目次
- ドラマ「坂の上の雲」とは
- 『坂の上の雲』 相関図 キャスト
- 『坂の上の雲』第1話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第2話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第3話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第4話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第5話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第6話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第7話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第8話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第9話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第10話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第11話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第12話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第13話 あらすじ キャスト
- 『坂の上の雲』第14話 あらすじ キャスト
ドラマ「坂の上の雲」とは
日露戦争とその時代を生きた明治の軍人兄弟(本木雅弘・阿部寛)。
NHK 総合 日曜 23:00 2024年11月
原作:司馬遼太郎
脚本:野沢尚 柴田岳志 佐藤幹夫 加藤拓
『坂の上の雲』 相関図 キャスト
『坂の上の雲』第1話 あらすじ キャスト
少年の国
明治、伊予松山に3人の男がいた。日露戦争において大きな役割を担った秋山好古(阿部寛)と真之(本木雅弘)兄弟と、明治を代表する文学者・正岡子規(香川照之)である。好古は無償で入れる学校を求めて、東京の陸軍士官学校に入学。子規も大学予備門を目指して上京した。真之は松山で屈折した日々を過ごすが、やがて兄から「上京せよ」との知らせが届く。東京で明治の文明開化にふれた真之は、子規とともに予備門入学を目指す。
『坂の上の雲』第2話 あらすじ キャスト
青雲
真之(本木雅弘)と子規(香川照之)は、東京大学予備門に合格する。しかし、真之は自分が何をすべきか悩む。「俳句をやりたい」という子規を見て、真之は「一身独立」という兄・好古(阿部寛)の座右の銘を深く考え、予備門を退学し、海軍兵学校に入学する。好古はフランスの陸軍士官学校に留学し、後世“日本騎兵の父”と呼ばれることになる。明治という生まれたばかりの時代のなか、3人の主人公は将来に向かって歩み始める
『坂の上の雲』第3話 あらすじ キャスト
国家鳴動
憲法を制定し近代国家の基礎を固め始めた日本だが、来日中のロシア皇太子ニコライが襲われ、ロシアとの間に緊張が走る。さらに朝鮮半島では東学党の乱が起こり、清国が朝鮮に出兵。日本も出兵を決定する。海軍に入った真之(本木雅弘)と、フランスから帰国していた好古(阿部寛)は、臨戦態勢に入る。巡洋艦浪速の艦長・東郷平八郎(渡哲也)は、清国兵を満載した英国籍の商船・高陞号と遭遇。撃沈か否か、決断を迫られる。
『坂の上の雲』第4話 あらすじ キャスト
日清開戦
東郷(渡哲也)が英国船「高陞号」を撃沈し問題となるが、国際法上合法であることが判明し鎮静化する。好古(阿部寛)は出征し、旅順要さいの攻撃に参加。子規(香川照之)は従軍記者として戦場を訪れ、戦争と文明について再認識する。真之(本木雅弘)は巡洋艦「筑紫」で初めて実戦に参加するが、自分の命令で部下を戦死させたことに衝撃を受ける。戦後、東郷に出会った真之は「よい指揮官とは何か?」という疑問を投げかける。
『坂の上の雲』第5話 あらすじ キャスト
留学生
