目次
良いこと悪いこと 第9話
「犯人、だーれだ?」
セミファイナル!今夜犯人が明らかにー。
良いこと悪いこと 第8話
22年ぶりにタイムカプセルを掘り起こしたことを発端にした連続殺人事件。真相を追う高木将(間宮祥太朗)、猿橋園子(新木優子)、小山隆弘(森本慎太郎)の3人に、元6年1組の土屋ゆき(剛力彩芽)、豊川賢吾(稲葉友)も協力。もう誰も失いたくない。一刻も早く犯人を突き止めようとする高木たちは、犯人の標的となっている仲良し6人組に、もう1人仲間がいたことを思い出す。
『僕は彼らを許さない』その人物“博士”こと森智也から恨まれていると知った高木たちは危険を感じ、ひとりで森に会いに行った羽立太輔(森優作)を助けに向かうが、間一髪のところで森を捕まえることができず、羽立の命が奪われる。
失意の中、高木たちは刑事・宇都見(木村昴)の事情聴取を受ける。しかし、犯人の顔をはっきりとは見ていないため、それが本当に森だったのか、確信が持てずに曖昧な受け答えしかできない。他に思い当たる手がかりといえば、タイムカプセルから抜き取られたDVD。みんなで夢を語った映像の中に、犯人にとって見られてはマズい何かが映っているに違いないが、そのDVDが今どこにあるのかも分からず。
良いこと悪いこと 第7話
同級生を次々と狙う連続殺人事件。さらなる被害を食い止めようとする高木将(間宮祥太朗)と猿橋園子(新木優子)の奔走もむなしく、ついに4人目の犠牲者が出てしまった。元6年1組の担任だった大谷典代(赤間麻里子)が遺体となって発見された。
大谷の『お別れの会』がしめやかに営まれ、参列した高木、園子、小山隆弘(森本慎太郎)の3人に、元6年1組のクラスメートたちから非難の声が集中。「ふざけんなよ。おまえらのせいで、警察に話聞かれたり、職場でいろいろ言われたりして、正直迷惑なんだわ」と憤るクラスメートたち。もともとは卒アルで顔を塗りつぶされていた6人と園子の問題だったはずなのに、大谷が亡くなり、もはや関係のない生徒やその家族にまで危険が及んでしまっている。みんなを巻き込んでしまったことに責任を感じる高木は、力になりたいという土屋ゆき(剛力彩芽)と豊川賢吾(稲葉友)に「遊びじゃねぇんだよ。これ以上、関わってくんな」と冷たい言葉を浴びせ、2人をかばう小山とも険悪ムードに。これ以上誰も巻き込みたくない高木は、みんなを突き放して孤立してしまう。
ちょんまげこと羽立太輔(森優作)と連絡が取れないことに不安を覚える小山は、預かっていた合鍵を使って羽立のアパートに入り、手掛かりを探る。
良いこと悪いこと 第6話
同窓会で22年ぶりにタイムカプセルを掘り起こしたことから始まった連続殺人事件。真相を追う高木将(間宮祥太朗)と猿橋園子(新木優子)が4件目の被害を食い止めようと奔走する中、事態は急転。園子が勤める週刊アポロのライバル誌に、衝撃の見出しが躍る『美人すぎる記者 猿橋園子 連続殺人犯疑惑!?』。記事には、タイムカプセルのことや卒業アルバムのこと、園子と因縁のあった同級生が次々と不審死を遂げていることなどが、まるで園子が犯人であるかのように書かれていた。「なにこれ?」。記事を読んだ園子は絶句。週刊アポロ編集部には問い合わせの電話が殺到し、社内は大混乱。
世間から疑惑の目を向けられて猛バッシングを受ける園子。テレビのワイドショーは園子の話題で持ち切りとなり、SNSでも『猿橋園子』がトレンド入り。マスコミやYouTuberが家にまで押しかけ、園子は命の危険すら感じてしまう。「俺たちはどうすれば」。頭を抱える高木と小山隆弘(森本慎太郎)。園子を助けたくても、自分たちが動けば騒ぎが大きくなるだけ。今はただ騒ぎが収まるのを待つしかない。
行き場を失った園子は、学級委員長だった小林紗季(藤間爽子)のもとに身を寄せる。園子を心配し、「ほんとひどいよね」と自分のことのように憤る小林は、「悪いのは園ちゃんをイジメてたやつらでしょ?真実を伝えようよ」と反論記事を出すべきだと訴えるが、そんなことをしたら今度は高木や小山たちが攻撃の的になり、高木の家族も小山の会社もただでは済まない。迷う園子に、「正しいことを、しよう」と小林。園子は覚悟を決める。
そんな中、ついに4人目の殺人事件が起きてしまう。
良いこと悪いこと 第5話
