目次
照子と瑠衣 第8話(終)あらすじ キャスト

長崎県の女子高生・由奈(藤﨑ゆみあ)は進路に悩んでいた。東京の大学には受かったが、彼氏は長崎に残るから離れ離れだ。そんな時、最近町にやってきた二人の年輩の女性の噂を耳にする。全国を旅していて、一人は元歌手でもう一人は占いをするらしいと聞いて訪ねる由奈。占いをするのは照子(風吹ジュン)、その道連れは瑠衣(夏木マリ)といった。照子は由奈をタロットで占い、由奈の未来に力強いエールを送る。

相関図
照子と瑠衣 第7話 あらすじ キャスト

照子(風吹ジュン)と瑠衣(夏木マリ)はクリスマスに向けて旅立ちの準備を進めていたが、こっそり住んでいた別荘を照子の夫・寿朗(大和田伸也)が探し当ててしまった。照子は寿朗と対峙する決意をし、逃亡先に八ヶ岳を選んだ理由を瑠衣に明かすのだった。
そしてクリスマスの夜、譲二(山口智充)の店に照子と瑠衣が着くと、そこで歌っていたのは依子(福地桃子)の母・冬子(松雪泰子)だった。娘の出産に合わせて帰国したのだ。
照子と瑠衣 第6話 あらすじ キャスト

クリスマスが近づき、照子(風吹ジュン)と瑠衣(夏木マリ)は八ヶ岳での残りの日々を惜しむように過ごす。二人が出て行くことに納得のいかない譲二(山口智充)。依子(福地桃子)の妊娠がわかり瑠衣は大喜びし、自分がかつて離別した娘のことを思い出す。これまでの人生を振り返り、これから先の人生への期待に胸膨らませる二人。だがその頃、照子の夫・寿朗(大和田伸也)が、ついに二人の行方を探り当てようとしていた。
照子と瑠衣 第5話 あらすじ キャスト

照子(風吹ジュン)に占ってもらいたいと譲二(山口智充)が訪ねて来た。どうやら瑠衣(夏木マリ)とのことを占いたいらしい。照子は嬉しい反面、クリスマスまでにここを出なければならないことを思い出す。瑠衣の歌も人気が出て八ヶ岳での生活に愛着がわき始めていた。だがそんな矢先、照子は持ち歩いていた全財産をバイト先で失くしてしまう。まさか盗まれた?切羽詰まった照子と瑠衣は、こっそりと東京に向かう。
照子と瑠衣 第4話 あらすじ キャスト

徐々に八ヶ岳の生活にも馴染んできた照子(風吹ジュン)と瑠衣(夏木マリ)。二人が親友になったのは、20代の同窓会がきっかけだった。照子(久保田紗友)と瑠衣(光宗薫)は、かつての同級生との会話に馴染めず会場を抜け出し、二人だけで誰にも言えなかった心の傷を打ち明け合ったのだ。その思い出を胸に、瑠衣は今日もステージで歌う。
一方、照子が依子(福地桃子)のガソリンスタンドに行くと、驚きの報せが待っていた。
照子と瑠衣 第3話 あらすじ キャスト

照子(風吹ジュン)は忘れ物を探しに依子(福地桃子)夫婦のガソリンスタンドへ行くが、そこで静子(由紀さおり)に会ったことで、なぜか待合室でお客さん相手にタロット占いを始めることになる。家に帰ると瑠衣(夏木マリ)が電気やガスを使えるようにしていて、照子は衝撃を受ける。よかれと思ってやってくれたことだが照子にはそれをしない理由があったのだ。二人は譲二(山口智充)の店を訪れ、互いの隠し事を語り合う。
照子と瑠衣 第2話 あらすじ キャスト

八ヶ岳の別荘地で素性を隠して暮らし始め、束の間の解放感に浸る照子(風吹ジュン)と瑠衣(夏木マリ)。徐々に地元の人々とも交流し始め、ガソリンスタンドの依子(福地桃子)やご近所の静子(由紀さおり)などと知り合う。照子は清掃のバイトを見つけ、そのお金で瑠衣に何かご馳走したいと入ったお店で、つい瑠衣が歌手であることを明かしてしまう。店主(山口智充)は店で歌うことを勧めるのだが、瑠衣は気乗りしない。
照子と瑠衣 第1話 あらすじ キャスト

照子(風吹ジュン)は、親友・瑠衣(夏木マリ)を助手席に乗せドライブに出る。傍からは70代女子の楽しげな旅行に見えたが、実は決意の逃避行。アパートを追い出された瑠衣から「助けて」と電話をもらった照子は、モラハラ夫(大和田伸也)との暮らしに見切りをつけ自らも荷物をまとめて家を出たのだった。各々の事情を抱えつつも、二人は八ヶ岳の別荘地で素性を隠してこっそり暮らし始める。
照子と瑠衣 相関図