日清戦争後、真之(本木雅弘)たち海軍の若手将校に海外留学の話が持ち上がる。真之はヨーロッパの大国よりも、あえて新興国アメリカへの留学を決意する。真之の親友・広瀬武夫(藤本隆宏)は、将来の日露の衝突を予見し、ロシアへの留学を希望する。真之はアメリカで新興国の勢いを感じ、伝統にとらわれない合理的な戦術に目をみはる。世界情勢は、ヨーロッパ列強に日本・アメリカが参入し、新しい時代を迎えようとしていた。
『坂の上の雲』第6話 あらすじ キャスト
国家鳴動(後編)
療養していた松山から東京へ戻った子規(香川照之)は、帝国大学を中退し新聞日本に入社。母・八重(原田美枝子)と妹・律(菅野美穂)を呼び寄せる。独身主義者だった好古(阿部寛)は、以前下宿していた旧旗本・佐久間家の娘・多美(松たか子)と、ついに結婚。そんな日々もつかの間。朝鮮半島で東学党の乱が起き、日本と清国は激しく対立。首相・伊藤博文(加藤剛)は当初、戦争突入を避けようとするが、ついに開戦を決意する。
『坂の上の雲』第7話 あらすじ キャスト
日清開戦(前編)
敵艦を追いかけていた日本海軍の巡洋艦「浪速」は、大勢の清国兵を乗せたイギリス船を撃沈する。「浪速」の艦長は、東郷平八郎(渡哲也)であった。当初、東郷の判断は問題視されるが、国際法上合法であることがわかり、事態は沈静化する。好古(阿部寛)は、騎兵第一大隊を率いて清国に渡る。日本騎兵にとっては、まさに初陣であった。劣勢の中、好古は旅順要さいを目指すが、清国軍の主力部隊に遭遇。退却を余儀なくされる。
『坂の上の雲』第8話 あらすじ キャスト
日清開戦(後編)
同僚が次々と従軍記者として戦地へ向かう姿を見て、子規(香川照之)は、うっ屈した日々を過ごしていたが、ついに従軍を許される。真之(本木雅弘)は、巡洋艦「筑紫」に乗り清国砲台の攻撃に参加するが、自分が下した命令がもとで部下を戦死させてしまう。衝撃を受けた真之は、親友・広瀬武夫(藤本隆宏)に、自分は軍人に向いていないと話す。苦悩する真之は、連合艦隊の解散式で出会った東郷(渡哲也)に、悩みをぶつける。
『坂の上の雲』第9話 あらすじ キャスト
留学生(前編)
日清戦争に記者として従軍していた子規(香川照之)は帰国の船上でかっ血。病状が悪化する。海軍では戦後の賠償金をもとに留学制度が復活した。各国への派遣士官には優秀な者が選ばれ、真之(本木雅弘)はアメリカへ留学。ロシアへは、士官学校の成績がよくなかった広瀬(藤本隆宏)だった。広瀬のロシア研究が生きたのだ。アメリカに到着した真之は、世界的な海軍の戦術家であるマハン大佐(ジュリアン・グローバー)を訪ねる。
『坂の上の雲』第10話 あらすじ キャスト
留学生(後編)
真之(本木雅弘)が留学中のアメリカは、キューバをめぐりスペインと対立。ついに戦争が始まる。各国の観戦武官に交じり、この戦争をつぶさに見た真之は、詳細なレポートを本国に提出。アメリカ艦隊が仕掛けた史上初の閉塞(へいそく)作戦に関するレポートが、後の日露戦争における旅順口閉塞作戦に生きることとなる。ロシアに留学した広瀬(藤本隆宏)は、運命の女性となるアリアズナ(マリーナ・アレクサンドロワ)と出会う。
『坂の上の雲』第11話 あらすじ キャスト
日英同盟(前編)
明治33年、真之(本木雅弘)と広瀬(藤本隆宏)はイギリスで再会し、ポーツマス港で戦艦「朝日」を見学する。
清国では北清事変が勃発し、西欧列強と日露両国からなる八か国連合軍が出兵。それで出征した好古(阿部寛)は、ロシア軍の略奪行為を目の当たりにする。帰国した真之は病床の子規(香川照之)を根岸に見舞い、病と闘いつつも旺盛な彼の文筆活動ぶりに圧倒される。
『坂の上の雲』第12話 あらすじ キャスト
日英同盟(後編)
北清事変後の講和処理をした小村寿太郎(竹中直人)は、首相の桂太郎(綾田俊樹)とともに、ロシアの脅威に対抗するため、イギリスとの日英同盟の締結を押し進める。一方、伊藤博文(加藤剛)は、対露協調路線を探るため、独りでロシアに渡り、交渉を行うが失敗。ロシアに足かけ6年駐在した広瀬(藤本隆宏)に帰国命令が下り、広瀬はアリアズナ(マリーナ・アレクサンドロワ)との別れを惜しむ。
『坂の上の雲』第13話 あらすじ キャスト
子規、逝く(前編)