同級生を次々と襲う連続殺人事件。標的となった6人のうち、生き残っている高木将(間宮祥太朗)、小山隆弘(森本慎太郎)、羽立太輔(森優作)の3人は、高木の家のガレージで作戦会議。考えたくはないが、猿橋園子(新木優子)以外にも、自分たちを恨む人間が元6年1組の中にいる。そいつは一体誰だ。クラスメートの写真を眺めながら心当たりを探っていると、羽立が「あれ。僕らのこと知ってる人、もう1人いるよ」当時の担任で、今は校長先生になっている大谷典代(赤間麻里子)だ。生徒思いだった大谷なら、高木たちが忘れてしまったことも、何か覚えているかもしれない。
高木たちは園子と4人で母校を訪問。久しぶりの校舎を懐かしむ小山の横で、足を止める園子。「ここに来るといろいろ思い出します」。22年前、高木たちに閉じ込められた備品倉庫みんなの前で謝罪させられた昇降口ランドセルを奪われてバカにされた階段。つらかった日々が、園子の脳裏にフラッシュバックする。そんな園子を見て胸が痛い高木は、校長室に向かう途中、4年生の娘・花音(宮崎莉里沙)が男の子とケンカしているところを目撃してしまう。
「みんな、自慢の生徒でしたよ」。高木たちから事情を聞いた大谷は、元6年1組の中で目立ったトラブルはなかったと笑顔で答える。それどころか、園子がみんなからひどい仕打ちを受けていたことすら知らなかったと言う。が、高木たちは校長室で、ある手がかりを見つける。
警視庁捜査一課の刑事・宇都見(木村昴)は、事故死として発表した笑美(松井玲奈)と武田(水川かたまり)の死因について再捜査を開始!そんな中、高木たちのもとに意外な人物が現れた。
良いこと悪いこと 第4話
「もうこれは絶対に偶然じゃない」。同級生を次々と襲う連続殺人事件。真相を追う高木将(間宮祥太朗)と猿橋園子(新木優子)の見立て通り、武田(水川かたまり)、桜井(工藤阿須加)、笑美(松井玲奈)に続いて襲われたのは、高木の一番の親友・小山隆弘(森本慎太郎)だった。一連の犯行は、高木たちが22年前に作った替え歌の順番通りに行われている。恐らく5人目の標的は、“ちょんまげ”こと羽立太輔(森優作)で間違いない。
22年前、将来の夢の絵に『刀を構えたちょんまげ姿の侍』を描いた羽立。4人と同じように、絵になぞらえて襲われるとしたら、刺殺!。だとすれば、いつどこで狙われてもおかしくない。一刻も早く羽立に知らせたい高木たちは、学級委員長だった小林紗季(藤間爽子)に連絡。昔から母親同士が仲良しだった小林は、羽立の住所を知っていた。小林が言うには、幼い頃に父親を亡くしている羽立は昨年、母親も亡くし、今は独りぼっちらしい。「何で急に羽立くん。」と尋ねてくる小林に、高木は「それは」と言葉を濁す。
週末、高木は園子と小山と3人で、羽立のアパートへ向かう。オンボロのアパートから顔を出した羽立は、ボサボサの髪を輪ゴムで束ね、無精ひげを生やし、散らかり放題の部屋でひきこもり生活を送っていた。久しぶりの再会だというに、羽立は高木たちの訪問に驚く素振りもなく、「僕の番か」。ニュースで事件のことを知り、次に狙われるのが自分であることを分かっていたのだ。「だってこれ仕方ないよね。僕たちは君をイジメてたんだから」。殺されても仕方がないと言う羽立は、台所から包丁を持ち出して園子に渡すと、「遠慮しないで。僕なんて、なんの価値もないんだから」と、ひと思いに殺してくれと要求。生きる気力のない羽立に、「俺たちはおまえを守りに来たんだ。友達同士で守りあえば」と説得を試みる高木たち。しかし、心を閉ざした羽立から、「友達なんかじゃない」と拒絶されてしまう。
良いこと悪いこと 第3話
「次、狙われるのはニコちゃんだ」。同窓会で22年ぶりにタイムカプセルを掘り起こしたことで始まった連続殺人事件。真相を追う高木将(間宮祥太朗)の予感が的中し、ニコちゃんこと中島笑美(松井玲奈)が3人目の犠牲者になってしまった。警察は単なる交通事故として処理するが、高木と猿橋園子(新木優子)は「こんな偶然があるかよ」と、警察の判断に納得できない。
やはり犯人は、高木たち6人が22年前に遊びで作った替え歌の歌詞通りに犯行を行っている。それに気付いた高木は、「次に狙われるのは、恐らくターボーだ」。高木の一番の親友だったターボーこと小山隆弘(森本慎太郎)。アメリカでアプリの開発会社を経営している小山は、偶然にも、新規事業のPR会見のため久々に日本に帰国していた。しかし園子は、「たまたま日本に帰国」と、小山に疑惑の目を向ける。このタイミングで帰国したのは、本当に偶然なのかもしかして、犯人は小山高木は「あいつなワケないだろ」と否定するものの、「そう信じたいだけじゃなくて」と園子に言われ、返す言葉がなく。
