目次
19番目のカルテ 第6話
内科から相談を受け、在宅ケアを望む患者の訪問診療を受け持つことになった総合診療科。徳重(松本潤)は、滝野(小芝風花)に担当を任せることを決める。滝野にとっては初めてのターミナルケア(終末期医療)だ…
19番目のカルテ 第5話
心臓血管外科の茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)は、卓越したオペ技術と華麗な経歴を持つ魚虎総合病院の看板医師。しかし、その素顔はベールに包まれており、プライベートについては誰も何も知らないミステリアスな人物だ。
そんな彼女の最近の関心ごとは、病院内の雰囲気が以前と変わってきていること。そして茶屋坂は、その「変化」の中心にいる徳重(松本潤)のとある過去を知ったことから、まるで獲物を狩るかのように興味と追求を徳重に向けていく。
茶屋坂の母・愛(朝加真由美)が、重篤な状態で魚虎総合病院に救急搬送される。それを機に茶屋坂の心身に異変が起きた。
19番目のカルテ 第4話
健康診断で糖尿病が発覚した安城耕太(浜野謙太)は、妻・早智(倉科カナ)に付き添われて内科に通院中。食事管理を徹底し、毎回病院にも付き添うなど、夫をサポートしてきた早智だったが、半年が経っても、耕太の検査結果は一向に良くならない。しかも、当の本人である耕太はどこかひと事のようで、治療に消極的だ。
19番目のカルテ 第3話
キー局の人気アナウンサーの堀田義和(津田健次郎)が、喉に違和感を覚えて魚虎総合病院にやってくる。
検査の結果、声帯の近くに腫瘍があることが発覚。堀田は、耳鼻咽喉科の平手(本多力)と外科医の康二郎(新田真剣佑)から、下咽頭がんを告知される…
19番目のカルテ 第2話
魚虎総合病院に、心臓に先天性の病気を抱えている少年・岡崎咲(黒川晏慈)が救急搬送されてきた。
付き添ったのは、兄の拓(杉田雷麟)。咲が生まれてから14年間にわたり主治医を務めて来た小児科医の有松しおり(木村佳乃)は、必死で処置にあたる。
総合診療医の徳重(松本潤)はなぜか兄の拓を気にかけている様子。カンファレンスで咲の容態急変時の様子を気にしたり、拓や咲の父・浩司(東根作寿英)について調べたり、と医師たちから訝しがられるような行動をしていた。有松は、自分の落ち度を探られているのかと感じ、不快感をあらわにする。
19番目のカルテ 第1話
18もの専門分野に細分化された高度な日本の医療――。
それぞれその専門医たちが診察・治療を行っているが、複雑な症状を抱えどの診療科にかかればいいかわからない患者がいたり、その結果患者が各科をたらい回しにされたり・・・という課題も生まれている。そんな数々の問題を解決するために誕生したのが、19番目の新しい科である総合診療科だ。しかし、世間的にも医師たちの間でも、まだその存在や意義が浸透していないのが現実だ。
そんな総合診療科を、とある街の地域医療の中核を担う魚虎総合病院が新設することになった。独断で総合診療科の新設を決めた院長の北野栄吉(生瀬勝久)は、総合診療医の到着を今や遅しと待っていた。
その頃、魚虎総合病院の整形外科では、全身の痛みを訴える女性患者・黒岩百々(仲里依紗)が診察を受けていた。検査で異常はないことが判明したが、百々はたった10分の診察にイライラを隠しきれない様子。
同じく整形外科に入院中の老年の男性患者・横吹順一(六平直政)も医師に対する不満を撒き散らし、担当医の滝野みずき(小芝風花)を手こずらせていた。横吹は、足の骨折で入院しているにもかかわらず「喉が痛い」と騒ぎ、「医者なのに風邪も治せないのか」と滝野に当たる始末。しかし、整形外科医の滝野にとって、喉の痛みは専門外。そのため、別の専門医に任せることしかできない滝野は、患者のそんな嫌味にも反論ができない・・・。時間に追われる医師たち、そんな医師たちに不満を持つ患者たちで、魚虎総合病院はどこかピリピリした空気が漂っている。そんな中、 “総合診療医”を名乗る徳重晃(松本潤)という男が現れる。
ドラマ 「19番目のカルテ」相関図 キャスト

ドラマ 「19番目のカルテ」
松本潤は、19番目の新領域・総合診療医。
TBS 日曜劇場 21:00 2025年7月13日~
原作:富士屋カツヒト
脚本:坪田 文
コメント

松本潤
このドラマをきっかけに「総合診療科」というものを知る方も多いのではないでしょうか? 僕もその1人です。
僕が演じる徳重は「総合診療」という新たな分野に、これからの日本の医療が変わっていく未来を感じながら患者さんと向き合っていきます。
この作品を通して、日本の医療の現状や「総合診療」に対する理解が少しでも広がっていくと嬉しいです。
また脚本もとても魅力的です。この作品を見てくださった方が温かい気持ちになったり、医療に対して少し前向きになれたり・・・。そんな、そっと背中を押してくれるようなドラマをお届けできたらと思っています。ぜひご期待ください。
小芝風花
初めて日曜劇場に参加させて頂く事になり、とても嬉しく思っています。「総合診療科」というものを、私はこの作品で初めて知りました。
時には、原因が分からず色んな科をたらい回しにされてきた患者さんの、最後の砦となる科です。
この作品には、特殊な能力を持った医師も、天才的な技術で患者を治す医師も出てきません。
患者さんと対話し、真っ直ぐ、とことん向き合うお医者さんのお話です。素敵な作品になるよう精一杯頑張りますので、楽しみに待っていてください。
新田真剣佑
今回初めて医師役に挑戦させていただきます。
僕が演じる東郷康二郎は松本さん演じる徳重とは真逆の人物で、物事を合理的に対処する性格です。
その性格の根源には、同じ病院で外科部長を務めている父の存在があります。
父への葛藤、徳重との衝突、といった様々なことを乗り越え、東郷康二郎が医師として成長していく姿にご注目ください。
木村佳乃
日々楽しんで撮影しております。
初めてご一緒させていただくスタッフさん俳優さんもたくさんいらっしゃり、まだ緊張しております。
いつもお世話になっている小児科の先生を演じることになり、背筋が伸びる思いです。
皆さんに楽しんで見ていただけるとありがたいです。
田中泯
僕が演じるキャラクターにはカラダがある。これがそもそもの始まり。このキャラクター(ヒト)には立場がある、面白い。ヒトの立場には、その立つ環境と時代があるわけだ・・・色々考える、これも面白い。ヒトは、僕の言葉とは違う、台本に書かれたヒトの言葉で、声を出し始める。「いくつになっても迷うもんは迷う」その通りだ。でも「面白い!」こんな具合に言ったことはまだ無い。どんなヒトに僕はなっていくのか・・・これって、成長なのかしら?
