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『明日はもっと、いい日になる』第2話 あらすじ・キャスト
警察から浜瀬市児童相談所に、男の子がコンビニで万引きをしたという連絡が入る。夏井翼(福原遥)と蔵田総介(林遣都)がコンビニに向かうと、その謎の男の子(千葉惣二朗)は翼が以前、町中で見かけた子だった。だがその謎の男の子は、名前も何も言わず、盗んだペットボトル飲料と菓子パンを手離そうとしない。
男の子を一時保護所に預ける翼と蔵田、南野丞(柳葉敏郎)は疲れて眠ってしまった男の子が小さなフィギュアを握りしめていることに気づく。そこには平仮名で“りずむ”と書かれていた。
翼は一時保護所のこどもたちにせがまれて、蒔田向日葵(生田絵梨花)と一緒に彼らを近所の神社で開かれる祭りに連れて行くことになる。すると、それを知った謎の男の子も一緒に行きたいと言い出す。ところが、子どもたちが祭りで遊んでいる最中、男の子が突然、つないでいた翼の手を振り払って逃げ出してしまう。
『明日はもっと、いい日になる』第1話 あらすじ・キャスト
“けいじになってたくさんの人を助けたい”——所轄の刑事として、幼い頃からの夢をかなえようとがむしゃらに働いていた夏井翼(福原遥)は、ある日突然、海辺の児童相談所への出向を命じられる。
気持ちの整理もつかないまま『浜瀬市児童相談所』に出勤した翼を出迎えたのは、翼が想像した児童相談所の「暗いイメージ」とは正反対に元気な子どもたちと、一時保護所で課長兼保育士をしている南野丞(柳葉敏郎)だった。南野の指示で相談課へと向かった翼は、そこで班のリーダーである児童福祉司の蜂村太一(風間俊介)や児童心理司の蒔田向日葵(生田絵梨花)ら職員たちと出会う。するとそこに、頬を腫らし、鼻にはティッシュをつめた児童福祉司の蔵田総介(林遣都)が現れる。蔵田は翼に「あなた、もしやいい人ですか?」と意味のわからない質問をする。翼は蔵田に対して戸惑いを覚える。
「子どもの泣き声が聞こえる」という通告があるマンションの住人から入った。訪問を嫌がる母親を説得して中に入ると、ふたりは男の子の内腿にアザがあることに気付く。が、何も言わずに家を出る蔵田に翼は「そのような対応の遅さが手遅れになる原因ではないか」と蔵田にぶつかる。すると蔵田は「児相の仕事は親の罪を暴くことではない」と言い放つ。
翌日、児童相談所へ小学校から189の虐待の緊急通告が入る。その子どもはマンションで会ったアザのある男の子だった。

ドラマ 『明日はもっと、いい日になる』キャスト 相関図

ドラマ 『明日はもっと、いい日になる』
刑事・福原遥が出向した児童相談所でのバディは林遣都。
フジテレビ 月曜 21:00 2025年7月7日~
脚本:谷 碧仁

福原遥コメント
台本を読ませていただいたのですが、読み終わったときにとても心が温かくなり、思わず涙が出てしまいそうな作品だなと最初に感じました。この作品の温かさをぜひ視聴者の皆さんに伝えたいと思ったのが素直な気持ちです。
本当に面白くてあっという間でした。いろいろなことを考えさせられる作品だなと感じました。親とこどもの愛が描かれているのですが、それぞれいろんなかたちの家族愛があるのだなと思い、胸に響きましたし、心が温かくなると同時に、少し心が軽くなるような作品だなと思いました。
ご自身が演じられる役の印象は?
私が演じる夏井翼はとにかく正義感が強くて、まっすぐです。自分が思った方向に突き進む女性なので、そのパワフルさ、エネルギッシュさを頑張って演じていきたいなと思っています。
私にとっては月9という存在がとても大きくて。小さい頃からたくさん月9のドラマを楽しんできたので、まさか自分がそこに出られるんだと思うと、いまだに信じられないくらいうれしいです。私も昔から楽しませていただいた場所なので、今度は私が視聴者の皆さんにその楽しさや感動を伝えられるように精いっぱい頑張りたいと思います。
とにかくこの月9という場所に自分が立たせていただくことを光栄に思います。いい作品にできるように、キャストやスタッフの皆さんと一緒に頑張っていきたいと思います!
このドラマは児童相談所に関わる親とこどもを救っていく物語です。それぞれいろいろな思いを感じる作品だと思います。このドラマを見終わった後に少しでも心が軽くなったり、温かい気持ちになってもらえるような作品にできればと思いますし、きっと見たあとは人に優しくなれるドラマだと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!
林遣都コメント
児童相談所を舞台にしたお話で、僕自身も子育て中ということで、日々こどもと向き合う中で大変なことや考えることがたくさんあります。ですので、とても共感する部分がこの物語の中にたくさんあり、きっと視聴者の皆さんも共感できる内容なのではないかと思います。子育てはうれしいこともたくさんありますが、基本的にはもう大変なことばかりで。さまざまな人に力を与える、届ける作品になるのではないかなと思い、すごくやらせていただく意義を感じました。
本当にすてきな物語です。毎日どれだけの思いで一つ一つの家庭と向き合っているかというところがすごく丁寧に描かれていて、まずはそこを一番に届けたいなという思いが湧きました。とにかくこの企画を立ち上げられた方々の思い、熱意みたいなものを脚本からすごく感じました。この脚本を読んで感じたものを、しっかりと見ていただく方にも届けられたらいいなという思いでいます。
本当に仕事人間なので、仕事以外の姿がなかなか見えてこないのですが、とにかく信念を持って、ブレずに一つのことを貫いて生きているその生き方がかっこいいなという印象です。児童相談所で働く方々の思いを背負っている、代弁しているような立場の人間だと思うので、自分のお芝居云々(うんぬん)というよりは、最初はやはりそこの部分をしっかりと届けられるように、演じられたらいいなと思っています。
うれしいですね。『残念な夫。』は、自分にとってもすごく大切で思い入れのある作品で。あの作品があったからこそ今の自分があるとも思っているぐらいなので、そういった意味では何か恩返ししたいですし、月9というものはやはりこの仕事を始める前、学生時代に一番見ていた枠のドラマだと思います。きらびやかなイメージがありますし、いつまでもあこがれもあります。そういった意味で出演できてすごくうれしいです。
僕以外にも児童相談所で働くさまざまな登場人物がいて、本当に言葉一つ一つに重みがあって、胸が熱くなるシーンがたくさんあります。自分が今子育てをしているということもありますが、台本を読んでいて泣けてくるシーンもいっぱいあって。自分が台本からいただいたものをしっかりと見てくださる方にも絶対に届けたいなという思いでいます。
7月からスタートするとてもすてきなドラマに出演させていただきます。月曜夜9時らしい、エネルギッシュで心温まるドラマになると思います。僕も一生懸命頑張りますので、絶対に絶対に見てください!よろしくお願いします。