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『めおと日和』第10話(終)あらすじ キャスト
1年前の約束を果たすため、蛍を見に行くことにした江端えばたなつ美み(芳根京子)と瀧昌たきまさ(本田響矢)。しかし突然招集がかかり、瀧昌は深見龍之介ふかみりゅうのすけ(小関裕太)とともに艦へと向かう。海上では暴風雨が続き、艦が大きく揺れて対処に追われていた瀧昌と深見は巻き込まれてしまう。
海軍の妻としてしっかり家を守らねばと思うなつ美だが、艦の状況が気になって居ても立ってもいられない。海軍の情報を取りまとめている鎮守府に行けば何か分かるかもしれないと思い、なつ美は出かけようとする。
すると、そこへ芳森よしもり芙美子ふみこ(山本舞香)が訪ねてくる。結婚を約束している深見のことが心配になり、なつ美のもとを訪れた。同じ思いを共有する芙美子に、毎日不安で押し潰されそうだと本音を打ち明けるなつ美。二人が涙ぐんでいる所へ、柴原郁子しばはらいくこ(和久井映見)がやってくる。郁子は二人に海軍の妻としての心構えを説いた上で優しく慰め、「大丈夫よ」と明るく励ます。
『めおと日和』第9話 あらすじ キャスト
結婚して1年を迎えた江端えばたなつ美み(芳根京子)と瀧昌たきまさ(本田響矢)。二人はなつ美の二番目の姉・あき奈な(咲妃みゆ)の出産を手伝うため、なつ美の実家に来ていた。布団の中で苦しむあき奈の姿を見て、なつ美は自分の出産の時には瀧昌は仕事のため不在で、一人で産むことになるかもしれないと心細くなる。
とんとん拍子で見合い話が進む芳森よしもり芙美子ふみこ(山本舞香)と深見龍之介ふかみりゅうのすけ(小関裕太)。深見が喫茶店で待っていると、芙美子は妹の蓉子ようこ(白山乃愛)と弟の柊一しゅういち(石塚陸翔)と一緒に現れる。深見を敵視する蓉子と柊一に対し、笑顔で要領良く答える深見。そこへ蓉子が厳しい質問を投げかける。
あき奈の陣痛は強さを増していた。あき奈の世話をする中で、なつ美は自分に産めるのかと不安な気持ちになる。そんな中、ひたすら待ち続けていた瀧昌は、出産の大変さに驚く。明け方になり、いよいよ出産の時が近づいてくる。あき奈の絶叫で目覚めた瀧昌は、なつ美との子どものことを考えると、出産の時、自分はそばにいることができないかもしれない、一人で痛い思いをさせるかもしれない、と思いを巡らす。
『めおと日和』第8話 あらすじ キャスト
夫婦で初めての正月を迎えた江端なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)。なつ美にプレゼントした結婚指輪が完成までに1ヶ月ほどかかると知ると、瀧昌は半年後に二人で指輪を取りに行こうと話す。その想いが嬉しいなつ美。
『めおと日和』第7話 あらすじ キャスト
江端なつ美(芳根京子)と瀧昌(本田響矢)はなつ美の実家で想いを深め、家に戻った夜、同じ布団で睦み合う。翌朝、昨夜のことを思い出して恥ずかしさでいっぱいのなつ美は、食事の支度も気もそぞろ。味噌汁はしょっぱく、ご飯やおかずもことごとく失敗する。一方の瀧昌も、昨夜のことを思い出して心中穏やかではなく、しょっぱい味噌汁をぎこちなく啜る二人。
『めおと日和』第6話 あらすじ キャスト
江端なつ美(芳根京子)は、喫茶店で会うことになった芳森芙美子(山本舞香)と深見龍之介(小関裕太)の様子が気になり、江端瀧昌(本田響矢)とともに変装して二人を見張ることに。あまり乗り気ではない瀧昌だが、なつ美に喜んでほしい一心で彼女に付き合う。
『めおと日和』第5話 あらすじ キャスト
江端瀧昌(本田響矢)が出立して数週間。江端なつ美(芳根京子)は、海軍士官の妻の集まりである「花筏の会」を通じて知り合った秋山潤子(小島藤子)から艦が沈んだと聞き、不安に苛まれる。柴原郁子(和久井映見)は潤子が言ったのは瀧昌の艦の話ではなく、過去に起こった事故だと伝える。しかし郁子はなつ美に、「あす、有事があってもおかしくない」と話し、なつ美は改めて軍人の妻として自覚を強くする。
