ドラマ「あきない世傳 金と銀3」

「買うての幸い売っての幸せ」商いの道を通して人生を切り開く小芝風花の細腕一代記のシーズン3
NHK BS,BS4K 日曜 18:45 2026年4月日~ (全8回)
原作:髙田郁
脚本:山本むつみ
ドラマ「あきない世傳 金と銀3」 相関図 キャスト

小芝風花/加藤シゲアキ 朝倉あき 長澤樹/いしのようこ 内藤理沙 大西礼芳/
葵揚 佐久間悠 齋藤潤/小松利昌 北野秀気/池田努 菜 葉 菜 浅利陽介/細川直美
泉澤祐希 吉見一豊 八嶋智人/片岡千之助 萬田久子 髙嶋政伸 風間杜夫 舘ひろし
ドラマ『あきない世傳 金と銀3』 あらすじ ネタバレ キャスト
シーズン2では、主人公・幸(さち)[小芝風花]が、亡き夫・智蔵[松本怜生]との約束を果たし、江戸浅草田原町に呉服太物を商う「五鈴屋江戸店」を開店。小頭役に抜てきしたお竹[いしのようこ]、江戸支配人の佐助[葵揚]、手代になった賢輔[佐久間悠]、そして妹・結[長澤樹]とともに、知恵を出し合い、努力を惜しまず、「五鈴屋を百年続く店にする」ために日々精進を重ね、庶民のための小紋染めを開発、大ヒットさせる。
幸は大坂を出奔し行方の分からなかった前夫・惣次[加藤シゲアキ]と再会。また、妹・結を見染めた日本橋の本両替商・枡吾屋忠兵衛[髙嶋政伸]との出会う。
五鈴屋の未来に大きな波紋を広げていきそうな予感、というところで、終了した。
シーズン3は、その直後からの物語。幸にとっては、思わぬ敵が出現する。いったい誰が味方で、誰が敵なのか、「まさかまさか」の連続。幸や五鈴屋に迫る危機。恋あり、笑いあり、涙ありの怒とうの展開。
出演者コメント
小芝風花(主人公・幸)
<小芝風花さん コメント>
江戸編になり、一気に空気感が変わりました。
粋で人情味のある人たちと出会い、幸の商いもさらに勢いがつきます。
演じている役者さんも本当に素敵で、江戸にお店を出して本当に良かったです。
新たなメンバーを加え、さらに勢いが増しています。
また、江戸で再会する惣次さんが何を思い、何を考えているのか。
五鈴屋を脅かす存在なのか、味方なのかも分かりません。
喜びも悲しみもありますが、幸を、そして五鈴屋を、シーズン2も見守っとくれやす。
加藤シゲアキ(惣次・元五鈴屋5代目店主)
5代目として幸とともに五鈴屋を立て直そうとした惣次だが、原産地とのトラブルから店主を隠居、幸とも離縁し、店の売上銀三貫とともに大坂から姿を消した…。ある日、浅草の街中で賢輔(佐久間悠)が惣次を目撃する…。
<加藤シゲアキさん コメント>
行方をくらました惣次がどうやら再び登場するようです。
あの男のことですから商売をせずにはいられないはずですが、江戸ではどんな姿でなにをしているのか!?幸との再会はあるのか!?
お杉とは!?前シーズンを見ていた方は気になることも多いはず。
なにせ私自身がそう思いながら台本を読みましたから。
シーズン3も目が離せない展開が目白押し。どうぞ惣ぼんが現れる時を、楽しみにしていてくださればと思います。
髙嶋政伸(枡吾屋<ますごや>忠兵衛・本両替商)
日本橋屈指の大店・本両替商の枡吾屋の主人。幸は、栄次郎から招かれ江戸のえびす講の風情を見る際に立ち寄ったお店で、結とともに偶然出会うのだが…。
<髙嶋政伸さん コメント>
時代劇ですが、とてもモダンで、そして面白い。髙田郁先生の原作も読み始めたら止まらなくなり、特別巻を含めた15冊も一気に読んでしまいました。 このドラマに出演させて頂ける事に心から感謝をしています。
浅利陽介(和三郎・指物師)
生粋の江戸っ子の指物師。浅草田原町の五鈴屋開店に向け、店内で使用する見たこともない細工「撞木(しゅもく)」を注文された和三郎…。幸たちの工夫の狙いに驚き、職人として腕を振るう。以後、姉夫婦とともに五鈴屋と縁を深めていく。
<浅利陽介さん コメント>
江戸文化に衝撃を受ける五鈴屋の皆さんをはじめ幸を見て頂きたいです。
僕としましては、微力ながら気風のよい和三郎を演じましたのでどうぞお楽しみに!