照子と瑠衣
照子(風吹ジュン)は、親友・瑠衣(夏木マリ)と別荘地で素性を隠して暮らし始める
NHK BS BS4K 日曜 22時 2025年6月22日~ <連続8回>
原作:井上荒野
脚本:大九明子 フルタジュン(1~3話)
配役とコメント
風吹ジュン
主演・音無照子役:70代の主婦。穏やかな性格で、夫の元で平凡な生活を送っていたが、親友・瑠衣の「助けて」の言葉を受けて逃避行に出る。突飛な行動に見えたが、実は密かな計画があった…
風吹ジュン コメント
井上荒野さんの原作『照子と瑠衣』、70歳女性二人が現状からの逃避行。長野の別荘地で始まる二人の共同生活はワクワクするストーリーの始まりです。
大九明子監督率いるスタッフと撮影チームですから期待せずにはいられません。そして相棒の魅力的な瑠衣を演じるのは私より10日間だけお姉さんの夏木マリさんです。なんと私たち、20代の頃に出会っていたのに今回が念願の初共演になります!
全8話の今作は原作に大九監督のエッセンスを散りばめた脚本となりました。その演出はまるで力強いコンダクターです。そして、なんといっても相手役の夏木マリさんと息が合うことがとても重要な「照子と瑠衣」です。でもご安心ください!リアルに70歳越えの二人の相性はバッチリのようです(笑)
折角のこれまで生きた経験を活かし切り、魅力滴るドラマにしたいですね。
私が演じる照子は、昭和平成令和をお手本のように生きてきた逃げ場の無い主婦!
時間をかけて干からびそうになった日常生活の蓑を脱ぎ捨てる決意をします。
高齢でも青春は存在する事を証明したい!私にとって第二弾目になる魂萌え!です。
ストレンジャーで夢や勇気 、新しい発見が届く、誰もが共感を持てるドラマになりますようにと祈りなから…。
夏木マリ
主演・森田瑠衣役:歌う事に自信を無くした70代の歌手。照子と対照的な性格で感情のままに生きているが、なぜか照子とは気が合う。生活に困って親友・照子を頼るが、2人で思わぬ旅に出る事になる。
夏木マリ コメント
映画『テルマ&ルイーズ』を観て、こういう物語を演りたいと思った過去があります。
あれから随分時間が経ちましたが、今「照子と瑠衣」として演じられることになり、おばちゃん達のロードムービーとしての参加を嬉しく思います。高齢者がヒロインの作品が少ない中、世の中は高齢者多数の現在、たくさんの方々に観ていただけるよう、そして美しい作品になるべく演じていきたいと思います。
今回のドラマのベースとなる井上荒野さんの原作も読ませていただき、老いの覚悟はありながら疾走感のあるいい物語だなと感じました。
風吹ジュンさんとは同期ということもあり、キターという感じ、楽しい毎日です。
今、友達を少なくしている私にとって、この作品で、久々に友人といられる幸せを楽しみたいと思います。
二人の逃避行お付き合いください。
松雪泰子
依子の母親・冬子役:イタリアで暮らしているが、依子に会いに帰国。照子と瑠衣に出会い、親交が生まれる。
松雪泰子コメント
『照子と瑠衣』の台本を初めて読んだとき、心が躍るようなワクワク感を覚えました。
今回、冬子役を演じることができたことに、心から感謝しています。彼女は、生い立ちを含め人生に様々な事を抱えて生きていますが、その事を感じさせない明るさと強さを持った女性です。大九監督の素敵な台詞によって、冬子ファミリーは暖かく幸せに描かれています。撮影現場も暖かく、とても素晴らしい時間でした。娘役の桃子ちゃん、その夫役の三浦くん、そして私の夫役の、世界で活躍するピアニストであるアルベルト・ピッツォさん。皆様と家族で過ごした撮影時間は愛ある素敵なものでした。そして、照子さん瑠衣さんとのシーンの撮影は、感動的かつもどかしくて複雑で、とても豊かな時間でした。2人の女性たちが主人公となるこの作品を通じて、視聴者の皆様に勇気や希望が届くことを願っています。
配役
福地桃子 (ガソリンスタンドの店員・大岬依子役)
八ヶ岳のガソリンスタンドを夫婦で経営している。地域の触れ合いの場になればといろいろ試す中で、照子と瑠衣と親しくなっていく。
久保田紗友 (20代の照子役)
同窓会で瑠衣と再会。同級生との会話に馴染めず2人で会場を抜け出し、心に抱えたままだった思いを明かし親友となっていく。
光宗薫 (20代の瑠衣役)
プロの歌手として生計を立てている。同窓会で照子と再会し、誰にも言えなかった心の傷を打ち明け、唯一無二の存在となる。
藤﨑ゆみあ (長崎の女子高生・由奈役)
長崎の女子高生。東京の大学に受かったが、長崎に残る彼氏と離れてもよいのか進路に悩む。
山口智充 (店主・梓川譲二役)
瑠衣がライブを行う八ヶ岳のカリー屋&ライブBAR店主。東京から来た歌手・瑠衣に仄かな想いを寄せる。
萩原聖人 (照子の恩師・椎橋良典役)
照子が若い頃に助手を務めた大学講師。日本史の研究をしている。
筒井真理子 (由奈の母親・由紀役)
由奈の母親。かつては中学校の教員だったが、由奈を生んで仕事から離れた。