『めおと日和』第4話 あらすじ キャスト
江端なつ美(芳根京子)は、海軍士官の妻の集まりである「花筏の会」に参加する。準備に慣れていないなつ美は会長に叱責されるが、芳森芙美子(山本舞香)が助け舟を出す。会長の姪である芙美子は独身で、タイピストとして活躍していた。
『めおと日和』第3話 あらすじ キャスト
ぎこちないながらも、少しずつ距離を縮めていく新婚夫婦の江端えばたなつ美み(芳根京子)と瀧昌たきまさ(本田響矢)。2ヶ月ぶりに帰宅した瀧昌は、なつ美から幼なじみの瀬田せた準太郎じゅんたろう(小宮璃央)の話を聞き、嫉妬から今夜こそはと決意を固める。入浴後、二人は寝室で対面する。緊張しているなつ美に手を伸ばす瀧昌。
瀧昌の提案で二人は街を散歩する。瀧昌が商店や写真館を案内する中、なつ美は段差につまずいて転びそうになる。瀧昌はとっさになつ美の腕をつかみ、そのまま手を握る。赤面しながら手を繋いで歩く二人。そして、瀧昌には秘密の場所があるという。山の上の小さな川で、初夏になるとたくさんの蛍が見られると聞いたなつ美は、瀧昌の手を両手で握りしめて「来年も再来年も、我が家の恒例行事として蛍を見に行きたい」と伝える。そんななつ美の両手を自分の手で包み込み、微笑む瀧昌。
瀧昌は上官から背広を作るように言われ、なつ美と一緒に初めてのテーラーへ向かう。緊張する二人の前に出てきたのは、なんと小さな男の子だった。一生懸命に接客する少年に、タジタジになる瀧昌。それを見たなつ美の脳裏には想像が膨らむ。
『めおと日和』第2話 あらすじ キャスト
突然結婚し、寝食を共にすることになった江端えばたなつ美み(芳根京子)と帝国海軍に勤める瀧昌たきまさ(本田響矢)。お互いどう接すれば良いのか分からず、ぎこちない新婚生活を送っていた。そんな中、瀧昌は仕事で2ヶ月間家を空けることに。夫を待つなつ美の元に瀧昌から電報が届く。
母屋に住む柴原郁子しばはらいくこ(和久井映見)は、明後日なつ美と瀧昌が会うことを聞き、「新婚旅行ね!おめかししなきゃね!」と言い放つ。ワンピースを着て約束場所へと向かうなつ美。目の前に現れたのは、白い軍服制帽姿の瀧昌だった。お互いがお互いの姿に見惚れ、緊張してぎこちない空気に…。その後、パン屋で初めてのクリームパンを食べ、二人は海へと向かう。
その夜、旅館の風呂から上がった二人が部屋に戻ると、2枚の布団が並べて敷いてあった。電気を消す瀧昌を見て、緊張するなつ美。すると、瀧昌は窓を開け、星を眺めると「星や太陽から艦の位置を割り出す仕事があって」と話し始める。瀧昌の近くに座り、興味深く話を聞くなつ美。そして今度は、なつ美が自分の家族の話を始めるが、自分を見つめる瀧昌を意識して赤面してしまう。見られると恥ずかしいというなつ美に、見ないかわりに触れてもいいかと尋ねる瀧昌。手を握った二人は見つめ合う。
『めおと日和』第1話 あらすじ キャスト
なつ美(芳根京子)は、関谷家の四姉妹の三女。父親に突如「嫁ぎ先が決まった」と告げられ、帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田響矢)と結婚することになる。恋愛経験も無く、男性への免疫が無いなつ美は、急に決まった縁談に驚く。
さらに結婚式当日、瀧昌は海軍の訓練が入り、来られなくなってしまう。一度も本人に会えぬまま、「写真」相手と式を挙げ、旦那不在という波乱の幕開けから始まった夫婦生活に戸惑いを隠せない。
海軍の演習を終えた瀧昌と初対面するなつ美だったが、無表情で無口の瀧昌は何を考えているのか分からず不安になる。それでもなつ美は、慣れない家事に懸命に取り組みながら、妻として瀧昌を支える。
『めおと日和』相関図 キャスト

ドラマ「めおと日和」
昭和11年春、芳根京子は軍人・本田響矢に嫁ぐ。
フジテレビ 木曜 22:00 2025年4月24日~
脚本:泉澤陽子
芳根京子コメント
――本作のオファーを受けて