園子の調べでは、アプリ業界の革命児と呼ばれる小山には黒いウワサが絶えない。目的のためなら手段を選ばない男。園子は小山への疑いをますます強める。
高木は、小山が犯人のはずがないと思いつつも、園子に言われるまま小山に探りを入れる。すると小山は「誰にそそのかされてんだよ」。事件の標的が園子に恨まれている6人だということに気付いていた小山は、園子が復讐しているに違いないと言う。高木は「あいつが、そんなことするわけない。必死にもがいて、自分を変えてきたあいつが、復讐なんてするはずない」。しかし、高木の言葉は小山に届かず、「あいつを信じて、他の仲間を疑うのかよ勝手にしろ」と、高木に背を向けて去ってしまう。
良いこと悪いこと 第2話
6年1組のリーダーだった高木将(間宮祥太朗)。同窓会で22年ぶりに掘り起こしたタイムカプセルに入っていたのは、高木を含む6人の顔が塗りつぶされた卒業アルバムだった。かつてのクラスメート・猿橋園子(新木優子)に恨まれている6人を狙った連続殺人事件に巻き込まれてしまった高木は、事件の真相を突き止めるため、犯人ではないと主張する園子と手を組む。
これまでに被害に遭った武田敏生(水川かたまり)と桜井幹太(工藤阿須加)は、22年前に描いた『将来の夢の絵』になぞらえる形で襲われた。武田は『空を飛ぶ絵』を描き、マンションから転落死。桜井は『消防士』の絵を描いて火災に巻き込まれ、依然として意識不明の重体。犯人は、6人と園子の因縁を知っていて、なおかつタイムカプセルと絵を利用できた人物。つまり、クラスメートの可能性が濃厚。「このクラスの誰かが、あなたを恨んでいるんです。私以外の、誰かが」。園子の言葉に、高木は戦慄を覚える。
残る標的は、高木を含む4人。みんなに一刻も早く危険を知らせようとする高木と園子は、そのうちの1人、中島笑美(松井玲奈)と連絡を取ることに成功。いつもニコニコ笑顔で“ニコちゃん”と呼ばれていた笑美。アイドルになるのが夢で、『スポットライトを浴びるアイドルの絵』を描いていた。今は六本木のクラブでホステスをしながら派手な暮らしを楽しむ笑美は、再会するなり、園子に謝罪する。
園子の同僚・東雲(深川麻衣)と松井(秋谷郁甫)は、スクープを狙って、違法薬物の元締めの行方を追っていた。
良いこと悪いこと 第1話
『学校創立50周年を迎える2025年に、みんなでタイムカプセルを掘り起こそう』。東京郊外で小さな塗装会社を営む高木将(間宮祥太朗)、34歳。小学生の頃はクラスのリーダー的存在で、みんなの憧れの的。その名をもじって、みんなから『キング』と呼ばれていた。そんな高木も今ではすっかり丸くなり、地元で家業を継ぎながら、2歳上の妻・加奈(徳永えり)と小学4年生の娘・花音(宮崎莉里沙)を養う普通のパパ。22年前に校庭に埋めたタイムカプセルのことなんて、とっくの昔に忘れていた。
約束のタイムカプセルを掘り起こすため、22年ぶりに母校に集まった元6年1組。高木と仲の良かった武田敏生(水川かたまり)、専業主婦の土屋ゆき(剛力彩芽)、美容師になった豊川賢吾(稲葉友)、居酒屋を経営する桜井幹太(工藤阿須加)、学級委員長だった小林紗季(藤間爽子)もいる。当時担任だった大谷先生(赤間麻里子)は、今や校長先生だ。そして、みんながこの日、会うのを一番楽しみにしていた猿橋園子(新木優子)。美人記者としてテレビや雑誌で大活躍の園子に、武田や桜井は「俺のこと覚えてますか」と大はしゃぎする。
掘り起こしたタイムカプセルには、22年前に描いた『みんなの夢』の絵が入っていた。それぞれが、自分の描いた絵を見て懐かしむ。桜井は『消防士』の絵、武田は『空を飛ぶ』絵。「高木くんは何描いたの」と聞かれた高木は、慌てて絵を隠す。
誰が入れたのか、タイムカプセルの中に卒業アルバムが1冊。何気なくページをめくる高木は、6年1組のページを見て絶句高木を含めた6人の顔写真が、無残に塗りつぶされているのだ。「なぜこの6人が」と首をかしげる一同。しかし、高木だけは、塗りつぶされた6人の共通点に心当たりがあった。そしてその夜、6人のうちの1人が、謎の死を遂げる。
相関図 キャスト
良いこと悪いこと
同級生の不審死。真犯人は誰だ
日本テレビ 土曜 21:00 2025年10月11日~
脚本:ガクカワサキ






