明治35年7月、秋山真之(本木雅弘)は海軍大学校の戦術講座の初代教官となる。一向に結婚しようとしない真之を案じた八代六郎(片岡鶴太郎)と高橋是清(西田敏行)は本人に黙ったまま、稲生季子(石原さとみ)との見合いをお膳立てするが、うまくいかない。
北清事変後、清国駐屯軍司令官となっていた好古(阿部寛)は実力者・袁世凱(薛勇)と面会。袁は好古の人柄に引かれ、一目置くようになる。
子規(香川照之)の病状は、ますます悪化するが、その旺盛な制作意欲は衰えを見せず、体が思うようにならない、いら立ちを律(菅野美穂)にぶつける。
『坂の上の雲』第14話 あらすじ キャスト
子規、逝く(後編)
真之(本木雅弘)が見舞った頃には、子規(香川照之)の衰えは甚だしく、その命は燃え尽きようとしていた。明治35年9月19日、子規はついに、この世を去る。律(菅野美穂)は「これからは自分のために生きる」と真之に告げ、遅ればせながら職業学校に入る。
そのころロシアとの関係はますます悪化し、対露戦に向けての財政面準備のため内務大臣となった児玉(高橋英樹)は、休職中で那須に住む乃木(柄本明)のもとを訪ねる。
日露開戦
季子(石原さとみ)と再会した真之(本木雅弘)は、結婚を決意。好古(阿部寛)は、シベリアでロシア陸軍の演習を参観し、コサック騎兵の力を目の当たりにする。日露間の緊張が高まり、両国政府が交渉を続けるなか、児玉(高橋英樹)は陸軍参謀本部次長、東郷(渡哲也)は連合艦隊司令長官となる。東郷から真之は、連合艦隊の作戦参謀を拝命。戦艦・三笠で待つ真之らのもとに、ついにロシア艦隊への攻撃を命じる封密命令が届く。
広瀬、死す
連合艦隊は旅順のロシア艦隊を奇襲攻撃するが、成果は得られず、ロシア艦隊は要さいに守られた旅順港内に閉じこもった。バルチック艦隊との合流を恐れる連合艦隊は、事態が進展しないことに焦る。その時、湾口に船を沈め、旅順艦隊を港内に封鎖する「閉塞(へいそく)作戦」が提案される。真之(本木雅弘)は「生還率が低い」と反対するが、実施が決定。実施部隊の指揮官には、真之の親友である広瀬(藤本隆宏)の姿があった。
旅順総攻撃
旅順要塞に守られたロシア旅順艦隊を撃破するため、海軍は陸軍との作戦会議を開く。真之(本木雅弘)は、二〇三高地のみを落として、そこに観測点を置き、艦隊を砲撃することを主張。しかし児玉(高橋英樹)は要塞そのものの陥落が陸軍の目的であるとして、真之の意見を退ける。陸軍は乃木(柄本明)を第三軍司令官に任命し旅順攻略を命じるが、旅順要塞はベトンで固められた近代要塞で、正面攻撃を敢行するもことごとく失敗する。
二〇三高地
陸軍は旅順要塞の正面攻撃に固執し、第三次総攻撃も失敗。苦悩する乃木(柄本明)は、あくまで正面攻撃を主張する第三軍の幕僚たちを抑え、二〇三高地の攻略を決意する。児玉(高橋英樹)は軍の秩序を犯すことを承知で、乃木の代わりに第三軍の指揮を執るため旅順へ向かう。児玉は攻撃計画を修正し、二〇三高地を全力で攻める。死闘の末、二〇三高地はついに陥落。陸軍がロシアの旅順艦隊を砲撃し、海軍の旅順口封鎖は終結する。
敵艦見ゆ
真之(本木雅弘)はバルチック艦隊との決戦に備え、「七段構えの戦策」を立案。準備を整え対馬海峡で待機する連合艦隊だが、敵艦隊は現れない。津軽あるいは宗谷海峡に回るのではないかと業を煮やした真之は、東郷(渡哲也)に艦隊の移動を進言するが、東郷は「敵は対馬に来る」と、ひと言。
陸軍はロシア軍との一大決戦を迎える。好古(阿部寛)の活躍もあり、“日露戦争の関ヶ原”と呼ばれた奉天会戦に勝利する。
真之(本木雅弘)立案の「七段構えの戦策」により、連合艦隊はバルチック艦隊に壊滅的打撃を与え、歴史的勝利を収める。
陸軍では騎兵団3千を率いる秋山好古(よしふる)が、「日露戦争の関ヶ原」と呼ばれた奉天会戦に勝利する。
しかし日本の国力は限界にきていた。アメリカを仲介にロシアと講和を結ぶが、賠償金を得ることはできず、新聞各紙は「弱腰の講和」と政府を批判。不満を持つ民衆が、日比谷で焼き打ちをする。
帰国した真之は己の深い苦悩を妻・季子(石原さとみ)に打ち明ける。
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