ドラマ『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』 あらすじ
【SSBC=捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)】は、平成21年(2009年)に警視庁に新設された、分析・追跡捜査の専門部隊。初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォン、パソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う《現代捜査のキーマン》とも言うべき最先端のプロフェッショナル集団。
2024年、大きな注目を集めた広域強盗事件で《指示役》と呼ばれる人物が逮捕された件では、秘匿性の高い通信アプリを解析し、事件の解明と指示役の立件に大きく貢献した。
ドラマ『大追跡 警視庁SSBC強行犯係』 キャスト 相関図

伊垣修二(いがき・しゅうじ) 大森南朋
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《機動分析》担当。ノンキャリア。
捜査一課の刑事だったが、3年前に問題を起こし、【SSBC】に異動になった。
もともとは昭和気質の刑事で、正義感と共に刑事という仕事に泥臭い誇りを持ち、自分の手で1秒でも早く犯人を捕まえたいという気概を持っている。
そのため、あくまでも捜査を支援する部署で、自分の手で犯人に手錠をかけ、取り調べることはしない【SSBC】での仕事には欲求不満を感じている。
捜査一課の青柳遥とは、実は元夫婦。
警察庁から【SSBC】に出向してきた名波凛太郎の教育係に指名される。本来は捜査をしないのが【SSBC】だったはずが、名波の姿勢に影響され、捜査に動き始める。
名波凛太郎(ななみ・りんたろう) 相葉雅紀
警視庁刑事部【SSBC強行犯係】のメンバー。《機動分析》担当。
都内の一流大学を卒業し、外資系証券会社に就職。40歳を前に転職を考え、警察庁が2024年から実施している「国家公務員総合職中途採用試験」に合格し入庁した。中途採用でありながら、将来は警察官僚になる、いわゆる《キャリア組》。研修を終え、警視庁に出向し、【SSBC】に配属される。
頭脳は優秀、数字にはめっぽう強い。ビジネスで培われたコミュニケーション能力もある。【SSBC】のデジタル捜査を目の当たりにし、感動。名波はやがて教育係の伊垣と良きバディになっていく。
伯父は元警察庁長官で現・内閣官房長官の久世俊介。独身で結婚歴はなし。
青柳遥(あおやぎ・はるか) 松下奈緒
警視庁捜査一課・主任。ノンキャリア。
3年前、伊垣が捜査一課から追い出されたのと入れ替わるようにして、所轄から本庁に異動してきた。
伊垣とは実は元夫婦。やがてお互いの頑固さゆえ、公私ともにたびたび衝突するようになる。そしてついに遥が愛想を尽かし、離婚。
刑事としての優秀さとリーダーシップを捜査一課長の八重樫に認められ、主任に抜擢。捜査上、密に関わる【SSBC】には伊垣がいるが、プライベートな関係は持ち込まず“上から目線”で支援を要求してきた。
しかし、名波が加わり、伊垣×名波のコンビが暴走を始めることで、次第に迷惑を被ることに…。
ドラマ「大追跡 警視庁SSBC強行犯係」
大森南朋・相葉雅紀・松下奈緒は、警視庁に新設された分析・追跡捜査の専門刑事。
テレビ朝日 水曜 21:00 2025年7月9日~
脚本:福田靖