菜 葉 菜 (お才・和三郎の姉)
和三郎から「面白い呉服屋が開店する」と聞いて、開店初日から駆けつける。浅草のおかみさん衆を誘って五鈴屋に来てくれる常連客に…。亭主は腕のいい染め物師だが、何か訳アリの様子。亭主の一件もあり、幸と無二の親友となっていく…。
<菜葉菜さん コメント>
江戸編から出演させて頂けること、作品の1ファンとして光栄に思います。
私は染め物師の亭主を持つお才という女性を演じています。
職人の亭主を支える逞しさと愛情深さを併せ持つとても素敵な女性です。
五鈴屋の女将、幸との出逢いにより変わっていく夫婦の姿を是非見守って頂けたら嬉しいです。
池田努(力造・染物師)
お才の亭主。父も名人だったが、ある事件をきっかけに体調を崩し亡くなる。それ以来、力造は型染から身を引いていたが、女房のお才の献身と幸との出会いで職人としての情熱を再び取り戻していく。
<池田努さん コメント>
原作を読んだ時、骨太で職人気質な江戸っ子らしい力造にとても惹かれていたので、今作からの参加を楽しみにしていました。現場は隅々まで心が通っているのが感じられて、それが自然と心と体を動かしてくれました。
キャストもスタッフの皆さんも明るく朗らかで、最高の現場でした!
放送を楽しみにしていてください。
佐久間悠(賢輔・治兵衛の息子)
五鈴屋の要石といわれた元番頭・治兵衛(舘ひろし)の一人息子。五鈴屋江戸店出店の功労者の一人。江戸店から丁稚から手代に昇格し、名も賢吉から元の名前の賢輔に戻る。大坂時代、幸の妹の結が実の弟のようにかわいがっていた。
<佐久間悠さん コメント>
賢輔役として参加させて頂きました佐久間悠です!シーズン1を見ていて、何度心動かされたことか…。そんな五鈴屋にこれから参加出来ると聞いた時は、ワクワクとプレッシャーで胸がいっぱいでした。それと大阪弁にはかなり苦戦しました(笑)。台本に書き込んでひたすら大阪弁を聴き込む生活に浸る中、現場に向かいましたが、皆さん暖かく迎えてくれて毎日楽しくて仕方なかったです!これから五鈴屋がどう成長していくのか、そして心の片隅に賢輔の成長する姿を観て頂けたら嬉しいです!
齋藤潤(吉二・栄次郎の弟子)
栄次郎(風間杜夫)の弟子で、歌舞伎の世界でも子役として徐々に注目される役者に成長しているところ。中村富五郎を目標に精進している。
<齋藤潤さん コメント>
初めての時代劇でした。
所作稽古では歩くことからの練習で、歩くことだけがこんなに難しいのだと実感しました。撮影のセットでは自分が見ていた世界のものとはガラッと変わって沢山不安を抱えていましたが、撮影でもキャスト、スタッフの皆様がとても温かく、支えていただきました。
吉二の可愛らしさもぜひ見守ってくだされば嬉しいです。
大西礼芳(お杉・元五鈴屋女衆)
五鈴屋で幸が女衆(おなごし)の時の先輩のひとり。ひそかに恋心を抱いていた惣次が天満の店を出ていった際、それを追うように大坂から姿を消していたのだが…。
<大西礼芳さん コメント>
「旦那さん……江戸に行かはるんや……」という意味深な言葉を残して消えたお杉にとって、待望の続編登場でございます。果たして彼女は幸に、惣ぼんに、五鈴屋の皆さんに再会するのでしょうか。はたまた…。
この物語に再び迎え入れてくださったスタッフ、キャストの皆さまの温かい笑顔と励ましの言葉に力みなぎった撮影の日々でした。活力のあるドラマを観ていただけると思います。放送を楽しみにお待ちください。
風間杜夫(菊瀬栄次郎・歌舞伎役者)
老け役の名役者。屋号は佐野屋。大坂の人形遣い・亀三(星田英利)の知り合い。
「江戸の粋とは…」など、幸にとっては江戸での商いの名アドバイザー!
<風間杜夫さん コメント>
お誘いを受けたときは、本当に嬉しかった。昨年放送されたシーズン1の評判が、僕の耳にも入っていた。この作品には、生きるヒントが散りばめられている。主人公が苦難を乗り越えて、より強くより豊かに立ち上がっていく姿は、現代を生きる我々にも大きな力を与えてくれる。
原作の壮大な物語を、躍動する脚本が牽引し、スタッフキャスト全員が抜群のチームワークで臨んで、最高のドラマに仕立て上げた。
小芝さんは現場では明るい女の子だが、いざ撮影となると、
凛として美しい。幸そのものではないか。
片岡千之助(中村富五郎・歌舞伎界のスター)
当代一の人気女形。屋号は大津屋。「曽根崎心中」のお初をつとめた際、大坂で亀三に教えを乞うたことも…。京で踊った「娘道成寺」が大当たり!いよいよ江戸でお披露目を控え、役者としての正念場を迎える中、幸と出会う。
<片岡千之助さん コメント>
この度、本作に出演させていただけたことをとても光栄に思っております。私にとりまして人生で初めての歌舞伎役者のお役でしたが、逆に難しさを感じながらも、小芝さんをはじめ周りの皆様に助けていただきながら、つとめさせていただきました。是非、沢山の皆さまにご覧いただけましたら幸いです。