目次
『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』 第3話
世田谷の閑静な住宅街で持田祥子(畑奈緒子)が何者かに襲われ、階段から転落した。
現場に臨場したSSBC強行犯係の伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)は搬送される祥子の首に赤い火傷のような跡が2つあり、左足の靴を履いていないことに気づく。機動捜査隊からは「防犯カメラ映像を集めてください」と指示されるものの、伊垣と名波は現場の階段に近づき、転落の経緯を推測。しかしそこに捜査一課の青柳遥(松下奈緒)が現れ、早々に追い出されてしまう。
『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』 第2話
都内6カ所にある200台の防犯カメラからのリアルタイム映像を眺めていた伊垣修二(大森南朋)は、「錦糸町」と表示された画面に指名手配犯・荒川泰三(吉岡睦雄)の姿を発見する。
2019年に霞が関の文部科学省前に爆発物を仕掛け、死者1名、重軽傷者5名を出し、事件直後にSNSに犯行声明が投稿されたことから「無差別テロを行った犯人」として指名手配された荒川。当時捜査一課に所属していた伊垣は、事件と捜査の概要を名波凛太郎(相葉雅紀)、青柳遥(松下奈緒)、捜査一課長の八重樫雅夫(遠藤憲一)らに説明し、荒川がカメラに映った錦糸町へ防犯カメラ映像を集めに出動する。
『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』 第1話
警視庁捜査支援分析センター、通称SSBC――防犯カメラ映像の収集分析やスマホ・パソコンのデータ解析、容疑者のプロファイリングなどを行い、あらゆる捜査を支援する部署。そこに新設された【SSBC強行犯係】は、殺人強盗放火などの凶悪事件を担当する”捜査一課”を専門に支援する別班で、先の久世俊介内閣官房長官(佐藤浩市)銃撃事件の犯人検挙にも多大な貢献をしていた。
《機動分析》担当の伊垣修二(大森南朋)をはじめ、《情報分析》を担当する木沢理(伊藤淳史)、《技術支援》担当の光本さやか(足立梨花)、《情報支援》担当の仁科瑠美(丸山礼)、そして《機動分析》担当の小山田勝也(髙木雄也)、城慎之介(野村康太)らが属するSSBC強行犯係に、ある日、元外資系証券会社のファンドマネージャーで「国家公務員総合職中途採用試験」に合格した”キャリア組”の名波凛太郎(相葉雅紀)が配属される。
ドラマ『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』 キャスト 相関図

ドラマ「大追跡 警視庁SSBC強行犯係」
大森南朋・相葉雅紀・松下奈緒は、警視庁に新設された分析・追跡捜査の専門刑事。
テレビ朝日 水曜 21:00 2025年7月9日~
脚本:福田靖

【キャスト】
- 伊垣修二(いがき・しゅうじ) 大森南朋
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《機動分析》担当。ノンキャリア。
捜査一課の刑事だったが、3年前に問題を起こし、【SSBC】に異動になった。
もともとは昭和気質の刑事で、正義感と共に刑事という仕事に泥臭い誇りを持ち、自分の手で1秒でも早く犯人を捕まえたいという気概を持っている。
そのため、あくまでも捜査を支援する部署で、自分の手で犯人に手錠をかけ、取り調べることはしない【SSBC】での仕事には欲求不満を感じている。
捜査一課の青柳遥とは、実は元夫婦。
警察庁から【SSBC】に出向してきた名波凛太郎の教育係に指名される。本来は捜査をしないのが【SSBC】だったはずが、名波の姿勢に影響され、捜査に動き始める。 - 名波凛太郎(ななみ・りんたろう) 相葉雅紀
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《機動分析》担当。
都内の一流大学を卒業し、外資系証券会社に就職。40歳を前に転職を考え、警察庁が2024年から実施している「国家公務員総合職中途採用試験」に合格し入庁した。中途採用でありながら、将来は警察官僚になる、いわゆる《キャリア組》。研修を終え、警視庁に出向し、【SSBC】に配属される。
頭脳は優秀、数字にはめっぽう強い。ビジネスで培われたコミュニケーション能力もある。【SSBC】のデジタル捜査を目の当たりにし、感動。名波はやがて教育係の伊垣と良きバディになっていく。
伯父は元警察庁長官で現・内閣官房長官の久世俊介。独身で結婚歴はなし。 - 青柳遥(あおやぎ・はるか) 松下奈緒
警視庁捜査一課・主任。ノンキャリア。
3年前、伊垣が捜査一課から追い出されたのと入れ替わるようにして、所轄から本庁に異動してきた。
伊垣とは実は元夫婦。やがてお互いの頑固さゆえ、公私ともにたびたび衝突するようになる。そしてついに遥が愛想を尽かし、離婚。
刑事としての優秀さとリーダーシップを捜査一課長の八重樫に認められ、主任に抜擢。捜査上、密に関わる【SSBC】には伊垣がいるが、プライベートな関係は持ち込まず“上から目線”で支援を要求してきた。
しかし、名波が加わり、伊垣×名波のコンビが暴走を始めることで、次第に迷惑を被ることに…。 -
木沢理(きざわ・おさむ) 伊藤淳史
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《情報分析》担当。
プロファイリングに精通していて、特に地理的プロファイリングを得意とする。
ベテランだが、ゲーム感覚で仕事をしている雰囲気がある。犯人が知能犯であればあるほど張り切るのだが、犯罪を憎んでいるという気持ちはほとんど感じさせない。 -
小山田勝也(おやまだ・かつや) 髙木雄也(Hey! Say! JUMP)
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《機動分析》担当。【SSBC強行犯係】の中堅。
【SSBC】には珍しい体育会系。防犯カメラ映像収集のために何時間も歩き続けたり、3日間眠らずに映像解析を続けたりすることができる。 -
光本さやか(みつもと・さやか) 足立梨花
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《技術支援》担当。
スマホやコンピューター解析のプロフェッショナル。
デジタルオタクながら、人付き合いにも身だしなみにも気を遣う大人の女性。
だが、木沢の自分への思いにはまったく気づいていない。 -
仁科瑠美(にしな・るみ) 丸山礼
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《情報支援》担当。
防犯カメラの画像処理や顔認証が得意で、そのスキルには絶対の自信を持つ女性。帰国子女らしく、時折リアクションに英語が混じることも…。名波のことが少し気になっている。 -
城慎之介(じょう・しんのすけ) 野村康太
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《機動分析》担当。一番の若手。
海外テレビドラマの影響からデジタルデータ分析に興味を持ち、一年前に【SSBC】に配属されたことで夢をかなえた。