底した洞察力を発揮して追い込んでいく。普段はいつも笑顔。だが、誰も彼が本当に笑っているとは思っていない。有希子をからかったり、皮肉を言ったりすることもあるが、有能な同僚として認めている。キントリ解散後は警察学校の教官となり、後進の育成に精を出していたが、このたび再召集されキントリに戻ってくる。
しんじ/生島勇輝
緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーが仕事終わりによく訪れる居酒屋『しんじ』の店主。妻・かやのと二人三脚で店を切り盛りしている。
かやの/中村静香
緊急事案対応取調班(通称・キントリ)のメンバーが仕事終わりによく訪れる居酒屋『しんじ』の店主。夫・しんじと二人三脚で店を切り盛りしている。






