- [原作] 井上荒野『照子と瑠衣』
- [脚本・ディレクター] 大九 明子
- [撮影] 中村 夏葉
- [照明] 常谷 良男
- [録音] 小宮 元 渡辺 丈彦 鈴木 健一郎
- [美術] 安藤 真人
- [装飾] 小谷 直美
- [編集] 米田 博之
- [スクリプター] 目黒 亜希子
- [カラリスト] 河原 夏子
- [音楽] 侘美 秀俊
- [音楽プロデューサー] 田井 モトヨシ
- [衣裳] 江頭 三絵
- [ヘアメイク] mi-co(風吹ジュン担当) Aya Iwasawa(夏木マリ担当) 清水 美穂 遠山穂波 佐々木 博美(由紀さおり担当)
- [助監督] 宮﨑 剛
- [制作担当] 大塚 博之
- [監督助手] 副島 正寛 齋藤 はな 王 鵬寧
- [監督助手見習い] 宮本 竣介
- [監督助手応援] 成瀬 朋一 金子 功 大西広晃 清川 昌希
- [制作主任] 谷 尚明 松本 慎太朗
- [制作進行] 堤 秀斗
- [制作応援] 中村 哲也 中 治人 市村 優
- [撮影助手] 橋本 朱理 石田 葉子 石垣 太一
- [撮影応援] 砂原 洋一 亀井 耶馬人 榮 穣
- [特機] 黒田 萌子
- [照明助手] 菅原 陽一朗 福長 弘章 柴田 裕哉 金 寿栄
- [照明応援] 菱田 愛羽 斎藤 順 中山 悠希 小日向 賢治
- [録音助手] 内藤 和冬 大森 円華 内藤 慶貴 藤岡 祐奈
- [美術助手] 栗原 啓伍 田崎 詠里子
- [装飾助手] 船橋 果鈴
- [持ち道具] 阿久井 愛都 深澤 明子
- [衣裳助手] 加隈 由貴 吉川 凛
- [ヘアメイク応援] 菅原 乃愛 佐藤 法子 黒崎 光俊 深瀬 璃桜 尾上 摩琴
- [フードコーディネーター] 石田 有花
- [車輛] 麻生 顕嗣 森下 史也 山口 裕介 本多 徹 佐藤 浩司
- [劇用車] 入江 久夫 嶌村 ジェンマイ
- [カースタント] 佐藤 裕
- [タロット指導] ますかた 一真
- [長崎ことば指導] 石長 由紀子 種川 遼 福田 修志
- [手編みニット制作/指導] 青木 千鶴
- [アクションコーディネーター] 八尾 宗徳
- [オンラインエディター] 中野一生 中薗安弥子
- [VFXプロデューサー] 齋藤真裕
- [コンポジター] 石田 延哉 武坂 耕二 成田 純子 菅井 忠幸 石坂 成美
- [テクニカルディレクター] 斎藤 岳史
- [ポスプロコーディネーター] 小島 岳志
- [ポスプロマネージャー] 岡田 浩二
- [データ管理] 豊里 泰宏
- [サウンドデザイン] 廣中 桃李
- [スタジオオペレーター] 加藤 詩織
- [ディレクターマネジメント] 矢野 義隆
- [スチール] 新藤 早代
- [キービジュアル] 千葉 美沙都 重本 大輔 栗原 凪沙 古里 泰司 石塚 千風悠
- [番組広報] 金 倫衣
- [アシスタントプロデューサー] 深澤 江里 飯田 美保
- [ラインプロデューサー] 梅本 竜矢
- [企画プロデューサー] 大田 貴史
- [プロデューサー] 古賀 俊輔 長坂 淳子
- [制作統括] 阿利 極 遠藤 理史