「原作漫画を読んで、なんてステキなお二人(なつ美と瀧昌)なんだと思いました。かわいくて、愛おしくて、本当に感動して泣いてしまいました。“なつ美”という役を演じるのは、プレッシャーはもちろんありますが、とても光栄なことだなと思いました。全力で頑張りたいと思います」
――台本を読んでみて
「昭和11年が舞台のお話ということで、現代とは異なるファッションや生活がたくさん描かれています。携帯電話など、今では当たり前のものが存在しない時代だからこそ、新鮮に感じられることも多いのではないでしょうか。そんな時代の中で奮闘するなつ美を皆さんに応援して頂けるように、精いっぱいかわいらしく、そして力強く生きる女性を演じられたらと思います」
――実際に衣装を着用してみて
「どの衣装もとてもかわいかったです。今回撮影で着用させて頂いた和装は、自然と背筋がピンと伸びました。でも、(劇中では)この衣装はなつ美からすると、見ず知らずの方との結婚式の時の格好で、ドキドキしながら旦那さんを待っていたと思うと、“あ~!なつ美…頑張って!”と思ってしまうほど、既になつ美に心を持っていかれました(笑)」
――本田響矢さんとの初共演について
「ティザー撮影で少しだけご一緒させて頂いて、少し天然そうな感じも拝見したので…(笑)。現場では突っ込みつつ、助け合いながら、一緒に頑張っていけたらいいなと思います。そして、私たちが演じるなつ美と瀧昌の2人の物語なので、皆さまに愛してもらえるような夫婦になれるように、しっかりコミュニケーションを取って、ステキな作品にしていきたいと思います」
――演出・平野眞との再タッグについて
「久しぶりに平野監督とお会いしましたが、『ラスト・シンデレラ』の衣装合わせがちょうど12年前の明日(2月28日)だったことを覚えていて、とても感慨深かったです。2月28日が私の誕生日で、高校1年生だった当時、学校帰りに制服のままスタジオに行き、スタッフの皆さんにお祝いをして頂いたことがすごくうれしかったのを思い出しました。昨日もそのことを思い出して、一人で泣いてしまったほどです。12年たち、デビューした木曜劇場の枠に主演として戻り、同じ監督と再びご一緒できることは、本当に幸せで、決して当たり前ではないと感じています。このご縁に感謝しながら、全力で頑張りたいと思います」
本田響矢 コメント
――本作のオファーを受けて
「率直にすごくうれしかったです。このお仕事をさせて頂く前から木曜劇場で放送されていた作品は拝見していて、好きな作品がたくさんありましたので、そんなステキな木曜劇場の枠に出演させて頂けることが、心の底からとてもうれしく、改めて作品としっかり向き合っていきたいと思いました。そして、原作を読ませて頂き、本当に初々しいと思いました。なつ美と瀧昌の2人の想いが伝わったり、伝わらなかったり、そんな想いが交差しているのも含めて初々しくて…1人でドキドキしながら読んでいたので、恥ずかしくなっちゃいました(笑)。このドラマでも見て下さる皆さまにドキドキを与えられるように、頑張りたいと思います!」
――台本を読んでみて
「原作のステキなシーンや印象に残っているシーンがドラマの1話から描かれていて、この先の展開もすごく楽しみですし、キュンとする瞬間もたくさんあるんだろうな、と思いました。瀧昌は無口で何を考えているか分からない感じがしますが、でも実際深く話してみて、中身を知っていけば、そのイメージとは違う、ステキな一面も見えてきます。表面上に見える部分と中身の部分のギャップがしっかり出せるように大切に瀧昌を演じていきたいと思います。」
――実際に衣装を着用してみて
「“海軍”のお仕事をしているということで、初めて軍服も着用させてもらったのですが、背筋が伸びて、気合が入りましたし、すごく新鮮な気持ちになりました。」
――芳根京子さんとの初共演について
「今回、ティザー撮影の時が芳根さんとは初めましてで、すごく緊張しました。不思議な感覚で撮影させて頂きましたが、この物語も結婚式をしてから出会う2人ということで、“初めまして”の部分がリンクしている感じがして、少し瀧昌の気持ちも感じることができました。」